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吉田(治)
委員 LPGの場合でしたら、ボンベの点検期間の問題とかさまざま、これは
安全性を
確保した上での、いい意味での
規制緩和というのですか、こういうことが必要になってくると思うのですけれ
ども、ぜひともこのLPGトラックヘの代替というものを強く求めたいと思います。
続きまして、ちょっと私、以前から非常に疑問に思っていたことが
一つございます。それをお答えいただきたいなと思うのです。
例えば、大阪でございましたら、私鉄、民間
鉄道でございますね、非常に発達しております。民間
鉄道の沿線へ行きますと、民間
鉄道会社の関連する不動産会社が住宅開発をされます。そこには民間
鉄道会社の関連するスーパーマーケットがたくさんございます。しかし、二年か三年に一度は電鉄会社は値上げをします。
私、これはもういにしえのことで、こんなことをこういう国会の場で言うのはいかがかと思うのですけれ
ども、中学校
時代のときに、
社会の時間にみんなで
議論をしまして、なぜ民間
鉄道は料金を値上げしなければならないのか。不動産でもうけているではないか。そこへ住んでいる人は民間
鉄道会社の経営するスーパーに物を買いに行かざるを得ないではないか。それでなおかつ
鉄道を使って、それがなぜ経営が悪いから値上げをするのだと。
また、ここ数年の
関係からしますと、悪いこととは私は申し上げませんけれ
ども、例えば、春闘というふうな形になってきますと、やはり相場づくりという形で、民間
鉄道の
方々が一番最初に要求、要望というふうな形で出され、決まっていく。賃金を上げるという部分では非常にいいかもしれないのですけれ
ども、じゃ、それは回り回ってどうなってくるというと、やはり
利用者の運賃にはね返ってくるという中において、私はこの民間
鉄道の経営というもの、そして運賃改定というもの、これまた説明があると思いますけれ
ども、諸
外国に比べてこれほど民間
鉄道が発達している国は私はないと思うのですね。
ですから、その辺を含めて私は、民間
鉄道のあり方とそれから運賃改定、
利用者の利便性というもの、国鉄からJRになったら値上げを九年間しなくて済んだというのですか、今でも私
どもの地元のJR西
日本、JR東海、そしてJR東
日本というのは料金値上げをしておりませんね。なぜJRはしなくて済むのに私鉄はしなければならないのか。
一方では、非常にいいことかと思いますけれ
ども、文化活動に非常に力を入れられている。文化活動に使う金があれば十円でも電車の運賃安くしてほしいのにというのは、一部別の部分でいったら
利用者としての率直な
意見かと思うのですけれ
ども、きょうはもう時間がございませんので取りとめのない話になるかもしれません、こういうことについて、
運輸省として、民間
鉄道を育てる、育てるというか、民間
鉄道というふうなもののあり方を含めてどうお考えなのか、お答えをちょうだいしたいと思います。