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1952-06-17 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第61号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十七年六月十七日(火曜日) 午後零時二十分
開議
出席委員
委員長
石田
博英君
理事
倉石
忠雄君
理事
福永
健司君
理事
土井
直作君
岡延右エ門
君 岡西 明貞君 鹿野 彦吉君 川本 末治君 菅家 喜六君
島田
末信
君 高塩
三郎
君 田中 元君 中川
俊思君
橋本登美三郎
君
山口喜久一郎
君 小林
運美
君
椎熊
三郎
君 松井 政吉君
羽田野次郎
君
委員外
の
出席者
議 長 林
讓治
君 副 議 長 岩本 信行君 議 員 飯塚 定輔君 議 員
押谷
富三
君 議 員 竹村
奈良
一君 議 員
上林與市郎
君 議 員
岡田
春夫
君 事 務 総 長
大池
眞君 ――
―――――――――――
六月十六日
委員
押谷富三
君、
田渕光一
君及び
柳澤義男
君辞任に つき、その補欠として
田嶋好文
君、
柏原義則
君 及び
島田末信
君が
議長
の指名で
委員
に選任され た。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した事件
回付案
の
取扱い
の件
決議案
の
取扱い
の件
国会職員法
の一部
改正
の件
衆議院事務局職員定員規程
の一部
改正
の件
衆議院法制局職員定員規程
の一部
改正
の件
裁判官弾劾裁判所裁判員旅費
及び
職務雑費支給
規程
の
改正
の件 本
会議
の
議事
に関する件 ――
―――――――――――
石田博英
1
○
石田委員長
それでは本日の
議院運営委員会
を開会いたします。 初めに、
回付案
の
取扱い
の件を
議題
にいたします。
最初
に、前回から
保留
に
なつ
ておりました
公共事業令
の一部を
改正
する
法律案
の
参議院回付案
の
取扱い
を御協議願います。
倉石忠雄
2
○
倉石委員
本日上程していただきたいと思います。
石田博英
3
○
石田委員長
本件
は、本日上程するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
4
○
石田委員長
では、本日上程することにいたしまして、この際
各派
の御態度を念のために伺
つて
おきたいのでありますが、改進党はいかがですか。
椎熊三郎
5
○
椎熊委員
改進党は、党に両論がありまして、
参議院修正案
をのむべしとする論と、それから、
衆議院
の
院議尊重
の
建前
から、これをけ
つて
原案
で行こうというものと、
党内意見
の
対立抗争
がありまして、いまだ
決定
に至りませんが、そのまま上程してしかるべきものと存じます。
石田博英
6
○
石田委員長
社会党
はいかがですか。
土井直作
7
○
土井委員
社会党
は、
院議尊重
の立場から、
参議院
の
回付案
に対して
反対
です。
石田博英
8
○
石田委員長
共産党
はいかがですか。
竹村奈良一
9
○竹村
奈良
一君 私
ども
も
参議院
の
回付案
に対しては
反対
です。
石田博英
10
○
石田委員長
社会党
二十三控室はいかがですか。
上林與市郎
11
○
上林與市郎
君
賛成
です。
椎熊三郎
12
○
椎熊委員
賛成
の人もあるというのでしよう。
石田博英
13
○
石田委員長
自由党
はいかがですか。
倉石忠雄
14
○
倉石委員
参議院
の
回付案
に
反対
であります。
石田博英
15
○
石田委員長
それでは念のために申し上げておきます。が、本日伺うところによると、党をあげて
参議院
の
回付案
に
賛成
という党派はないようであります。そこで、
記名投票
を用いずとも三分の二という状態が明らかであろうと思うのでありますが、
起立採決
をも
つて
その認定をすることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
16
○
石田委員長
さよう
決定
いたします。 次に、
地方税法
の一部を
