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河野国立国会図書館長 滞貨整理につきましては、
昭和四十一年度から五カ年
計画をもってこれを行なうということにいたしております。そうして
滞貨図書の全体が、
計画を行ない始めます四十一年度の初めにおきまして約二十五万冊あったわけでありますが、これを五カ年
計画でやっていく、そういうことにつきまして、私どもは、事が
臨時的な、限時的なものでありますから、
非常勤の
職員等で行なうことはやむを得ないといたしましても、その人数が
相当必要だということを考えたのでありますが、昨年の場合におきましても、
非常勤職員が十一名、それから
賃金形態の
職員が十二名という
予算で始めております。今度の
予算ではこれをさらに充実したいということを考えましたが、結局人の問題で十分の、思ったとおりのことはできませんでしたが、一名の
非常勤職員を増しまして、
非常勤職員十二名、それから
賃金形態の
職員十二名という
予算になっております。これは十分のものとは申せませんが、
予算のことでありますから、そこらでやむを得ないのではないか。われわれとしましては最善を尽くしてやってまいりたいと思います。