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1950-12-07 第9回国会 参議院 運輸委員会 第5号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十五年十二月七日(木曜日)    午後二時四十分開会   —————————————   本日の会議に付した事件 ○紀勢線中未完成区間工事再開に関す  る請願(第一号)(第三二五号) ○魚沼線復活に関する請願(第二四  号) ○白棚鉄道復活に関する請願(第一三  七号) ○宮下川口間に鉄道敷設請願(第  二〇一号) ○上野市、名張間鉄道敷設に関する  請願(第二五八号) ○三陸沿岸鉄道敷設に関する請願(第  二八三号) ○津軽環状鉄道開通促進に関する請願  (第二九五号) ○日南鉄道貫通促進に関する請願(第  三四三号) ○志布志線延長工事促進に関する陳情  (第八号) ○赤穗線中未選定区間路線選定に関  する請願(第三五七号) ○岩国日原駅間鉄道敷設促進に関  する請願(第四二〇号) ○日勝横断鉄道中央線敷設に関する陳  情(第一四号) ○帶廣駅の施設拡充および日勝横断鉄  道敷設に関する陳情(第一八号) ○女川駅、雄勝間鉄道敷設促進に関す  る陳情(第五二号) ○棚倉町、宮本村間に国営貨客自動車  運輸開始請願(第一二六号)(第  一二七号) ○二本松津島両駅間に国営バス運輸  開始請願(第一三一号) ○小野新町、須賀川両町間および須賀  川、長沼両町間に国営バス運輸開始  の請願(第二一七号) ○岩手県道遠野川井線国営自動車  運輸開始請願(第二八九号) ○北海道岩見沢市、大願間の国営バス  予定路線延長に関する陳情(第二九  号) ○岩手県大川目村、夏井駅間の国営バ  ス運輸延長に関する陳情(第四六  号) ○船岡仙台両駅間に国営バス運輸開  始の陳情(第五十号) ○仙台市、角田町間に国営バス運輸開  始の陳情(第五三号) ○仙台貨物建設に関する請願(第七  八号) ○白棚鉄道復活に伴う停車場設置等の  請願(第一三二号) ○中村新地両駅間に新駅設置請願  (第一三三号) ○中村貨物ホーム拡張に関する請願  (第一三五号) ○川東谷田川両駅間に駅員配置駅  設置請願(第二一一号) ○兵庫鷹取両駅間に長田新設の請  願(第三〇九号) ○福島本屋改築工事促進に関する請  願(第一一六号) ○喜久田待合室拡張等に関する請願  (第一五一号) ○二月田拡張に関する陳情(第三  号) ○伊達紋別施設改善に関する請願  (第一八四号) ○東北本線西郷信号場を駅に昇格の請  願(第二一二号) ○貝田信号場を駅に昇格請願(第二  三九号) ○神俣駅を滝根駅と改称するの請願  (第二四〇号) ○白老駅にこ線橋架設陳情(第一七  号) ○浜釧路移転等促進に関する陳情  (第三〇号) ○浜松米原駅間鉄道電化に関する  請願(第一〇一号) ○磐越東、西両線および水郡線列車  運転回数増加等に関する請願(第一  二八号) ○志布志古江両線の列車ダイヤ増加  等に関する請願(第三〇二号) ○白河保線区存置に関する請願(第一  三六号) ○特急中一本を神戸まで延長するの請  願(第三一〇号) ○指宿線ガソリンカー運行復活の陳  情(第六号) ○肥薩線電化電源天然ガス利用火力  発電所建設に関する請願(第三一九  号) ○北海道千歳飛行場内国航空株式会  社使用許可に関する請願(第二六八  号) ○津屋崎燈台建設に関する請願(第二  三号) ○岩手越喜來村首崎燈台及び警報  設置請願(第六〇号) ○小名浜海上保安部陸上無線通信所  併設等請願(第一〇九号) ○小名浜海上保安部陸上無線通信施  設新設請願(第一五三号) ○岩手綾里岬燈台霧中信号施設  設置請願(第二七八号) ○郡山市に測候所設置請願(第一四  二号) ○鹿児島測候所地方気象台昇格に関  する請願(第二三四号) ○青森修築工事促進に関する請願  (第二九四号) ○鹿児島志布志修築工事促進に関  する陳情(第九号) ○宮崎修築工事実現に関する陳情  (第一〇号) ○室蘭港西部船だまり施設工事促進に  関する陳情(第三二号) ○宮津護岸復旧工事施行に関する陳  