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1987-05-26 第108回国会 衆議院 本会議 第22号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
六十二年五月二十六日(火曜日) ――
―――――――――――
議事日程
第二十号
昭和
六十二年五月二十六日 午後一時
開議
第一
郵便法
及び
お年玉等付郵便葉書
及び
寄附
金付郵便葉書等
の
発売
並びに
寄附金
の処 理に関する
法律
の一部を
改正
する
法律
案(
内閣提出
、
参議院送付
) 第二
林業等振興資金融通暫定措置法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
) 第三
森林組合法
及び
森林組合合併助成法
の一 部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院
送付
) ――
―――――――――――
○本日の
会議
に付した案件
広瀬秀吉
君の故
議員森山欽司
君に対する
追悼演
説
日程
第一
郵便法
及び
お年玉等付郵便葉書
及び
寄附金付郵便葉書等
の
発売
並びに
寄附金
の処 理に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(内
閣提出
、
参議院送付
)
日程
第二
林業等振興資金融通暫定措置法
の一 部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
日程
第三
森林組合法
及び
森林組合合併助成法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院
送付
)
外国
の
地方公共団体
の
機関等
に
派遣
される
一般
職の
地方公務員
の
処遇等
に関する
法律案
(内
閣提出
、
参議院送付
)
刑事確定訴訟記録法案
(
内閣提出
、
参議院送付
) 午後一時二分
開議
原健三郎
1
○
議長
(
原健三郎
君) これより
会議
を開きます。 ――
――◇―――――
原健三郎
2
○
議長
(
原健三郎
君) 御
報告
いたすことがあります。
議員森山欽司
君は、去る二日逝去されました。まことに
哀悼痛惜
の至りにたえません。 同君に対する
弔詞
は、
議長
において昨二十五日贈呈いたしました。これを朗読いたします。 〔
総員起立
〕
衆議院
は 多年憲政のために尽力し 特に
院議
をもってその功労を表彰され
さき
に
社会労働委員長建設委員長
の
要職
につき また再度国務大臣の
重任
にあたられた
議員
正三位
勲一等森山欽司
君の長逝を
哀悼
し つつしんで
弔詞
をささげます ――
―――――――――――
故
議員森山欽司
君に対する
追悼演説
原健三郎
3
○
議長
(
原健三郎
君) この際、弔意を表するため、
広瀬秀吉
君から発言を求められております。これを許します。
広瀬秀吉
君。 〔
広瀬秀吉
君
登壇
〕
広瀬秀吉
4
○
広瀬秀吉
君 ただいま
議長
から御
報告
のありましたとおり、本
院議員森山欽司先生
は、去る五月二日山梨県河口湖町の
休養先
において急逝されました。 まさに青天のへきれきであり、私は、しばし電撃に打たれたごとく茫然として
言葉
を失った思いでありました。折しも、
参議院議員
の
眞弓夫人
は、中米のニカラグアにおける
列国議会同盟会議
に出張中の忽然の計報でありまして、「私がそばにいてやれなかったことが悔やんでも悔やみ切れません」と語られる御
夫人
の胸中を思うとき、私は、お慰めする
言葉
もなく、ひたすら悲しみに打たれるばかりでございます。
森山先生
は、
政治家
としては私の大先輩であり、また、
政策
、
政党
も異にしておりますが、顧みれば、遠く
昭和
十七年二月一日、太平洋戦争の開戦に伴う
学徒出陣
第一号として同じ部隊に入隊し、短期間ながらいわば同じかまの飯を食べた戦友でありました。その後、ともに
政治
の道を歩むようになり、同じ
選挙
区で
ライバル同士
として
選挙戦
を戦うこと十一回、殊に最近、
衆議院ブルガリア友好議員連盟
の
先生
が
会長
、私が副
会長
という
関係
などもございまして、長い間親しくおつき合いをさせていただいた次第であります。
森山先生
は、
政治家
としては
妥協
を許さない一徹な方でありましたが、一
人間
としては本当に純粋で、信義を重んじ
情義
に厚い方でありまして、私は、
常々心
から敬愛の念を抱いてまいったところであります。 ここに、諸君の御同意を得、私が
議員一同
を代表して
先生
に対して
哀悼
の
言葉
を述べることは、まさに感慨無量なものがあります。
森山先生
