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中沢伊登子君 まだ
竹田理事の質問がこれから続いていくところですけれ
ども、私の時間の
関係で、お先にやらしていただきますので、的確に御答弁をいただきたいと思います。
いま私は、これは自分の質問ではなかったけれ
ども、いまの
金光環境衛生
局長のいろいろな答弁を伺っておりまして、私もちょっと一言触れなくてはいけないような気がいたします。といいますのは、いまの
BHCの
牛乳の問題ですけれ
ども、一年か二年でどうにかなるというようなものではないというような答弁でありましたけれ
ども、それは一日にどのくらい飲んでいる人がそういうことになるのかわかりませんが、三本も四本も、三合も四合も飲んでいる者が一年か二年でどうにかなるというものではないということでは私
ども非常に不満ですね。何か心配でしようがないのと、それから
牛乳の
BHCだけではなくて、いろいろの添加物や
農薬を私
どもは自然にからだの中に入れているわけです。それだけではどうということは言えないかもしれないけれ
ども、漫性
毒性とか相乗作用というものがあるものですから、こういう点は、もう一ぺんどうしても
農薬とかあるいは添加物の総点検をやって、
ほんとうに私
どもを安心をさしてもらいたいと思うのです。これは私はいまお答えを要求いたしません、時間がありませんから、ちょっと要望だけを申し上げておきますが、そういう点で、私は
厚生省の
考え方が少し根本的に甘過ぎるんじゃないか、少しルーズじゃないか、こういうふうに、私は
ほんとうは、きょうは苦言を呈したいと思うのです。
それからもう
一つは、いまいろいろ
BHCの問題でここでやりとりがございましたけれ
ども、
畜産局長さん、それはいまどこのわらが
汚染されているんだ、どこがどうだということではなくて、どっかが
汚染されたということであれば、もうすぐにその
飼料を変える、その方向をなぜとらないのかということなんです。それで、すぐ
飼料を変えるといったって、なかなかそれはいま急激に、たくさんの
乳牛の食べる
飼料がとってあるわけではありませんし、すぐにクローバが大きくなるわけでもあるまいし、たいへんその点では私の言うことは無理であろうかと思います。しかし、もういつ何どきどういうことが起こらないとも限らないときに、いや、こっちは
汚染された、その
発表がずいぶん手間取ったということでは、
国民はちょっと心配になって
牛乳なんて飲めないということになるし、
ほんとうにわれわれからいえば、一人が一日
牛乳二本か三本飲みたいんですけれ
ども、値段の問題もありますから、一ぺん
汚染されたことがはっきり出ますと、みんなやめてしまう。これは小売り屋さんも非常に迷惑しているわけですよ。ですから、もしそういうニュースが出たら、手当てをする方向に私は
考えてほしいということを
一つ要望を申し上げたい。
それから、この間私、これは兵庫県のある農村のほうですけれ
ども、そこへ行っていろいろお互いに話をしておりました。そうしたら、その
農薬というものを、人手も足りないし、このごろ部落共同でヘリコプターで
農薬をまくんです。そうすると、いなかのほうでは用水池がありますね。まだ井戸水を飲んでいる。その用水池にもその
農薬が入ってしまう。
農薬をまくときには、ただいまから
農薬をまきますから窓を締めてくださいと言って広報車が回る。だから、家は締めるけれ
ども、それから一時間か二時間くらいたってから、やっと
農薬が落ちてくるというのです。ヘリコプターでまいているときは、いきなりそう、すうっと落ちてくるものではない。そうすると、その用水池などの水に
農薬が入る。これを何とかしてもらえませんかという要望がございました。ですから、私は、
農薬の問題はもう一ぺん総点検をして、そういうときにはどういうふうに手当てをするのか、そういう上から降ってきた
農薬でまたクローバーが
汚染されるかもわからない、その辺のところを私はもっと根本的に
考えていただきたいと思います。
それから、いまのアイスクリームの問題ですけれ
ども、
竹田委員は、いま、値段は変わらないけれ
ども上げ底みたいになっておると言われましたけれ
ども、私はもう
一つ違う
考え方は、ちょっと
一つ食べたら多過ぎるんですね。アイスクリームで胃袋が冷たくなるほど大きくなって、五十円くらいのアイスクリームが八十円ぐらいになっているんです。そういうことのあることも
一つ御
承知おきを願いたいと思います。
いずれ何らかの機会に、私はこれらの問題について、じっくりと質問をしてみたいと思いますが、きょうはそれが本筋ではありませんから、
国民生活センターのことについて御質問をいたします。
私
どもは
国民生活庁というものを非常に希望して、何べんもこういうことを質問の中で繰り返してきたわけですけれ
ども、今度
国民生活センターというものが設置されることになりました。ところが、いままで、たとえば
通産省とか
農林省、あるいは
厚生省、そういうところでも個別に
情報の
提供を行なっておりました。一例として申し上げますと、
厚生省では
国民生活の実態
調査というものを行なって、結果報告をいままでも出してきておりましたね。そういう中で
国民生活センターの設立は、このような業務の一そうの煩瑣を招いて、
国民をしてかえってその去就に迷わせるおそれがないものかどうか。なおそれでも、あえてこういう
研究所を解散して
センターを設立しなければならない理由はなぜだろうか。こういうこと、それが
一つですね。
それから、むしろ
研究所の質的向上をはかって、対外的には実際面を担当する
各省庁と密接な連携を保って、
センターの新設によって招くほかの省との摩擦を避けて、事の円滑を期したほうがよかったのではないか、こんな感じが私はしておるわけです。そこら辺についてお答えを願いたい。
いま二点申し上げました。それから、各地方に
生活センターみたいなものございますね。そういうものと、今度できる
センターとの
関係はどういうことになっておりますか。その三点をひとつお願いしたい。