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1952-05-28 第13回国会 参議院 議院運営委員会 第52号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十七年五月二十八日(水曜日)    午前十時七分開会   —————————————  出席者は左の通り。    委員長     川村 松助君    理事            加藤 武徳君            木村 守江君           小笠原二三男君    委員            石川 榮一君            草葉 隆圓君            安井  謙君            加賀  操君            高橋 道男君            菊川 孝夫君            相馬 助治君            中村 正雄君            大隈 信幸君            矢嶋 三義君            水橋 藤作君            兼岩 傳一君   委員外議員            松浦 定義君   —————————————    副議長     三木 治朗君   —————————————   政府委員    内閣官房長官 剱木 亨弘君   事務局側    事 務 総 長 近藤 英明君    参     事    (事務次長)  芥川  治君    参     事    (記録部長)  小野寺五一君    参     事    (議事部長)  河野 義克君    参     事    (警務部長)  丹羽 寒月君    参     事    (委員部長)  宮坂 完孝君   法制局側    法 制 局 長 奧野 健一君   —————————————   本日の会議に付した事件 ○委員辞任及び補欠選任の件 ○両院協議委員選挙に関する件 ○日本放送協会経営委員会委員任命に  つき本院の同意を求めるの件 ○電波監理委員会委員任命につき本院  の同意を求めるの件 ○議院運営に関する件   —————————————
  2. 川村松助

    委員長川村松助君) 会議を開きます。  常任委員辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。
  3. 河野義克

    参事河野義克君) 自由党から人事委員田方進君、厚生委員草葉隆圓君、決算委員山田佐一君、文部委員木村守江君、労働委員大屋晋三君がそれぞれ辞任せられまして、人事委員草葉隆圓君、厚生委員田方進君、決算委員秋山俊一郎君、文部委員大屋晋三君、労働委員木村守江君を後任として指名せられたいという申し出が出ております。
  4. 川村松助

    委員長川村松助君) 只今議事部長から御報告いたしましたように、常任委員辞任及び補欠に関する件を承認することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 川村松助

    委員長川村松助君) 御異議がなければ承認することに決定いたします。   —————————————
  6. 川村松助

    委員長川村松助君) この際御報告申上げます。前回の本委員会において保留となりました国家行政組織法の一部を改正する法律案委員会審査省略要求に関する件は、その後要求が撤回されましたので、議題から消滅されました。以上。   —————————————
  7. 川村松助

    委員長川村松助君) 次に両院協議委員選任に関する件をお諮りいたします。
  8. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 昨日衆議院から、本院が衆議院に回付いたしました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について両院協議会を求めて参りましたので、本院におきまして協議委員の御選任をお願いするわけでございますが、本件につきましてなお議事部長からの説明を御聴取願いたいと思います。
  9. 河野義克

    参事河野義克君) 只今両院協議会衆議院からの請求に関しましては、法律上本院としては応諾しなければならないことになつております。それで両院協議委員の人数は十人でございまして、これは連記投票によつて選挙することになつております。従来の前例を申上げますれば、通常その案について本院の院議を構成した各会派について、按分比例選出されておるのが例でございます。
  10. 加藤武徳

    加藤武徳君 衆議院へ送り込まれました案につきまして、院議を構成いたしました各会派の勢力に按分いたしまして前例によつて選出願いたいと思います。  なお選挙手続を省略いたしまして、前例通り議長指名、こういうお運びにお願いいたしたいと思います。
  11. 川村松助

    委員長川村松助君) 只今加藤君の発言のように取計らつて異議ありませんか。
  12. 水橋藤作

    水橋藤作君 この按分比例をお示し願いたい。どういう結果になりますか。
  13. 河野義克

    参事河野義克君) 十名でございますが、これを按分いたしますと、自由党三名、緑風会三名、社会党第四控室一名、社会党第二控室名民主クラブ一名、改進党一名、以上であります。
  14. 水橋藤作

