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1997-10-29 第141回国会 衆議院 法務委員会 第3号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成九年十月二十九日(水曜日)     正午開議  出席委員   委員長 笹川  堯君    理事 太田 誠一君 理事 橘 康太郎君    理事 八代 英太君 理事 与謝野 馨君    理事 赤松 正雄君 理事 上田  勇君    理事 北村 哲男君 理事 木島日出夫君       奥野 誠亮君    粕谷  茂君       下村 博文君    西川 公也君       横内 正明君    渡辺 博道君       渡辺 喜美君    安倍 基雄君       漆原 良夫君    西村 眞悟君       福岡 宗也君    枝野 幸男君       佐々木秀典君    保坂 展人君       園田 博之君  出席国務大臣         法 務 大 臣 下稲葉耕吉君  出席政府委員         法務政務次官  横内 正明君         法務大臣官房長 頃安 健司君         法務省民事局長 森脇  勝君         法務省刑事局長 原田 明夫君  委員外出席者         法務委員会調査         室長      海老原良宗君     ————————————— 十月二十八日  商法及び株式会社監査等に関する商法特例  に関する法律の一部を改正する法律案内閣提  出第一三号) 同日  治安維持法犠牲者に対する国家賠償のための法  制定に関する請願(佐々木陸海君紹介)(第一  七〇号) は本委員会に付託された。     ————————————— 本日の会議に付した案件  商法及び株式会社監査等に関する商法特例  に関する法律の一部を改正する法律案内閣提  出第一三号)      ————◇—————
  2. 笹川堯

    笹川委員長 これより会議を開きます。  内閣提出商法及び株式会社監査等に関する商法特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  趣旨説明を聴取いたします。下稲葉法務大臣。     —————————————  商法及び株式会社監査等に関する商法特例に関する法律の一部を改正する法律案     〔本号末尾に掲載〕     —————————————
  3. 下稲葉耕吉

    ○下稲葉国務大臣 商法及び株式会社監査等に関する商法特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、最近の社会経済情勢及び株式会社運営の実態にかんがみ、いわゆる総会屋の根絶を図るとともに、株式会社運営健全性を確保するため、商法及び株式会社監査等に関する商法特例に関する法律の一部を改正しようとするものでありまして、その改正の要点は次のとおりであります。  まず、商法につきましては、第一に、株主の権利の行使に関する利益供与罪及び利益受供与罪法定刑を引き上げるとともに、利益供与要求罪並びに威迫を伴う利益受供与罪及び利益供与要求罪を新設し、また、利益供与を受けまたはこれを要求した者に対し懲役刑罰金刑の併科を可能とすることとしております。  第二に、会社荒らし等に関する贈収賄罪取締役等特別背任罪及び取締役等汚職の罪の法定刑を引き上げることとしております。  第三に、その他の罪の罰金刑の上限を引き上げることとしております。  次に、株式会社監査等に関する商法特例に関する法律につきましては、会計監査人汚職の罪の法定刑を引き上げることとしております。  以上がこの法律案趣旨であります。  何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。
  4. 笹川堯

    笹川委員長 これにて趣旨説明は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時三分散会      ————◇—————