○足立
委員 自民党の皆さんは重々わかっていらっしゃる答弁だと思いますが、私は、もう最悪だと思いますよ。いや、配るのはいい。この持続化
給付金というのはすばらしい制度です。産業分野には、経済産業省の分野には
雇用調整助成金のような制度がないので、ゼロから新しい制度をつくった。その点で、
自由度の高い、大変よい制度ができている。
雇用調整助成金は悪い制度です。悪いって、いいんですよ、平時にはいいんだけれども、非常事態には役に立ちません。だって、今、もう行列で、誰もそれを
受給できないでいるじゃないですか。
そういうのに比べると、あしたもやりますけれども、押印が要らない。
奈須野さん、何か、持続化
給付金の
申請には判こが要らないんでしょう、印鑑が。もう全部やめたらいいじゃないですか、そんな。できるんだから、それで。それで二百万円配れるんですよ。全てオンラインで、押印も要らない、
書類も。今おっしゃった、デジタルでいろいろできるようにしている。
だから、新しい面もあるけれども、でも、今あった整理番号だけは竹とやりですよ。わかりますか、自民党の皆さん。そんなことで百万者処理するんですよ。
なぜこれが問題か。いいですよ、この新型コロナのパンデミックの
対応が一カ月で終わるならそれでいいですよ。でも、これから、もしかしたら半年、最悪一年、二年と続くかもしれないこのパンデミック
対応。私は、持続化
給付金は第二弾は絶対要ると思いますよ。第三弾も要るかもしれない。そのときに、竹とやりでずっとやるんですか。
奈須野部長が毎度御紹介いただいているこの持続化
給付金は、メーンの
対象は家賃です。固定費で穴があいている家賃を埋めることに大変役に立つ制度。ただ、低額だから問題があるんだけれども、でも、足しにはなります。
ところが、今、家賃については、
国会がぼうっとしているものだから、神戸市とか新宿区とかが独自のスキームを発表しています。
そのスキームというのは、家賃をオーナーが減額したら、その減額の八割なら八割を補助するスキームです。まさに、きょう野党が共同で提出した家賃
支援法案に、我々日本維新の会が
皆様にお願いをして入れていただいた第五条、きょうの家賃法案の第五条の補助スキームと全く同じです。我々維新の会が入れ込んだスキームというのは、まさに神戸市がやり、新宿区がやっている制度です。でも、それは単費でやっているんですよ。もしかしたら
臨時交付金を使うかもしれませんけれどもね。
だから、申し上げたいのは、まあ第一弾は仕方ない。第一弾は、後から追いかけてでもいいですよ。後から追いかけてでもいいから、私は、持続化
給付金、
個人事業主についてはマイナンバーを付して管理していく。
そうすると、何がいいことがあるかといったら、神戸市や新宿区が名寄せできますね、併給調整できます。併給調整というのは、別にどっちかをやめろということではありません。でも、新宿区や神戸市や
全国の
自治体が地元の
事業者を支えるときに、どの
事業者が
休業要請を受けて
休業している
事業者か、どの
事業者が経済産業省の
給付金をもらっているのか、どの
事業者が厚生労働省の
支援を受けているのか、今全部縦割りで、誰もわからないんですよ。
奈須野部長、これは連休明けからやるんだからもう遅いんだけれども、私は、後追いでもいいからマイナンバーを入れていきたいと思います。私たちの力で、与党の
皆様の力もかりて、マイナンバー法、議員立法で
改正したいと思いますが、後からできるかな、今つくられているシステム、ここに、法人番号だけではなくてマイナンバーも書いていただく欄を一つ追加する、システム改修に何日ぐらいかかりますか。