改正
する
法律案
の
参議院回付案
を
議題
にいたします。
倉石忠雄
17
○
倉石委員
本案
は、本日は
保留
を願います。
石田博英
18
○
石田委員長
本案
を本日
保留
するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
19
○
石田委員長
さよう
決定
いたします。次に、
外資
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
、これは本日回付されたものでありますから、
事務総長
から御
説明
を願います。
大池眞
20
○
大池事務総長
外資
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
の
参議院修正
は非常に複雑でありまして、こまかに御
説明
申し上げることは困難でありますが、大体
修正
されて来ました点だけを申し上げますと、三條の
修正
がございますが、その
修正
の
意味
は、
貸付信託法
の
施行
に伴いまして、
貸付信託
の
受益証券
を、
証券投資信託
の
受益証券
と同様に取扱うことに
なつ
た点が
修正
の第一点であります。 それから十五條の二と三の
修正
のところでございますが、そこは、
株式等
の元本の
海外
への
送金保証
を与えるためのすえ置き
期間
の三年というものを、二年に短縮して来ております。一年間の短縮であります。 それから、第十
七條
の二を新たに追加して参りましたのに関連いたしまして、第八條の四号に蹄きまして、
外国
の
投資家
が、その
本国法
の
関係
で
新株
の割当を受けることが困難な場合に、これを救済するために、
外国
の
投資家
に対して
新株
の
引受権
の
譲渡
を認めまして、その
譲渡
の
対価
をもちまして
株式
、
社債等
の購入を認めることにいたしております。 もう
一つ
の点といたしましては、
外国
の
投資家
が
新株
の引受けの
権利付
の親株を売却いたしまして、その
対価
をもちまして
権利落
の
株式
を購入する場、合に、買いかえ後の
株式
の中で、売却いたしました株数と同じ数については、買いかえの前後を通じてすえ置き
期間
の通算を認めることといたしております。 その他
字句
の
修正
のような点がたくさんございますが、大体そういうような点がおもな点でありまして、技術的なこまかしい
説明
は非常に困難でありますから、党の方で
当該委員等
に御連絡の上、御
研究
のほどを願いたいと思います。
土井直作
21
○
土井委員
本日は留保。
石田博英
22
○
石田委員長
本日は留保するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
23
○
石田委員長
さよう
決定
いたします。 次に、
国土総合開発法
の一部を
改正
する
法律案
の
参議院回付案
を
議題
に供します。
事務総長
から御
説明
を願います。
大池眞
24
○
大池事務総長
これはごく
簡單
でございまして、
施行期日
が、
最初
の
原案
は五月一日と
なつ
ておりましたのが、
衆議院
では、それでは無理だということで、六月十日に
施行
することに
修正
いたしましたところ、六月十日が過ぎ去
つて
しまいましたので、
参議院
では六月三十日ということに直しただけで、中身は全然同じで、問題はありません。
石田博英
25
○
石田委員長
これは本日上程するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
26
○
石田委員長
さよう
決定
いたします。 次に、
日本開発銀行法
の一部を
改正
する
法律案
の
参議院回付案
を
議題
にいたします。
事務総長
より
説明
を願います。
大池眞
27
○
大池事務総長
日本開発銀行法
の一部を
改正
する
法律案
の
参議院回付案
は、大体五点ばかり
修正
がございます。 それは、
日本開発銀行
の
資本金
を公定いたしまして、その
合計額
を千五百五十二億二千万円と明確にして、第四條を
修正
して来ております。 それから第十二條の方では、
総裁
、副
総裁
及び
監事
というものは、両
議院
