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1952-07-03 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第71号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十七年七月三日(木曜日)     午後一時十九分開議  出席委員    委員長 石田 博英君    理事 倉石 忠雄君 理事 福永 健司君       岡延右エ門君    鹿野 彦吉君       島田 末信者    田中  元君       田渕 光一君    中川 俊思君       柳澤 義男君    石田 一松君       椎熊 三郎君    長谷川四郎君       土井 直作君    松井 政吉君       梨木作次郎君    田中織之進君  委員外出席者         議     長 林  讓治君         副  議  長 岩本 信行君         議     員 上林與市郎君         議     員 黒田 寿男君         事 務 総 長 大池  真君     ――――――――――――― 本日の会議に付した事件  決議案取扱いの件  緊急質問取扱いの件  議員請暇の件  懲罰に処せられた者の請暇並びに欠席取扱い  に関する件  国土総合開発審議会委員指名の件  本日の本会議議事に関する件     ―――――――――――――
  2. 石田博英

    石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに決議案取扱いの件をお諮り申し上げます。最初に、領土に関する決議案議題にいたします。
  3. 倉石忠雄

    倉石委員 本日は保留を願います。
  4. 石田博英

    石田委員長 本日保留するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 石田博英

    石田委員長 さよう決定いたします。  次に、弔慰のため遺族に交付する公債の政府買上げに関する決議案をお諮りいたします。
  6. 倉石忠雄

    倉石委員 これは各党とお話合いができたそうですから、厚生委員会に回付していただきたいと思います。
  7. 土井直作

    土井委員 ぼくの方までは来ていない。
  8. 石田博英

    石田委員長 それじや、本日は保留するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 石田博英

    石田委員長 さよう決定いたします。  次に、衆議院解散に関する決議案が2件出ておりますが、これはいかがとりはからいますか。
  10. 椎熊三郎

    椎熊委員 本日は留保していただきたいと思います。
  11. 梨木作次郎

    梨木委員 あなたの方は留保ですか。
  12. 椎熊三郎

    椎熊委員 もつ絶好チャンスがある。
  13. 石田博英

    石田委員長 両案は、絶好チャンスを待つために、本日は留保いたしたいとい、ことでありますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 石田博英

    石田委員長 さよう決定いたします。  次に、国民健康保険の強化に関する決議案議題にいたします。
  15. 倉石忠雄

    倉石委員 これも絶好チャンスを待つために保留
  16. 石田博英

    石田委員長 保留するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  17. 石田博英

    石田委員長 さよう決定いたします。     ―――――――――――――
  18. 石田博英

    石田委員長 次に、議員請暇の件を議題にいたします。
  19. 大池真

    大池事務総長 請暇のお申出について御報告申し上げます。  一つは、河野謙三君がヘルシンキのオリンピック大会に役員として出席をいたすことに相なりまして、ついでに欧州等事情を調査いたしたいということで、これは七月二日から本会期中の請暇願が出て参りました。  それからもう一つは、野原正勝君がデンマークの国際酪農大会日本代表として出席し、北欧各国農業事情を調査いたしたいということで、七月二日から本会期中の請暇のお申出がございます。  他にもう一件請暇の件がございますが、とりあえずこの二件について御協議を願います。
  20. 石田博英

    石田委員長 この二件の請暇は、これを許可するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  21. 石田博英

