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2010-05-24 第174回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十二年五月二十四日(月曜日) 午後三時五十分
開議
出席委員
委員長
牧野
聖修
君
理事
岡本 英子君
理事
中林美恵子
君
理事
萩原 仁君
理事
橋本
清仁
君
理事
畑
浩治
君
理事
棚橋
泰文
君
理事
西野あき
ら君
理事
富田 茂之君
井戸まさえ
君
石田
三
示君
石津
政雄
君
磯谷香代子
君
勝又恒一郎
君 金子 健一君 桑原 功君 古賀
敬章
君 首藤 信彦君
菅川
洋君 高井 崇志君 中後 淳君 花咲
宏基
君 平山
泰朗
君 福島
伸享
君
福田
昭夫君
福田衣里子
君
森本
哲生
君 横山 北斗君
吉田
泉君
吉田
公一君 和嶋 未希君 あべ 俊子君
赤澤
亮正
君
大村
秀章
君 岸田 文雄君 菅 義偉君
高木
毅君 武部 勤君 松野 博一君
三ッ矢憲生
君
漆原
良夫
君
佐々木憲昭
君
服部
良一
君 …………………………………
総務大臣
原口
一博君
総務
副
大臣
渡辺 周君
総務大臣政務官
階 猛君
衆議院調査局
第二
特別調査室長
岩尾 隆君
—————————————
委員
の異動 五月二十四日
辞任
補欠選任
太田
和美
君
石田
三
示君
柿沼
正明
君
勝又恒一郎
君
笠原
多見子君
磯谷香代子
君
川越
孝洋
君
福田衣里子
君
森本
哲生
君
石津
政雄
君
石原
伸晃
君
高木
毅君 二階
俊博
君
三ッ矢憲生
君
井上
義久
君
漆原
良夫
君
中島
隆利
君
服部
良一
君 同日
辞任
補欠選任
石田
三
示君
太田
和美
君
石津
政雄
君
森本
哲生
君
磯谷香代子
君
笠原
多見子君
勝又恒一郎
君
菅川
洋君
福田衣里子
君
川越
孝洋
君
高木
毅君
石原
伸晃
君
三ッ矢憲生
君
大村
秀章
君
漆原
良夫
君
井上
義久
君
服部
良一
君
中島
隆利
君 同日
辞任
補欠選任
菅川
洋君
柿沼
正明
君
大村
秀章
君 二階
俊博
君
—————————————
本日の
会議
に付した案件
委員長不信任動議
国会議員
の
選挙等
の
執行経費
の
基準
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
第一九号) ————◇—————
牧野聖修
1
○
牧野委員長
これより
会議
を開きます。
内閣提出
、
国会議員
の
選挙等
の
執行経費
の
基準
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。 この際、御報告申し上げます。 前会の
赤澤委員
からの
提案
につきましては、
理事会
で
協議
いたしましたが、
委員長
としては、引き続き誠実に
努力
させていただくことといたします。
畑浩治
君。
畑浩治
2
○
畑委員
動議
を
提出
いたします。 本案の
質疑
を終局されることを望みます。
牧野聖修
3
○
牧野委員長
畑君の
動議
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
牧野聖修
4
○
牧野委員長
起立
多数。よって、そのように決定いたしました。
—————————————
牧野聖修
5
○
牧野委員長
これより
討論
に入ります。
討論
の
申し出
がありますので、順次これを許します。
赤澤亮正
君。
赤澤亮正
6
○
赤澤委員
私は、
成規
の
賛成
を得て、
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
特別委員長牧野聖修
君
不信任
に関する
動議
を
提出
いたします。
委員長
には、直ちに
理事会
で
取り扱い
を
協議
していただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。私は、
牧野委員長
は私の
動議
を直ちに
理事会
で
協議
する
責任
があると思っております。よろしくお願いいたします。
牧野聖修
7
○
牧野委員長
速記
をとめてください。 〔
速記中止
〕
牧野聖修
8
○
牧野委員長
速記
を起こしてください。 ただいま、
赤澤亮正
君から、
成規
の
賛成
を得て、
不信任
の
動議
が出されておりますので、本
動議
は、私の
一身上
の問題でありますから、
不信任
の
動議
が
提出
されましたので、この際、暫時
休憩
いたします。 午後三時五十六分
休憩
————◇————— 午後四時十四分
開議
牧野聖修
9
○
牧野委員長
休憩
前に引き続き
会議
を開きます。
赤澤亮正
君から、
成規
の
賛成
を得て、私、
委員長
に対する
