○山内
徳信君 社民党・護憲連合の山内
徳信でございます。
私は、
外務大臣と
防衛大臣に、最後にこれからの決意をお伺いしておきたいと思います。
北朝鮮による
飛翔体発射は、北東アジア地域の安全と平和に悪影響を与えるものであります。
我が国を始め
国際社会の
発射自制に耳を傾けることなく、ついに四月五日十一時三十分ごろ
北朝鮮が
発射したのは、
大臣からの御
報告のとおりであります。
日本政府は、
北朝鮮の
飛翔体発射に対処するため、
自衛隊法第八十二条二第三項に基づく破壊命令を発出して、海上配備型
迎撃ミサイルを搭載した
イージス艦と地対空誘導弾パトリオット部隊の展開となりました。
政府はこれを機会に、目には目、歯に歯という軍備増強への動きを懸念するものであります。
日本は、人類初の被爆国であり、核開発の完全放棄に向けて全力を尽くして平和
外交に徹していただきたいと思います。
日本政府は、平和
外交を実のあるものにしていくために六か国協議の再開を求め、核問題、拉致問題等を含め北東アジアの平和と安全を築くため、全力を尽くしていただきたいと思います。戦前の轍を踏むことのない
日本の国防の在り方、その決意を
浜田大臣にお伺いいたします。
また、被爆国であればこそ、やはり世界に向かって核廃絶、そして
北朝鮮の核問題について、やはり
自信を持って訴えていく、そういう平和
外交に全力を尽くしていただきたいと、こういうことを申し上げて、両
大臣の決意のほどをお伺いしておきたいと思います。よろしくお願いいたします。