の同意を得て
内閣総理大臣
が任命することに
なつ
て来ております。 〔
委員長退席
、
倉石委員長代理着席
〕 それから第三十
七條
のところの
修正
は、
開発銀行
が
外貨資金
の借入れを行います場合に、
政府
は
債務保証契約
をなし得ることに
修正
をいたして参
つて
おります。 その次の第四十九條の二第四項の削除というのは、四條を
修正
いたしました結果、当然の
字句整理
でございます。 それから附則の第二項に、現職の
総裁
と副
総裁
及び
監事
についての
経過規定
を一応入れて参
つて
おります。
福永健司
28
○
福永
(健)
委員
本件
は本日
保留
せられんことを望みます。
倉石忠雄
29
○
倉石委員長代理
本日
保留
に御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
30
○
倉石委員長代理
それでは、さように
決定
いたします。 ――
―――――――――――
倉石忠雄
31
○
倉石委員長代理
次に、
決議案
の
取扱い
について御協議申し上げます。
事務総長
から御
報告
を願います。
大池眞
32
○
大池事務総長
決議案
は、この前から残
つて
おりますのは、
領土
に関する
決議案
だけでございます。それ以外に今参
つて
おりますのは、
海外
同
胞引揚促進
並びに
留守家族援護
に関する
決議案
、これは
小平久雄
君外二十六名の
提出
で、
海外
同
胞引揚委員会
の方で起案をしたようなことでありまして、案文はお
手元
にございます。それから
海外
諸
地域等
における
戰没者
の
遺骨収容
及び
送還等
に関する
決議案
、これもやはり
小平久雄
君外二十六名
提出
で、
委員会
の案であります。それから
吉田内閣不信任決議案
が
共産党
から
提出
されております。それに
アジア各国
との
貿易振興
に関する
決議案
、これは
通産委員会
の方から、
中村純一
君外二十二名
損出
ということで出ております。その次に、
労働委員会
の方から、
島田末信
書外十七名をも
つて
国際労働條
約
批准促進
に関する
決議案
が出ております。
土井直作
33
○
土井委員
この
決議案
のうち、
海外
同
胞引揚促進
並びに
留守家族援護
に関する
決議案
と、
海外
諸
地域等
における
戰没者
の
遺骨収容
及び
送還等
に関する
決議案
、この
小平
君
外提出
の分は、
委員会
で
全会一致
でや
つて
おるのですか。
大池眞
34
○
大池事務総長
共産党
を除く
各派
だそうであります。
土井直作
35
○
土井委員
それから、
アジア各国
との
貿易振興
に関する
決議
ですが、前に、大体これと
内容
を一にする
決議案
について、
野党連合
から
自由党
の方へ、あらかじめ党議でいろいろ御相談願いたいとい
つて
椎熊
君から申し上げておきましたが、それとの関連はどうなんです。
椎熊三郎
36
○
椎熊委員
それなんです。
倉石忠雄
37
○
倉石委員長代理
ちよ
つと懇談いたしましよう。 〔
速記中止
〕 〔
倉石委員長代理退席
、
委員長着席
〕
石田博英
38
○
石田委員長
懇談を閉じます。 大体今お
話合い
の点をお諮りいたします。ただいまの
決議案
のうちで、
最初
の
領土
に関する
決議案
は、本日留保するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
39
○
石田委員長
さよう
決定
いたします。 次に、
海外
同
胞引揚促進
並びに
留守家族援護
に関する
決議案
と、
海外
諸
地域等
における
戰没者
の
遺骨収容
及び
送還等
に関する
決議案
、この二件は本日上程するに御
異議
。ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
40
○
石田委員長
さよう
決定
いたします。 次に、
吉田内閣不信任決議案
というのは、本日はいかがでございますか。
椎熊三郎
41
○
椎熊委員
われわれの方は、
共産党
を除く
各派
で、これと
同一趣旨
のものを目下寄り寄り相談中であります。おそらく題名としてはこれと似たようなものが出て来るのではないかと思われますが、その先に、こんな散発的な小さなものを出されても