    石田委員長 さよう決定いたします。     ―――――――――――――
  22. 石田博英

    石田委員長 次に、懲罰に処せられた者の請暇並びに欠席取扱いに関する件をお諮りいたします。
  23. 大池真

    大池事務総長 風早君から請暇申出がありましたので、これについて御協議を願いたいと思うのでありますが、風早君と林百郎君の懲罰事犯は、去る六月二十六日の会議陳謝文朗読決定いたしました。けれども本人欠席のために、議長はやむを得ず、適当な機会に朗読を命ずる旨を宣告いたしたのであります。しかるに、風早君は病気のために請暇中であり、林君は欠席届を出して欠席をされておりまして、二十六日の次の二十八日の本会議には、御両人ともお見えになりませんので、議長は議決の執行を期するために、二十八日の本会議が終了いたしました後に、両君に対して陳謝文朗読決定の旨を通知いたしましてあわせて風早君には、病気請暇中ではあるけれども、でき得れば次の本会議出席されたい旨、また林君には、次の本会議出席されるように要請をいたしておきました。これに対して両君から何らの御返答を受けておりませんのですが、今回風早君から、あらためて七月一日から六日間の請暇申出られております。規則によりますと、八日以上の請暇院議をもつて許可をいたすのでありますが、七日までだと議長許可権があることになつております。前段御説明申し上げましたような事情のもとに、この許可決定するのは議長の方に権限があることでありますが、一応当委員会の御意見をも徴した上で御決定を願う方がよくはないかと考える次第であります。  風早君の請暇は、これは他の理由とは異なりまして肋膜だとか、肋間神経痛腸炎肝臓等、諸種の病気とのことでありまして医者の診断書によりますれば、約二箇月間の安静治療を要するということに相なつております。通常の場合でありますれば、これは当然議長許可すべきものと思いますけれども、かりにこの場合不許可といたしましても、出席の強制もできないことでありますし、また日数を短縮するとかいたしましても、また請暇を出されれば同じことでございますので、議長としては、この場合どういうことにしたらよろしいか、過般の院議決定関係もございますので、お諮りを申し上げたいというのであります。  それで、ここで御決定を願いたいと思いますことは、風早君の申出をそのまま許可してよいかどうかという点が一点、あるいは本人に相談して、八日以上の請暇として院議にかけるかどうか――八日以上でなければ、院議ではしに、議長の手元でやることに相なつておりますから、このまま認めるか、あるいは二箇月も要することでありから、八日以上の請暇に出しかえていただいて院議決定をするかどうか、あるいは今回の特殊事情にかんがみまして七日以内であつて院議にかけていけないという理由はなかろうと思いますので、特に院議決定するかどうか、そういうような点について適当な御決定願つた方がよいのではないかと考えております。
  24. 椎熊三郎

    椎熊委員 院議決定内容は、風早君にも林君にも申し伝えてあるわけですね。
  25. 大池真

    大池事務総長 これは通知いたしてあります。
  26. 椎熊三郎

    椎熊委員 それに対する意思表示を求めるという方法はないのですか。
  27. 大池真

    大池事務総長 それは、通知をした後にこういう請暇が出たのでありまして、風早君に対しては、せつかく議長の方から登院をしてくれと言つてあるのに出ないで、さらに六日間の請暇をくださいということですから、正式の文書は参つておりませんけれども、当然意思はわかつております。林君の方は、飯田の方の裁判の関係がありまして、そちらの方へ出なければならないというので、今日電報で申出ておりますから、これは御都合で登院をいたしかねるという意味欠席届に相なつておるわけです。
  28. 椎熊三郎

    椎熊委員 要するに、林君は出て来ないということですね。
  29. 土井直作

    土井委員 風早君の請暇の問題は、何か医師の診断によれば、二箇月も療養を必要とするということを書いてあるとするならば、会期一ぱい請暇にしてもらつて、そうして院議にかけたらいいでしよう。
  30. 石田博英

    石田委員長 ちよつと懇談に移ります。     〔速記中止
  31. 石田博英

    石田委員長 懇談をとじます。  お諮りをいたします。風早八十二君の病気請暇の件は、院議に諮るために、あらためてそのような請暇願を出していただく、それから風早君、林君に対しましては、先般本会議において院議として決定をいたしました陳謝文公開議場において朗読するという件について、陳謝文の本文を添えて、一週間の期日をもつて、この陳謝文病気あるいは出席不能の事由が消滅したときには読む意思があるかどうかということを問い合す、その期日までに御返事がない場合、あるいはまた拒絶せられた場合は、それは読む意思がないものと私どもは断定をして、次の処置を御相談申し上げるということにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  32. 梨木作次郎

    梨木委員 私は反対です。
  33. 石田博英

    石田委員長 反対一名。よつてさように決定いたします。
  34. 石田博英

    石田委員長 次に、国土総合開発審議会委員指名の件を議題にいたします。
  35. 倉石忠雄

    倉石委員 私どもの方から選出する委員がまだ決定いたしませんので、本日は保留を願います。
  36. 椎熊三郎

    椎熊委員 ぼくの方もそうです。
  37. 大池真

    大池事務総長 ただ共産党だけ、池田峯雄君の申出がございました。
  38. 石田博英

    石田委員長 これは本日保留するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  39. 石田博英

    石田委員長 さよう決定いたします。
  40. 石田博英

    石田委員長 次に、緊急質問取扱い議題にいたします。
  41. 大池真

    大池事務総長 私から御報告申し上げます。緊急質問は、共産党立花敏男提出水豊爆撃日本の安全に関する緊急質問、(「それはアメリカに聞け」と呼ぶ者あり)それから梨木作次郎提出北陸並び西日本豪雨被害に関する緊急質問が本日出て参つております。
  42. 石田博英

