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椎熊委員 事務総長は、いろいろな
関係からそういうことを聞いていないとおつしやるかもしれませんけれ
ども、私低翼は聞いておるのです。これは当院じやありませんが、
参議院の守衛の中に、みずから
共産党員なりと公衆の前で公言しておる者もある。それは主として
参観人を案内する人で、その人間を私は知
つております。それから当院におきましては、
事務総長はお一聞きにならないと言うが、私は聞いております。それは
議案配付係の婦人だということで、これは有力な者だということです。これは新たに入る者を教育する係をしておるということです。それをあなたが御存じないとなれば――この席上でそうおつしや
つておるのかもしれませんが、ひとつ確かめていただきたい。しかし、それはそうであ
つても、
共産党員だから
職員であ
つてはならぬということはないだろうし、やめさせる何らの
理由もない。たいへんよく働いておるということです。けれ
ども、
参議院において現に私がこの耳と目で見ておる男は、それは
宣伝をしておるのです。私が連れて来た郷里の者を案内しながら、
自分はこれこれと、立場を明らかにして
説明しておる。そういうようなのは少し露骨です。
共産党の
宣伝に類した行動を現にや
つておる。当院の方のはそこまで具体的なことを言
つておるかどうかはわかりませんが、そういう者はお聞きにな
つていないとすれば、お調べを願いたい。