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1967-07-21 第55回国会 参議院 本会議 第28号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和四十二年七月二十一日(金曜日)    午後十時五十九分開議     —————————————議事日程 第二十九号   昭和四十二年七月二十一日    午前十時開議  第一 国家と他の国家国民との間の投資紛争   の解決に関する条約締結について承認を求   めるの件(衆議院送付)  第二 小規模企業共済法の一部を改正する法律   案(内閣提出衆議院送付)  第三 中小企業団体組織に関する法律の一部   を改正する法律案内閣提出衆議院送付)  第四 石油開発公団法案内閣提出衆議院送   付)  第五 近畿圏保全区域整備に関する法律案   (内閣提出衆議院送付)  第六 中部圏都市整備区域都市開発区域及   び保全区域整備等に関する法律案内閣提   出、衆議院送付)  第七 加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の   一部を改正する法律案内閣提出衆議院送   付)  第八 沖繩即時日本復帰に関する請願  第九 社会保険(厚生省)関係等職員国家公   務員地方事務官)から地方公務員とすること   に関する請願(二件)  第一〇 昭和四十二年度における地方自治体財   源の確立に関する請願(二件)  第一一 町村財源強化による財政確立に関す   る請願  第一二 退職地方公務員共済年金等格差是   正に関する請願(十四件)  第一三 共済組合制度整備改善に関する請願  第一四 零細所得者層に対する個人事業税の軽   減措置等に関する請願  第一五 地方公務員給与改定に必要な財源措   置に関する請願  第一六 実用衛星センターに付随する公共事業   予算の特別措置に関する請願  第一七 名神高速道路用交通警察費全額国庫   負担に関する請願  第一八 千葉県内有線放送電話に対する国庫   補助等に関する請願  第一九 戦傷病者に対する地方税減免等に関   する請願  第二〇 市町村が行なう有線放送電話に対する   助成拡充等に関する請願(十五件)  第二一 市町村自主財源充実に関する請願   (三件)  第二二 公共用地先行取得のための起債わく   拡大等に関する請願(三件)  第二三 地方公務員等退職年金恩給のスラ   イド制早期実現等に関する請願(十七件)  第二四 岩手以内における集中豪雨対策に関す   る請願  第二五 選挙制度公営に関する請願  第二六 地方議会議員選挙公営ポスター掲示   揚制度の採用に関する請願(二件)  第二七 都道府県議会議員選挙公営に関する   請願  第二八 物価抑制に関する請願  第二九 石炭政策に関する請願(七十三件)  第三〇 栄養士法第五条の二の第二号改正に関   する請願(百五十六件)  第三一 児童福祉施設最低基準改定に関する   請願(九件)  第三二 国民健康保険に対する国庫負担金増額   等に関する請願  第三三 農生協等理容施設新設規制等に関す   る請願(二十六件)  第三四 善意の日制定に関する請願  第三五 保育料徴収基準確立等に関する請願  第三六 日雇労働者健康保険法内容改善に関   する請願(四十二件)  第三七 国民健康保険制度充実に関する請願  第三八 心臓病専門病院の新増設促進に関す   る請願(十五件)  第三九 心臓手術のための供血制度改善に関す   る請願(十五件)  第四〇 心臓病子供治療に対する育成医療   助成拡充に関する請願(十六件)  第四一 看護婦等養成のための運営費に対する   国庫補助制度確立等に関する請願  第四二 看護教育改善に関する請願  第四三 勤労者通勤途上における交通災害に   対する労災保険の適用に関する請願  第四四 戦争犯罪裁判関係者に対する見舞金に   関する請願(十二件)  第四五 国立病院療養所職員増員等に関   する請願(二十八件)  第四六 ソ連長期抑留者に対する国家補償に関   する請願(四件)  第四七 衛生検査技師法の一部改正に関する請   願(十五件)  第四八 旅館業等許可規制強化に関する請   願  第四九 ビルマ戦域戦没者遺骨収集並びに墓参   団派遣等に関する請願  第五〇 厚生年金保険法特例老齢年金制度改   正に関する請願(九件)  第五一 療術の新規開業制度に関する請願(十   七件)  第五二 ハンセン病盲人盲人手当支給等に   関する請願(二件)  第五三 日雇健康保険制度の存続並びに給付内   容改善に関する請願  第五四 国民健康保険経営主体に関する請願   (三件)  第五五 日雇労働者健康保険廃止反対に関す   る請願(三十五件)  第五六 日雇労働者健康保険改悪反対等に関す   る請願(五件)  第五七 戦争犯罪者に対する特別給付金支給に   関する請願  第五八 日雇労働者健康保険廃止反対等に関   する請願(二件)  第五九 ソ連長期抑留者処遇に関する請願(九   件)  第六〇 ハンセン病患者が国の強制隔離政策   により受けた損失補償等に関する請願  第六一 自閉症児治療施設整備等に関する請   願(四件)  第六二 日雇労働者健康保険改悪等反対に関   する請願  第六三 戦没者遺骨収集促進に関する請願(二   件)  第六四 長野県内民間テレビ局増設に関する   請願(二件)  第六五 岡山県内民間テレビ放送局増設に関   