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説明員(遠藤文夫君) 実はまだ都のほうと、内々調整しているんですけれども、お答え申し上げるような
段階まで行っていないんでおったんですが、実は都のほうがはっきり計画をきめたという
お話もありましたが、私ども、実際都のほうと国のほうとの実はかね合いもあるものですから、実を言いますと、内々話しておりますが、はっきり国のほうの
段階、計画そのものがはっきり固まっているというところではないようであります。いま
お話がありました一億何ぼというのは、これはたしか都のほうの予備費が一億何ぼきりしかないわけでございまして、さしあたり、補正予算を組む前は、その
範囲でもって何とかしのがざるを得まいというようなことで、その
範囲内でやるというようなことで、現在具体的な事業内容を固めており、用船というようなものも、必要があるならば国とも相談いたしまして、結局用船というものを
考えざるを得まいという程度のところで、私は輸送の問題につきましても、第一に国のほうの、御
指摘がありましたように、国のほうの
段階の自衛艦とか、そういうふうなものがどの程度一体いけるものか、さらにそれにつきまして、どの程度のものが運べるか、これは船によりまして、たとえば何といいますか、普通の護衛艦になると、人は乗せますけれども物は載せない、ところがいわゆる荷物運搬用の揚陸艦と申しますか、そういうものを使えば、これはある程度のものは載るわけですけれども、今度はその数も少ないし、どの程度使えるかというようなこともひとつ
考えなければいかぬ、それとの関連におきまして、さらに都とも相談いたしまして、チャーターが必要なのか、チャーターするためには、これは運輸省ともあれしているわけでございますけれども、一体どの程度の貨物量が必要なのか、船ばかり大きなものをとってみたところで、荷物がどの程度毎月必要なのかというようなところの
議論を実はいまやっている。
まあ私どものほうの
関係機関と国とが相談をいたしました上で、荷物につきましては、運輸省あたりでも、これは専門家が
向こうにおるわけですから、そちらと相談しまして、これから年間におきましてどの程度の
仕事をやらなきゃいけないか、やるべきか、それとの関連において、荷物をどの程度運ばなきゃいけないか、どの程度荷物を、暫定的に本年度どの程度の
仕事をやらなきゃいけないから、国は逆に、船をどういうものを出さなきゃならないかということを固めていかないと実は固まらない。その辺のところをいま内々でやっておるものですから、どうも一方だけで固まらないもので、たとえば一例を申し上げますと、総合
事務所とかの組織とかいうふうなものが、あるいは本年度の予算というものをどの程度までやるかということによって、荷物のほうも変わってくるというようなことをやっているもので、実は早いところ、お示しできるところまで申し上げたいわけでございますけれども、なかなか
——もちろん御
指摘がありましたように、私のほうだけということも、
東京都だけということも、重複してやるということも、これはナンセンスなわけでございますから、その辺のところも調整しながら進めていきたい。はなはだ、まあ
お話しございましたので、現在の私どものやっている
段階と
考え方を申し上げまして、なるべく早い
段階に固めまして、全体として矛盾のないよう、合理的な形で移行できるように努力してまいりたい、かように
考えおります。