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1960-09-26 第35回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十五年九月二十六日(月曜日)    午前十一時七分開会   —————————————   委員長異動 七月二十二日議院において斎藤昇君を 委員長に選任した、   —————————————   委員異動 八月十二日委員高橋進太郎辞任につ き、その補欠として松野孝一君を議長 において指名した。 九月一日委員北條雋八君辞任につき、 その補欠として竹中恒夫君を議長にお いて指名した。 九月二十四日委員塩見俊二君及び後藤 義隆辞任につき、その補欠として加 藤武徳君及び二見甚郷君議長におい て指名した。 本日委員占部秀男辞任につき、その 補欠として大和与一君を議長において 指名した。   —————————————  出席者は左の通り。    委員長     斎藤  昇君    理事            田中 茂穂君            宮澤 喜一君            阿部 竹松君            竹中 恒夫君            加賀山之雄君    委員            石谷 憲男君            鹿島 俊雄君            佐野  廣君            徳永 正利君            鍋島 直紹君            松野 孝一君            村上 春藏君            椿  繁夫君            大和 与一君         —————    副議長     平井 太郎君         —————   事務局側    事 務 総 長 河野 義克君    事 務 次 長 宮坂 完孝君    議 事 部 長 海保 勇三君    委 員 部 長 岸田  実君    委員部副部長  若江 幾造君    記 録 部 長 佐藤 忠雄君    警 務 部 長 渡辺  猛君    庶 務 部 長 小沢 俊郎君    管 理 部 長 佐藤 吉弘君   法制局側    法 制 局 長 斎藤 朔郎君   —————————————   本日の会議に付した案件 ○理事補欠互選の件 ○庶務関係小委員補欠選定の件 ○臨時国会召集要求に関する件 ○地方制度調査会委員推薦に関する  件 ○第四十九回列国議会同盟会議開催  に関する件 ○派遣委員報告   —————————————
  2. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) これより議院運営委員会開会いたします。  一言ごあいさつ申し上げます。  先国会の終わりに、不肖私が当委員会委員長に選任をされました。本委員会の重責にかんがみまして、私、まことに不肖不敏の者でございまするので、十分その務めが果たせるかどうか危ぶんでおる次第でございますが、皆様方の御援助によりまして、適正かつ円滑な運営をはかって参りたいと思う次第でございます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)   —————————————
  3. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) まず、理事補欠互選の件についてお諮りいたします。  去る九月一日、北條雋八君委員辞任されました。その結果、理事欠員を生じておりますので、この際、その補欠互選を行ないたいと存じます。前例により、割当会派推薦者氏名報告いたします。
  4. 岸田実

    参事岸田実君) 無所属クラブから、理事竹中恒夫君が推薦されております。
  5. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) ただいま報告通り理事を選任することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。   —————————————
  7. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) 次に、庶務関係小委員補欠選定の件についてお諮りいたします。  ただいま報告いたしました通り北條雋八君委員辞任、及び、一昨二十四日、塩見俊二君及び後藤義隆君の委員辞任に伴い、現在、庶務関係小委員に三名の欠員を生じておりますので、その補欠を選定いたしたいと存じます。前例により、割当会派推薦者氏名報告いたします。
  8. 岸田実

    参事岸田実君) 庶務関係小委員といたしまして、自由民主党から宮澤喜一君及び松野孝一君、無所属クラブから竹中恒夫君が推薦されております。
  9. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) ただいま報告通り庶務関係小委員を選定することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、庶務関係小委員につきまして、今後閉会中において異動があります場合には、同盟会議実行委員会構成とも関係がございますので、その補欠選定等は、割当会派の申し出に基づいて処理することにいたしまして、あらかじめ、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) 御異議ないと認め、さよう取り計らうことにいたします。   —————————————
  12. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) 次に、臨時国会召集要求について、事務総長から報告がございます。
  13. 河野義克

    事務総長河野義克君) 臨時国会召集要求について御報告いたします。  すでに公報をもってお知らせいたしました通り、去る八月十一日、日本社会党議員全員防具根登君外六十六名、代表者千葉信君)から内閣総理大臣あて臨時国会召集要求君が提出されましたので、議長は、即日これを内閣に送付いたしました。  なお、衆議院におきましても、同日、日本社会党議員全員から臨時国会召集要求書が提出され、同様の手続がとられました。  以上御報告申し上げます。
  14. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) ただいま報告通りでございますが、先般の理事会におきましても、さきにその経緯について確認をいたしまするとともに、早期召集のことにつきましては、各会派とも同意見でございまして、現在の状況について大体意見の一致を見たような次第でございます。
  15. 阿部竹松

    阿部竹松君 本件について、申し入れたわが党の意向を議運理事会等においてるる説明したわけです。なお、きょう大平官房長官の御出席を願ってその御答弁を承りたいというような考え方でおりましたが、残念ながら大平さんは多忙のために出席できないということで、了承したのですが、新聞あるいはラジオ等に、それぞれニュースとして、十月末解散とか、十一月末解散であるというようなことがちらほら出ておりますので、きょうは私は責任があるとかないとかいう意味でお尋ねするわけではないのですが、大平さんも見えておりませんし、自民党出身議運理事である田中理事あるいは宮澤理事からでも御発言をこの際承っておければと思うわけでございます。
  16. 田中茂穂

