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2007-06-15 第166回国会 参議院 本会議 第37号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十九年六月十五日(金曜日) 午前十時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第三十七号
平成
十九年六月十五日 午前十時
開議
第一 核による
テロリズム
の
行為
の
防止
に関す る
国際条約
の
締結
について
承認
を求めるの件 (
衆議院送付
) 第二 千九百七十二年の
廃棄物
その他の物の投 棄による
海洋汚染
の
防止
に関する
条約
の千九 百九十六年の
議定書
の
締結
について
承認
を求 めるの件(
衆議院送付
) 第三
職業
上の安全及び健康を
促進
するための
枠組み
に関する
条約
(第百八十七号)の
締結
について
承認
を求めるの件(
衆議院送付
) 第四
地方公共団体
の
財政
の
健全化
に関する法
律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件 一、
日程
第一より第四まで 一、
政府開発援助等
に関する
調査
の
中間報告
─────・─────
扇千景
1
○
議長
(
扇千景
君) これより
会議
を開きます。
日程
第一 核による
テロリズム
の
行為
の
防止
に関する
国際条約
の
締結
について
承認
を求めるの件
日程
第二 千九百七十二年の
廃棄物
その他の物の
投棄
による
海洋汚染
の
防止
に関する
条約
の千九百九十六年の
議定書
の
締結
について
承認
を求めるの件
日程
第三
職業
上の安全及び健康を
促進
するための
枠組み
に関する
条約
(第百八十七号)の
締結
について
承認
を求めるの件 (いずれも
衆議院送付
) 以上三件を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
外交防衛委員長田浦直
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
田浦直
君
登壇
、
拍手
〕
田浦直
2
○
田浦直
君 ただいま
議題
となりました
条約
三件につきまして、
外交防衛委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 まず、
核テロリズム防止条約
は、死又は身体の重大な傷害を引き起こす
意図等
をもって行われる
放射性物質
の
所持
又は
使用
、
核爆発装置等
の製造、
所持
又は
使用
、
原子力施設
の
使用
又は
損壊等
の
行為
を
犯罪
とし、その
犯罪
の
裁判権
の
設定等
について定めるものであります。 次に、
ロンドン条約
一九九六年
議定書
は、
廃棄物等
の
投棄
による
海洋汚染
の
防止
を一層強化するため、
船舶等
からの
投棄
を原則として禁止し、例外的に
投棄
が認められる場合においても厳格な条件の下で許可すること等について定めるものであります。 次に、
職業安全衛生枠組み条約
は、各国の安全及び健康に関する
危害防止
の
文化
の発展を
促進
し、また、
国内政策
、
国内制度
、
国内計画
を定めることにより、
職業
上の安全及び健康を不断に改善することを
促進
すること等について定めるものであります。
委員会
におきましては、まず、
核テロリズム防止条約
について、
核テロリズム
の脅威に対する
認識
、軍隊の
活動
に係る
条約適用除外
の例、G8
諸国
の
批准状況
、本
条約
と改正された
核物質防護条約
との
関係等
について
質疑
が行われましたが、詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終え、
採決
の結果、本件は
全会一致
をもって
承認
すべきものと決定いたしました。 次に、
ロンドン条約
一九九六年
議定書
及び
職業安全衛生枠組み条約
について、
廃棄物
の
海洋投棄削減
への
取組
、二酸化炭素の
海底下貯留
の
検査体制
と
安全性
の
確保
、労働の
安全衛生
に係る
我が国
の
政労使
三
者協議
の現状、未
締結
の
ILO条約
に対する
我が国
の
対応等
について
質疑
が行われましたが、詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終え、
採決
の結果、両件はいずれも
全会一致
をもって
承認
すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
扇千景
3
○
議長
(
扇千景
君) これより三件を一括して
採決
いたします。 三件の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
扇千景
4
○
議長
(
扇千景
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
扇千景
5
○
議長
(
扇千景
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
