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1952-06-07 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第57号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十七年六月七日(土曜日) 午後零時三十三分
開議
出席委員
委員長代理理事
倉石
忠雄君
理事
福永
健司君
理事
土井
直作君 飯塚 定輔君
岡延右エ門
君 岡西 明貞君 押谷 富三君 鹿野 彦吉君 川本 末治君 菅家 喜六君 島田 末信君 高塩
三郎
君 田中 元君
田渕
光一君 中川
俊思君
橋本登美三郎
君 柳澤 義男君 石田 一松君
椎熊
三郎
君
長谷川四郎
君
松井
政吉君
梨木作次郎
君 林 百郎君
委員外
の
出席者
議 長 林
讓治
君 副 議 長 岩本 信行君 議 員 青野 武一君 議 員
岡田
春夫
君 事 務 総 長
大池
眞君 ――――――――――――― 本日の
会議
に付した事件
住宅金融公庫法
の一部を改正する
法律案
の
撤回
につき
承諾
を求めるの件
回付案
の
取扱い
の件
決議案
の
取扱い
の件
緊急質問
の
取扱い
の件
請願紹介提出期限
に関する件 本日の
会議
の
議事
に関する件 ―――――――――――――
倉石忠雄
1
○
倉石委員長代理
本日は
議院運営委員長
が
病気欠席
のため、私が
代理
を勤めますからよろしく願います。 これより本日の
議院運営委員会
を開会いたします。 まず第一に、
住宅金融公庫法
の一部を改正する
法律案
につきまして、
政府
から
撤回
をいたしたいという
申入れ
がございますので、これをお諮りいたします。
椎熊三郎
2
○
椎熊委員
今
建設委員会
にかか
つて
おるものですか。
林百郎
3
○林(百)
委員
これはすでに衆議院にかか
つて
おるものですね。
大池眞
4
○
大池事務総長
これは、今
委員会
で
審査
中の
法案
でありますから、
政府
の方で黙
つて
撤回
できませんので、「
修正
し、又は
撤回
するには、その院の
承諾
を要する。」という
国会法
第五十九条で
撤回
の
申入れ
をして参
つた
わけであります。従いまして
撤回
を許すことにたりますと、
撤回
をするには本
会議
で
承認
がいりますので、その
承認
を得たい、こういうことでございます。
林百郎
5
○林(百)
委員
これはどういう理由で
撤回
するかということがわからないとぐあいが悪い。たとえば
予算的措置
を必要とするので、その
予算的措置
ができないからというのでは、われわれはむしろ
撤回
に
反対
しなければなり重心んので、
本件
は
次会
に延ばしていただきたいと思います。
福永健司
6
○
福永
(健)
委員
これは、私が説明するのはおかしいのですが、私
ども国会対策委員会
で、どういう
事情
か、
政府
から来てもら
つて
聞いたのです。それによりますと、五分五厘の
利率
を六分五厘に上げるということが主たる
内容
だそうです。ところが諸般の
事情
で、今7年一年は上げないでも、安いままでいいという
事情
にな
つたの
で、これを
撤回
するということです。それなら
けつ
こうだというので、私
ども
はそういう
意味
で
撤回
を喜んで認め
よう
、こういうことであります。
椎熊三郎
7
○
椎熊委員
これは、
委員会
を通じてこの
法案
の
審議
の経過を多少私は知
つて
おるのですが、今おつしや
つた
通り
なんです。この
法案
に対して、
民間保険業者
は
反対
なんですが、ただ
反対運動
をしただけではいけない。
政府
の考えておる
法律案
の方に正しさが多い。そこでこの
法律
をつく
つて
もらわない代償として、
保険会社
の
保険
の
利率
を上げないという、
政府
と
保険会社
の隠密な妥協というふうに聞いておる。
従つて本案撤回
には
反対
です。そうして厳密にそういうことを
委員会
で究明してみなければならぬ。最近
政府
と
保険業者
あるいは
産業界等
のはなはだ好ましからざるうわさを毎度耳にしたのですが、そういうことが事実ないということを究明するためにも、
本案
を爼上に載せて、大いに論議をした方がいいと思うので、
撤回
に
反対
です。
林百郎
8
○林(百)
委員
椎熊
君の言うこともにわかに信じがたいけれ
ども
、(
笑声
)そうかとい
つて
、
自由党
の方は、先ほど
福永