    田中茂穂君 御指名でございまするので、与党立場からお答えいたしたいと思います。  与党といたしましても、まあできるだけ早期臨時国会を要望いたしておったわけでありますが、例の列国議会同盟会議が近く開催されることになっております。その準備等もありまして、早期開会は見込みがなくなりまして、もう時すでに列国議会同盟会議が二十九日から開かれまして、十月七日に終わる予定になっておりますから、列国議会同盟会議が終わりまして、院内の諸準備が完了できますれば、早期臨時国会開会していただきたいと、かように与党といたしましても考えておるわけでございます。
  17. 椿繁夫

    椿繁夫君 今お話を伺ったのですが、列国議会同盟会議は、社会党から早期召集要求いたします以前からこれはさまっていたことであって、要求をしました社会党立場からいたしましても、列国議会同盟会議にさしさわりのない時期に召集される時間的余裕、日時等十分配慮の上要求をいたしておったのであります。それを今日まで放置されて、ただいま政府の方からじゃなくて、与党理事の形でお話になっておる。そう軽々に私は扱うべきものではないと思う。成規手続を経て、要求したのでございますから、もっと以前にこうこうこういうわけだという話し合いがあってしかるべきものではないか。池田内閣としてはそういうお考えで国会に対処するということをしばしば言っておられるのにかかわらず、今阿部理事からお伺いして、列国議会同盟会議があしたあさってからというころになってから話が出るということでは、あまりにもこれは誠意がないと思う。なるほど法律上、要求があっても、いついつまでという制約はございませんから、違法じゃないと思います。違法じゃないと思いますけれども、列国議会同盟会議があるのでというようなことは理由になりませんよ。これは前からわかっているのだから、そのことをちゃんと承知の上で、あらかじめ計算に入れて要求をしていることですから、きょうあたり官房長官でもおいでになって、経過について、内閣でどの程度の御相談の上で今日まで遷延されたのか、当然釈明があってしかるべきだと思う。まことに遺憾であります。何か官房長官おいでにならなければ、内閣のどなたかおいでになっていませんか。かわって説明のできる人が……。
  18. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) 内閣の方からもかわりの者が見えておりませんので、一つこの問題は、臨時国会召集の御要求があった直後の理事会でいろいろお話が出まして、政府の政策を決定をした後になるべく早くというようなことになるならば、列国議会同盟会議以後になるのはやむを得ないであろうという話し合いもあったわけでありますから、この問題は一応この程度で御了承を願いたいと思います。
  19. 椿繁夫

    椿繁夫君 まあ今の委員長の御発言了承せざるを得ませんが、政府国会に対する態度をしばしば承っておるのですが、臨時国会召集要求に対する扱い方というのは、政府がいつも言われておることとは違った取り扱いをしておられる。内閣当時と何ら変わりはない。はなはだ遺憾であります。遺憾の意思だけ表明しておきます。
  20. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) 委員長からただいまの御発言の要旨を政府等に十分伝えまして、今後国会軽視のないように注意をいたします。   —————————————
  21. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) 次に、地方制度調査会委員推薦に関する件を議題といたします。事務総長報告を求めます。
  22. 河野義克

    事務総長河野義克君) 去る七日、内閣総理大臣から本院議長あてに、地方制度調査会委員である本院議員塩見俊二君は去る五日付で同調査会委員辞任し、また本院議員小林武治君、湯澤三千男君、占部秀男君、島清君、中尾辰義君及び大竹平八郎君の地方制度調査会委員としての任期も九月三十日満了となるので、後任者推薦を依頼する旨の文書が参りました。後任につきましては、これらの方々所属会派から、小林武治君、郡祐一君、湯澤三千男君、占部秀男君、島清君、中尾辰義君及び大竹平八郎君を推薦する旨のお届けがございました。議長といたしましては、推薦のありました七名の方々内閣総理大臣推薦いたしたいと存じております。御了承をお願いいたします。
  23. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) ただいま報告通り推薦することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  24. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。   —————————————
  25. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) 次に、第四十九回列国議会同盟会議開催に関し、事務総長から報告がございます。
  26. 河野義克