情(第四〇号) ○広島大島商船学校存続に関する請  願(第二四四号) ○秋田船川港公共船員職業安定所  設置陳情(第二一号) ○観光ヨットハーバー整備等に関す  る陳情(第三七号) ○観光施設整備に見返資金融資陳情  (第四四号) ○日本国有鉄道法中一部改正に関する  請願(第四二五号) ○日本国有鉄道法中一部改正に関する  陳情(第二号) ○港湾修築費負担率軽減に関する北海  道特例法制定陳情(第一二号) ○北海道港湾修築費に対する特例法制  定等に関するの陳情(第三三号)   —————————————
  2. 植竹春彦

    委員長植竹春彦君) 本日運輸委員会を開会いたします。昨日に引続いて請願及び陳情を議題といたします。速記を止めて……。    午後二時四十一分速記中止    ——————————    午後五時二十八分速記開始
  3. 植竹春彦

    委員長植竹春彦君) 速記を始めて下さい。  以上を以て請願及び陳情運輸委員会における審査を全部終了いたしましたが、議院会議に付するを要するものと決定いたしました請願及び陳情について、委員長の本会議における報告の内容を一応朗読いたしまして、皆様の御承認を得たいと存じます。  請願第一号、第三二五号、紀勢線中未完成区間工事再開に関する請願請願要旨は、和歌山市と三重県相可間のうち、未完成区間木本、尾鷲間が工事中止のまま今日に及んでいるので、速かに工費を再開して欲しいというのであります。  請願第二四号、魚沼線復活に関する請願本線信越線来迎寺駅と小千谷町を結ぶ線でありまして、戦時中に撤去され、終戦復活工事に着手したが、再び中止され、今日に及んでいるので、復活工事を促進して欲しいというのであります。  請願第一三七号、白棚鉄道復活に関する請願本線福島白河から棚倉に至る鉄道で戦時中に買收され、撤去されたものであります。終戦後一度復活工事に着手したが、再び中止され、そのままになつているから、速かに復活して欲しいというのであります。  請願第二〇一号、宮下、川口間に鉄道敷設請願、本区間未成線でありまして、奥会津開発及び只見川電源開発のために、速かに鉄道敷設して欲しいというのであります。  請願第二五八号、上野市、名張間鉄道敷設に関する請願、本区間は三重県上野市と名張間の予定線で、同区間に現在近畿伊賀線があるが、貨客の輸送に非常に不便を感じているから、鉄道敷設して欲しいというのであります。  請願第二八三号、三陸沿岸鉄道敷設に関する請願、本請願は、仙台市より青森県八戸市に至る沿岸の未架設区間たる石巻、気仙沼間、盛、釜石間及び宮古、久慈間の鉄道敷設して欲しいというのであります。  請願第二九五号、津軽環状鉄道開通促進に関する請願津軽環状線国有鉄道未成線で、昭和十七年に青森、蟹田間は完成を見、営業開始直前にあつたが、戦争のため建物及び線路が他に転用せられ、終戦後に至り再び建物の整備はなされたが、線路の敷設が残つているから、速かに工事を促進して欲しいというのであります。請願第三四三号、日南鉄道貫通促進に関する請願陳情第八号、志布志線延長工事促進に関する陳情、以上二件は、いずれも宮崎県北郷、青島間の本完成区間を速かに完成して欲しいという趣旨であります。  請願第三五七号、赤穂線中米選定区間路線選定に関する請願赤穂線は岡山県香登以東工事金工程の過半を完了しているが、香登以西路線選定も決定せず今日に及んでいるので、本線の速かなる完成のため、香登から邑久郡を経て西大寺町を経由するよう路線選定して欲しいというのであります。  請願第四二〇号、岩国、日原両駅間鉄道敷設促進に関する請願、本区間敷設法予定線であり、山陰、山陽を結ぶ幹線としても重要であるから、速かに本線敷設して欲しいというのであります。  陳情第一四号、日勝横断鉄道中央線敷設に関する陳情、本陳情は、昭和十五年起工し、二十四年に工事を中止された辺富内線宮内駅より根室本線御影駄文十勝清水駅に連結する鉄道を一部変更して、日高本線冨川駅を岐点として再開を望むものにして、本線北海道の東と西を結ぶ最短幹線となるから、速かに工事を恵開して欲しいというのであります。  