○後藤(斎)
委員 今御答弁いただいたように、予算の枠内でやられているということなんですが、今、領土のいろいろな問題の部分できちっと測量しなきゃいけないというものについても、なかなかそれが十二分に、測量船自体がお隣の国の例えば十分の一の規模であるとか、工作船が、相手の方が高速で巡視艇がそれに追いつかないとか、いろいろな部分がこの何年かで出ている。それはまさに機材の部分にも大きく
影響をこれはすると思うので、やはりこれについては、
麻生大臣や額賀
長官も、
国務大臣という閣僚の部分で、ぜひその部分も、それぞれの省庁の問題だけではなく、大変重要なことですし、この
委員会の、テロの未然
防止であるとかそれを拡散しないということにもつながっていくと思いますので、その点につきましては特段の御配慮をお願いしたいというふうに思います。
続きまして、時間も余りなくなってきましたが、
麻生大臣、私は、今回のアフガンの部分、先ほど御指摘をした
イランの部分も含めて、いろいろ資料を当たっても、なかなか
外務省も、頻繁に例えば旅行に行ったりする国ではありませんから、資料が少ないんですね。
特に、
外務省のホームページを見たら、
イラクの概況につきましてはことしの二月、アフガンにつきましては二〇〇四年の十二月現在のホームページの、これはまんまかどうかは知りませんけれども、資料を見ても縦横がなかなか合わなくて、先ほど
塩崎副
大臣にお答えをいただいた例えば農業の部分であるとか、そういう
国内の
状況が不明、不明ということで何も書いていないというのも現状なので、ぜひここは、やはり情報をどう公開していくかということも私は大変必要だと思いますし、先ほど同僚
委員からもお話があったように、
自衛隊が
イラクで
活動をなさる、
ODAでたくさんの国に、もちろん必要性に応じてではありますが、上限はありますが、協力をする。それも税金であります。その部分については、
国民の皆さんに見えるような形で、こういうふうな形で対応しているということを、やはり
外務省でしか数字がとれない部分というのはたくさんありますから、そういう新しく改定をする部分も含めて、常にフォローをしていただくように私は強くお願いしたいというふうに思います。
アフガニスタンや
イラクの部分で、先ほども
塩崎副
大臣からお答えをいただいたように、なかなか十二分に食料も水もすべてに行き渡っているとは正直言って言えないというふうに聞いております。特に、以前のこの
委員会でも
麻生大臣に御要請をしたように、地雷という問題が非常に
影響があるというふうに言われています。当然、地雷を埋めるのは紛争
地域で、こっちに入ってきちゃだめよというような
地域であります。アフガンについては、この数週間、非常に
治安は悪くなっていますが、縮小している、減少しているというようにお聞きをしていますし、ただ、
イラクでは、やはりこの二年半の間、
フセイン政権が倒れたときよりも、中のいろいろな民族の問題も含めて、むしろ地雷はふえているというふうな話も聞いております。
そこで、アフガンにつきましても、二国間、例えば
日本がアフガニスタンに地雷の除去の機材を贈ったりというのと、国連を通じて対応する場合、多分この二つがあると思うんですが、なかなかここの調整がうまくできないという話も事実聞いております。どこまでがどういうふうに連携ができないのかという詳しいところはわかりませんが、地雷の問題は、いずれにしても、食料生産のために農地をもう一回開墾し直すというところにも、
日本でいうとあぜみたいなものがあるらしいんですが、そこに不発弾や地雷が埋まっている場合もある。
道路もまたそうであります。やはりそういう部分で地雷というのは、これからインフラの整備というものに、十二分ではないにしても、いずれ衣食住がある程度そこそこの
状況になったときには、並行してという場合もあるでしょうけれども、そこの問題に
日本国
政府としてももっと積極的に対応をしていただく、それが社会インフラのさらなる向上にプラスになるというふうに私は思うんですが、
麻生大臣、最後に、その点についてどのようにこれから
取り組みになるのか、お尋ねをしたいと思います。