意味
がない。
竹村奈良一
42
○竹村
奈良
一君 今散発的とかなんとか言われたけれ
ども
、ともかくこういう
不信任決議案
というようなものの
取扱い
は、早急に取上げてもらいたいと思うので、
従つて
本日上程せられんことを希望いたします。
石田博英
43
○
石田委員長
御意立
の
対立
がございますが、どうしても本日上程しなければならぬと思われる万の
挙手
を願います。 〔
賛成者挙手
〕
石田博英
44
○
石田委員長
挙手
一名。よ
つて
本日は上程せざることに決します。 次に、
アジア各国
との
貿易振興
に関する
決議案
、
国際労働條
約
批准促進
に関する
決議案
は、本日留保するに御
異議
、ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
45
○
石田委員長
さよう
決定
いたします。 ――
―――――――――――
石田博英
46
○
石田委員長
次に、
国会職員法等
の一部を
改正
する
法律案
、
衆議院事務局職員定員規程
の一部を
改正
する
規程案
、
衆議院法制局職員定員規程
の一部を
改正
する
規程案起草
の件を
議題
に任します。
事務総長
から御
説明
願います。
大池眞
47
○
大池事務総長
ただいまお
手元
にまわしました
国会職員法律
の一部を
改正
する
法律案
、これは御
承知
の
通り
、従来
国会
の
職員
は
国会職員法
を
適用
されておりましたが、途中で
国家公務員法
の
適用
を受ける
一般職
に
なつ
ておりましたのを、本年の一月一日から
特別職
に復活をいたしましたために、昔の
国会職員法
そのままの
適用
を受けることにな
つたの
でありますが、
一般職
に編入されておりました以後の情勢で、その前にこしらえました
国会職員法
そのままに復帰いたしますと不便を生じて参りますので、
国家公満員法
並びに
一般職
等の給与に関する
法律無
と比較をいたしまして、公平の保てるように
改正
をし、
字句整理
の必要ある分の
整理
をいたしたのであります。 その
中心点
は、従来の
国会職員法
に参おきましては、
主事
までしか
国会職員
としておりませんでしたのを、今回新たに
主事補
以下の者まで
国会職員
の中に含めて、
国会職員
として列記いたします種類に、
主事補
その他の
職員
が加わ
つて
参りましたという点が第一点。 それから
不利益処分
を受けました
職員
の
苦情処理制度
が、従来の
国会職員法
のときには法の上に
規定
をいたしておりませんでしたが、
不利益処分
を受けました
職員
の
苦情処理
の
規定
を
はつきり法
の中へ掲げまして、
身分
の
保障
を明らかにしたという点が、第二点の
改正
であります。 それから
休職
をされました
職員
の
休職期間
や
休職給
につきましても、これも
政府職員
との均衡をはか
つて
きめたという点が、第三点であります。 第四点は、事実上は、従来の
特別職時代
からも
組合活動
を認めてお
つたの
でありますが、それが
国会職員法
上にございませんので、
国家公務員法等
に認められました程度の
組合活動
の方法を認めたのであります。これについては、
特別職
がはたして
組合
をつくれるかつくれないかという議論ももちろんあるようでございますが、従来も、
特別職時代
から
一般職
のときに
組合
をつく
つて
お
つたの
でありますから、そのままこれを認めてしかるべしと考えたのであります。 なおまた、
政治行為
の
制限等
は、従来も
人事院規則等
でしばられておりまして、
一般職
のときにもできたか
つたの
でありますし、また
国会職員
としては当然のことでありますので、この
政治的行為
の
制限
を
国会職員法
の上にはつきりいたした点が加わ
つて
おります。 それから
常任委員会
の
専門員
の
身分
でございますが、これは御
承知
の
通り次官
以上の非常に優遇をうけて曲る
関係
から、その他の
職員
と同様な
特別職扱い
といたしませんで、純正な他の
特別職並
に
取扱い
まして、分限だとか、あるいは
保障
、服務、
懲戒等
の
規定