    水橋藤作君 比例のみによつて按分されますと、こういう結果になると思いますが、実際問題として野党、与党比較いたしまして、まあ与党側のほうが、自由党或いは緑風会三人ずつおいでになつて、これはやはり民主的に行われるかどうかということについては、余りそういう、つまり先例を固守されないで、もう少し合理化した委員を送るという方向に進めて頂きたいことを希望いたします。小会派が一人も出ていないので、殊にまあ我が党のことを申上げては甚だ恐縮ですが、我が党といたしましては、人事問題については相当苦労もし、努力もしておりまするし、又意見も相当持つておりまするので、是非とも小会派立場から或いは自由党緑風会には甚だ恐縮ですが、三名もおいでにならなくても、どちらか一つ小会派から一人お出し願うように御了解願いたいと思います。
  15. 相馬助治

    相馬助治君 あなたの会派立場から言えば、そういう希望があることは御尤もだと思いますが、この案件は、こちらは難なく全会一致決定したものであるし、且つ、これをどういうふうに両院協議会に出して来るかということになれば、この際はやはり前例通りにやるのがいい悪いじやなくて、前例通りにやる以外に途は私はないと思うのです。ただ自由党なり緑風会なりが、あなたがたの小会派との話合いの上で一名譲ろう、譲つてもらおうというような、これは問題はおのずから別ですけれども、それはここでちよつと問題にならないと思うので、自由党なり、緑風会なりから自発的に割愛するという意思の表明のない限りにおいては、一つ前例通り決定願いたいと存じます。
  16. 兼岩傳一

    ○兼岩傳一君 ちよつと議事部長にお尋ねしますがね、ちよつと数字をもう一ぺん聞かせて下さい。コンマ以下を……。小会派は全部切捨てですか。
  17. 河野義克

    参事河野義克君) 小数点まで申上げます。
  18. 兼岩傳一

    ○兼岩傳一君 一桁でいいです。
  19. 河野義克

    参事河野義克君) 自由党三・二七九、緑風会二・三〇七、社会党第四控室一・二五五、社会党第二控室一・二一四、民主クラブ〇・六八八、改進党〇・六〇七、第一クラブ〇・二八三労農党〇・二〇二、共産党〇・一二一、以上であります。
  20. 兼岩傳一

    ○兼岩傳一君 ですから、第一、労農共産と……、小会派にも千葉君のような熱心な人もおるのだし、緑風会〇・三ですから、大会液のそれは襟度で一つ自由党でも無論結構です。その辺でどうですか。これは言い過ぎかも知らんが、まあやはりそこのところを……、そう考えられる根拠があると思うのですがね。
  21. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 両院協議会は、各派各派の内部的な事情もございましようが、公式的には参議院衆議院の問題になると思いますので、仮に自由党なり、緑風会なりが多数委員を出しておるからといつて会派の悪意、自由を以て、それぞれ両院協議会において何らかやつて参議院決定そのものについで、とやかくしようというならばいざ知らず、そうではない。全体の問題として参議院代表して出て頂くのですから、私は会派の割付けでいいと思うのです。ただその場合において、小会派等における人事委員会等委員がおつて、その法案審査に関係せられているかたも多いのでありまするから、従つて参議院側委員各位におかれましても、交渉過程等においては、専門的に審査せられた労働委員会との緊密な連絡もとつて頂くというようなことも考慮できるならば考慮して頂いて、お進め願うようにお願いしたいと思います。従つてこの配分その他の問題は、今後においてもそれぞれの立場々々によつて例となるということでございますから、私の会派においては挙認いたします。(「異議なし」「小会派は認めるのか」と呼ぶ者あり)
  22. 矢嶋三義