不信任
の
動議
が
提出
されております。 本
動議
は、私の
一身上
の問題でありますから、この際、本席を
理事橋本清仁
君に譲ることといたします。 〔
委員長退席
、
橋本
(清)
委員長代理着席
〕
橋本清仁
10
○
橋本
(清)
委員長代理
委員長
の指名により、私が
委員長
の職務を行います。 これより、
赤澤亮正
君
提出
の
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
特別委員長牧野聖修
君
不信任
に関する
動議
を
議題
といたします。
提出者
の
趣旨弁明
を許します。
赤澤亮正
君。
赤澤亮正
11
○
赤澤委員
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
特別委員長牧野聖修
君
不信任
に関する
動議
、 本
委員会
は、
委員長牧野聖修
君を信任せず。 右の
動議
を
提出
する、
平成
二十二年五月二十四日。 以下、
理由
を申し述べます。 まず第一に、
委員長牧野聖修
君は、
国民
の求める、そして、かねてより
自民党
が求める
鳩山総理
、
小沢幹事長
、さらには
石川
、
小林
両
議員
の
証人喚問
の
実現
に
努力
をされておられません。 この四名の
証人喚問
については、現時点において、求める
国民
の声が八割前後でございます。このような
国民
の声を無視して、その
証人喚問
の
実現
を求める
野党
の声にもこたえず
議事
進行しようとする
牧野聖修
君の
議事運営
は、到底、公平、円満なものとは言えません。 次に、
委員長牧野聖修
君は、
国民
の求める
インターネット選挙
の
解禁
に関する
法案
についての
取り扱い
をかねてより
野党
が明らかにするよう求めているにもかかわらず、一切、その
努力
をしておりません。 この
インターネット解禁
に関する
法案
については、私も指摘をしたところでありますけれ
ども
、
公布手続
、
周知期間
、そういったことを考えれば、七月十一日と言われております
参議院選
に間に合わせるには、もう既に
公布手続
に入っていなければ間に合わない、一月の
周知期間
がとれないといったような大きな問題があります。 しかしながら、
与党
の、あるいはマスコミの報道により、
国民
は、七月の
選挙
から
インターネット選挙
は
解禁
されるものという
期待
をもう既に持っております。
政治
の
信頼
を失わないために、ぜひこの
法案
の
取り扱い
をしっかりと明らかにしていただき、そして、
選挙
に関する
ルール
でありますから、この
衆議院
において、この
倫選
特においてしっかりと
審議
することが必要である。このような
観点
に立って、我が
自由民主党
がその
取り扱い
を明らかにするように、このことを求めているものでありますが、しかしながら、その
努力
を
委員長牧野聖修
君はしておりません。 このようなことでは、
国民
の
期待
にこたえて、
参議院選
から
インターネット選挙
を行うことは到底不可能であります。
委員長
の適格に欠けると言わざるを得ません。 また第三に、かねてより我が
自由民主党
は、
鳩山総理
ほか四名の
証人喚問
、そして
インターネット選挙
を
解禁
する
法案
の
取り扱い
を明らかにすることがこの
国会議員
の
選挙等
の
執行経費
の
基準
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
の
審議
に入る
前提条件
であるということを申し上げてまいりました。 この
執行経費
についても、しっかりと
投票率
の
向上
を
実現
するための
経費配分
について慎重
議論
する必要、そういったものがございます。
インターネット
の
解禁
による
投票率
の
向上
を目指す、いわば
選挙
の金と
ルール
にかかわるものでありますから、両輪としてしっかりと
議論
をしていきたい、こういうことで
申し入れ
をしていたものでございます。 さらに申し上げれば、この
執行経費
の
法案
は、
事業仕分け
の
評決
の結果を受けて
執行経費
を大幅に
削減
するものでありますが、その
削減
の
内容
が
投票率向上
のための
経費
を削り過ぎているのではないかといったような疑問もなしとはしません。
慎重審議
が求められるところであります。 しかしながら、先週金曜日、五月の二十一日に、
委員長牧野聖修
君は、
職権
で本
委員会
を立て、しかも新しい論点が多々設けられているにもかかわらず、この
法案
を一時間十五分の
審議
で
採決
しよう、
採決
を強行しようとされたわけであります。 その際には、私の
質疑
の最中の
理事会開催
の
申し入れ
、そしてまた先ほどの
鳩山総理
ほか四名の
証人喚問
、さらには
インターネット選挙
