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1952-11-13 第15回国会 衆議院 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十七年十一月十三日(木曜日)     午後二時四十分開議  出席委員  労働委員会    委員長 田中伊三次君    理事 大橋 武夫君 理事 山村新治郎君    理事 石田 一松君 理事 前田 種男君    理事 青野 武一君       麻生太賀吉君    伊能繁次郎君       大平 正芳君    松山 義雄君       持永 義夫君    川崎 秀二君       菅  太郎君    森山 欽司君       菊川 忠雄君    矢尾喜三郎君       山口丈太郎君    山花 秀雄君       石野 久男君  人事委員会    委員長 有田 二郎君    理事 植木庚子郎君 理事 丹羽喬四郎君    理事 森 三樹二君      生悦住貞太郎君    池田 禎治君       小松  幹君    館  俊三君  運輸委員会    委員長 逢澤  寛君    理事 尾崎 末吉君  理事關谷 勝利君    理事 正木  清君       岡田 五郎君    小西 寅松君       佐々木秀世君    玉置 信一君       徳安 實藏君    中野 武雄君       山崎 岩男君    山田 彌一君       臼井 莊一君    吉川 大介君       熊本 虎三君    竹谷源太郎君  委員以外の主席者         運輸事務次官  牛島 辰弥君         労働委員会專門         員       横大路俊一君         労働委員会專門         員       浜口金一郎君         人事委員会專門         員       安倍 三郎君         運輸委員会專門         員       岩村  勝君         運輸委員会專門         員       堤  正威君     ————————————— 本日の会議に付した事件  公共企業体等労働関係法第十六條第二項の規定  に基き、国会議決を求めるの件(内閣提出、  議決第一号)     —————————————
  2. 田中伊三次

    田中委員長 それではただいまより労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会を開会いたします。  私が本連合審査会委員長の職務をとることをお許し願います。  これより公共企業体等労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会議決を求めるの件(内閣提出議決第一号)につきまして、まず政府提案理由説明を伺うことにいたします。牛島運輸事務次官
  3. 牛島辰弥

    牛島説明員 ただいまから、昭和二十七年八月十三日に、公共企業体等仲裁委員会国鉄職員昭和二十七年度賃金改訂に関する紛争について下しました裁定を、国会に上程いたし、御審議願う次第につきまして、御説明申し上げます。  本年二月十九日に、国鉄労働組合は、昭和二十七年度賃金改訂及び増額の要求を国有鉄道に対し提出いたしまして、両当事者におきまして団体交渉を重ねましたが、三月十三日国有鉄道がこれを拒否いたしましたので、三月二十九日、組合国有鉄通中央調停委員会に対し調停申請をいたした次第であります。同委員会はあたかも委員選任期にあたり、委員を欠いたまま、調停期間の二箇月を経過いたしましたので、討議の結果、全員一致の決議をもちまして、五月三十日、公共企業体仲裁委員会仲裁請求行つたのであります。  よつて仲裁委員会は、審議の結果八月十三日、これから御審議をいただきます仲裁裁定第八号を下した次第であります。  政府といたしましては、これが具体的措置につきましてただいま詳細検討中でございますが、事由書に申し述べてございますように、右裁定の第一項の実施及びこれに関連いたします経費のみにても本年度約百十億円、甲年度約百七十八億円を必要とし、第二項ないし第四項については団体交渉によることとなつておりますので、これが所要金額につきましては明らかではありませんが、裁定理由の趣旨に従えばさらに相当の追加経費を要することと相なります。これらの追加経費はいずれも昭和二十七年度予算に含まれておらず、特に給與総額につきましては、予算総則第十三條の金額を超過することは明らかでありますので、公共企業体等労働関係法第十六條所定の手続をもちまして、裁定国会に上程いたし、御審議を願う次第であります。  何とぞ愼重御審議の上、国会の御意志の表明を願いたいと存ずる次第であります。
  4. 田中伊三次

    田中委員長 本件につきまして質疑に入りたいと存じますが、ただいま運輸、大蔵両大臣、それから国鉄総裁出席を求めてその交渉中でございます。間もなく返事があろうと思います。  それから質疑が各党より多数出ておりますので、質疑順序等についても理事会で相談いたしたいと思います。  暫時休憩いたします。     午後二時四十五分休憩      ————◇—————     〔休憩後は開会に至らなかつた〕