する請願  第六六 集団住宅電話単独加入電話への切換   えに伴う補償問題に関する請願(十件)  第六七 難波宮跡保存に関する請願  第六八 教科書無償給与完全実施に関する請  願(二件)  第六九 学校栄養士設置に関する請願(十九  件)  第七〇 難波官跡田能遺跡等文化財埋蔵地の  完全保存措置に関する請願  第七一 義務教育施設等整備促進に関する請  願  第七二 心臓病子供教育のため病、虚弱児  学校及び学級増設に関する請願(十六件)  第七三 学校給食用小麦粉国庫補助に関する請  願  第七四 幼児教育振興に関する請願(十三件)  第七五 学校建築費国庫負担率引上げに関す  る請願  第七六 校庭拡張等に伴う校地取得に対する国  庫補助に関する請願  第七七 複式学級解消並びに級外教員及び養護  教員の配置に関する請願  第七八 公立義務教育学校学級編制及び教  職員定数の標準に関する法律改正に関する請  願  第七九 戦傷病者の子女の育英資金等に関する  請願  第八〇 学校警備員設置に関する請願(三件)  第八一 国立大学における助手の名称変更に関  する請願(十二件)  第八二 学校教育費財源措置に関する請願  (二件)  第八三 自閉症児教育施設等整備に関する  請願  第八四 公立学校職員の時間外勤務手当支給に  関する請願  第八五 国立電波高等学校高等専門学校昇格  に関する請願(二件)  第八六 奈良県橿原市の藤原宮跡保存に関する  請願(三十二件)  第八七 全国道路整備事業に関する請願  第八八 全国道路整備事業拡充強化に関する  請願  第八九 町村道整備促進に関する請願  第九〇 東京都の特別都市計画街路補助一三三  号線街路拡幅促進等に関する請願  第九一 建設業法改正に関する請願(二件)  第九二 国道一号線改修促進に関する請願  第九三 日本住宅公団神奈川辻堂団地におけ  る店舗の新設に関する請願  第九四 東京都の都市計画街路補助一二八号線  杉並区内街路拡幅促進等に関する請願  第九五 阪神高速大阪号分岐線建設計画変更  に関する請願(十五件)  第九六 東京都内湾ハゼ保護に関する請願  第九七 東京外郭環状道路計画の再検討に関す  る請願  第九八 戦傷病者に対する公営住宅割当等に関  する請願  第九九 建設業法改悪反対に関する請願(六十  件)  第一〇〇 国鉄踏切道立体交差化に伴う費用  の負担等に関する請願(三件)  第一〇一 建設業者許可制全面登録制反対  等に関する請願(二件)  第一〇二 建設業法及び建築基準法改悪反対に  関する請願  第一〇三 駐車場整備事業促進に関する請願  第一〇四 東京外郭環状高速道路建設反対に関  する請願(十五件)     ━━━━━━━━━━━━━ ○本日の会議に付した案件  一、鉄道建設審議会委員選挙  一、日程第一より第七まで  一、公害対策基本法案内閣提出衆議院送付)  一、土砂等を運搬する大型自動車による交通事   故の防止等に関する特別措置法案衆議院提   出)  一、放送法の一部を改正する法律案内閣提出、   衆議院送付)  一、果樹保険臨時措置法案内閣提出衆議院   送付)  一、航空業務に関する日本国政府大韓民国政   府との間の協定締結について承認を求める   の件(衆議院送付)  一、計理士名称使用に関する法律案(衆議   院提出)  一、引揚者等に対する特別交付金支給に関す   る法律案内閣提出衆議院送付)  一、外貿埠頭公団法案内閣提出衆議院送付)  一、恩給法等の一部を改正する法律案内閣提   出、衆議院送付)  一、昭和四十二年度における旧令による共済組   合等からの年金受給者のための特別措置法等   の規定による年金の額の改定に関する法律案   (内閣提出衆議院送付)  一、昭和四十二年度における公共企業体職員等   共済組合法に規定する共済組合支給する年   金の額の改定に関する法律案内閣提出、衆   議院送付)  一、許可認可等の整理に関する法律案内閣   提出衆議院送付)  一、農林省設置法の一部を改正する法律案(内   閣提出衆議院送付)  一、大蔵省設置法の一部を改正する法律案(内   閣提出衆議院送付)  一、児童福祉法の一部を改正する法律案内閣   提出衆議院送付)  一、児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法の   一部を改正する法律案内閣提出衆議院送   付)  一、国民年金法の一部を改正する法律案内閣   提出衆議院送付)  一、身体障害者福祉法の一部を改正する法律案   (内閣提出衆議院送付)  一、環境衛生金融公庫法案内閣提出衆議院   送付)  一、精神薄弱者福祉法の一部を改正する法律案   (内閣提出衆議院送付)  一、貿易大学校法案内閣提出衆議院送付)  一、日程第八より第一〇四まで  一、沖繩返還に関する請願外千四百十八件の請   願  一、委員会審査及び調査を閉会中も継続する   の件     —————————————
  2. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。      ——————————
  3. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) これより本日の会議を開きます。  この際、日程に追加して、  欠員中の鉄道建設審議会委員一名の選挙を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。
  5. 園田清充