は、大正六年一月十日、
栃木
県今市市にお生まれになりました。御尊父は有為の弁護士として
活躍
をされておりましたが、そのすぐれた資質を受け継がれた
先生
は、長じて
東京府立
第一中学校から
旧制静岡高等学校
を経て
東京帝国大学法学部
に進み、在学中に
高等文官試験
の
外交
、
行政
の両科に合格されました。そして、
昭和
十六年十二月
大学
を卒業するとともに、
外務省
に入られたのでありますが、入省後間もなく
臨時現役兵
として
終戦
まで軍務につかれました。
我が国
が
敗戦
を迎えるや、
先生
は
外務省
に復帰され、
終戦連絡中央事務局
の
連絡官
としてGHQとの折衝に当たられましたが、
占領軍
からの次々に不当とも思えるような重なる要求の押しつけ、そういうものに
敗戦国
の悲劇を身をもって痛感をされたようであります。 それにも増して、焦土と化し、
窮乏
にあえぐ
日本
の
現実
を直視された
先生
は、我が祖国を
平和的手段
をもって国際的に名誉ある地位に再建しなければならない、そういう
情熱
に駆られまして、
エリート外交官
の道を深くなげうって
国政
に挺身する決意を固められたのであります。時に弱冠二十九歳でありました。 そして、
昭和
二十一年四月に行われました
衆議院議員
総
選挙
に勇躍立候補いたしましたが、
文字どおり裸一貫
、徒手空拳の
青年
に
現実
はいかにも厳しく、奮戦もむなしく苦杯を喫し、続く
昭和
二十二年四月の総
選挙
においても再度敗退を余儀なくされました。しかしながら、
先生
の志はいよいよかたく、若き
情熱
は
一大炬火
となって燃え上がり、
昭和
二十四年一月の第二十四回
衆議院議員
総
選挙
に三たび挑戦して、
選挙民
の
圧倒的支持
を獲得し、見事初
当選
の栄に輝きました。(
拍手
)ついに三十二歳の
青年代議士森山欽司先生
の誕生を見たのであります。
先生
が本院に初めて議席を占められた当時の
我が国
は、なお厳しい
窮乏
と混乱の中にあり、働くに職なく、職にある人もまた劣悪な
労働条件
のもとで苦しみ、戦後の
経済復興政策
の中で、
労働
問題こそ
我が国
の深刻かつ喫緊の
政治課題
でありました。そういう状況を目の当たりにした
先生
は、ヒューマニスチックな
使命感
と若い
情熱
に燃え、直ちに
労働
問題に取り組まれました。 当時の不安定な
社会経済情勢
を反映し、
労使紛争
は頻発し、また激しいものでありましたが、
先生
は、幾多の試練に遭遇しながらも、健全な
労使関係
の育成と
確立
なくして
民主主義
は定着しない、こういう
信念
をもって常に精魂を傾けて対処してこられたのであります。この時代こそ後年の
政治家森山先生
を形成する大きな素地となったものと信じます。
先生
は、
昭和
三十二年と
昭和
四十六年に再度本院の
社会労働委員長
の
要職
につかれました。また、
自由民主党
においても、
労働問題調査会長
を初めとして終始
労働部門
で
活躍
をされておられます。この間、
先生
は、
労使紛争
の
調整解決
や
人事院勧告
、
仲裁裁定
の完全実施等健全な
労使関係
の
確立
のため多大の貢献をされるなど、
労働
問題に関する
先生
の
業績
は数限りなく、その
言動
は常に重きをなしていたのであります。 また、
栃木
県の
足尾銅山
など
金属鉱山
や
石炭鉱山
に多発しておりました
けい肺病
の
対策
として
けい肺立法
を実現させましたが、これは
我が国職業病対策
の嚆矢として画期的なものでありまして、
先生
を語るときに忘れてはならない大きな
業績
と申せましょう。(
拍手
) 時に、
先生
の
労働政策
を
〝労働タカ派〟
と評する人もありますが、「世の中には、自分の得にならなくても
国家国民
のために大事なことがある。それと真剣に取り組むのが
政治家
の本務ではないか」というかたいいちずの
信念
に立脚した
先生
の真摯なステーツマンシップ、
政治姿勢
には、何人といえども惜しみない評価と敬意を払うでございましょう。(
拍手
) 申すまでもなく、
先生
は、
労働
の分野のみならず、
国政
の各般にわたって
活躍
されております。本院においては
昭和
四十年に
建設委員長
につかれ、
内閣
においては
昭和
四十八年に第二次
田中内閣
の
科学技術庁長官
、
昭和
五十三年には第一次
大平内閣
の
運輸大臣
の
重任
に当たられました。
科学技術庁長官在任
中、
原子力船
「むつ」の
放射線漏れ事故
が発生した際、
先生
は、直ちに
放射線障害防止対策要綱
の
策定
や
放射線障害防止中央協議会
の設立など矢継ぎ早に的確な対応をとられ、
原子力安全対策
の
強化確立
に万全を期せられました。これは今なお記憶に新たなるところであります。 また、
運輸大臣
としては、
国鉄職員
の
合理化計画