さん言われる
よう
に、
事前
にその
事情
を
国会対策委員会
で聞いたと言われたのですが、私の方では今突然なことですから、私の方の
委員
にも聞かなければならぬので、もしできますれば、
次会
まで
保留
していただきたい。
松井政吉
9
○
松井
(政)
委員
本件
は、き
よう
の本
会議
に
上程
せずに、
次会
に延ばしていただきたい。
椎熊三郎
10
○
椎熊委員
それでは
次会
に延ばしてください。
倉石忠雄
11
○
倉石委員長代理
それでは、
本案
については
次会
に
決定
いたすことにして御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
12
○
倉石委員長代理
御
異議
がありませんから、さ
よう
に決します。
倉石忠雄
13
○
倉石委員長代理
次に、
回付案
の
取扱い
について御協議申し上げます。第一は、
公共事業令
の一部を改正する
法律案
について、その
取扱い
を御協議願います。
福永健司
14
○
福永
(健)
委員
これは、もうしばらく留保していただきたいと思います。
松井政吉
15
○
松井
(政)
委員
いつまで留保なさるおつもりですか。
福永健司
16
○
福永
(健)
委員
なるたけ早くします。
松井政吉
17
○
松井
(政)
委員
なるたけ早くということは、前会も
前々会
も、なるたけ早くという希望がずつと続いておるのです。しかし、早くきまりをつけなければいかぬと思うのです。
次会
にはできますか。
福永健司
18
○
福永
(健)
委員
必ず
次会
ということもできないのですが、今
松井
君のおつしやる御
趣旨
に従いまして、善処いたしたいと思います。
倉石忠雄
19
○
倉石委員長代理
それでは
本案
は、次回の
議院運営委員会
で御相談することにいたします。 次に、
水産資源保護法
の一部を改正する
法律案
について、
参議院
から
回付
されたものがありますから、それについて御協議願います。
林百郎
20
○林(百)
委員
これはこの前、あなたが説明された百メートルのものですか。
福永健司
21
○
福永
(健)
委員
わが党は、
本案
についての
参議院
の
修正
に
同意
をいたします。
倉石忠雄
22
○
倉石委員長代理
他の
各党
はいかがですか。
椎熊三郎
23
○
椎熊委員
同意
いたします。
土井直作
24
○
土井委員
同意
です。
倉石忠雄
25
○
倉石委員長代理
それでは、本日これを
上程
するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
26
○
倉石委員長代理
御
異議
がありませんから、さ
よう
に
決定
いたします。
倉石忠雄
27
○
倉石委員長代理
次に、
決議案
の
取扱い
について御相談いたしたいと思います。領土に関する
決議案
は、本日は
保留
に決して御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
28
○
倉石委員長代理
それでは
保留
いたします。 次に、
木村法務総裁不信任決議案
、これも本日
保留
で御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
29
○
倉石委員長代理
それでは
保留
に決します。 次に、
公明選挙推進
に関する
決議案
が
小澤佐重喜
君外十名から出ております。これはほとんど
各党
が
賛成
されて出されておりますが、
事務総長
から説明を願います。
大池眞
30
○
大池事務総長
これは
自由党
、改進党、
社会党
から出ております。
公明選挙推進
に関する
決議案
としてお
手元
に案がまわ
つて
おりますが、
提案者
の方から、正誤の
申出
がございます。本文の
一行目
に、「悪質な
事前運動
」とあるのを、「悪質な」を削
つて
いただきたい。終りから
五行目
にある「悪質なる」も削
つて
いただきたいという
申出
がございます。それだけ
申出
がございますから、御
報告
申し上げておきます。
林百郎
31
○林(百)
委員
私の方は、これに
反対
の
討論
をいたします。私の方は、
選挙法
の改正を企図しておることに
反対
でだざいますし、
選挙運動
を制限することには
反対
でございます。その
意味
で、この前
立花
君から
討論
の
通告
があ
つたの
ですが、議長の
手元
まで届いてないということで、実は
討論
を打切られた問題もありますので、そういう問題も兼ねて、これについて