を
解禁
する
法案
の
取り扱い
について明らかにしてほしい、
理事会
で
協議
してほしいという
申し入れ
も全く聞き入れていただくことができず、私の
審議
時間を
いたずら
に浪費せざるを得なかったというところであります。 結びになりますけれ
ども
、この間の強引な
議事運営
、これは公平、円満とはほど遠いものであります。今の私
ども
に課せられた
使命
は、
党派
を超えて、
党利党略
を超えて、
政治倫理
を
確立
し、そしてまた
投票率
の
向上
などに資する
公職選挙法
の
改正
を
実現
していく、これが本
委員会
の
使命
であると思いますが、以上申し上げた
理由
により、
委員長牧野聖修
君の
議事
のもとでは、そのような本
委員会
の
使命
を果たせないものであると信じます。 以上が、本
動議
を
提出
した
理由
でございます。
委員各位
の御賛同を心からお願い申し上げ、
趣旨説明
といたします。(
拍手
)
橋本清仁
12
○
橋本
(清)
委員長代理
これにて
趣旨弁明
は終わりました。 これより
討論
に入ります。
討論
の
申し出
がありますので、順次これを許します。
畑浩治
君。
畑浩治
13
○
畑委員
民主党
の
畑浩治
でございます。 ただいま
提出
されました
牧野聖修委員長
の
不信任決議案
につきまして、
民主党
、社会
民主党
を代表しまして、
反対
の
討論
を行います。
牧野委員長
は、本日まで、
野党
各
会派
の
意見
を尊重してまいりました。そして、二十一日金曜日の
採決
を行うことを一たんは延期して、本日に至ったものであります。そもそも、金曜日のこういう
運営
の中において、
自民党理事側
の
詰め寄り
に対しまして丁寧に、そして
審議
を打ち切らずに対応されたことも
皆さん御存じ
のとおりであります。 また、何ら本
法案
の
審議
の
手続
については瑕疵があるものではありません。そして、本
法案
の
審議
時間につきましても、過去の類例から見て何ら問題がないものであります。むしろ、時間を十分とっているものであります。そしてまた、これまでも中立公正な
運営
に努めてまいった。これは、各党各
会派
が同様に十分御承知のことと思います。 本日の
委員会
につきましても、
理事会
の
協議
を踏まえまして冒頭の発言を行った次第であります。これは大変、
牧野委員長
の丁寧な
運営
、お人柄のなせるわざでございます。そして、
自民党
の要求に対しても、今後十分に
協議
を続けると発言しております。何が問題なのでありましょうか。 それにもかかわらず、
自民党
がこの
段階
においてこの議案を
提出
したことは、まことに遺憾でございます。断じて
賛成
することはできません。 よって、
牧野聖修委員長
の
不信任決議案
につきましては
反対
する次第でございます。(
拍手
)
橋本清仁
14
○
橋本
(清)
委員長代理
次に、
棚橋泰文
君。
棚橋泰文
15
○
棚橋委員
自由民主党
の
棚橋泰文
です。 私は、
赤澤亮正
君
提出
の
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
特別委員長牧野聖修
君の
不信任動議
に
賛成
の
立場
から
討論
をいたします。
牧野聖修
君は、強引かつ強硬な
委員会運営
で、
民主主義
とほど遠いような
委員会運営
をこれまでやってまいりました。 私
ども野党
は、まず第一に、
政治倫理
の
確立
のこの
委員会
で、
疑惑
が持たれている、四億円自宅に現金で置いておいたと言われる
小沢一郎
さん、
最低
でも
県外
と言いながら約束を守らずに
最低
以下と言われている
鳩山由紀夫
さんの
脱税問題等
、
石川
さん、そして日教組の
下部団体
である
北海道教職員組合
が
主任手当
をピンはねしたお金を裏金として回していたのではないかという
疑惑
がある
小林千代美
さん、この四人の
証人喚問
、
参考人質疑
を数カ月来にわたって求めてきたにもかかわらず、一切、この点については何の進展も見られず、この四人の方は、
議員
として全く
説明責任
を果たすことなく、なおかつ
議員
も辞職することなく居座って、この
国会
が終わるまで居座り続ける、こういう
政治倫理
にもとる
態度
をとっております。 その四人の方の
証人喚問
、
参考人質疑
を要求したにもかかわらず、
牧野聖修
君は、
政府提案
の
法律
に関しては
委員会
を強行的に立てたのにもかかわらず、
委員長
の
職権
でできる
証人喚問
、
参考人質疑
には一切応じない、こういう話でございます。 このような
委員会運営
を
民主主義
とあなた方
民主党
の
議員
は本当に言えるでしょうか。あなた方の中にも
良心
があるはずです。どうか、もし
良心
があるならば、
小沢
さんの
ロボット