、いわゆる三十五万人体制の
策定
という難問に当たられましたが、その過程において
労働側
の率直な意見にも真摯に耳を傾けられました。
労使
の協調のために心血を注ぐ御苦労を重ねられたことを、私も渦中の一人としてよく承知をいたしております。 さらに、
先生
は、
自由民主党
にあって
幹事長代理
、
総務会
副
会長等
の
要職
を歴任し、党務の
処理
に、また、
政策決定
に大きな役割を果たしてまいりましたが、郷土の発展のためにも終始一貫献身的な
努力
を払ってこられました。 とりわけ、
栃木
県藤原町と福島県会津を結ぶ
野岩鉄道会津鬼怒川線建設
は、
地元
民百年の悲願でありました。
先生
は、
野岩鉄道完成促進協議会議員連盟
の
会長
として献身的に御尽力されまして、昨年十月、長年にわたるその
努力
が見事第三セクターとして同線の
開通
となって実りました。その
会津鬼怒川線
は、
地元
の
人たち
の
生活
上の利便はもとより、多くの
観光客
によって
開通
以来大盛況を続けているのでありまして、
先生
の
地元
に残された最大の遺産として
森山欽司
の名とともに永遠に語り継がれていくことでありましょう。(
拍手
) かくして、
先生
は、本
院議員
に
当選
すること十三回、
在職
三十四年二カ月の長きに及び、
さき
に永年
在職議員
として
院議
による表彰を受けられました。この間、
政党政治
の
確立
と
国政
の進展に貢献された
功績
は、まことに偉大なるものがあります。 思うに、
森山先生
は、純粋なまでの潔癖さとあふれるばかりの
正義感
を持ってみずからの
政治信条
を貫き通された
信念
の
政治家
でありました。その
妥協
を許さない頑固なまでの一徹さと歯にきぬ着せぬ
言動
から、ぶこつで近寄りがたい印象を与えておりましたが、一面、
〝モリキン
さん〟の愛称で親しまれておりますように、
先生
は、人一倍律儀で
情義
に厚く涙もろい
人情家
でもありまして、接する人を深く魅了するところがあったのであります。私は、そういう
先生
の
人間性
にこそ
森山政治
の本領があったと確信するものであります。(
拍手
)
先生
は、私
生活
においては動物を愛し、特に犬を大変かわいがられました。また、ゴルフを楽しむほか、カメラと
切手
の収集を
趣味
として
政治生活
の厳しさをいやし、心の和らぎを求め、明日へのエネルギーとされていたようでありますが、それは
趣味
の域を超えた本格的なものであり、
同好者
のみならず
専門家
の高く評価するところであったように聞いております。
森山先生
は、
昭和
二十四年の初
当選
の際、結婚された
眞弓夫人
とともに立派な理想的な家庭を建設されました。特にこの七年有余、
〝おしどり議員〟
としてその仲むつまじさはっとに人もうらやむところでございまして、
先生
は人前でもごく自然に「
眞弓
、
眞弓
」と奥様の名前を連発され、その
愛妻家ぶり
は、はた目にも本当に美しく、ほほ笑ましく映ったところでございました。
森山先生
御夫妻は、十四年前、当時十六歳だったただ一人の御
長男太郎
君を柔道の試合中の
事故
で亡くされましたが、時に御
夫人
が
太郎
君を思い出して涙を見せますと、
先生
は「泣かないで、僕も泣きたくなるから」と優しくいたわられたとのことであります。人一倍子煩悩だった
先生
の当時の御悲嘆のほどがしのばれるのであります。その
先生
も今や亡く、天上において
愛息太郎
君との再会の日々を楽しく送っておられるのでありましょうか。
先生
は、このたび
勲一等旭日大綬章
を受章されることになり、この上ない光栄と感激しつつ五月八日の
親授式
をこよなく楽しみにしておられたのであります。しかるに、その日を待たず、天は無情にも
先生
を奪い去っていかれました。どうしてせめて旬日の命を与えてくれなかったのでありましょうか。まことに
哀惜痛恨
のきわみであります。 現下、
我が国
は世界的な視野に立って内政、
外交
を展開すべき重大な時期に直面しております。このときに当たり、豊かな識見とすぐれた
洞察力
を兼ね備えられた
政治家森山先生
を失いましたことは、
ひとり自由民主党
のみならず、本院にとりましても、
国家
にとりましてもまことに大きな損失であり、惜しみてもなお余りあるものがあります。 ここに、
森山欽司先生
の生前の御
功績
をたたえ、その人となりをしのび、心から御冥福をお祈り申し上げ、
追悼
の
言葉
といたします。(
拍手
)。 ――
――◇―――――
日程
第一
郵便法
及び
お年玉等付郵便葉書
及び
寄附金付郵便葉書等
の
発売
並びに
寄附金
の
処理
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
原健三郎
5
○
議長
(
原健三郎
君)
日程
第一、
郵便法