陳情第一八号、帯広駅の施設拡充および日勝横断鉄道敷設に関する陳情陳情要旨は、市の鉄北、鉄南を結ぶ幹線道路交通の円滑を期するため跨線橋設置すること並びに絶勝横断鉄道工事再開促進要望であります。  陳情第五二号、女川駅、雄勝間鉄道敷説促進に関する陳情陳情要旨雄勝町の発展が目ざましく、石巻線敷設延長が痛惑されているから、速かに女用駅より雄勝まで延長敷設して欲しいというのであります  以上請願十一件、陳情四件は、いずれも敷設法予定線か、工事中止線又は撤去線復活要求でありまして、委員会におきましては、審議の結果、交通幹線としての鉄道網完成産業開発、文化の向上、民生の安定等の点より願意を妥当と認めました。  請願第一二六号、第一二七号、棚倉町、宮本村間に国営貨客自動車運輸開始請願請願要旨は、福島棚倉白河間の省営自動車運行を、棚倉より宮本村まで及び棚倉より石川まで延長して欲しいというのであります。  請願第一三一号、二本松津島画駅間に国営バス運輸開始請願、本請願は、福島二本松町より福浪線津島駅に至る間に国営バス運輸開始して欲しいというものであります。  請願第二一七号、小野新町、須賀川両町間および須賀川長沼両町間に国営バス運輸開始請願、本請願福島小野新町、須賀川町間及び須賀川町、長沼町間に国営バス運輸開始に関する請願であります。  請願第二八九号、岩手県道遠野川井線国営自動車運輸開始請願請願要旨は、本県道は県内陸部を縦貫する重要路線であるが、交通機関がないから国営自動車運行して欲しいというのであります。  陳情第二九号、北海道岩見決市、大願間の国営バス予定路線延長に関する陳情陳情要旨は、本予定路線延長して北村大願及び赤川を経て岩見決、上幌向、北村間の国営バス路線に連絡するよりにして欲しいというのであります。  陳情第四六号、若手県大川自村、夏井駅閥の国営バス運輸延長に関する陳情陳情要旨は、現在の夏井駅までの路線を重井村の中心である夏井まで延長して欲しいというのであります。  陳情第五十号、船岡仙台荷駄間に国営バス運輸開始陳情陳情要旨は、最近船岡警察予備隊設置され、又旧火薬廠地内に大工事が起されたため、船岡駅の棄障害も激増し、又船岡仙台両駅間の利用者も殖えたから、国営バス直通運転開始して欲しいというのであります。  陳情第五三号、仙台市、角田町間に国営バス運輸開始陳情陳情要旨は、現在伊具郡地方より仙台に出るには国営バス白中線により船岡に出て、列車によつているが、むしろ槻木線延長して仙台と直結したほうが望ましいので、国営バス角田仙台直通運転開始して欲しいというのであります。  以上請願五件、陳情四件はいずれも国営バス運輸開始に関するものでありまして、委員会におきましては、審議の結果、民営自動車との調整をも十分考慮し、産業開発、文化の向上及び民生安定の点等より願意を妥当と認めました。  請願第七八号、仙台貨物建設に関する請願請願要旨は、仙台市の中央卸売市場の開設の前提でもあるから、速かに貨物駅の設置を実現せられたいというのであります。  請願第一三二号、白棚鉄道復活に伴う停車場設置請願請願要旨は、鉄道復活を機として路線変更停車場設置を考慮して欲しいという趣旨であります。  請願第一三三号、中村新地両駅間に新駅設置請願請願要旨は、中村新地両駅間は八キロ八で、通勤、通学者及び一般乗降客が非常に不便を感じておるから、中間の駒ケ岑に新駅を設置せられたいというのであります。  請願第一三五号、中村貨物ホーム拡張に関する請願請願要旨は、中村町は交通も四通八達しており、貨物の発着も非常に多いが、車馬の出入が狭隘な駅前を利用するので。乗降客にも支障を来しているから、速かに貨物ホーム拡張せられたいというのであります。  請願第二一一号、川東、谷田川両駅間に駅員配置設置請願請願要旨は、小塩江村は村内に停車場がなく、鉄道利用者はいずれも八キロ乃至十二キロの悪路を迂回している状態であり、又生産物の出貨にも甚だ支障があるから、停車場又は駅員配置駅を設置せられたいというのであります。  請願第三〇九号、兵庫、鷹取両駅間に長田設置請願請願要旨は、長田区は神戸市の人口の四分の一を占め、市内最大殷賑地であるが、現在停車場がなく甚だ不便を感じているから、速かに電車駅を設置せられたいというのであります。  