    石田委員長 提出理由を簡単に御説明願います。
  43. 梨木作次郎

    梨木委員 水豊爆撃日本の安全に関する緊急質問、これは、今どなたかアメリカに聞けというお話がありましたが、水豊爆撃は、日本を基地として行われておるという実情でありましてこの点につきまして水豊発電所爆撃を契機として日本も空襲を受けないとも限らない非常な危険な状態にあるわけであります。これは行政協定その他からいつても、こういう緊急な事態に対しては、日本側におきましても協議にあずかることになつておるのでありまして、この点について政府の見解をただしておく必要がある。これは日本国民がひとしく非常な不安と焦燥にかられておる重大問題でありますから、ぜひともこれを取上げてもらいたいと思います。
  44. 石田博英

    石田委員長 この緊急質問に対して、他に御発言はありませんか。発言がなければ、御賛成でございますか。     〔「反対」と呼ぶ者あり〕
  45. 石田博英

    石田委員長 それではお諮りいたします。本件を本日上程するに賛成諸君挙手を願います。     〔賛成者挙手
  46. 石田博英

    石田委員長 挙手一名。よつて本日は上程しないことに決します。  次に、梨木作次郎提出北陸並び西日本豪雨被害に関する緊急質問提出理由を御説明願います。
  47. 梨木作次郎

    梨木委員 これは説明するまでもなく、一昨日から西日本並び北陸地方豪雨によります被害に関することでありまして、非常な重大な問題でありますから、本日ぜひともこの緊急質問を取上げてもらいたいと思います。
  48. 石田博英

    石田委員長 他に御発言はありませんか。
  49. 土井直作

    土井委員 これは天災地変のことで、緊急性を要するという緊急質問の要件にかなつておりますが、ただ問題は、私は悪く解釈するのではありませんけれども、どうも共産党諸君質問というものは、主題を離れましていわゆる一定のシナリオをあそこで大いにやろうというような場合がしばしばあるのであります。そういうことでなく、ほんとうに西日本並び北陸地方における災害の問題に限定して質問するなら、私は許してさしつかえないものじやないかと思うわけです。何か宣伝のためにやられるのならば、よしてもらつた方がいいと思います。
  50. 石田博英

    石田委員長 他に御発言はありませんか。
  51. 椎熊三郎

    椎熊委員 おそらくアメリカ帝国主義東洋侵略豪雨との関係等について聞きたいのだろうと思う。(笑声)どういう質問をやるのか、これは私は参考のために聞いておきたいのです。
  52. 土井直作

    土井委員 内容の問題は当人の自由だけれども、もし議題外にわたるなら、すぐ発言を中止するようにこの委員会で限定してこの問題だけに関して許すということは、これは必要だと思う。
  53. 倉石忠雄

    倉石委員 土井椎熊両氏のお説、それはごもつともでありますが、これはきようすでに建設委員会政府からも詳細な報告をいたしております。専門家のおられる委員会ですでに質疑応答が済みました。従つて椎熊君が言つたような点について質問してみたいという御希望が他にあれば別ですが、豪雨だけの問題でありましたら、もうすでに解決しておりますから、緊急質問についての御希望には反対いたします。
  54. 石田博英

    石田委員長 あまり熱心な賛成者はございませんし、反対が多数のようでございますから、本日上程しないことにいたしたいと思いますが、さよう決定してさしつかえございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  55. 石田博英

    石田委員長 では、さように決定いたします。
  56. 石田一松

    石田(一)委員 これは、私緊急質問をやろうというのではないのですが、新聞報道だから確信は置けないといえばそれまでですが、事務総長にお聞きしたいのです。この間自由党増田幹事長は、この国会内に共産党のシン。ハか何かがいて、秘密会議とか、いろいろな会議内容が何でも外へ筒抜けになる。参議院あたりでも、今度停電をしたのなんかも、これは共産党がやつたらしいとかいつて、その人数までおつしやつておるのですが、事務総長として、これが新聞に発表されたことだからというので不問に付するということは、少くも衆議院に関する限りいけないのではないかと思うのです。事務総長は、これについて何か立証するに足るところの材料がありますか。
  57. 大池真

