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久保等君 もう私の
質問もぼつぼつ終わりますが、従来から非常にいろいろ
トラブルといいますか、いろいろと誤解等が生じておった。たとえば
農集と有
放電話との問題、こういったような点については、最近いろいろ
関係者の御努力できわめて明るい情勢が出てまいっておりますことは、私も非常に実は喜んでおるわけです。問題はやはり国民なりあるいはまた農村の
地域住民の
方々のための
有線放送であり、また
電話であり、したがって、そういう
立場で、私は何かこう
一つのなわ張り根性的な
立場で、こういった問題が理解されたり、取り上げられてまいるのを非常に従来から残念に思っておったのでありますが、最近こういったことについて、非常にいわば明るい空気が出てまいっていることを、
お話を聞いて喜んでいるのですが、いま電電
公社の総裁の
お話にありましたが、電電
公社自体が、この
農村方面における
電話の
普及について、いまのような問題についても、十分にひとつ
地域の
方々の御理解をいただけるような、積極的なひとつ私は手を打ってまいる必要があろうかと思いますし、もちろん郵政当局が、
有線放送電話の問題を考える場合に、従来必ずしも各
地域の末端にまで誤解のないような形で、はたして
有線放送電話の問題が
処理されておったかどうか、これは多分に疑問があったと思うのです。私は、したがって、この三十三
施設の問題はもちろんでありますが、同時に
有線放送とそれから
電話という問題について、これが何かしら利害相反するものだというふうな誤解がなくなるように、ひとつ積極的な手をお考えいただきたいと思うのです。特に最近の、先ほど申し上げましたようなきわめて好ましい空気の出ておりまする
状況でありますだけに、この機会に一そうのひとつ御努力を願って電信
電話事業というものの本来の性格なり、また国民に奉仕をしなければならない重要な事業というもの、こういったものについての十分な御理解ももちろん、国民なりあるいは農村の
方々に御理解をいただくと同時に、現実、
電話がなかなか申し込んでもつかない。そういった問題に対しては、
一体具体的にどう対処するかというような問題については、
有線放送電話の問題もありまするが、しかし本来的には、これは何といっても、
電話そのものの
普及をはかることによって
解決をしてまいらなければならない問題だと思うのです。したがって、そこらに何か摩擦が起きてみたり、あるいはまた誤解が生じてみたりすることは、これはまことに私は国民なり
地域、特に農村の
方々にとっても不幸だと思うのでして、そういった点についてはひとつぜひ十分に意のあるところをお互いに話し合う。郵政当局、あるいは電電
公社自体が積極的にひとつ
地域の
方々と話し合って誤解のないようにしていってもらいたい。このことを強く要望しておきたいと思うのです。この点については一言
郵政大臣のほうからも御所見をいただきたいと思うのです。