及び
お年玉等付郵便葉書
及び
寄附金付郵便葉書等
の
発売
並びに
寄附金
の
処理
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
逓信委員長深谷隆司
君。 ――
―――――――――――
郵便法
及び
お年玉等付郵便葉書
及び
寄附金村部便葉書等
の
発売
並びに
寄附金
の
処理
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕 ――
―――――――――――
〔
深谷隆司
君
登壇
〕
深谷隆司
6
○
深谷隆司
君 ただいま
議題
となりました
法律案
について、
逓信委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、
郵便
の
利用者
に対するサービスの向上を図るため、所要の
改正
を行おうとするものであります。 その主な
内容
は、 まず、
郵便法
の一部
改正
では、商品の
広告等
のため大量に差し出される
広告郵便物
については、
郵便番号ごと
の区分差し出し、
後回し処理等
の
条件
のもとで、最高三〇%までの
料金割引
をすることができること、
後納郵便料金
については、
金融機関
の
預貯金口座
からの振替の方法により納付することができること等であります。 次に、
お年玉等付郵便葉書
及び
寄附金付郵便葉書等
の
発売
並びに
寄附金
の
処理
に関する
法律
の一部
改正
では、題名を「
お年玉付郵便葉書等
に関する
法律
」に改めることとするほか、
くじ引番号付き
の
郵便切手
を発行することができることといたしております。
本案
は、五月二十二日
参議院
から
送付
され、昨二十五日
唐沢郵政大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取し、同日
質疑
を終了、
採決
の結果、
全会一致
をもって
原案
のとおり可決すべきものと議決した次第であります。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ――
―――――――――――
原健三郎
7
○
議長
(
原健三郎
君)
採決
いたします。
本案
は
委員長報告
のとおり決するに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
8
○
議長
(
原健三郎
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり可決いたしました。 ――
――◇―――――
日程
第二
林業等振興資金融通暫定措置法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
日程
第三
森林組合法
及び
森林組合合併助成法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
原健三郎
9
○
議長
(
原健三郎
君)
日程
第二、
林業等振興資金融通暫定措置法
の一部を
改正
する
法律案
、
日程
第三、
森林組合法
及び
森林組合合併助成法
の一部を
改正
する
法律案
、右両案を一括して
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
農林水産委員長玉沢徳一郎
君。 ――
―――――――――――
林業等振興資金融通暫定措置法
の一部を
改正
する
法律案
及び同
報告書
森林組合法
及び
森林組合合併助成法
の一部を
改正
する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕 ――
―――――――――――
〔
玉沢徳一郎
君
登壇
〕
玉沢徳一郎
10
○
玉沢徳一郎
君 ただいま
議題
となりました二
法案
につきまして、
農林水産委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 初めに、両案の
内容
について申し上げます。 まず、
林業等振興資金融通暫定措置法
の一部を
改正
する
法律案
は、最近における
林業
をめぐる諸
情勢
の
変化
に対処して、
林業経営
を改善するため、
農林漁業金融公庫
が
林業経営改善計画
の認定を受けた者に対して行う
造林資金
の貸し付けについて、その
償還期限
を四十五年以内から五十五年以内に、
据置期間
を二十五年以内から三十五年以内に、それぞれ十年間延長しようとするものであります。 次に、
森林組合法
及び
森林組合合併助成法
の一部を
改正
する
法律案
は、最近における
森林
及び
林業
をめぐる諸
情勢
の
変化
にかんがみ、
森林組合制度
の
改善強化
を図るため、
森林組合
及び
森林組合連合会