    矢嶋三義君 私は第一クラブ労農共産会派を合せて一人というような所論はいたしません。ただ、私は参議院両院協議会を構成する場合の前例は尊重して行きたい。と申しますのは、私の知つておる範囲内では、衆議院協議委員選出の従来の仕方も、参議院と異なつてると私は記憶しております。参議院の従来の協議委員を出す場合は、その法案審議したところの常任委員会常任委員中心参議院代表として協議委員を出して、そうして両院協議会を持つて参りました。従つてそういう前例から参りますというと、ここに十人の比例配分が提示されているのでございますが、具体的に申上げますと、民主クラブ人事委員はおられないわけでございます。従つて先般の参議院で可決したところの議案については、審査にタツチされておらないわけですね。ところが労農党千葉君は、人事委員会理事でもあるし、あの修正案作つた一人の責任者だと思うのです。そういう角度から、これは参議院の従来の協議委員選出の仕方を踏襲する意味において、私は懇談会に移して考慮される余地があるのじやないかと思う。お諮り願いたいと思います。(「その通り」と呼ぶ者あり)
  23. 中村正雄

    中村正雄君 今、矢嶋君のおつしやいました当該法案審議した常任委員会委員中心両院協議委員を選ぶというのは、これは大体各会派においてそう選んだわけであつて参議院としてそうあらねばならぬという意味で選んであるわけではないのでありますから、従つて今、割当のありました各会派におきましては、それぞれ恐らくは専門的な人を協議委員に選ぶだろうと思うわけです。従つて矢嶋君のおつしやつたことは、そのまま全体として当てはまるとは言い得ないわけで、これは各会派によつて大体そうなつて来ているというだけのものである。衆議院とこちらと選考します方法が違つているということは私は記憶いたしておりません。従つて今、自由党三名、緑風会三名。勿論参議院委員会の決議を代表しての交渉でありますから、どこから出られようと大体方針は変らないと思いますけれども、併しあらゆる会派代表することが最もいいということは実質的に言えるわけでありますので、先ほど相馬君の言つたよう自由党緑風会と小会派交渉がきまつて妥結がつけばよろしいわけでありますけれども、これは議院以外の……各会派自主的考慮に任せてもらつて議運としては一応比例代表にきまつてる各会派から、議長氏名通告するということにして頂きたい。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
  24. 川村松助

    委員長川村松助君) お諮りいたします。いろいろ御意見もあるようでありまするけれども、今日の場合は、前例通り会派比例代表選出するということに決定して御異議ありませんか。    〔「異議なし」「反対」と呼ぶ者あり〕
  25. 川村松助

    委員長川村松助君) 大多数が賛成していらつしやるようですから、そういうことに決定いたします。(「反対だからしようがない」と呼ぶ者あり)
  26. 川村松助

    委員長川村松助君) 日本放送協会経営委員会委員任命につき本院の同意を求めるの件、電波監理委員会委員任命につき本院の同意を求めるの件を議題にいたします。   —————————————
  27. 剱木亨弘