    園田清充君 鉄道建設審議会委員選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議提出いたします。
  6. 永岡光治

    永岡光治君 園田君の動議賛成いたします。
  7. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 園田君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。  よって、議長は、鉄道建設審議会委員迫水久常君を指名いたします。(拍手)      ——————————
  9. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 日程第一、国家と他の国家国民との間の投資紛争解決に関する条約締結について承認を求めるの件(衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。外務委員長赤間文三君。    〔赤間文三登壇拍手
  10. 赤間文三

    赤間文三君 ただいま議題となりました「投資紛争解決に関する条約」は、国際的な民間投資に関連し、受け入れ国による国有化送金禁止等によりまして、国家と他の国家国民との間に紛争が生じた場合に、これを解決するために、国際的な調停または仲裁を行なう「投資紛争解決国際センター」の設立を定めたものであります。  委員会におきましては熱心な質疑を行ないましたが、詳細は会議録に譲ります。  七月二十日質疑を終え、討論採決の結果、本件全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。  以上御報告申し上げます。(拍手
  11. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  本件を問題に供します。本件承認することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  12. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 過半数と認めます。よっ  て、本件承認することに決しました。      ——————————
  13. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 日程第二、小規模企業共済法の一部を改正する法律案。  日程第三、中小企業団体組織に関する法律の一部を改正する法律案。  日程第四、石油開発公団法案。   (いずれも内閣提出衆議院送付)  以上三案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 御異議なしと認めます。  まず、委員長報告を求めます。商工委員長鹿島俊雄君。    〔鹿島俊雄登壇拍手
  15. 鹿島俊雄

    鹿島俊雄君 ただいま議題となりました三法案について御報告いたします。  小規模企業共済法の一部を改正する法律案は、共済金を一割増額して支給するという共済制度を新たに追加しようとするものであります。  中小企業団体組織に関する法律の一部を改正する法律案は、新たに協業組合制度を設けようとするものであります。  石油開発公団法案は、新たに公団を設立し、これに海外石油探鉱開発助成を行なわせようとするものであります。  委員会における三法案質疑は、この際、会議録に譲ることとします。  三法案とも、質疑の後、討論なく、採決の結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上報告を終わります。(拍手
  16. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  まず、小規模企業共済法の一部を改正する法律案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  17. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決せられました。      ——————————
  18. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 次に、中小企業団体組織に関する法律の一部を改正する法律案及び石油開発公団法案全部を問題に供します。両案に賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  19. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 過半数と認めます。よって、両案は可決せられました。      ——————————
  20. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 日程第五、近畿圏保全区域整備に関する法律案。  日程第六、中部圏都市整備区域都市開発区域及び保全区域整備等に関する法律案。   (いずれも内閣提出衆議院送付)  以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  21. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長報告を求めます。建設委員長藤田進君。    〔藤田進登壇拍手
  22. 藤田進