    事務総長河野義克君) 第四十九回列国議会同盟会議は、いよいよ来たる九月二十九日から十月七日まで九日間にわたり、本国会議事堂において開催されます。  本大会参加国は、昨二十五日現在において五十ヵ国、参加人員は、代表名簿登録申し込み以外に暫定的に連絡のあったものを含め、各国代表三百七十九名、うち婦人議員十九名、オブザーバー四名、各国代表家族百七名、随員六十五名及び同盟事務局職員二十一名、計五百七十六名となっております。  本大会開催につきましては、御承知通り、一昨年七月リオ・デ・ジャネイロにおいて調印されました日本議員団列国議会同盟との間の協定において詳細取りきめられているのでございますが、この協定において、日本議員団責任を負うべき事項として定められております諸般準備、すなわち、各国代表の応接及び宿泊のための諸準備会議場事務室同時通訳等の諸施設各国代表に対するサービスのための銀行、郵便局旅行案内所執筆室口述室等整備、以上のための所要人員及び会議関係機械器具事務用品等整備等につきましては、さきに本委員会の御決定により設置されました準備委員会及び同事務局において推進して参りました結果、今日これら諸般準備は一切完了いたしました。  なお各国代表宿泊所院内施設配置等につきましては、お手元資料により御承知願いたいと存じます。  また、本大会に臨むための日本議員団の体制も整ったのでありますが、その概要を申し述べますと、  日本議員団代表団は、参衆両院議長のほか、本院議員十四名、衆議院議員二十六名、計四十二名をもって構成され、団長には清瀬衆議院議長が当られることになっております。  また、本大会開催に際し、主催国といたしまして、その実施及び接伴に万全を期しまして、日本議員団実行委員会接伴委員会及び婦人接伴委員会の三委員会が設けられております。  実行委員は、旧準備委員会構成を受け継ぎ、参衆両院議院運営委員長、同理事及び庶務関係小委員を主体として、本院から十二名、衆議院側十八名、計三十名をもって構成され、委員長には衆議院周東委員長、副委員長には本院の斎藤委員長が当たられることになっております。  接伴委員会は、参衆おのおの二十名、計四十名をもって構成され、委員長には衆議院福永健司君、副委員長には本院から森元治郎君が当たられることになっております。  婦人接伴委員会は本院から十二名、衆議院から十名、計二十二名の婦人議員方々をもって構成されておりまして、委員長には、本院から紅露みつ君、副委員長には衆議院戸叶里子君が当たられることになっております。以上が構成の大要でございますが、詳細はお手元資料により御承知願いたいと存じます。かくして、本大会は、来たる二十九日の開会式以後九日間にわたり開催されるのでありますが、開会式は当日午前十時から天皇皇后陛下御臨席のもとに、本院議場において挙行されます。式は国歌の吹奏に引き続き、まず天皇陛下から御言葉を賜わり、次に日本議員団団長内閣総理大臣の順序で歓迎のあいさつが述べられ、次いで天皇皇后陛下の御出席に対し、列国議会同盟評議員会議長がお礼の言葉を述べまして、式を終了することになっております。  右の式次第、式場の着席位置参観席配置等の詳細につきましては、お手元資料によりごらん願いたいと存じます。  開会式終了後、引き続き午前十一時から衆議院議場において本会議が開かれます。以後十月七日会議閉会までの間における議事日程及び時間割の詳細につきましては、同盟回章等、お手元資料により御承知願いたいと存じますが、  本会議において日本議員団代表発言予定されておりますのは、日程第二の一般討論日程第四の原材料国際的分配制度を改善する方法及び原材料製品との価格関係日程第五の軍備縮小問題の現在と将来、及び日程第六のアジアにおける議会民主主役の将来、以上の四議題についてであります。  一議題に対する一国の発言者は二人以内、発言時間は二人で十五分以内、一人のときは十分でありまして、本院からは、一般討論において一名、原材料国際的分配制度を改善する方法及び原材料製品との価格関係の討議において一名、計二名の発言予定されております。  また十月五日及び六日に開会される五個の調査委員会、すなわち政治、国際安全保障及び軍縮委員会議会及び法律委員会経済及び社会委員会文化委員会、並びに非自治領及び人種問題委員会につきましては、日本議員団代表からそれぞれ一名の委員を選任するのでありますが、本院からは、経済及び社会委員会並びに文化委員会委員を選出する予定でございます。  なお、各調査委員会の所管、議事日程等につきましては、お手元資料によりごらん願いたいと存じます。  次に、各国代表に対する接伴行事といたしましては、九月二十九日椿山荘における日本議員団主催レセプション、九月三十日総理大臣官邸における内閣総理大臣主催レセプション、十月一日の皇居園遊会、十月二日の日光小旅行、十月四日赤坂プリンスホテルにおける東京都知事主催レセプション、十月五日の歌舞伎観劇、及び十月六日尾崎記念会館における両院議長主催レセプション予定されております。  このほか、特に各国代表同伴の夫人、家族のために、美術観賞観劇等六回にわたり別途行事予定されているのでありますが、これらの詳細につきましては、お手元資料により御承知願いたいと存じます。  以上、東京大会開催にあたり、その概要を御報告した次第でございます。
  27. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) ただいまの報告に対して御発言ございませんか。——別に御発言もなければ、本件につきましては、この程度にとどめておきたいと思います。   —————————————
  28. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) 次に、本委員会におきましては、去る八月中において、地方議会運営状況、並びに国立国会図書館の他の図書館に対する奉仕の実情等調査のため、中国地方及び近畿地方委員派遣を行なったのでありますが、両班から委員長のもとに報告書が提出されておりまするので、便宜口頭報告を省略し、報告書会議録に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  29. 斎藤昇

    委員長斎藤昇君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時二十五分散会