を除外いたしておるという点が、第五点であります。
あと
は
旅費
だとか、あるいは
公務災害
の補償の
根拠規定
を明らかにいたしましたり、あるいは
職員
の
能率増進計画
というようなことで、
公務員法
で
規定
されておることをそのまま
規定
してあるだけであります。
改正條文
は数多くございますが、従来のものの
字句整理
の
修正
が非常に多いのでございまして、
庶務小委員会
で二回にわたりまして愼重に検討をしていただきまして、昨日一応御
了承
を
願つた
次第でございます。 それで、この
内容
そのままを、当
委員会
でこらんの上すぐということは御無理と思いますので、一応きよう当
委員会
で
発議
の
形式
にしていただきまして、次回の
運営委員会
までに御
研究
の上、上程の運びに願いたい、こう思
つて
おります。実は、なせ
発議
を今日していただきたいかということは、
庶務小委員会等
ですでに御
決定
は得て参おりますが、
参議院
の方では、
発議
をされないと
予備審査
にすぐ入りかねるものでございますから、
発議
を
願つて予備審査
に入りたい、こういう
関係
でございます。この
改正
につきましては、ただ当院だけでございませんで、
両院
の
事務局
並びに
職員組合
、図書館その他
関係方面
と数箇月にもわたりまして
研究
して、一応
一致
を得たものでございますので、この形で
発議
だけお願いいたしまして、
字句
の
修正
なりあるいは訂正なりは、
あと
からできることでありますから、次回の
運営委員会
で御
決定
を願いたい、こう思
つて
おります。
椎熊三郎
48
○
椎熊委員
ちよ
つとこの機会に
事務総長
に御
意見
を伺
つて
おきたいのですが、実はわれわれ院内の
職員
の方々からいろいろ
陳情等
を受けておる問題があります。それは、各
専門員等
の任命は、院を代表する
議長
によ
つて
任命してもらいたい、すなわち、
専門員
のみならず、
職員
と称する者は、今の
規則
では
事務総長
の
発令
に
なつ
ておるのですが、これをすべて
議長
の
発令
にしてもらわれぬかという
陳情
がありました。ぼくらもそういうことは前々から知らぬわけじやなか
つたの
ですが、その可否がよく判断がつかないのです。現在どういう事情でそう
なつ
ておるか、その方がいいか悪いかということをとよつと聞きたいのです。
大池眞
49
○
大池事務総長
それは結局
事務局職員
ということになりますと、
事務局
の
職員
の
身分
上の
本属長
というものを定めなければならないわけでありまして、その
関係
で、従来から
事務総長
が
身分
上の
本属長
という形に
なつ
ておりますために、
事務総長
の
発令
の
形式
に
なつ
ておるわけであります。それを、ただいまのお話のように
議長
ということになりますと、
専門員
に対してだけは
議長
が
身分
上の
本属長
になる、こういうことの結果になるわけであります。他の
職員
は、全部
事務総長
が
本属長
としての
行政的処理
をするわけでありますが、
専門員
に対してだけはそういうことにすることに御
決定
になれば、
本属長
が二つできるという形に相なりますので、いかがかと考えております。
椎熊三郎
50
○
椎熊委員
一般公務員
の場合はどうですか。各
賞庁
の局長なんかの辞令は、
当該役所
の
大臣
ですか。
総理大臣
じやないですね。
大池眞
51
○
大池事務総長
総理大臣
じやございません。各省の
本属長
というものは、それぞれその省の
大臣
に
なつ
ております。ここは
事務総長
に
なつ
ております。従来
事務総長
でなか
つた
時分には、
書記官長
というものがそれをや
つて
おりました。
椎熊三郎
52
○
椎熊委員
そういうことをときどき聞くものですから、ぼくらもどつちがよいのか。
大池眞
53
○
大池事務総長
そういう点な
ども
、
次会
までに御
研究
を
願つた方
がよいかと思います。
竹村奈良一
54
○竹村
奈良
一君 この問題については、
庶務小委員会
に林君も出ておりますが、私
どもとそ
いろいろ疑緊あるのです。しかし、こういう質問をきようやるのですか。
石田博英
55
○
石田委員長
それは、きよう
発議