と化さずに、せめてこの
不信任案
に関しては
退席
をしてください。あなた方が
政治家
であるのか
小沢ロボット
なのかが、この
委員会
の
不信任案
に関してのあなた方の
態度
で問われております。
理由
の第二を申し述べます。(発言する者あり)
橋本清仁
16
○
橋本
(清)
委員長代理
静粛
に。
静粛
に。
棚橋泰文
17
○
棚橋委員
委員長
、静かにさせてください。
橋本清仁
18
○
橋本
(清)
委員長代理
静粛
に。
皆さん
、
静粛
に。
棚橋泰文
19
○
棚橋委員
理由
の第二を申し上げます。
公職選挙法
に関連して、
参議院選挙
の前に
国民
により多くの
判断材料
を持っていただくための
インターネット
の
解禁
に関する
協議
に関して、これまた、本来ならば
民主党
が熱心であり、先日の
質疑
でも
原口総務大臣
みずからがおっしゃったように、障害を乗り越えてこれに向かってはやっていきたいと言いながら、
民主党
は、
与党
となった途端、一切この
法案
の
審議
には応じません。 私
ども
は、
理事会
で再三、この
執行経費
に関する
参議院
の
法律
とこの
インターネット
の
公職選挙法
の
改正
と、これをあわせて
審議
すべきだと強く申し上げたにもかかわらず、先ほどの
理事会
で、今
委員長席
に座っている
橋本筆頭理事
みずからが、
小沢幹事長
の了解が得られないからこれはやらない。これは一体何なんですか。本当にあなたの政党は
民主党
なんですか。非
民主党
と
名前
を変えてほしい、こういう気がいたします。これが
理由
の第二でございます。
理由
の第三。この
政府提案
の
参議院
のいわゆる
執行経費
に関する
法律
を、一時間十五分の形式的な
質疑
を行うだけで、なおかつ、先週の金曜日の
赤澤亮正
君の
質疑
に関して、
委員長
は、一切答えることなく時間を空費させて、
質疑
時間を事実上封じました。これは、
委員会
……(発言する者あり)
委員長
、静かにさせてください。
橋本清仁
20
○
橋本
(清)
委員長代理
静粛
に。
棚橋泰文
21
○
棚橋委員
これは、
委員会
の
質疑
を形式的なものにするもので、本当に、
参議院
の
執行経費
に関する
法律改正案
のみならず、四人の
証人喚問
、
参考人質疑
、あるいは、
インターネット
によって
国民
の多くの方にさらに多くの
判断材料
を持っていただきながら
参議院選挙等
の
各種選挙
に応じていただく、こういうものに一切応ずることなく、
政府提出
の
法案
を、
与党
あるいは
政府
の
言いなり
のまま、いや、
小沢
さんの
言いなり
のまま、この議会で、
委員会
で
ロボット
と化して形式的に通すだけの役割をしておりました。このような
委員長
を、私
ども
は、
民主主義国家
の
委員長
としては認められません。 以上三点が、
牧野聖修
君
不信任案
に対して、私、
賛成
する
理由
でございます。 どうか、
民主党
の
議員
の中にも
良心
を持っている方がいらっしゃるはずです。
小沢
さんが怖いのではありません。あなた方が恐れなければいけないのは
有権者
です。どうか……(発言する者あり)だまれという言葉を、
委員長
、あの
委員
を注意してください。だまれと言いました。
橋本清仁
22
○
橋本
(清)
委員長代理
静粛
になさってください。
棚橋泰文
23
○
棚橋委員
あなた、
名前
、何というんですか。だまれと私に言いましたね。だまるんですか、私は。
委員長
、注意してください。
橋本清仁
24
○
橋本
(清)
委員長代理
棚橋泰文
君、
討論
をお続けください。
皆さん
も
静粛
になさってください。
棚橋泰文
25
○
棚橋委員
まず、
委員長
、私、
討論
している最中にだまれと言われたんです。だまれと言われた方に……(発言する者あり)
橋本清仁
26
○
橋本
(清)
委員長代理
静粛
になさってください。
棚橋泰文
27
○
棚橋委員
注意してください。
委員長
のこれは義務です。これをやらないと、あなたも
委員長
としておかしいことになりますよ。だまれと言った
委員
に注意してください。
橋本清仁
28
○
橋本
(清)
委員長代理
皆さん
、
静粛
に。
棚橋泰文
29
○
棚橋委員
正式な
討論
時間の中でやっている
委員
に向かってだまれと言った
民主党委員
に注意をしてください。
委員長
。
橋本清仁
30
○
橋本
(清)
委員長代理
静粛
になさってください。(
棚橋委員
「よろしいですか」と呼ぶ)はい。
棚橋
君も
討論
をお続けください。
棚橋泰文
31
○
棚橋委員
何よりも、そういう
観点
から、今回の四人の
証人喚問
、
小沢一郎
さん、
鳩山由紀夫
さん、
石川
さん、
小林千代美
さん、これに全く応じない。このまま
委員会
を閉じることが
