2021-06-09 第204回国会 参議院 本会議 第29号
例えば、国民民主党の伊藤孝恵議員は四月十九日の決算委員会にて、内閣府IT本部が政府の全省庁の情報システムを発注前から一元的に管理すると昨年竹本大臣が答弁したにもかかわらず、今の内閣IT本部が伊藤議員が指摘するまで経済産業省の新システムTeCOTを把握していなかった問題を指摘。
例えば、国民民主党の伊藤孝恵議員は四月十九日の決算委員会にて、内閣府IT本部が政府の全省庁の情報システムを発注前から一元的に管理すると昨年竹本大臣が答弁したにもかかわらず、今の内閣IT本部が伊藤議員が指摘するまで経済産業省の新システムTeCOTを把握していなかった問題を指摘。
○伊藤孝恵君 TeCOTのデータベース使っているんですよね。で、選手団が、別に選手、国に帰るときだって、ビジネス目的の方が国内から出るときだって、別に目的なんてどっちでもよくて、そのときに何が要るか。その機能がカニバっているんじゃないですかと、TeCOTを多言語化した方がカニバらずによかったんじゃないですか、デマケしていませんかという御指摘をさせていただきました。
経産省システムのTeCOTにつきましては、主にビジネス目的で渡航する方を対象に、海外渡航の際に必要となります陰性証明書の取得を支援するため、医療機関の検索、予約等のサービスを提供しておりまして、我が国に在住している方向けであることから、ほとんどの機能が日本語対応というふうになっておると承知をしております。
出国の際だと、活用するのは今TeCOTですね。陰性証明は経産省の管轄のTeCOT、厚労省じゃないんです。今後、ここにワクチン接種履歴を載せていく。データベースはVRS、ワクチン接種記録システムですから、内閣官房とか総務省とか自治体とかいろんなところが関わっていく。このような整理はした上で、どういうものを開発するか明らかにしながら進めていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(平井卓也君) 御指摘なのはこのTeCOTということですね。システムに関しては最初から把握していたわけではございません。
現状では、今大臣から御指摘ありましたように、これはこの後のTeCOTのところでお話し申し上げようと思っていたんですが、TeCOTの、経済産業省また厚労省と共管で進めている海外渡航者新型コロナウイルス検査センター、ここにおきまして、いわゆるビジネストラック、ここを支えるための、海外渡航者が渡航先国の求める検査証明を取得するための医療機関、これを選ぶ仕組みとして一覧表をつくっているわけです。
経済産業省が運営する海外渡航者新型コロナウイルス検査センター、TeCOTでございますけれども、先生御指摘のような仕組みでございますが、適切な検査が実施されることは大変重要であるというふうに考えております。