百七十七
賛成
百七十七
反対
〇 よって、三件は
全会一致
をもって
承認
することに決しました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
扇千景
6
○
議長
(
扇千景
君)
日程
第四
地方公共団体
の
財政
の
健全化
に関する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
総務委員長山内俊夫
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
山内俊夫
君
登壇
、
拍手
〕
山内俊夫
7
○
山内俊夫
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
総務委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
地方公共団体
の
財政
の
健全性
に関する
比率
の
公表制度
を設け、その
比率
に応じて
地方公共団体
が
財政健全化計画等
を策定する
制度
を定めるとともに、
当該計画
の
実施
の
促進
を図るための行
財政
上の
措置
を講じようとするものであります。
委員会
におきましては、
参考人
から
意見
を聴取するとともに、
地方公共団体
の
意見
を反映した
財政指標
及び
早期健全化基準等
の
設定
、
財政状況
を
住民
に分かりやすく説明する
必要性
、
財政再生団体
に対する国の
財政
上の
措置
、
監査制度
の
実効性確保
に向けた
取組
、近年の
地方交付税
の
削減
が
地方公共団体
の
財政運営
に与えた影響、
金融機関
の
貸手責任
の
在り方
、夕張市が
財政
破綻した要因及び
住民負担
の
増加等
について
質疑
が行われました。
質疑
を終局し、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
を代表して
吉川春子委員
、社会民主党・
護憲連合
を代表して又
市征治委員
より、それぞれ
反対
する旨の
意見
が述べられました。
討論
を終局し、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。 なお、本
法律案
に対し六
項目
から成る
附帯決議
が付されております。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
扇千景
8
○
議長
(
扇千景
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
扇千景
9
○
議長
(
扇千景
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
扇千景
10
○
議長
(
扇千景
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
百七十七
賛成
百六十三
反対
十四 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
扇千景
11
○
議長
(
扇千景
君) この際、
政府開発援助等
に関する
特別委員長
から、
政府開発援助等
に関する
調査
の
中間報告
を聴取いたしたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
扇千景
12
○
議長
(
扇千景
君) 御
異議
ないと認めます。
政府開発援助等
に関する
特別委員長山崎正昭
君。 ───────────── 〔
調査報告書
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
山崎正昭
君
登壇
、
拍手
〕
山崎正昭
13
○
山崎正昭
君
政府開発援助等
に関する
特別委員会
におきまして、去る十三日、議決し、同日、
議長
に提出いたしました「
政府開発援助等
に関する
調査報告
(
中間報告
)」について、御
報告
申し上げます。 本
委員会
は、第百六十四回
国会召集日
の
平成
十八年一月二十日に設置され、これまで約一年半にわたり、
政府開発援助
、いわゆる
ODA
を始めとする
国際援助
・
協力
に関する諸問題について積極的に取り組んでまいりました。 この間、
二院制
の下における
参議院
の特性を発揮すべく、
決算審査
の
充実等
の観点から、効果的、効率的な
援助
が行われるよう、
ODA評価
を含めた
調査
を進め、
ODA
の
透明性
、国益や
外交戦略
との
関係
、
ODA実施体制
の見直しなどについても議論を深めてまいりました。特に、現在、十三府省庁に別々に計上されております
ODA予算
を横断的に一括して
審査
するなど、従来の
制度
ではなし得なかった新しい試みも
実施
いたしました。また、パプアニューギニアの
ソマレ首相
を始め、被
援助国
の首脳の
出席
を得て、
我が国
の
援助
につき直接
意見
を交わすなど、これまでに例のない
調査
にも取り組んでまいりました。 これらの実績を踏まえ、今
国会
では、
外交手段
としての
ODA
の
活用
、