討論
をいたしたいと思います。
福永健司
32
○
福永
(健)
委員
本案
は、申すまでもなく、現実にいろいろの
事前運動等
が行われておりますので、一刻も早く
決議
をいたしまして、公明なる
選挙
が行われる
よう
に、そういう
運動
を推進したいという
趣旨
から、本日
勢頭
に
上程
をお願いいたしたいと思います。 〔「
賛成
」「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
33
○
倉石委員長代理
御
異議
がない
よう
でございますから、さ
よう
に
決定
いたします。
田渕光一
34
○
田渕委員
この
決議
に対する
政府側
の意見の開陳は、
木村法務総裁
に願いたいと思います。と申しますのは、御
承知
の
通り
、「悪質な」という
文字
を抜くことは、取締りの一線におる者が、悪質でなければ取締らぬという
よう
な
疑義
を生ずるといけないことが
一つ
であります。
文字
を直す上において、そういう
事前運動
を厳重に監視する、あるいは取締
つて
行くという
意味
からも、本日の
決議
を尊重されて、ただちに出先の機関に通達する
よう
な
意味
からも、
木村法務総裁
のこの
決議
に対する
発言
を要求しておきます。
林百郎
35
○林(百)
委員
本日
上程
は
けつ
こうですが、
討論
の
通告
だけをしておきます。
立花
君がやります。
倉石忠雄
36
○
倉石委員長代理
討論
のことについては、
議事
の場合に、あらためて御相談申し上げます。
倉石忠雄
37
○
倉石委員長代理
それから、
緊急質問
が二つほど残
つて
おる
よう
でありますから、それについて御協議願います。
椎熊三郎
38
○
椎熊委員
小林運美
君の、
肥料需給
に関する
緊急質問
は、本日取扱
つて
もらいたい。
倉石忠雄
39
○
倉石委員長代理
もう
一つ
、
米国
向
冷凍マグロ
並びに
かん詰
の
輸入関税引上げ
に関する
緊急質問
がありますが…。
土井直作
40
○
土井委員
わが党の方で出しております
米国
向
冷凍マグロ
並びに
かん詰
の
輸入関税引上げ
に関する
緊急質問
は、実はこの前
議院運営委員会
で
次会
にやらせるときめて、その次回の
運営委員会
においては、御
承知
の
通り上程法案
が三十九か出ておりましたので、一応
延期
し
よう
ということになり、その次のときには、さらに約十七、八件ばかり出てお
つたの
で、
議事
がたくさんあるから、
次会
に
上程願つて
もいいということにな
つたの
であります。そこで十四ばかり
緊急質問
が重
なつ
たときに、
質問
の整理をし
よう
というので、
中国貿易
の問題でわが党から出しておるものと、
社会党
二十三
控室
から出しておるものと一本にしたならばこれを許すということになり、わが党としては、二十三
控室
の方に
中国貿易
の問題をお譲りいたしましたが、その際
緊急質問者
でありました田中織之進君から、
中国貿易
との関連をも
つて
、
米国
向
冷凍マグロ
の
関税
の問題についても
ちよ
つぴり
質問
され、
高橋通産大臣
がこれに
答弁
をしております。
従つて
われわれが聞こうとすることについては、
答弁
の
内容
がきわめて貧弱であり、意に満たないものがありまするが、さらにこれを
質問
することはいかがかと考えまして相談の結果、この際はこれを
撤回
し、適当な機会にこれに対する埋め合せをしていただくという
意味
で(
笑声
)あらかじめその点を希望して、
撤回
いたします。
福永健司
41
○
福永
(健)
委員
緊急質問
の第二の方は、ただいま
土井
さんから
お話
があ
つたの
ですが、第一の方については、
椎熊
さんからぜひ今日という
お話
でございますけれ
ども
、本日は非常に
議事
も錯綜しておりますので、
次会
に御協議申し上げることにしていただきたいと思います。
椎熊三郎
42
○
椎熊委員
来週は必ずや
つて
もらうということで…。
倉石忠雄
43
○
倉石委員長代理
それでは、
小林運美
君の
緊急質問
は
次会
に御協議を願うことといたしまして、本日は留保いたします。
岡田春夫
44
○
岡田春夫
君
緊急質問
の
取扱い
について
ちよ
つと
事務総長
に伺いたい。今まで、緊魚
質問
でも
決議案
でも同じなんだけれ
ども
、ともかく
決議案
でも
緊急質問
でも、
委員会
に
付託
にな
つて
おるものは、
決議案
の方は
委員会