    藤田進君 ただいま議題となりました両法案につきましては、慎重審議を重ね、質疑を終了し、討論採決の結果、いずれも多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、詳細は会議録に譲ります。  以上報告いたします。(拍手
  23. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  両案全部を問題に供します。両案に賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  24. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 過半数と認めます。よって、両案は可決せられました。      ——————————
  25. 河野謙三

  26. 野知浩之

    野知浩之君 ただいま議題となりました本法律案は、畜産振興事業団輸入乳製品売買業務等によって生じた利益の一部を酪農振興に活用しようとするものでありまして、委員会におきましては、審査の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、附帯決議全会一致をもって決定されました。  右御報告いたします。(拍手
  27. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  本案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  28. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 総員起立と認めます。よって、本案全会一致をもって可決せられました。      ——————————
  29. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) この際、日程に追加して、  公害対策基本法案内閣提出衆議院送付)、  土砂等を運搬する大型自動車による交通事故防止等に関する特別措置法案衆議院提出)、  以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  30. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長報告を求めます。産業公害及び交通対策特別委員長松澤兼人君。    〔松澤兼人登壇拍手
  31. 松澤兼人

    松澤兼人君 ただいま議題となりました二法案について御報告いたします。  公害対策基本法案は、公害対策基本事項を定めようとするものでありまして、衆議院で、健康の保護を第一義とする趣旨を明確化することを重点とした修正がなされました。  委員会におきましては、熱心な質疑がなされましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。  質疑を終了し、討論採決の結果、多数をもって衆議院送付案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、全会一致をもって附帯決議を付しました。     —————————————  次に、土砂等を運搬する大型自動車による交通事故防止等に関する特別措置法案は、自民、社会、民社、公明の四党により共同で衆議院提出されたものでありまして、ダンプカー等による交通事故防止をはかろうとするものであります。  委員会におきましては、採決の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上御報告申し上げます。(拍手
  32. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  まず、公害対策基本法案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  33. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決せられました。      ——————————
  34. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 次に、土砂等を運搬する大型自動車による交通事故防止等に関する特別措置法案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  35. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 総員起立と認めます。よって、本案全会一致をもって可決せられました。      ——————————
  36. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) この際、日程に追加して、  放送法の一部を改正する法律案内閣提出衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  37. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長報告を求めます。逓信委員長森中守義君。     —————————————    〔森中守義登壇拍手
  38. 森中守義

    森中守義君 ただいま議題となりました法律案は、ラジオ放送のみを受信する者は、昭和四十三年四月一日より日本放送協会受信料を払わないでよいことにいたそうとするものであります。  委員会におきましては、受信料の性格、協会財政の見通し、次期長期計画構想等について熱心な質疑が行なわれました。  質疑を終了し、対論に入りましたところ、鈴木市藏委員より反対発言があり、採決の結果、多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上御報告申し上げます。(拍手
  39. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  本案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  40. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決せられました。      ——————————
  41. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) この際、日程に追加して、  果樹保険臨時措置法案内閣提出衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  42. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長報告を求めます。農林水産委員長野知浩之君。    〔野知浩之登壇拍手
  43. 野知浩之

    野知浩之君 ただいま議題となりました本法案は、果樹農業者災害損失補償制度確立するため、実験的に農業共済組合連合会果樹保険事業及び政府の再保険等、所要の措置を講じようとするものであります。  委員会におきましては、審査の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて附帯決議全会一致をもって決定されました。  右御報告いたします。(拍手
  44. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  本案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  45. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決せられました。      ——————————
  46. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) この際、日程に追加して、  航空業務に関する日本国政府大韓民国政府との間の協定締結について承認を求めるの件(衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  47. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長報告を求めます。外務委員長赤間文三君。    〔赤間文三登壇拍手
  48. 赤間文三