をしていただきまして、今度はこれを正式に
議題
にいたしますから、その際に御
質疑等
も承り、
討論
もしていただきたいと思います。
大池眞
56
○
大池事務総長
小
委員会
の方に林さんも出ておられましたから、大体のことは林さんが御
承知
のことと思いますので、確かめていただいて、なおかつわからないところがございましたら、
次会
でお願いいたしたいと思います。きようでも
けつ
こうですけれ
ども
、時間の都合がございますので……。
岡田春夫
57
○
岡田春夫
君 今の
椎熊
君の話で、
事務総長
の
説明
を聞いておると、
本属長
が
事務総長
に
なつ
ておるという話ですね。そこでこれはまあ私もわからないで聞くのだけれ
ども
、
一般
の
事務局員
に対して、
国会議長
がどうして
本属長
になれないか、
国会
の
事務局
ということであるから、
国会
の
議長
が
本属長
になるのが当然じやないかというような感じがするのですが、その点はどういうことに
なつ
ておるのですか。
大池眞
58
○
大池事務総長
そういうぐあいに、
国会職員
全部を
議長
のもとに置き、
議長
が任免するということにかえるのならば、それは
一つ
もさしつかえないことと思いますが、従来は、
議長
は、
議事
といいますか、
議会
の本務といいますか、
議会
の
立法事務
をとる、
行政事務
の方は、
事務局
がそのためにでまておるから、
事務局
の長たる、昔で言えば
書記官長
、今で言えば
事務総長
にせしめる、こういう形に、政治的なものと、事務的な面とわけて従来からや
つて
来ていた
関係
だけであります。
従つて
、将来
議長
というものが
行政事務
の方まで長として一切やるということに
建前
をおかえになるなら、それは
一つ
もさしつかえないのだということであります。
石田博英
59
○
石田委員長
他に御
発言
はありませんか。
大池眞
60
○
大池事務総長
それから
あと
は、全然問題のないことでありまして、その次にございます
裁判官彈劾裁判所裁判員旅費
及び
職務雑費支給規程
の
改正案
、これは
衆議院
の方で
所管
をいたしておる
訴追委員
の
派遣旅費
の
関係
はすでにこう
なつ
ておるわけでありますが、
裁判官彈劾裁判所
の方は
参議院所管
でありましたので、本日までそれが残されてお
つたの
でありまして、ついでにこれをお願いいたしたいということであります。それは、従来の
規程
を全部かえまして、そこにございますように、
国会議員
の場合の
支給規程
を準用するように、
簡單
にいたしたいということです。この件は
両院議長
の
協議決定事項
でありますが、一応この際当
委員会
の御
了承
も得ておきたいと思います。 それから、次の
衆議院事務局職員定員規程
の一部を
改正
する
規定案
、これは
定員法
が今すでにできておりますのですが、御
承知
の
通り
、
休職者
は
定員外
になるということに相
なつ
たために、
休職者
は
定員
からはずすことをこの
規程
の中に入れまして、現在の
定員
から参事のところで五人、
主事
のところで十人ふえておりますが、これは今現にあります
臨時定員
をその方へ振りかえて、そういう
数字
を出したので、すでに
行政整理等
でなくなりました分と、その後ふえた分を総計いたしました
数字
の結果がこうなるということでありまして、その
通り
に
規程
をかえたいというのであります。
法制局
の方は、
定員
上の差繰リがございませんが、ただ
休職者
を除くことだけをここに入れて、そのままに
定員規程
を
改正
願いたいということだけでございます。 右のうち三件を一応御
発議
願いまして、
次会
までに御
決定
を願いたいと思います。
石田博英
61
○
石田委員長
以上のうち三件は、本日これを
発議
して、次回の
運営委員会
で審議するに御
異議
ございませんか。 〔
賛成
と呼ぶ者あり〕
石田博英
62
○
石田委員長
さよう
決定
いたします。 ――
―――――――――――
石田博英
63
○
石田委員長
次に、本日の本
会議
の
議事
の件を
議題
にいたします。
大池眞
64
○
大池事務総長
本日の本
会議
の
議事
は、
最初
に、ただいま御
