2018-11-21 第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
実際には、オーストラリア向けに新設する米の輸入枠の方法は、これは入札はSBS入札方法で、毎年度、五月から二カ月ごとで開くということでありますが、入札の開始時期が既存のSBS枠より前倒しされて、国産米の出来秋に先んじて国内に出回るということになるということであります。
実際には、オーストラリア向けに新設する米の輸入枠の方法は、これは入札はSBS入札方法で、毎年度、五月から二カ月ごとで開くということでありますが、入札の開始時期が既存のSBS枠より前倒しされて、国産米の出来秋に先んじて国内に出回るということになるということであります。
○山本(有)国務大臣 昨年の九月七日に第一回のSBS入札を行いまして、その後、調整金の問題等ございましたので、十二月十六日までSBS米の入札を控えておりまして、それ以降、計五回入札をしました、三月三日まで。平成二十八年の累計落札数量は、SBS枠が十万トンに対しまして、七万三千三百十四トンでございました。
今年度、二十八年度のSBS入札は終了したところでございますが、今後ともSBS制度の適切な運営に努めてまいりたいと存じます。
○政府参考人(柄澤彰君) まず、今委員御指摘のいろいろな学者の先生方の試算につきましては、その根拠や論拠は我々明確に分かりませんのでコメントのしようがないわけでありますが、ただ、事実関係として、先ほど大臣が申し上げました事実、もう一度補足させていただきますと、今回のSBS入札の前後におきます国産米の全銘柄平均価格を見ますと、入札を再開した昨年十二月とその翌月の本年一月を比較しますと、六十キログラム当
○山本(有)国務大臣 SBS入札でございますが、九月七日に第一回入札を行いました。それ以降は行っておりません。十月七日に公表した輸入米に関する調査結果、国会審議等におきます議論を踏まえまして、SBS入札をより適切に行い、農業関係者等の不信感を生じないようにする観点から、SBS契約の内容の改善を講じた上で、このたび十二月十六日に入札を行うようにいたしました。
なお、今回のSBS米に関する農林水産省の調査では、廃業者や連絡が付かない者を除く全ての事業者からヒアリングを行うとともに、関連データの分析では、SBS入札の時期の前後において国産米の価格はほとんど変動していないことが確認されており、SBS米が国産米の価格に影響を与えていることを示す事実は確認されておりません。 食の安全についてのお尋ねがありました。
SBS米をめぐる調整金の問題については、SBS入札日の前後の月で、公表されている国産米の相対取引価格はほとんど変動していないことが確認されています。この問題は、制度に対する信頼を損なうことのないよう丁寧に説明していきますが、TPP協定の是非とは別個の問題であります。 国会における審議の進め方については、国会の御判断に従うべきものと考えています。
また、関連データの分析では、SBS入札の時期の前後におきまして国産米の価格はほとんど変動していないことが確認されました。 このように、今回の調査では、廃業者や連絡が付かない者を除く全ての事業者からヒアリングを行うとともに、過去のSBS米の取引実績といった客観的なデータを基に分析を行ったところでございます。したがいまして、再調査をする必要はないものと考えております。
また、関連データの分析では、SBS入札の時期の前後において、国産米の価格はほとんど変動していないことが確認されたわけであります。つまり、このSBSによって効果を与えているのであれば、入札後、価格が変動するわけでありますが、この価格の変動がなかったわけであります。ここが、今私が申し上げている点が重要な点でございます。
平成二十五年度のSBS入札分で、政府が発表している輸入の価格は二百円なんです。でも、実際は、この業者は三十九円の調整金を輸入業者からもらって、この卸売業者は百六十一円で実際仕入れているんです。そして、神奈川県の食堂ではこれを百九十七円で卸した。和食レストランでは二百円で卸した。韓国料理店では百五十四円で卸した。京都の洋食屋さんでは百七十五円で卸している。
○山本(有)国務大臣 このSBS入札の三者契約の中で成約を得た既存の業者さんは、今後もSBS入札に参加をいただいて、国家貿易を維持しなきゃなりません。その意味におきまして、この調査を公表したり、相手方の不快を得るような調査は、我々にとりましては避けていかなければならないというルールがあるだろうというように思っております。 したがいまして、ルール違反の調査はできません。
