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外崎千代吉君 この前に本
議場でも申し上げましたし、またここでも申し上げましたが、私としましては、まつたく
憂國の至情より出た問題であつて、そうしてまた
議長が取消せと言うからして、ただちにその場でそれも取消してあるもので、これに対して
陳謝せよというのであるが、取消してあるのに、私としてそういう誤解をするのであれば、私は
陳謝する氣持はないと、こう申し上げたわけです。
同時にまた
理事会において何か除名問題が起きておるそうでありますが、それもしかし私としていかんともしません。もちろん
決議に從わない場合には除名することもよいでありましよう。しかしながら私
自身議員として、何か
破廉恥罪をなしたとか、あるいは
議員諸公に大きな御迷惑をかけたということであれば、それはいいとしても、おそらく惡例を残すのではないかというような考えをもつております。しかしこの場合、國に憲法ある以上は、憲法に対して
國民がこれに從わなければならぬ義務あり、またせつかく
皆さん方が御心配くだされて、好意をもつて
陳謝して
陳謝文を読めというのに対して、これまたこれに対してあくまで強情を張ることもないと考えておりますし、あとの部分は
皆さん方に一切おまかせして、その
決議に從うつもりであります。