決定
を願いました
引揚げ関係
の
決議案
が二件、それから
回付案
が二件、これをお願いいたしたいと思います。
竹村奈良一
65
○竹村
奈良
一君 私
ども
の方は、
海外
同
胞引揚促進
並びに
留守家族援護
に関する
決議案
、これは
反対
で、
苅田アサノ
君が
反対討論
をやります。その次の
決議案
には
賛成
です。 それから
回付案
に対しては、どちらも
反対
です。
大池眞
66
○
大池事務総長
わかりました。この四件を上げていただいて
議事日程
に入ります。
議事日程
の方は、第一、
特定中小企業
の安定に関する
臨時措置法案
は、
通商産業委員長中村純一
君が
報告
をされまして、これに対しましては
反対討論
として
共産党
の
横田甚太郎
君、
賛成討論
として
社会党
の
岡良一
君から
通告
がございます
椎熊三郎
67
○
椎熊委員
ぼくらの聞いたところによると、
横田
君はやらない、そのかわり
賛成討論
もやらないということに
委員会
では妥協がついたということですが……。
土井直作
68
○
土井委員
そういうふうに聞いてお
つた
から、われわれの方も岡君にやらぬように
交渉
をしてお
つたの
ですが、ここへ来たら違
つて
おるから、やらざるを得ない。
竹村奈良一
69
○竹村
奈良
一君 私
ども
聞いておりませんけれ
ども
、党へ帰りまして、できるだけそういう
趣旨
に沿うように話してみます。しかし一応やるということだけ……。
土井直作
70
○
土井委員
反対討論
がなければ、私
ども
の方も遠慮いたします。
石田博英
71
○
石田委員長
わかりました。なるべくそういうふうにしていただきます。
福永健司
72
○
福永
(健)
委員
私
ども
の方も、
反対討論
があるとすれば、
高木吉之助
君が
賛成討論
をしたいということでありますが、これは
あと
で
場内交渉
でお願いいたします。
大池眞
73
○
大池事務総長
それから
日程
第一については、
委員会
で
附帯決議
がありまして、その
附帯決議
に対して、
高橋通産大臣
が本
会議
で
意思表明
といいますか、
発言
をするということに
委員会
では
話合い
があ
つた
そうで、そこで
高橋通産大臣
から
発言
の
通告
が来ておるわけであります。ところが、今までそういう例がないのであります。
委員会
で
附帯決議
があれば、
委員会
が
発言
されるのが当然でありまして、本
会議
では
委員会
の
附帯決議
なるものは
議題
に
なつ
ておりませんで、
委員長
が、
附帯決議
があ
つた
という
報告
をされるだけです。
従つて
本
会議
の
議題
は全然別個でありまして、その
委員長
の
報告
の部分に対して
発言
をされるということは、いまだ前例もございません。しかし、それでもどうしてもおやりになろというのならば、国務
大臣
の
発言
はいつでもやれますが、一応事務的に御相談願いまして、
場内
でお願い申し上げたいと思います。
椎熊三郎
74
○
椎熊委員
これは、
政府
が
発言
することは自由だから、とめることもできないと思うが、おそらく
委員会
でや
つたの
は、その附帯伏議に対して
政府
においても答弁するという申合せがあ
つて
でき上
つたの
だと思うのですから、これはや
つて
もらわぬと、
委員長
の方はひつ込みがつかないだろうと思うのです。ちやんと條件付で上
つて
来ておるのです。それですから、なるべくやらしてもらいたいのです。
大池眞
75
○
大池事務総長
討論
も全然なくて、
ちよ
つと前例のない形ですが、お
話合い
がついたことならば、異例的に、各点の御
了承
を得て……。
土井直作
76
○
土井委員
それは実際上の問題としては、
議題
に
なつ
ておらぬものをやるのはおかしい。
石田博英
77
○
石田委員長
懇談に入ります。 〔
速記中止
〕
石田博英
78
○
石田委員長
懇談をとじます。
日程
第一について、
委員会
において行われた
附帯決議
に関する
高橋通産大臣
の
発言
を求められておる件につきましては、本
会議
において
附帯決議
は正式に
議題
に
なつ
ていないのでありますから、それに対して国務
大臣
が
発言