    大池事務総長 私に御質問でありますが、参議院に関することは存じません。衆議院に関する限りにおいては、衆議院事務局には、新聞に書かれておるような事実のあることをいまだかつて聞いておりません。従つて返答を申し上げかねる次第であります。
  58. 石田一松

    石田(一)委員 あの増田幹事長談話によりますと、参議院の問題だけじやないのです。衆議院を含めた国会事務局等にそういう者がいると、はつきり言つておる。しかも人数まで言つておる。そういうことであれば、事務総長自身としても、こういうことが新聞に発表されたけれども、絶対にそういうことはないという、責任のある釈明をなさらなければならないのではないかと思います。そういうことを聞いていないということでは済まされない。聞いてないといつても、国民新聞を読んで、全部そう思つておりますから………。
  59. 椎熊三郎

    椎熊委員 事務総長は、いろいろな関係からそういうことを聞いていないとおつしやるかもしれませんけれども、私低翼は聞いておるのです。これは当院じやありませんが、参議院の守衛の中に、みずから共産党員なりと公衆の前で公言しておる者もある。それは主として参観人を案内する人で、その人間を私は知つております。それから当院におきましては、事務総長はお一聞きにならないと言うが、私は聞いております。それは議案配付係の婦人だということで、これは有力な者だということです。これは新たに入る者を教育する係をしておるということです。それをあなたが御存じないとなれば――この席上でそうおつしやつておるのかもしれませんが、ひとつ確かめていただきたい。しかし、それはそうであつても、共産党員だから職員であつてはならぬということはないだろうし、やめさせる何らの理由もない。たいへんよく働いておるということです。けれども参議院において現に私がこの耳と目で見ておる男は、それは宣伝をしておるのです。私が連れて来た郷里の者を案内しながら、自分はこれこれと、立場を明らかにして説明しておる。そういうようなのは少し露骨です。共産党宣伝に類した行動を現にやつておる。当院の方のはそこまで具体的なことを言つておるかどうかはわかりませんが、そういう者はお聞きになつていないとすれば、お調べを願いたい。
  60. 石田一松

    石田(一)委員 私はこれについて、何も共産党のがいたからといつていけないと言うのではないのです。ただ問題は、少くとも機密に属するところの重要書類どもあることですから、そういう漏らしていけないことが、そういう者の手によつて漏れる、しかも何かただ一党にのみ漏れるというようなことがもしありとすれば、私は公平なる国会審議を非常に妨げることになると思うから、思想のいかんを問わず、そういうことは重要な問題だと思うのです。しかも、これは参議院の問題でしようけれどもスイツチ切つて電気を消すとかなんとかいう問題に至つては、言語道断だと思う。従つて、これは事実を調査して、善処しなければならぬと思うのです。
  61. 石田博英

    石田委員長 ちよつと私から申し上げます。これは共産党員であろうと自由党員であろうと、現行法規から言えば、何らそれによつて区別をされる理由はないのでございますし、ただいま石田一松君のお申出のように、本院においてそういう具体的な事実が起つたということをまだ聞いていないわけでありまして機密を漏渡するとか、あるいは公平であるべき本院の職員として、職務のらちを越えた行為をしたとかいうことはまだ聞いていないのでありますが、そういう事実があつたり、またあり得る危険があるということは、やはり注意を要すべきことであると存じますので、これは事務局において十分御留意を願いたいという程度で、この問題を処理いたしたいと思いますが、いかがですか。
  62. 石田一松

    石田(一)委員 まだあるのです。そうだとすると、本院にまだそれだけの確実な事実も何もないものを、いやしくも與党の前大臣であり、しかもその当時の幹事長自身が、天下の公器であるところのラジオの討論会においてこのことを発言して、国民にこれを聞かせるというに至つては重大問題である。その点が問題なんです。
  63. 石田博英