で相当や
つて
おる
よう
ですが、
緊急質問
は、
委員会付託
に
なつ
た場合に、
議院運営委員会
としてはどういう事務的な
付託
をされるための
連絡
をや
つて
おられますか。どうも
緊急質問
は、
委員会付託
に
なつたま
まで、実質的に各
委員会
において取上げられないでおる。ここで
委員会付託
ということをきめても、実質的に
付託
するための
方法
がとられていない
よう
に思う。これは事務的にはどういう
扱い
をされておりますか。
大池眞
45
○
大池事務総長
事務総長
にということでありますから、私から一応御説明申し上げます。事務的な面から申しますと、
決議案
は
議案
でありますので、
議案
を本
会議
に
上程
する場合に、
委員会
の
審査省略
の建前もございますし、それが
委員会付託
になりますれば、それが
委員会
にまわ
つて
審議
されることは当然ですが、
緊急質問
は
議案
ではございません。先例によ
つて
、本
会議
における
口頭質問
でございますので、
緊急質問
を許す場合には、
議事日程変更
の
動議
によ
つて
やるわけであります。そこで
緊急質問
を本
会議
でやらぬで、
委員会
でや
つて
くれという
意味
で
委員会付託
ということにな
つて
おりますが、
質問
が
付託
というのは、
法律
的にはあり得ないことでありまして、本
会議
でやらないで、
委員会
で
質問
をや
つて
もらう
よう
にということを、
議院運営委員会
ではきめたというだけだと思います。
従つて
提出
され薫るこれこれの
緊急質問
は、
当該委員会
に
回付
というか、
付託
されるというか、そちらでや
つて
いただく
よう
に
なつ
たからという通知は、一々出しておりません。
岡田春夫
46
○
岡田春夫
君 事務的な話は一応そういうことにな
つて
いるだろうと思うのですが、少くとも
緊急質問
を出す場合には、
議院運営委員会
では、
緊急度
はあるけれ
ども
出さない場合もあるわけなので、少くとも
提出者
は
緊急性
があるものとして出されておるわけです。それを
委員会
にまわす場合に、実質的に、今までほとんど
委員会
では取上げない状態にな
つて
おる。特に
委員
を出しておる場合には問題ないので、
自由党
の場合にはあまりないと思うが、われわれの
よう
に
委員
を出しておらない場合に、問題が起
つて
、本
会議
で
緊急質問
はやらせないが、
委員会
でやれと言われても、
委員会
に
委員
を出しておらないために、
委員外発言
を認めない。
従つて
、実質的にはやらせない結果にな
つて
しま
つて
おる。そこで
議院運営委員会
としては、そういう問題について、今までの
国会法
の規定においてどうこうということよりも、実際問題として、そういう問題を善処できる
よう
に、
委員会
としてとりはから
つて
もらいたい、こういう要望をしておきます。
倉石忠雄
47
○
倉石委員長代理
承
つて
おきます。
林百郎
48
○林(百)
委員
その問題について……。
倉石忠雄
49
○
倉石委員長代理
それでは
速記
をとめて、
懇談
に移します。 〔
速記中止
〕
倉石忠雄
50
○
倉石委員長代理
速記
を始めてください。
懇談
をとじます。 次に、
懲罰動議
の
取扱い
について御協議願いたいのですが、これは
提案者
から、本日は留保してもらいたいという御要求がございますので、留保いたすことにいたします。
倉石忠雄
51
○
倉石委員長代理
次に、
請願
の
締切期日
のことにつきまして御協議願いたいと思います。
事務総長
より御説明願います。
大池眞
52
○
大池事務総長
請願
は、この前の
会議
では、六日までということに一応締め切
つて
おりましたが、会期が延長されましたので、来る土曜日の十四日まで
請願
を受付けることにおとりはからい願います。
倉石忠雄
53
○
倉石委員長代理
ただいまの
事務総長
の御
報告通り
にして御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
54
○
倉石委員長代理
御
異議
がありませんから、さ
よう
に
決定
いたします。
倉石忠雄
55
○
倉石委員長代理
次に、本日の
議事
の件について御協議申し上げます。
事務総長
より御説明願います。
大池眞
56
○
大池事務総長
それでは、本日の
議事
について御
報告
申し上げます。先ほど御
決定
になりました
公明選挙推進
に関する
決議案
を劈頭に
上程