の
事業範囲
を拡大するとともに、
森林組合
による
森林施業
の
共同化
の推進、
森林組合
の
合併
の
促進等
のための
措置
を講じようとするものであります。 両案は、去る五月二十二日
参議院
より
送付
されたものでありまして、
委員会
におきましては、同日
加藤農林水産大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取し、昨五月二十五日一括して
質疑
に入り、同日
質疑
を終局いたしました。 次いで、
採決
を行いましたところ、両案はいずれも
全会一致
をもって
原案
のとおり可決すべきものと議決した次第であります。 なお、
森林組合法
及び
森林組合合併助成法
の一部を
改正
する
法律案
に対し
附帯決議
が付されました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ――
―――――――――――
原健三郎
11
○
議長
(
原健三郎
君) 両案を一括して
採決
いたします。 両案は
委員長報告
のとおり決するに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
12
○
議長
(
原健三郎
君) 御
異議
なしと認めます。よって、両案とも
委員長報告
のとおり可決いたしました。 ――
――◇―――――
谷垣禎一
13
○
谷垣禎一
君
議事日程追加
の
緊急動議
を提出いたします。
内閣提出
、
参議院送付
、
外国
の
地方公共団体
の
機関等
に
派遣
される
一般職
の
地方公務員
の
処遇等
に関する
法律案
を
議題
とし、
委員長
の
報告
を求め、その
審議
を進められることを望みます。
原健三郎
14
○
議長
(
原健三郎
君)
谷垣禎一
君の
動議
に御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
15
○
議長
(
原健三郎
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
日程
は追加されました。 ――
―――――――――――
外国
の
地方公共団体
の
機関等
に
派遣
される
一般職
の
地方公務員
の
処遇等
に関する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
原健三郎
16
○
議長
(
原健三郎
君)
外国
の
地方公共団体
の
機関等
に
派遣
される
一般職
の
地方公務員
の
処遇等
に関する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
地方行政委員長石橋一弥
君。 ――
―――――――――――
外国
の
地方公共団体
の
機関等
に
派遣
される
一般職
の
地方公務員
の
処遇等
に関する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕 ――
―――――――――――
〔
石橋一弥
君
登壇
〕
石橋一弥
17
○
石橋一弥
君 ただいま
議題
となりました
外国
の
地方公共団体
の
機関等
に
派遣
される
一般職
の
地方公務員
の
処遇等
に関する
法律案
につきまして、
地方行政委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 まず、
本案
の主な
内容
について申し上げますと、 第一に、
任命権者
は、
地方公共団体
と
外国
の
地方公共固体
との
合意等
に基づきまたは
外国
の
地方公共団体
の
機関等
の要請に応じ、これらの
機関等
の
業務
に従事させるため、
条例
で
職員
を
派遣
することができること、 第二に、
派遣職員
は、
派遣期間
中、
職員
としての職を保有するが、その
職務
に従事しないものとし、
派遣
が終了したときは、
職務
に復帰すること、 第三に、
派遣職員
の
業務
上の
災害
については、
派遣先
の
機関
の
業務
を公務とみなして
地方公務員災害補償松
による
補償
及び
地方公務員等共済組合法
による給付を行うこと、 第四に、
派遣職員
の
給与
及び旅費の支給については、
国家公務員
のこれらに関する事項を基準として
条例
で定めること、 第五に、
派遣職員
が
職務
に復帰したときの任用、
給与等
に関する
処遇
については、部内の
職員
との均衡を失することのないよう適切な配慮が加えられなければならないこととしております。
本案
は、五月二十二日
参議院
から本院に
送付
され、同
日本委員会
に付託されたものであります。 本
委員会
におきましては、本日
葉梨自治大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取した後、