見え見え
の
強行採決
。そして、
インターネット
に関連しても、全く
国民
に知らせる気がない。そして、一時間十五分の形式的な
審議
で
政府
から言われた
法律
を
ロボット
と化してこれを通す。こういう姿勢の
牧野聖修
君の
委員長
としての資格に
民主主義国家
の
議員
として多くの疑いを持たざるを得ないと言わざるを得ません。 以上が、私が
牧野聖修
君
不信任
の
動議
に
賛成
する
理由
でございます。 どうか
皆さん
、
良心
を持って
賛成
していただきますようお願い申し上げます。(
拍手
)
橋本清仁
32
○
橋本
(清)
委員長代理
これにて
討論
は終局いたしました。
採決
いたします。 本
動議
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
橋本清仁
33
○
橋本
(清)
委員長代理
起立少数
。よって、本
動議
は否決されました。
委員長
の
復席
をお願いいたします。(
拍手
) 〔
橋本
(清)
委員長代理退席
、
委員長着席
〕
牧野聖修
34
○
牧野委員長
ただいま信任をいただきまして、まことにありがとうございました。(
拍手
) ————◇—————
牧野聖修
35
○
牧野委員長
引き続き、
内閣提出
、
国会議員
の
選挙等
の
執行経費
の
基準
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
とし、
議事
を進めます。
討論
を続行いたします。引き続き、
赤澤亮正
君。
赤澤亮正
36
○
赤澤委員
私は、
国会議員
の
選挙等
の
執行経費
の
基準
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
、ただいま
議題
となっております本
法律案
について、
反対
の
立場
で
討論
をいたします。 この
執行経費
の
基準
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
については、
内容
的に見まして、
事業仕分け
の結果、
評決
の結果を受けて、大幅な
削減
を
執行経費
について図るというのが
内容
となっております。そこについては、私
ども
も、
投票率
の
向上
に資するような重要な予算が
いたずら
に、
事業仕分け
の結果を受けて、
政治
的な配慮で削られていないかという
疑義
があるということも
委員会
の
審議
において申し上げた上で、
慎重審議
が必要だ、十分な時間をとって
審議
をしていただきたいということを
委員長
に再三申し上げておりますが、しかしながら、今回、例えていえば、
衆議院
あるいは
参議院
、それぞれ八十億ぐらい
選挙執行経費
を削るという、過去にないような大きな
執行経費
の
大幅見直し
、そういう
法案
であるにもかかわらず、一時間十五分の
審議
時間しかとっておりません。全く
選挙
の
重要性
ということを考慮していない、そのような
手続
の運びであると断ぜざるを得ないところでございます。
法案
の中身についての
疑義
がまだ
十分審議
を尽くされていないということに加えまして、先ほどからいろいろな
機会
に申し上げておりますとおり、
手続
的に見ても、長らく我が
自由民主党
が求めております
国民
の八割が求める
鳩山総理
、そして
小沢幹事長
、
石川
、
小林
両
議員
の
証人喚問
といったことが一切取り扱われていない。
実現
を見ていない。そしてまた、今
国民
が七月の
参議院選挙
から
解禁
されると思っている
インターネット選挙
、これの
実現
のための
法案
の
取り扱い
も定かでない。こういうことであります。 我が
自由民主党
がこの
法案
の
審議入り
として、
条件
として求めていた
鳩山総理
ほか四人の
証人喚問
、さらには
インターネット選挙
の
取り扱い
、これが全く明らかにされないまま、強行的に
職権
で
審議入り
をした、その
手続
上の
疑義
も看過できないものがあります。 この
委員会
においては、
党派
を超えて、
党利党略
を超えて、しっかりと
政治倫理
を
確立
するための
政治
と金の問題の
議論
、さらには
投票率
の
向上
を
実現
するための
執行経費
の問題、
インターネット選挙
の問題、まだまだ
審議
を続けなきゃいけないことがたくさんあるわけであります。 にもかかわらず、この
段階
で
審議
を打ち切って
採決
を行うということについては、我が党として、到底看過できないと言わざるを得ません。 以上が、この
国会議員
の
選挙等
の
執行経費
の
基準
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
、
採決
に
反対
をする
討論