を求められることは前例にないことであり、そういう前例をつくることは好ましくないという
建前
に従いまして、これがもし
反対
、
賛成
の
討論
と
関係
があることでございましたならば別ですが、
各派
において本
会議
開会までの間に御
交渉
を願
つて
、そういう方針のもとに御
決定
願いたいと存じます。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大池眞
79
○
大池事務総長
それから
日程
第二、南方連絡
事務局
設置法案、
日程
第三、引揚同胞対策審
議会
設置法の一部を
改正
する
法律案
、これは内閣
委員会
の案でありまして、
理事
の青木正君が
報告
をされます。これは
共産党
が
反対
で
討論
はございません。 それから
日程
第四、北太平洋の公海漁業に関する国際條約及び北太平洋の公海漁業に関する国際條約附属議定書の締結について承認を求めるの件、これは外務
委員長
が
報告
をされまして、
反対討論
として改進党の山本利壽君と、
社会党
の佐竹新市君、
共産党
の木村榮君、労農党の黒田寿男君、この四名の
討論
がございます。
土井直作
80
○
土井委員
ぼくの方は、佐竹君はやりませんから、人がかわるかもしれません。
石田博英
81
○
石田委員長
伺
つて
おきますが、労農党は小会派の代表でございますか。
岡田春夫
82
○
岡田春夫
君 これは
社会党
二十三控室並びに農協党とは
話合い
がついております。
上林與市郎
83
○
上林與市郎
君 私
ども
の方は
了承
しております。
羽田野次郎
84
○羽田野
委員
私
ども
も
了承
しております。
福永健司
85
○
福永
(健)
委員
わが党は、佐々木盛雄君が
賛成討論
をいたします。
大池眞
86
○
大池事務総長
そうすると、山本君の
反対討論
、佐々木君の
賛成討論
、それから
社会党
、
共産党
、労農党という順序になります。 それから
日程
第五、たばこ専売法の一部を
改正
する
法律案
は
全会一致
でございまして、大蔵
委員長
の
報告
であります。
日程
第六、義務教育費国庫負担法案、これには
修正
案が小林信一君外七名から出ております。文部
委員長
竹尾君が御
報告
になりまして、次に小林信一君が
修正
案の
趣旨
弁明をされます。これに対してお
手元
にあります
通り
、岡延石ヱ門君が
賛成討論
、それから
反対討論
が井出一太郎君、松本七郎君、渡部義通君、坂本泰良君、これだけの
通告
がございます。採決は
修正
案の方からとりまして、
委員長
報告
は
あと
からとる、こういうことになります。
岡延右エ門
87
○岡(延)
委員
これは、きのう文部
委員会
では、改進党は
趣旨
弁明をやるから、
討論
は遠慮しようということに一応
なつ
てお
つたの
ですが……。
椎熊三郎
88
○
椎熊委員
そうでなくて、
修正
の
趣旨
弁明をやりますけれ
ども
、
本案
に対しては根本的に
反対
なんです。
修正
案が破れてしまうことは大体わか
つて
いますが、
趣旨
弁明のときには何も
本案
に
反対
的なことを言うのでなく、
修正
の点だけを
説明
するのだから、
反対
の
趣旨
が盡されない。だからぜひやらしてくれということです。
岡延右エ門
89
○岡(延)
委員
固執はしませんけれ
ども
、一応きのうそういうふうに伺
つた
ものですから……。
石田博英
90
○
石田委員長
きようはずいぶん
討論
が多いのですが、時間等について、
ちよ
つと御懇談を願います。 〔
速記中止
〕
石田博英
91
○
石田委員長
懇談をとじます。 本日の
議事
につきましては、ただいま
事務総長
の御
説明
の
通り
了承
するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
92
○
石田委員長
さよう
決定
いたします。
討論
の時間は、前例
通り
十分以内に願います。 明日は特に本
会議
を開きます。開会の時刻は定刻一時。
運営委員会
は午前十一時に御参集を願います。 本日の本
会議
は、
各派
において申出がございますから、二時に開会いたします。 本日の
運営委員会
はこれにて散会いたします。 午後一時八分散会