    石田委員長 それを今申し上げるつもりだつたのです。
  64. 土井直作

    土井委員 委員長の言う前に、これは先ほど委員長も言われたり、その他の方々も言われておるのだが、職員でどの党に加入しようと、入党していようと、そんなことは問題でない。たまたま自分服務中において知悉したところの秘密を漏洩するということになれば、公務員の服務規程の上で罰せられることになるだろうと思いますが、それは共産党だけでなく、現に衆議院衛視で、傍聽席の方へ行つて傍聽席一一に向つておるのが、とにかく社会党だ一とか農協党とか共産党とか、あんなのは十ぱ一からげで問題はないのだ、今は自由党でないとだめなんだということを傍聽人に対して独語する、こういうのがいるのです。そういうのをやはり調査する必要がある。
  65. 石田博英

    石田委員長 先ほどの増田幹事長談話でございますが、私どもの承知しておる範囲では、参議院という意味だつたろうと思うのです。しかし国会という言葉が使われております。従つて国会という言葉が使われておる以上は、本院も入ることになります。本院の問題については、事務総長の御説明なつたこともございますし、椎熊君から御発言のあつた、名前はさされていないから、本人であるかどうかわかりませんが、その人はすでにやめておるそうです。それから本院においては、私もまだ具体的なそういう事実を聞いておりませんから、増田幹事長言葉が足りないとするならば、これはやはり自由党の側におかれては、増田幹事長国会言つたのは、明らかに参議院をさしておるということの確言をお求めいただくことが、本院の権威のために必要であると思います。
  66. 土井直作

    土井委員 そういうことをあまり軽々に言うべきでないということです。
  67. 石田博英

    石田委員長 そのことは、そういう処置をとつていただきたいと思います。それから土井君の御発言でありますが、もちろん何党を問わず、そういうへんぱな行為は許さるべきではないし、それから傍聽席での発言は、傍聴人はもちろん許されませんけれども衛視といえども傍聴人の秩序を保つために必要な最小限度発言は許されますが、それ以上の発言は許すべきものではございません。そういう事実がございましたならば、本院の綱紀の確立のために御善処願わなければならぬと存じます。
  68. 石田博英

    石田委員長 次に、本日の本会議日程議題にいたします。
  69. 大池真

    大池事務総長 議事日程について御説明を申し上げます。ただいま御決定を願いました議員請暇の件として、河野謙三君並びに野原正勝君、このお二一人の今会期請暇の件をまずお諮りを申し上げまして御決定を願い、それから日程にお入りを願いたいと思います。  日程第一及び第二、これは大蔵委員会の案件でありまして、大蔵委員高間松吉君が報告される予定になつております。百種第一については共産党が御反対でございます。日程第二については改進党、社会党共産党並び社会党二十三控室が御反対のようでございます。
  70. 土井直作

    土井委員 私の方は、討論は留保しておきます。
  71. 大池真

    大池事務総長 ただいまのところは討論はございません。もしございましたらお申出を願います。それで起立採決でお願いをいたしたいと思います。  それから請願は、この前に一度載つけていただきましてお願いしようと思いましたが、会期延長の件で非常におそくなつてそのまま残つておりまして、千六百三十五件ございますが、これを一応本日お願いいたしたいと思います。
  72. 石田博英

    石田委員長 本日の議事について、事務総長説明を了承するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  73. 石田博英

    石田委員長 では、さよう御了承を願います。  次回の本会議は、破壊活動防止法案が本日おそくとも参議院審議を終了する模様でありまして、それとの関連がございますので、明日特に本会議を定刻より開きたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  74. 石田博英

    石田委員長 では、さよう決定いたします。従つて議院運営委員会は明日午前十一時に御参集を願います。  なおこの際事務総長からお話があります。
  75. 大池真

    大池事務総長 御報告を申し上げることがございます。オリンピック派遣選手その他のことで、先日当委員会でたいへん御協力を願いまして議員人頭相当のお金を出していただいたわけでありますが。オリンピック派遣後援会会長藤山愛一郎さんから、衆議院議長あてにお礼が参つております。これをごひろう申し上げて皆さんに御報告を申し上げます。  一九五二年オリンピック大会に音がスポーツ界代表選手団を派遣するに当り卒先して御協力下され物心共に多大の寄與をなし下されましたことは本会衷心感謝に堪えないところであります。 ここに皆様の御支援に対し浮く御就申上げますと共に尚将来の御協力をお願い致します。これは六月二十四日に議長のところに持つておいでになりまして皆さんによろしくお伝えを願いたい、こういうごあいさつでございました。
  76. 石田博英

    石田委員長 それでは本日の本会議は三豊二十分開会ということにいたします。  本日の運営委員会はこれにて散会いたします。     午後一時五十七分散会