    赤間文三君 ただいま議題となりました「日韓航空協定」は、わが国と韓国との間の定期航空業務を開設、運営するための手続、条件並びに路線を定めたものであります。  委員会におきましては、慎重審議をいたしました。  討論において、社会党の岡田委員より、路線について現実的利益韓国側にのみ与えるなど、譲り過ぎている等の理由から反対するとの意見が述べられましたが、採決の結果、本件は多数をもって承認すべきものと決定いたしました。  以上御報告を申し上げます。(拍手
  49. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  本件を問題に供します。本件承認することに賛成諸君ら起立を求めます。    〔賛成者起立
  50. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本件承認することに決しました。      ——————————
  51. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) この際、日経に追加して、  計理士名称使用に関する法律案衆議院提出)、  引揚者等に対する特別交付金支給に関する法律案内閣提出衆議院送付)、  以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  52. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長報告を求めます。大蔵委員長竹中恒夫君。    〔竹中恒夫登壇拍手
  53. 竹中恒夫

    竹中恒夫君 ただいま議題となりました二法律案委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  これら二法律案内容及び審議の詳細は会議録によって御承知願います。  質疑を終わり、討論採決の結果、「計理士の各称の使用に関する法律案」は全会一致をもって、「引揚者等に対する特別交付金支給に関する法律案」は多数をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、引揚者等に対する特別交付金支給に関する法律案については、全会一致をもって附帯決議が付せられました。  以上御報告申し上げます。(拍手
  54. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  まず、計理士名称使用に関する法律案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  55. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 総員起立と認めます。よって、本案全会一致をもって可決せられました。      ——————————
  56. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 次に、引揚者等に対する特別交付金支給に関する法律案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  57. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決せられました。      ——————————
  58. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) この際、日程に追加して、  外貿埠頭公団法案内閣提出衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  59. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長報告を求めます。運輸委員長天坊裕彦君。    〔天坊裕彦君登壇拍手
  60. 天坊裕彦

    ○天坊裕彦君 ただいま議題となりました法案は、最近における外国貿易貨物量の増大及び国際海運のコンテナ化の進展に対処し、特定の重要な港湾において、外貿埠頭の整備を推進するとともに、その効率的使用を確保し、もって外国貿易の増進に寄与するため、外貿埠頭公団を設立しようとするものであります。  委員会におきましては、参考人から意見を聴取するなど、慎重に審議を重ねた後、討論採決の結果、多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本法案に対し、附帯決議を付することに決しました。  以上御報告申し上げます。(拍手
  61. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  本案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  62. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決せられました。      ——————————
  63. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) この際、日程に追加して、  恩給法等の一部を改正する法律案、  昭和四十二年度における旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置法等の規定による年金の額の改定に関する法律案、  昭和四十二年度における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合支給する年金の額の改定に関する法律案、  許可認可等の整理に関する法律案、  農林省設置法の一部を改正する法律案、  大蔵省設置法の一部を改正する法律案。   (いずれも内閣提出衆議院送付)  以上六案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  64. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長報告を求めます。内閣委員長豊田雅孝君。    〔豊田雅孝君登壇拍手
  65. 豊田雅孝

    ○豊田雅孝君 ただいま議題となりました六法律案について、内閣委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  各法律案内容審査の詳細は会議録によって御承知願います。  各法律案とも質疑を終わり、それぞれ採決の結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、恩給・共済関係三法律案に対しては附帯決議が行なわれ、各所管大臣より、その趣旨に沿って十分検討する旨の発言がありました。  以上御報告申し上げます。(拍手
  66. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  まず、恩給法等の一部を改正する法律案許可認可等の整理に関する法律案、及び大蔵省設置法の一部を改正する法律案全部を問題に供します。三案に賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  67. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 過半数と認めます。よって、三案は可決せられました。      ——————————
  68. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 次に、昭和四十二年度における旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置法等の規定による年金の額の改定に関する法律案、及び昭和四十二年度における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合支給する年金の額の改定に関する法律案全部を問題に供します。両案に賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  69. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 総員起立と認めます。よって、両案は全会一致をもって可決せられました。      ——————————
  70. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 次に、農林省設置法の一部を改正する法律案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  71. 河野謙三