する
よう
におきめ願いまして、まず
決議案
の
趣旨弁明
をお願いいたします。これは
小澤佐重事
君がおやりになる予定でございます。これに対しまして、ただいま
共産党
の方から
お話
のございました
よう
に、
立花敏男
君の
反対討論
の
通告
がございます。
土井直作
57
○
土井委員
それはやめたらどうですか。
林百郎
58
○林(百)
委員
土井
君の
お話
でありますが、やはり
選挙
の問題については重要な関心を持
つて
おるわけで、
名前
を出しては恐縮ですが、田淵君から、
立花
君の
討論
は自分も聞きたいということまで、この前の
会議
のときに場内で
言つて
来ておるわけです。
従つて
この
法案
に対する
討論
もできなか
つた
し、それをも入れて、われわれの
選挙
に対する考えも入れて、この
選挙
についてやらしてもらいたい。
倉石忠雄
59
○
倉石委員長代理
討論
時間は五分ですか。
林百郎
60
○林(百)
委員
そんなことはない。従来
通り
きめていただきたい。それはわれわれの方も協力するけれ
ども
……。
福永健司
61
○
福永
(健)
委員
この前、
共産党
がそんなに何にでもやれば、五分にせよという議論もあ
つた
から……。
大池眞
62
○
大池事務総長
そこで
本案
については、
立花敏男
君から
討論
がございます。 それから、先ほどおきめ願いました
水産資源保護法
の一部を改正する
法律案
の
回付案
、これの
承認
ということで御
決定
を願います。 それから
議事日程
に入
つて
参ります。
議事日程
の第一の
決算
は、
決算委員長中垣國男
君が御
報告
になりまして、これに対しては
井之口政雄
君の
反対討論
の
通告
があります。
林百郎
63
○林(百)
委員
今の
立花
君の
お話
もありますから、これは私の方はとりやめておきます。そのかわり、
立花
君の方は十分にお願いします。
大池眞
64
○
大池事務総長
そうしますと、
日程
第一については、
討論
はございません。
椎熊三郎
65
○
椎熊委員
賛否
はどうですか。
大池眞
66
○
大池事務総長
これの
反対
は、改進党、
社会党
、
共産党
が
反対
でございます。
土井直作
67
○
土井委員
社会党
二十三はどうですか。
大池眞
68
○
大池事務総長
社会党
二十三は聞いておりません。
福永健司
69
○
福永
(健)
委員
日程
第二は、この前も問題になりまして、
上程
するということに相な
つて
お
つたの
であります。あらかじめ若干の
会派
の方に
連絡
をいたしまして御
了解
をいただいたのでありますが、本日だけは、
ちよ
つと
延期
をさせていただきたいと思います。
椎熊三郎
70
○
椎熊委員
私は、この
法案
の
扱い
に非常に
疑義
を感じておるので、強く主張して、き
よう
の
日程
に載せていただいたのですけれ
ども
、その後の
自由党
の
党議決定
に至るまでの
内情等
を多少漏れ聞いております。この
法案
の
賛否
が結果においてどうあろうとも、
国会
のルールにおいて、正常の形において
審議
されて行くということが念願なんです。そのためには
上程
を遅らせることはいかぬ。それで、本日
日程
に載
つた
けれ
ども
、なお
新聞等
に伝えられる
よう
に、
了解
に苦しむ
よう
な
扱い
をされるのは困るので、御反省を願いたい。それでない
よう
な、適当な
方法
で
審議
を進められるために、本日は留保したいという御
趣旨
の
よう
でありますから、私は取急ぎ
上程
を望みましたけれ
ども
、本日留保いたすことに
賛成
いたします。なるべく円満に
党議
をまとめてや
つて
もらいたいと思いますから…。
倉石忠雄
71
○
倉石委員長代理
それでは
日程
第二は、本日は留保いたします。 次に
日程
第三について。
福永健司
72
○
福永
(健)
委員
日程
第三は、本日
委員長
において支障がありますので、本日は御
延期
を願いたいと思います。
倉石忠雄
73
○
倉石委員長代理
日程
第三は、
福永
君の
申入れ
の
通り
決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
74
○
倉石委員長代理
御
異議
がありませんから、
日程
第三は本日は
延期
に
決定
いたします。
大池眞
75
○
大池事務総長
そこで、
日程
第四は
建設委員会
の案でありまして、
共産党
が
反対
でございますが、別に
討論
はございません。
