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今村委員 ただいま
議題となりました
請願日程全部につきまして、
請願に関する小
委員会における
審査の
経過並びに結果を御
報告申し上げます。
本
委員会に付託になりました
請願の総数は、百九件でありまして、その内訳は、一、
河川関係の
請願四十四件、二、
道路関係の
請願四十八件、三、
住宅関係の
請願九件、四、その他の
請願八件であります。
第一の
河川関係の
請願につきましては、
改修工事等の遅延のため、全国的に荒廃しておりますので、一たび出水ともなれば、
堤防の決壊、耕地の流失、人畜の被害は申すまでもなく、芸大なる
災害をこうむるおそれがありますので、これが
対策として一日も早く
災害の
復旧、
砂防工事または
根本的治水対策の
樹立等を要望いたすものであります。
第二の
道路関係の
請願につきましては、これまた荒廃のはなはだしいものがありますので、すみやかに
道路組織の
整備をはかり、
重要物資の
大量輸送を確保いたし、もって
国家経済の
発展策を講ぜられたいという要望をいたすものであります。
第三の
住宅関係のものにつきましては、近時幾分の改善を見ましたものの、いまだ不十分で、遅々として進捗せざるものがありますので、強力にその
促進を要望いたすものであります。
第四のその他のものにつきましては、
都市計画及び国土総合開発計画等重要なものばかりであります。
これらの
請願につきまして、小
委員会におきまして慎重に
審査いたしました結果、
河川関係の
請願四十二件、
道路関係の
請願四十件、
住宅関係の
請願九件、その他七件につきまして、その取扱いを協議検討いたしたのでありますが、本日の
請願日程中第三、第四、第六、第七、第一〇、第一一、第一四ないし第一九、第二一ないし第二四、第二七ないし第三五、第三七ないし第六四、第六六、第六八ないし第八七、第八九、第九一ないし第九三及び第九五ないし第一〇九、以上九十三件の各
請願は、いずれもその
趣旨は適切妥当なものと認め、本
委員会の
議決として
衆議院規則第百七十八条により、
議院の
会議に付するを要するものとし、
採択の上内閣に送付すべきものと決した次第であります。
次に
日程第八、第二五、第六五、第六七及び第八八の各
請願は、本
国会において、おおむね同一
趣旨の
法律案が通過しておりますので、本
委員会としては、いずれも
議決を要しないものと決した次第であります。すなわちこれらの
請願は、いずれもおうむねその
目的を達成したものであります。
以上簡単ながら、
請願に関する小
委員会におきまして
審査いたした
経過並びに結果を御
報告申し上げます。