    ○副議長河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決せられました。  暫時休憩いたします。    午後十一時二十三分休憩      ——————————    午後十一時四十三分開議
  72. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。      ─────・─────
  73. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 休憩前に引き続き、これより会議を開きます。  この際、日程に追加して、  児童福祉法の一部を改正する法律案、  児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法の一部を改正する法律案、  国民年金法の一部を改正する法律案、  身体障害者福祉法の一部を改正する法律案、  環境衛生金融公庫法案、  精神薄弱者福祉法の一部を改正する法律案、   (いずれも内閣提出衆議院送付)  以上六案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  74. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長報告を求めます。社会労働委員長山本伊三郎君。    〔山本伊三郎君登壇拍手
  75. 山本伊三郎

    ○山本伊三郎君 ただいま議題となりました六法律案について、まず、内容を簡単に申し上げます。  児童福祉法の一部を改正する法律案は、重症心身障害児施設の整備をはかるものであり、身体障害者福祉法の一部を改正する法律案は、対象の拡大と在宅者対策の強化を行なうものであり、国民年金法の一部を改正する法律案児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法の一部を改正する法律案は、いずれも年金または手当の金額の引き上げと支給制酸の緩和をはかるものであり、精神薄弱者福祉法の一部を改正する法律案は、精神薄弱者援護施設について改善をはかるものであり、環境衛生金融公庫法案は、環境衛生関係営業について、衛生水準の向上と近代化促進の目的で特別の金融機関を設立するものであります。  委員会における審査内容は、会議録により御承知を願います。  採決の結果、環境衛生金融公庫法案は多数をもって、その他の五法律案は、いずれも全会一致をもって衆議院送付案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、児童福祉法身体障害者福祉法児童扶養手当法の一部改正法案には、それぞれ附帯決議を付しました。  以上報告いたします。(拍手
  76. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  まず、児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法の一部を改正する法律案国民年金法の一部を改正する法律案身体障害者福祉法の一部を改正する法律案、及び精神薄弱者福祉法の一部を改正する法律案全部を問題に供します。四案に賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  77. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 総員起立と認めます。よって、四案は全会一致をもって可決せられました。      ——————————
  78. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 次に、環境衛生金融公庫法案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  79. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決せられました。      ——————————
  80. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 次に、児童福祉法の一部を改正する法律案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  81. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 総員起立と認めます。よって、本案全会一致をもって可決せられました。      ——————————
  82. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) この際、日程に追加して、  貿易大学校法案内閣提出衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  83. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長報告を求めます。商工委員長鹿島俊雄君。    〔鹿島俊雄登壇拍手
  84. 鹿島俊雄

    鹿島俊雄君 ただいま議題となりました法案について申し上げます。  本法案は、貿易等に従事する者の研修施設をつくろうとするもので、本法案衆議院で「貿易大学校」を「貿易研修センター」と修正しております。  委員会質疑については会議録に譲ります。  質疑を終わり、討論もなく、採決の結果、全会一致をもって衆議院送付案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上報告を終わります。(拍手
  85. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  本案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  86. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決せられました。      ——————————
  87. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 日程第八より第百四までの請願、及び本日、沖繩問題等に関する特別委員長外六委員長から報告書が提出されました沖繩返還に関する請願外千四百十八件の請願を一括して議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  88. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。
  89. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) これらの請願は、各委員長報告を省略して、各委員会決定のとおり採択することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  90. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。      ——————————
  91. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) この際、日程に追加して、  委員会審査及び調査を閉会中も継続するの件を議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  92. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。  本件は、各委員長要求のとおり決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  93. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。よって、本件は各委員長要求のとおり決しました。      ——————————
  94. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) ここに本国会の議事を終わるにあたり、一言ごあいさつを申し上げます。  本国会は、長期にわたり幾多の重要案件の審議が行なわれましたが、諸君の御熱心なる審議により、本院の使命を果たし得ましたことは、まことに御同慶の至りにたえません。ここに諸君の御労苦に対し、衷心より感謝の意を表しますとともに、諸君におかれましては、今後とも一そう御自愛、御健闘あらんことを祈ってやみません。    〔拍手〕  これにて散会いたします。    午後十一時五十一分散会