日程
第五、第六は、
法務委員長佐瀬昌三
君が御
報告
になりまして、これに
反対討論
として
加藤充
君がございます。――なお先ほどの、二十三
控室
の
態度
の聞いてない点は、当時御
欠席
のために
態度
はまだきま
つて
おらぬそうです。
日程
第七は、
文部委員長竹尾弌君
が御
報告
になりまして、
共産党
が
反対
でございますが、
討論
はございません。
日程
第八、第九、第十の三案は、一括して
外務委員長
の御
報告
で
けつ
こうなんですが、
日程
第八の、中華民国との
平和条約
の締結について
承認
を求めるの件は
討論
がございます。九、十は
討論
がございません。そこでこれをわけて、八だけ先に片づけて、九、十をその次にや
つて
いただく方が
けつ
こうだと思います。そこで
日程
第八についての
討論
は、お
手元
に書いて差上げてあります
よう
に、
反対
の
戸叶里子
君、次に
賛成
の
佐々木盛雄
君、
反対
の林百郎君、
賛成
の
山本利壽
君、
反対
の
勝間田清一
君と
黒田寿男
君、それだけの
通告
がございます。
林百郎
76
○林(百)
委員
第八は、
条約
の関係で、日本の
外交政策
としては最も重要な問題であります。そこで昨日の
委員会
で、
自由党
の
佐々木盛雄
君ですか、この重要な問題に対する
討論
は、どうしても十分ではできかねるということを
言つて
、
委員会
の
討論
も、
佐々木
君はたしか二十分近くかか
つて
おる
よう
であります。これについては少しくらい時間が超過しても、壇上からおろすなんということのない
よう
な
扱い
をぜひしてもらいたいと思います。
倉石忠雄
77
○
倉石委員長代理
討論
時間の点については、
あと
で一括して御相談いたします。
福永健司
78
○
福永
(健)
委員
ただいま
事務総長
の
報告
でありますと、
勝間田
君及び
黒田
君、
両方
の
名前
を言われたのでありますが、これはいろいろ議論するまでもなく、今までたびたび繰返されたことでありまして、小
会派
の諸君は一括してということですから、どなたか一人にまとめていただきたいと思います。
岡田春夫
79
○
岡田春夫
君
今福永
君の
お話
があ
つた
が、
講和条約
の問題は、この前
サンフランシスコ条約
の場合においては、きわめて重大な
条約
だというので、
各党
で
討論
をや
つて
おるのであります。そう長い時間でもないわけですし、十分くらいのことですから、ぜひこの際二人に、
両方
にやらしていただきたいと思います。
林百郎
80
○林(百)
委員
どうでし
よう
か。重要な案件ですから、二人にやらしたらどうですか。
倉石忠雄
81
○
倉石委員長代理
ちよ
つと
懇談
をいたします。 〔
速記中止
〕
倉石忠雄
82
○
倉石委員長代理
速記
を始めてください。
懇談
をとじます。
日程
第八の
討論者
については、小
会派
二名と出ておるのを、一名にまとめていただくことに
懇談
中
決定
いたしましたので、その
よう
にお願いいたします。
大池眞
83
○
大池事務総長
それから
日程
第九、第十は一括して
仲内憲治
君が御
報告
をされます。九、十は
討論
はございませんが、九に
共産党
、
社会党
三十三
控室
、
労農党
が
反対
でございます。十は
共産党
が
反対
でございます。 それから
日程
第十一、第十二は一価いたしまして、
大蔵委員長佐藤重遺書
が
報告
をされ、
共産党
が
反対
でございますが、
討論
はございません。
日程
第十三、
地方自治法
の一部を改正する
法律案
と、
日程
第十四の
警察官等
に協力援助した者の
災害給付
に関する
法律案
は、一括しまして
地方行政委員長金光義邦
君が御
報告
をされることにな
つて
おります。
日程
第十三に対しましては、
修正案
が
門司亮
君から出ておりますので、
委員長報告
の
あと
、
修正案
の
趣旨弁明
を
門司亮
君にお願いいたしまして、それに対して
討論
を続けて参ります。
討論
はお
手元
にあります
よう
に、
賛成討論
の方が先になります。
床次徳二
君が
賛成討論
、
反対討論
として
大矢省三
君、
立花敏男
君、
八百板正
君、これだけの
討論
の
通告
がございます。
討論
が終りまして
採決
に入るわけでございますが、
採決
は十三と十四を別々に
採決
いたします。十三については、まず第一に
門司亮
君
提出
の
修正案
について
採決
いたします。その
修正案
の中に、