平和構築
と
ODA
の
役割
、対
アフリカ支援
など、
我が国援助
が抱える諸課題について、
国内外
の
研究者
、
実務経験者
など、
外部識者
との
意見交換
を集中的に行いました。 以上を踏まえ、今般、これまでの
調査
の集大成として、新たな
国際援助
の
在り方
に向けての七
項目
から成る
提言
を含め、
中間報告
を行った次第であります。 また、同十三日には、
中間報告
を踏まえ、
安倍内閣総理大臣
、
麻生外務大臣
並びに
緒方国際協力機構理事長
の
出席
を得て
質疑
を行いました。 さて、
ODA
を始めとする
我が国
の
援助
は、今やそのあるべき姿が根本から問われていると言っても過言ではありません。
ODA予算
はこの十年間において約四割
削減
され、かつて
ODA
の規模では
世界
第一位を誇った
我が国
は、今や
世界
第二位の
地位
さえも英国に取って代わられております。このため、
外部識者
からは、最も重要な
外交手段
である
ODA
の
削減
により、
国際社会
における
我が国
の
存在感
が薄れつつあるとの懸念の声も聞かれました。
提言
では、
我が国
が引き続き
国際社会
において重きを成し信頼を得ていくためには、
ODA事業量
の
削減
に歯止めを掛け、適正な
援助水準
に向けて純増による
量的確保
を行うべきであるとし、当面、
ODA事業量
の百億ドル積み増しなどの
国際公約
を誠実に履行することが不可欠であるとしております。 一方、当
委員会
が最も重要視しました点は、現在、
我が国
の
援助
が量のみを誇る
援助
から
人材
をも誇る
援助
へと大きくシフトすべき転換期を迎えている点であります。 このため、
提言
では、
人材育成
の分野に
援助予算
を飛躍的に拡充するとともに、
政府等
における総合的な
研修体制
の
整備
、強化の
推進
を強く求めております。将来においては、
国内外
の
実務者
、
研究者
の
参加
による、アジアでの
ハブ的機能
を有する
研修機関
として、仮称ではありますが、人間の
安全保障センター
の創設も
提言
しております。 さらに、
提言
では、
援助
に携わる
人材
の
キャリアパス
の確立の
必要性
も強調しております。現在、
我が国
は、
援助
の現場で
経験
を持つ
人材
が正当に
評価
、
活用
されず、継続的に
援助活動
に取り組むことが困難な
状況
にあります。このため、
NGO
や
研究機関
、
民間企業
などから、外務省、
在外公館等
への継続的な登用、
国際機関
への
派遣
などを通じて、優秀な
人材
の
育成
を強力に
推進
し、
人材
の
援助大国
としての
地位
を築き上げなければなりません。
途上国支援
は
政府
だけで成り立つものではございません。
欧米諸国
では、
我が国
に比べ
対外援助
に占める
民間資金
の割合は極めて大きく、今後、
我が国
におきましても
民間部門
の力を一層
活用
しなければなりません。
提言
では、
NGO
への
支援措置
の拡大、
民間投資
を促すための
投資環境整備
への
ODA
の
活用
、租税・
投資協定締結
に向けての
外交努力
、
文化交流
の
促進
など、
民間部門
の
活用策
を積極的に展開し、
途上国
との強固な政治的、
経済的関係
を結ぶことが
援助
の目的であることを指摘しております。
提言
では、このほか、
日本型援助
の知見を生かした
平和構築
の
推進
、東アジアの成長と統合に向けた
我が国援助
の
役割
、
アフリカ
の
貧困削減
と
支援理由
の
明確化等
にも触れております。
提言
の最後には、本院の
援助政策
への
積極的関与
の
必要性
を指摘しております。
参議院
は、
我が国
の
援助
のあるべき
方向性
を示すべく、
政治主導
の立場から、
政府
に対し一層の
評価情報
の開示を要請し、
事後評価
に基づく費用対効果の
評価
を進めると同時に、
政策
に対する
評価
についても重点を置くべきであります。また、引き続き、
海外派遣調査
を
実施
するなど
調査
の一層の
充実
を図り、その成果を踏まえ
政府
との
意見交換
を進め、
援助予算
の大枠の
在り方
を始め、
政府
の
援助政策
について積極的に関与すべきであります。
政府
並びに
関係
各方面におかれましては、以上の
基本認識
を踏まえまして、本
提言
を今後の施策に反映されますよう、強く要望するものであります。 来年は、
日本
においてG8サミット、
アフリカ開発会議
が開催されるなど、
日本
の
援助
が
世界
から注目を集めることとなります。本
院同僚議員
におかれましては、次
国会
以降も
参議院
の
独自性
を発揮すべく、
ODA等
をめぐる諸問題に対し、積極的な
参加
と
協力
をお願い申し上げます。 本
報告
を終えるに当たり、
特別委員会
におきまして活発に御議論いただきました
委員各位
、貴重な
意見
をお述べいただきました有識者の
方々
など、
関係
の
方々
に心から感謝を申し上げます。 以上、御
報告
とさせていただきます。 ありがとうございました。(
拍手
)
扇千景
14
○
議長
(
扇千景
君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十分散会