各六件は、いずれも停車場設置に関するものでありまして、委員会において慎重に審議を重ねた結果、地方の実情を考慮し、産業開発地方民の福利を図るため、いずれも願意を妥当と認めました。  請願第一一六号、福島本屋改築工事促進に関する請願請願第一五一号、喜久田待合室拡張等に関する請願陳情第三号、二月田駅拡張に関する陳情、右はいずれも駅が狭隘である。ため、激増しつつある乗降客及び貨物を処理するに十分にその機能を発揮することができない状態にあり、殊に福島駅と喜久田駅は老朽も甚だしいから、速かに改築せられたいというのであります。  請願第一八四号、伊達紋別施設改善に関する請願請願要旨は、伊達紋別駅は胆振線の始発駅であり、乗降客も最近激増しているが、跨線橋が腐朽し、狭隘のため不便且つ危險であるから、これが改善並びに諸般の施設改善をして欲しいと言うのであります。  以上請願三件、陳情一件は、委員会におきまして慎重に審議の結果、いずれも願意を妥当と認めました。  請願第二一二号、東北本線西郷信号場を駅に昇格請願請願第二三九号、貝田信号場を駅に昇格請願、右はいずれも駅に昇格請願でありまして、地方民の福利のために速かに実現して欲しいというのであります。  請願第二四〇号、神俣駅を滝根駅と改称するの請願請願要旨は、神俣駅は開通当時の大字名をそのまま呼び、現在に至つているが、駅の所在地である滝根町と舞なつているような錯覚を与えており、行政上、経済上に甚だ支障があるから、これを滝根駅と駅名を改称せられたいというのであります。  以上の請願三件は、委員会におきまして審議の結果、いずれも願意を妥当と認めました。  陳情第一七号、白老駅に駅にこ線橋架設陳情陳情要旨は、白老駅は跨線橋がなく、乗降客に多大の不便を与えており、同駅利用者の半数は新制中学の生徒で特に危險が多いから、速かに跨線橋を架設せられたいというのであります。  陳情第三〇号、浜釧路移転等に関する陳情陳情要旨は、釧路市は海陸連絡重要都市であるが、浜釧路駅は鉄道開設当時のままであり、市の中心が市の北部に移つたため、現在の駅の位置は適当でないから、駅その他の鉄道の機関を適当な箇所に移転せしめられたい等に関する陳情であります。  右二件は委員会におきましては、審議の結果願意を妥当と認めました。  請願第一〇一号、浜松米原駅間鉄道電化に関する請願請願要旨は、浜松米原両駅間の電化が未完成のため、折角の既設の電化も全機能を発揮できないから、速かに右区間電化を促進して欲しいというのであります。  請願第一二八号、磐越東、西両線および水郡線列車運転回数増加等に関する請願請願第三〇二号、志布志、古江両線の列車ダイヤ増加等に関する請願、以上二件は、いずれも列車運転回数が少なく、又使用車輛も不備なものが多いから、列車回数を殖やし、併せて車輛の改善をして欲しいというのであります。  請願第一三六号、白河保線区在世に関する請願請願要旨は、八月一日の国鉄機構改正による区域変更のため所管区域が半減し、一部社会に不安の念が生じているから、相当区域を延長して保線区を存置して欲しいというのであります。  請願第三一〇号、特急中一本を神戸まで延長するの請願請願要旨は、特急銀河延長により、神戸市民は多大の便宜を受けたが、最近特に外国貿易商社筋より昼間の直通急行列車運転を希望する向きが多いから、更に特急一本を是非神戸始発として欲しいというのであります。  陳情第六号、指宿線ガソリンカー運行復活陳情指宿地方観光地帯として、昭和九年国鉄開通以来発展し、殊にガソリンカー運転により更に目ざましい躍進を続けて来たが、終戦ガソリンカー運転がなく、昔の面影を失い衰微しているから、是非ガソリンカーを復活して欲しいというのであります。  以上請願五件、陳情一件は、委員会において審議の結果、いずれも願意を妥当と認めました。  請願第三一九号、肥薩線電化電源天然ガス利用火力発電所建設に関する請願請願要旨は、肥薩線はトンネルと急勾配が多く、且つ不完全な車輛を運転しているので、ばい煙のため乗客及び乗務員が非常に悩んでおるから、飯野町地区に湧出する天然ガス火力発電に利用して、肥薩線電化を速かに実現せられたいというのであります。右は政府において電化の一助として調査を進めることにして、願意を妥当と認めました。  