審査
を行い、
質疑
を終了いたしました。 次いで、
採決
いたしました結果、
本案
は
全会一致
をもって
原案
のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ――
―――――――――――
原健三郎
18
○
議長
(
原健三郎
君)
採決
いたします。
本案
は
委員長報告
のとおり決するに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
19
○
議長
(
原健三郎
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり可決いたしました。 ――
――◇―――――
谷垣禎一
20
○
谷垣禎一
君
議事日程追加
の
緊急動議
を提出いたします。
内閣提出
、
参議院送付
、
刑事確定訴訟記録法案
を
議題
とし、
委員長
の
報告
を求め、その
審議
を進められることを望みます。
原健三郎
21
○
議長
(
原健三郎
君)
谷垣禎一
君の
動議
に御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
22
○
議長
(
原健三郎
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
日程
は追加されました。 ――
―――――――――――
刑事確定訴訟記録法案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
原健三郎
23
○
議長
(
原健三郎
君)
刑事確定訴訟記録法案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
法務委員長大塚雄司
君。 ――
―――――――――――
刑事確定訴訟記録法案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕 ――
―――――――――――
〔
大塚雄司
君
登壇
〕
大塚雄司
24
○
大塚雄司
君 ただいま
議題
となりました
法律案
について、
法務委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、
刑事訴訟記録
の
訴訟終結
後における適正な管理を図ろうとするもので、その主な
内容
は次のとおりであります。 第一に、
刑事訴訟記録
は、
訴訟終結
後は、
当該被告事件
の第一
審裁判所
に対応する検察庁の
検察官
が保管し、その
保管期間
については、
記録
の
種類等
に応じて定めるものとすること、 第二に、
検察官
は、
保管記録
について、
再審手続
のため
保存
の必要があると認めるときは、
保管期間満了
後も、これを
再審保存記録
として
保存
するものとすること、 第三に、
保管記録
及び
再審保存記録
について、
閲覧
に関する
手続
を定めるものとすること、 第四に、
再審保存記録
としての
保存
の
請求
または
保管記録
もしくは
再審保存記録
の
閲覧
の
請求
に対する
検察官
の
処分
に不服のあるものは、
裁判所
にその
処分
の取り消しまたは変更を
請求
することができるものとすること、 第五に、法務大臣は、
保管記録
または
再審保存記録
について、
保管期間
または
保存期間
の
満了
後、これを
刑事参考記録
として
保存
し、
学術研究等
のため必要があると認める場合には、これを
閲覧
させることができるものとすること等であります。
本案
は、
参議院先議
に係るもので、去る五月二十日同院において
原案
のとおり可決し、本院に
送付
されたものであります。
委員会
においては、去る二十二日
提案理由
の
説明
を聴取し、本日
審査
を行い、これを終了し、直ちに
採決
を行ったところ、
本案
は
全会一致
をもって
原案
のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ――
―――――――――――
原健三郎
25
○
議長
(
原健三郎
君)
採決
いたします。
本案
は
委員長報告
のとおり決するに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
26
○
議長
(
原健三郎
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり可決いたしました。 ――
――◇―――――
原健三郎
27
○
議長
(
原健三郎
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後一時三十四分散会 ――
――◇―――――