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1967-03-28 第55回国会 衆議院 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和四十二年三月二十八日(火曜日)    午後一時二分開議  出席小委員    小委員長 渡海元三郎君       亀岡 高夫君    竹内 黎一君       西岡 武夫君    安宅 常彦君       中嶋 英夫君    鈴木  一君       正木 良明君  小委員外出席者         国立国会図書館         長       河野 義克君     ————————————— 三月二十八日  小委員島口重次郎君同日小委員辞任につき、そ  の補欠として安宅常彦君が委員長の指名で小委  員に選任された。     ————————————— 本日の会議に付した案件  賄雑費支給の件      ————◇—————
  2. 渡海元三郎

    渡海小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。  国立国会図書館職員賄雑費支給の件についてでありますが、河野図書館長から説明を求めます。河野国立国会図書館長
  3. 河野義克

    河野国立国会図書館長 国会職員給与等に関する規程第十三条におきまして、国会職員には国会開会中における国会事務の状況に従い、賄雑費支給することができることになっております。この規定によりまして、例年年度末に一回、国立国会図書館職員賄雑費支給いたしておりますが、本年もこれを支給いたしたいと存じます。  賄雑費につきましては、皆様方の格段の御尽力によりまして、本年度から図書館におきましても初めて職員全員支給するよう予算措置が講ぜられました。その財源といたしましては、百四万九千円が計上されております。  その内訳といたしましては、国会奉仕関連の深い者四百十五人に対し千六百五十円、その他の三百九十三人に対し千百円ということで積算されております。  支給にあたりましては、規程等の趣旨もあり、また予算のたてまえもございますので、調査及び立法考査局国会分館職員並びに議員閲覧室議員研究室関係職員については一人当たり千六百五十円、その他の職員には一人当たり千二百三十四円といたしたいと存じております。  何とぞ御承認をお願い申し上げる次第でございます。
  4. 渡海元三郎

    渡海小委員長 ただいまの図書館長説明に対し、何か御質疑はございませんか。
  5. 中嶋英夫

    中嶋委員 館長さん、いまの問題について職員組合のほうと意見一致を必ずしも見ておらないので、できるだけ話し合いをして納得を得てからやってくれませんか。というのは、一律という意見があるのです。もちろん他の国立図書館にはこういう制度がなくて、国会は夜おそくまで、徹夜の場合、深夜国会等もあるので、それに関連のある業務のほうが国会職員並みという考え方もわかるし、また、一応一律という考え方も、同じ国会図書館におって、ある職員賄料が多い、片方は少ないというのでは不満も出て、国会図書館の運営上問題もあるだろうと思うのです。われわれとしては、あまりこれを断定的にものをきめると、きめ方いかんでは、図書館職員の中で、本来もっともらえるものがもらえないとか、あるいはもらえないものがもらえるとかいうのは好ましいとは思わぬ。職員組合十分意見一致を見るように努力をされて、そして実行していただきたい、こう思います。
  6. 河野義克

    河野国立国会図書館長 ただいま中嶋先生のおっしゃいましたことは、たてまえとしては私どももそうありたい、全員に対して実は両院と同じようにというようなことをほんとうは考えておりますが、先ほど御説明いたしましたとおりの給与規程の表現、あるいはこのたびの予算の積算の基礎等からいいまして、本年度におきましては、先ほど考えたような支給の方法をとらざるを得ないと存じておりますが、御指摘の点もありますし、従来いろいろなことで職員組合意見等十分聴取をいたしておりますから、なおよく意見も聞きまして実行いたしたいと存じております。
  7. 渡海元三郎

    渡海小委員長 ほかにございませんか。
  8. 安宅常彦

    安宅委員 では、話し合う余地はないということですね。
  9. 河野義克

    河野国立国会図書館長 職員組合意見等も十分聞いてまいりたいと思います。ただ、最後のことにつきましては、私どもの責任において実施せざるを得ないかと思いますが、十分意見は聞いてまいりたいと存じます。
  10. 中嶋英夫

    中嶋委員 あと小委員長にうんと骨を折っていただいて、予算を多く取って、同じもめるなら多い額でもめたほうがいい。少ない額で、上がっても三百円、下がっても三百円で議論してもしようがない。
  11. 渡海元三郎

    渡海小委員長 それでは、本年も議院運営委員会承認を得て賄雑費支給いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  12. 渡海元三郎

    渡海小委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、本日の議院運営委員会において、以上の審議の経過並びに結果を私から報告いたしますので御了承願います。  本日は、これにて散会いたします。    午後一昨七分散会