委員会
の
報告
と
共通部分
がございますので、その
共通部分
を除い
上門司亮
君の
修正案
を
採決
し、その次一
共通
の
部分
だけを
拾つて採決
をし、第三番目に
共通部分
以外の
委員会
の
修正
を
採決
いたしまして、それで
修正
に関するものは終りますから、その次に、最後に原案について
採決
をいたします。結局四回になります。
椎熊三郎
84
○
椎熊委員
委員長
の
報告
は
修正
なんですね。
大池眞
85
○
大池事務総長
修正
です。そこでただいまの
採決
の四回並びに第八の
採決方法
を、
起立
にいたしますか、どういたしますか、御
決定
を願います。
椎熊三郎
86
○
椎熊委員
日程
第八、
日華条約
の
承認
を求める件は
記名投票
で、
あと
は
起立
でいいじやないですか。
倉石忠雄
87
○
倉石委員長代理
ちよ
つと
懇談
いたします。 〔
速記中止
〕
倉石忠雄
88
○
倉石委員長代理
速記
を始めてください。
懇談
をとじます。
日程
第八の
採決
も
起立採決
、
あと
全部
起立採決
ということに
懇談
中まとまりましたから、その
よう
にお願いいたします。なお
討論
時間は十分以内にお願いいたします。
林百郎
89
○林(百)
委員
さつきも
一言つたよう
に、
佐々木
君も十分ではできないと言うのですから…。
倉石忠雄
90
○
倉石委員長代理
佐々木
君も十分以内でおやり願う
よう
にいたします。
林百郎
91
○林(百)
委員
佐々木
君が
超過しら
、それではわれわれの方も認めてもらいたい。そんなに長くかかりませんから……。
福永健司
92
○
福永
(健)
委員
十分以内でやりまし
よう
。
倉石忠雄
93
○
倉石委員長代理
討論
時間は、十分以内にお願いいたします。
大池眞
94
○
大池事務総長
それから緊急
上程
をぜひ願いたいというのが一件ございます。水産
委員会
から上
つて
おります漁船乗組員給与
保険
法案
を緊急
上程
願いたいという
申入れ
があります。
倉石忠雄
95
○
倉石委員長代理
ただいま
事務総長
の御
報告
にかかる水産
委員会
の漁船乗組員給与
保険
法案
は、上り次第緊急
上程
をいたすことに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
96
○
倉石委員長代理
御
異議
がありませんから、さ
よう
に
決定
いたします。 それでは本日の
議事
の件は、ただいま
事務総長
報告
の
通り
了承するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
97
○
倉石委員長代理
御
異議
ありませんから、さ
よう
に決しました。
林百郎
98
○林(百)
委員
実は有力新聞紙によると、
国会法
を本会期中に改正するということで、石田
議院運営委員長
、
倉石
忠雄氏、
椎熊
三郎
氏、
土井
直作氏らの間で討議を続けておるということであります。憲法改正も、三分の一でできるということまで御相談されておるそうであります。こういう事実があるのかないのか、なお風評でありますが、いわゆる麻雀仲間なるものがあ
つて
――これは事実と違
つて
お
つた
らお許し願いたいのでありますが、そんなところでこんな話も出たとか出ないとか、そういうことも聞いております。これは風評ですが、いずれにしても、この
よう
な重要な問題について、有力紙に出ている
よう
なことをされておるのか、されていないのか、その点を伺いたい。
倉石忠雄
99
○
倉石委員長代理
本題でない
よう
でありますが、私の
名前
が出ましたので、私からお答えいたします。麻雀仲間云々、憲法改正云々ということについて御相談出いたしておることはありません。
林百郎
100
○林(百)
委員
ただいまのことについ 〔「そんなことを聞く必要はない」「聞いてや
つた
らどうか」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
101
○
倉石委員長代理
それでは
懇談
に移します。 〔
速記中止
〕
倉石忠雄
102
○
倉石委員長代理
速記
を始めてください。
懇談
をとじます。 本日の本
会議
は一時五十分より開くことにいたします。次回の
議院運営委員会
は、来週火曜日午前十一時、本
会議
は定刻より開くことにいたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時二十五分散会