さらに、国産米の価格が低い年ほどSBS米の輸入量が減少したり、SBS入札の時期の前後で国産米価格はほとんど変動していない等の分析結果が得られております。 というようなことが明らかになっておりまして……(発言する者あり)
今後、SBS入札にかかる不信感が生じることのないよう、国と落札業者との間の契約内容を改善することによりまして、調整金が全くない世界が出てくるわけでございます。
○山本(有)国務大臣 SBS入札契約は、輸入業者と国と卸の三者契約であります。この契約三者間に信頼関係があり、また、契約上の確認ということは、これは可能でございます。しかし、卸から、多種多様な、お弁当屋さん、牛丼屋さん、そのほかコンビニ、ありとあらゆるところにこのお米は売られております。
SBS入札に関して民間事業者の金銭のやりとりの報道がございまして、米農家のSBS入札に関する不信感が生ずるおそれがありました。不信感の払拭のため、関係事業者へのヒアリング、関連データの分析、これを行ったところでございます。 結果からしまして、民間事業者の金銭のやりとりはある程度あったものの、現在もあると回答した者は、買い受け業者で約一割、輸入業者で約三割でございました。
米農家のSBS入札に関することについて、買受け業者と輸入業者とヒアリング及び関連データの分析などをしっかりやらせていただきまして、この結果、民間事業者の金銭のやり取りはある程度あったものの、SBS米が国産米の需給、価格に影響を与えている事実は確認できなかったものでございます。
このため、SBS入札をより適正に行い、農業関係者等のSBS入札に関する不信感を生じないようにする観点から、先ほど申しましたように契約内容の改善を行うということを考えております。 具体的に言いますと、SBS契約書の契約事項といたしまして、個々のSBS取引に係る三者契約に関連して、輸入業者及び買受け業者との間で金銭のやり取りは行ってはならないということを契約書に明記いたします。
食糧法等の法に違反していない以上、SBS入札の合法的な契約終了後の話でございまして、その情報を取るときに、ヒアリングあるいは調査するときにおきましては任意であります。その意味において、民民の関係の企業情報を得るということの難しさも御理解いただきたいというように思っております。
委員御指摘のように、SBS入札に不明朗な影を落としたということは私もこれは理解をしておるところでございまして、この調査結果によりまして、民間事業者の金銭のやり取りは、これは国産米の需給及び価格に影響を与えるということを示すという根拠はなかったわけでございますが、今回の調査で、民間事業者の金銭のやり取りがあったというようなことが、SBS入札を適正に行い農業関係者のSBS入札に関する不信感を生じないようにするという
ただし、量の約束ではなくて、この量を目指してSBS入札をするという約束でございまして、非常に何というか曖昧な点は、必ず七・八四万トン入る話ではないという点がMA米とは少し違う性質を持っている点でございまして、この点におきましても、同量の国家備蓄への買上げという形で市場から七・八四万トンを取り除く、国内産米を買うことによって量的に取り除くものですから、需給という意味では量的には全く変化がなく、価格にも
○国務大臣(山本有二君) SBS入札におきます契約ひな形がございます。甲は国でありまして乙は輸入業者、そして、甲、乙、丙が買受け業者、卸でございます。その契約の中に、代金の授受についてはありますけれども、調整金という言葉は入っておりません。
○山本(有)国務大臣 知ることにおいて、多少、緒方委員さんが認識している話と我々が認識している話が少し違っておりまして、A社とB社の訴訟の中で、B社はいわば逮捕されたりあるいは家宅捜索されたりした業者であって、しかも訴訟中というような話の中から訴えがあった、そういう事実の中での調整金という、判決あるいは訴訟の中での話として受け取ったわけでございまして、それが、行政行為を必要とする何らかの、SBS入札行為
○山本(有)国務大臣 一部で報道されているSBSの入札参加業者間の金銭のやりとりにつきまして、SBS入札で提示、落札された売り渡し申込価格と買い受け申込価格で国との契約が行われ、国との間で当該契約が履行され、その上で調整金というものがあった契約が存在したことは事実でございます。
既存のWTO枠でのSBS入札の結果によれば、そのような需給緩和局面では、SBSの政府売り渡し価格の水準も低くなりますが、競合する国産米よりも大幅に安くなるといったことにはならないと考えております。輸入米に対する需要が減少するため、応札も少なくなり、ある程度の不落が発生することとなっております。