請願第二六八号、北海道千歳飛行場内国航空株式会社使用許可に関する請願請願要旨は、北海道千歳町にある千歳飛行場は、設備その他も完備しているから、日本国内航空事業開始にあたつては、内国航空株式会社に同飛行場使用を許可せられたいというのであります。委員会においては願意を妥当と認めました。  請願第二三号、津屋崎燈台建設に関する請願、同第六〇号、岩手越喜來村首崎燈台及び警報設置請願請願第一〇九号、小名浜海上保安部陸上無線通信所併設等請願、同第一五三号、小名浜海千保安部陸上無線通信施設新設請願請願第二七八号、岩手綾里岬燈台霧中信号施設設置請願、右五件はいずれも航海の安全、海難救助のための燈台建設又は施設整備を図られたいというのであります。願意は尤もであり、政府は速かに予算措置を講ずべきであるとの強い要望意見を付して、政府に送付する必要があると認めました。  請願第一四二号、郡山出測候所設置請願請願第二三四号、鹿児島測候所地方気象台昇格に関する請願、右はいずれも測候所設置又は整備要望でありまして、願意は妥当であり、政府は速かに予算措置を講ずべきであるとの強い要望意見を付して、政府に送付する必要があると認めました。  請願第二九四号、青森修築工事促進に関する請願陳情第九号、鹿児島志布志修築工事促進に関する陳情陳情第一〇号、宮崎修築工事実現に関する陳情陳情第三二号、室蘭港西部船だまり施設工事促進に関する陳情陳情第四〇号、宮津港護岸復旧工事施行に関する陳情、右の請願一件、陳情四件は、いずれも港湾施設整備又は港湾修築工事促進要望でありまして、願意はいずれも妥当であると認めました。  請願第二四四号、広島県大島商船学校存続に関する請願請願趣旨は、海運界の不況と学制の改正に伴い、普通商船学校廃止の由が伝えられているが、海運界の現勢より見て、優秀なる船員を多数養成する必要があると認めるから存続せられたいというのでありまして、願意は妥当であると認めました。  陳情第二一号、秋田県船川港公共船員職業安定所設置陳情陳情第三七号、観光ヨットハーバー整備等に関する陳情陳情第四四号、観光施設整備に見返資金融資陳情、右の陳情三件は、いずれも願意を妥当と認めました。  以上請願四四件、陳情一九件は、審議の結果、いずれも議院会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと決定いたしました。  請願第四二五号、陳情第二号、日本国有鉄道決中一部改正に関する請願及び陳情、以上二件は、いずれも現行日本国有鉄道法により国鉄職員地方議会議員の兼職が禁止されているが、これは地方自治振興のため遺憾であるから、地方自治参加を認めるように法律の改正をして欲しいというのであります。  陳情第一二号、港湾修築費負担率軽減に関する北海道特例法制定陳情陳情第三三号、北海道港湾修築費に対する特例法制定陳情、右の二件は、いずれも未開発地である北海道経済的特殊性に鑑みまして、港湾工事費地元負担の軽減を要望しているもので、願意は妥当であると認めました。  以上請願一件、陳情三件は、審議の結果、いずれも議院会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要しないものと決定いたしました。  以上の通りでございます。これで御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶものあり〕
  4. 植竹春彦

    委員長植竹春彦君) 御異議ないと詰め、さように決定いたしました。本日はこれにて散会いたします。    午後五時五十五分散会  出席者は左の通り。    委員長    植竹 春彦君    理事           岡田 信次君            小泉 秀吉君            高田  寛君    委員            仁田 竹一君            菊川 孝夫君            小酒井義男君            高木 正夫君            前田  穰君           前之園喜一郎君            松浦 定義君            鈴木 清一君   政府委員    運輸省鉄道監督   局国有鉄道部長  石井 昭正