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石田(祝)
委員 これは、副
大臣、そういうお答えですから、ぜひ、そういうこともできるということを連絡してあげた方がいいと思うんです。
分かれている。片一方は日当だよ、
仕事に出て瓦れきを片づけたら、そのまま、一万二千百円が高いか低いか、そういうお声があるかもしれませんけれ
ども、わかりやすい。しかし、この十アール三万五千円、では一日一生懸命やって自分のところに幾らいただけるんだろうか、こういう、わかりにくいわけですね。ある
意味では、組合的なものをつくってやりますから、そこの
判断でいろいろと左右される、多分そういう御
心配もなさっているんじゃないかと思うんですよ。
だから、どうしても、漁業者と比べてこれは一体どうなんだろう、そういう声がありますから、ここのところは、そういう声があるということは私は大事にお聞きになった方がいいと思うんですよ。
農林水産省はちゃんと
考えているんだからこういうことでやってくれればいいんだよというのではなくて、そういうお声があるということが、
農業者たちの気持ちの中ではどういうふうに受けとめられているのか、このことは私は大事にお
考えになった方がいいと
思いますから、そういうお声があるということをお伝えしておきたいというふうに
思います。
それで、時間も余りなくなってきましたので、きょうは
農林水産省以外から来ていただいておりますので、他省庁の方にちょっとお
伺いをいたしたいというふうに
思います。
一つは、これも昨日の参考人からの
意見でありましたが、中国からの実習生、中国だけではないかもしれません、たくさん来て、実習という形をとりながら、一生懸命
仕事を覚えつつ、現実の
仕事の手伝いもしてもらっていた、その
方々が今回の原子力発電所の事故の問題で一斉にいなくなっちゃった、そして、どうも個人個人というよりは、何かまとまった、そういう指示なりが来て、帰りの飛行機の切符も
考えてもらって帰ったのではないだろうか、それで大変に困っていると。
これはわからないわけでもないんですよね。放射線という、放射能という目に見えないもので大変なことになっている。私
たち野党の立場からすると、初動の
体制を含めて、今の
政府の原子力の事故に対する発表は大変あやふやであるし、情報も小出し、後出し、そして訂正が多いと私
たち自身が不審に思っているわけですから、外国から見たら、言葉がわからない中で、さらに不安を持っていると
思います。
ですから、これは帰る気持ちもわからないではありませんけれ
ども、今の現状について、外務省として、国対国でしっかりと正確な情報を発信して、現実に日本人はそこで生活をして
仕事もしているわけですから、そういうことについて、安全性について発信をすべきではないのか、こういうふうに思っておりますが、外務省のお
考えはいかがでしょうか。