    政府委員剱木亨弘君) 只今議題になりました日本放送協会経営委員会委員任命について、両院同意を求める件について御説明申上げます。  日本放送協会経営委員会委員神野金之助則内ウラ、及び古宇田清平の三君が来る五月三十一日任期満了となりますので、神野則内両君は再び同委員任命し、又古宇田君の後任には遠藤俊一君を任命いたしたく、両議院同意を求めるため本件を提出いたしました。神野君は日本放送協会理事名古屋鉄道株式会社取締役社長等を歴任し、現に名古屋鉄道株式会社取締役社長及び名古屋観光ホテル取締役等の職にあり、又則内君は多年小学校訓導として教鞭をとつた後愛媛教育委員会教育委員等を歴任、現在愛媛連合婦人会会長愛媛社会事業団理事等の職にあり、いずれも一昨年放送法東海北陸地区及び四国地区居住者として、それぞれ経営委員会委員任命され、爾来日本放送協会経営方針及び業務運営の指導に多大の貢献をいたして来たものであります。  遠藤君は、多年逓信官吏として電気通信関係事務に従事し、札幌、大阪の各逓信局長及び逓信省郵務局長等の要職を歴任し、昭和十七年退官の後は三井軽金属株式会社常務取締役東北配電株式会社社長等を経て、昭和二十五年防腐木材株式会社社長となり現在に至つておるものでありまして、電気通信事務に深い経験を有する同君を、経営委員会委員に加えることは、我が国放送事業発展に寄与するものであると存じますので、今回古宇田君の後任として、東北地区居住者たる委員任命しようとするものであります。何とぞ慎重御審議上速かに同意ざれんことをお願いいたします。  次に電波監理委員会委員任命について、両議院同意を求める件について御説明いたします。電波監理委員会委員拔山平一君は来る五月三十一日任期満了となりますので、同君を再び同委員任命いたしたく、電波監理委員会設置法第六條第一項の規定により、両議院同意を求めるため、本件を提出いたしました。  抜山君は大学卒業後、東北大学教授となり、三十有余年の長きに亘り工学部において講座を担当し、この間同大学工学部長、同大学附属電気通信研究所長を歴任して来たものでありまして、一昨年同委員会委員任命され現在に至るまで、我が国無線事業向上発展に多大の寄与をして来たものであります。以上申述べましたごとく、同君は同委員会委員としてその知識と広い経験より見まして最も適任者と存じますので、何とぞ慎重御審議上速かに同意されんことをお願いいたします。
  28. 川村松助

    委員長川村松助君) 只今劔木長官から御説明いたしましたように、日本放送協会経営委員会委員並びに電波監理委員任命について同意を求めるの件をお諮りいたします。
  29. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 会派に持ち帰つて相談いたしたいと思いますので、本日は決定を保留して頂きたいと思います。
  30. 川村松助

    委員長川村松助君) 只今小笠原君の発言のように、本日は保留することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  31. 川村松助

    委員長川村松助君) 保留することに決定いたします。   —————————————
  32. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 只今両院協議委員に関する件の決定を見ましたのでございますが、これは小委員会において御相談申上げるべきことと思いますが、便宜ここで御相談申上げたいと思います。それは、「両院協議委員選出に関する件を議題といたします。」その際、「協議委員は十名でございます」ということを議長から申しますと、「成規手続を省略して議長において指名せられたい」と動議を提出いたします。その動議に対する賛成者、これを先ずおきめ願いたいと思います。賛成者はどなたが……、そうしますと動議小笠原さんで、賛成者木村さんということでございますね。  それからなお……。
  33. 水橋藤作

    水橋藤作君 ちよつとお伺いしますが、その場合に、我々のほうは選出方法に対して反対しているのですが、これはその動議で、賛成しない場合はどういうことになるのですか。
  34. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 議長がその場合に、「何々君から動議が出ておりますが、動議に御異議ございませんか」とおつしやいますれば、「異議あり」と言えば異議があるということで、「賛成の諸君の起立を求めます」と言つて起立に問うということになると思います。
  35. 水橋藤作

    水橋藤作君 これから我々は誠意を、尽して、緑風会が三名、労働委員がお出になつていないはずです。それから自由党も三名行かなければならんという、まあ御意見も一応おかりますが、これから折衝いたしまして、了解を得れば、我が党の代表を送ることも議運としてお認め願つておきたいと思うのですが、如何でしようか。(「異議な」と呼ぶ者あり)
  36. 加藤武徳

    加藤武徳君 さつき決定された通りですよ。
  37. 水橋藤作

    水橋藤作君 了解して下さることになるのですか。
  38. 加藤武徳

    加藤武徳君 いやいや。
  39. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 指名前に、そういうことが解決すればいいわけです。
  40. 水橋藤作