とさせていただきます。 ありがとうございました。(
拍手
)
牧野聖修
37
○
牧野委員長
次に、
佐々木憲昭
君。
佐々木憲昭
38
○
佐々木
(憲)
委員
私は、
日本共産党
を代表して、
国会議員
の
選挙等
の
執行経費
の
基準
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
に
反対
の
立場
で
討論
を行います。 今回の
改正
で、
執行経費
の
基準
は〇七年
改定
よりさらに大幅な
削減
となり、
地方公共団体委託費
は、
衆議院
総
選挙
で八十三・五億円、一三・五%の
削減
、
参議院通常選挙
で八十一億円、一五・六%の
削減
となります。とりわけ、
投票所経費
、
開票所経費
は二割から三割の大幅な
削減
となっております。 その
理由
は、
事業仕分け
の評価を反映したからであります。
事業仕分け
の
議論
では、
コスト削減
のため投
開票
の時間を
削減
すべきだという
意見
が多く出されました。これは
本末転倒
であります。 この間、私が質問で確認したように、
投票所数
は著しく減っており、
投票所
が遠くなった
有権者
も少なくありません。しかも、九八年から
投票環境向上
のためということで
投票
時間が二時間延長されたにもかかわらず、逆に
投票
時間を
短縮
している
投票所
がふえ、〇九年
衆議院選挙
では約三割もの
投票所
で
閉鎖
時間の繰り上げが行われています。
投票
時間変更の
理由
として、
地域住民
の
生活パターン
や
交通状況
が挙げられていますが、
期日
前
投票
を挙げる
市町村
もあると言われています。しかし、これらの
理由
は成り立ちません。
期日
前
投票
を創設した目的は、
有権者
が
投票
しやすい
環境
を整えることだったのであり、
投票
時間の
短縮
はそれに逆行するものであります。しかも、
投票所数
や
投票
時間が
自治体
によって不均衡になれば、全国一律で行われる
国政選挙
において、
投票機会
の公平が確保されなくなると言わざるを得ません。
開票所
についても、
市町村合併
の影響で激減しております。
開票所
が遠くなったことを
投票
時間繰り上げ
閉鎖
の
理由
に挙げている
市町村
もあります。これも
本末転倒
であります。 今回、
開票
時間の
基準
を四時間から三時間に
短縮
することが盛り込まれています。〇七年の
参議院選挙
で
開票
時間が三時間以内であった
自治体
は、わずか二五・五六%にすぎません。これを見ても、今回の
改定
が実態に即しているのかどうか疑問であります。
公職選挙法
にも明記されているように、
選挙管理委員会
が
開票
を迅速に行うことは当然のことであり、合理的な方法を広げることは必要であると考えます。しかし、
コスト削減
ありきで選管をあおるのはいかがなものでしょうか。
開票作業
は、何より正確さが求められております。それなくして、
選挙
の
公正性
、
信頼性
は確保されません。 今回の
改定
で、
投票所
、
開票所経費
が大幅に減らされれば、
投票所
、
開票所
の減少、
投票
時間の
短縮
、
開票
時間
短縮
の競争にさらに拍車をかけることは必至であります。
民主主義
の根幹である
選挙
の
公平性
、
公正性
を担保できなくなるおそれさえあり、今回の
改定
には
反対
であります。 以上で、
討論
といたします。
牧野聖修
39
○
牧野委員長
これにて
討論
は終局いたしました。
—————————————
牧野聖修
40
○
牧野委員長
これより
採決
に入ります。
内閣提出
、
国会議員
の
選挙等
の
執行経費
の
基準
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
について
採決
いたします。 本案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
牧野聖修
41
○
牧野委員長
起立
多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 お諮りいたします。 ただいま議決いたしました
法律案
に関する
委員会
報告書の作成につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、これに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
牧野聖修
42
○
牧野委員長
起立
多数。よって、そのように決定いたしました。
—————————————
〔報告書は附録に掲載〕
—————————————
牧野聖修
43
○
牧野委員長
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後四時三十九分散会