    水橋藤作君 そうそう。指名前に解決したらどうですか。
  41. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 指名前と申しますが、議長上程議案を一任されておるわけでございます。つきましては、この時間が何時までに妥結できるということをきめておいて頂きませんと、妥結がつかんから待つてくれ待つてくれと、待たされたのでは、実際には議長一任になつて、日程に載せるのに困るから、何時までに妥結をつける。何時までに妥結がつかん場合は、妥結つかざるものと決定しておいて頂きたいと思います。
  42. 相馬助治

    相馬助治君 今の総長のお話は、当然、事務局としての心配は無用だと思う。さつき承認された最後の言葉ですね。これがそういう会派として、自由党と仮に労農党話合いがあつた場合は別として、原則的にはここで提案のきまつておることは、はつきりきまつておると思う。従つて総長はその御心配は無用であろうと思います。
  43. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 念のために申上げました。
  44. 水橋藤作

    水橋藤作君 そうした場合、若し会派同士で、これは話合いがついた場合に、やはりこれをお諮り願う瞬間まで一生懸命に交渉しても、その時間等が早くきめられちやつて交渉する間に合おなかつたというようなことがあり得ると思うのです。私のほうは一生懸命にやります。これはまあ、仮に両院協議会が円満に行く場合と、又議論、討論なきにしもあらずなんで、その場合に我が党としては、相当意見も持つておるし、又努力した経験からして、人事委員にお出になつておられないかたよりも、参議院代表する十分の役割を果せる自信を持つておるので、是非ともこの両院協議会へ参画したい強い意思を持つておりますもので、真剣にこれから交渉に当りたいと思うのであります。だから時間的に多少の余裕を頂きたい。(「了解万々」と呼ぶ者あり)
  45. 中村正雄

    中村正雄君 今、最初話がありましたように、割当てられました各会派が、氏名通告するわけでありますから、各会派氏名通告が揃つたときにやつてもらつたらいいわけです。協議が整わなければ通告ができないと思いますから、いずれにしても通告が揃つたらやつてもらつたら結構だと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
  46. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 我々、先般労働委員会議員派遣問題等があり、その根柢になる会期の問題について、本日話合いができるならばできるようにしたいということで、話を本日に持ち込んで来ておるわけでありますが、自由党において、この点について話合いができるような段取りになつておるかどうか、簡単にお伺いしたい。
  47. 加藤武徳

    加藤武徳君 この前の議運で、只今発言のような御意見がございまして、会派内で寄り寄り相談をいたしております。で、打明けた話が、まだ会期延長をすべきかどうか、又仮にするとすれば、日数等についてまだ十分固まつておらないというのがぶちまけた内部の実情なんでありまして、併しながらできるだけ早くこの問題を具体化して、そうしてこの委員会審議をして頂きたい、こういう希望を持つております。今日は、只今までは、まだまとまつておらないということを申上げるわけです。
  48. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 それでは一つ、こういうふうに扱つて頂きたいと思いますのでお諮り願いたいと思うのですが、今議案審査状況の資料を配付頂いたのですが、厖大な法案が出ておるようでございます。従つてこれらについては当該委員会において審査状況を伺おなければならん問題だと考えます。ところが次回の議運は、金曜日の三十日になろうかと思いますが、三十日過ぎますと、土曜は殆んど半どん程度審査になるわけですから、あと六日間しかないという状況であります。そうすると一週間前の三十日あたりに、常任委員長懇談会を持つて頂いて、議案審査状況を伺うようにさせて頂きたい。それによつて政府委員等政府側意向等も聞き、又自由党のほうも安本を練つて頂いて、それぞれの所信を表明して頂かないと、労働委員会等においても困るのじやないかと考えますので、常任委員長懇談会を三十日に招集して頂くように、議長に扱つて頂くようお願いいたします。
  49. 川村松助

    委員長川村松助君) 只今小笠原君の発言のように取計らいまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  50. 川村松助

    委員長川村松助君) ではそういうことに決定いたします。  他に御発言がなければ休憩いたします。    午前十時三十二分休憩    〔休憩開会に至らず〕