2021-05-07 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
たしか高浜の三、四号機、特に四号機で、伝熱管、いわゆる蒸気発生器があります、あそこはPWRですので、伝熱管がたしか数千本、スリーループ、フォーループのような形で、厚さ三ミリの薄い鋼鉄管が一次系と二次系を遮断して、要するに、一次系から二次系に熱を伝えなきゃいけないので、極薄の鋼鉄管が何千本も通っていて、それが一次系の水から二次系の水に熱を伝えてタービンを回すというのがPWR、加圧水型原子力発電所の特徴
たしか高浜の三、四号機、特に四号機で、伝熱管、いわゆる蒸気発生器があります、あそこはPWRですので、伝熱管がたしか数千本、スリーループ、フォーループのような形で、厚さ三ミリの薄い鋼鉄管が一次系と二次系を遮断して、要するに、一次系から二次系に熱を伝えなきゃいけないので、極薄の鋼鉄管が何千本も通っていて、それが一次系の水から二次系の水に熱を伝えてタービンを回すというのがPWR、加圧水型原子力発電所の特徴
要するに、外部から、今言われている深層防護、深層防護がPWRに対して、加圧水型原発に対して機能しなくなった場合に、これは想定しなきゃいけないと私は思っております、その場合には、シュラウドが溶けて、そしてメルトダウンに至るということも、これは起き得ないわけではないと規制庁の方はおっしゃっております。
もう一つは、PWRの場合、三ループ、四ループありますけれども、そのループの幾つが事故の対処に使えるかにかかわってきます。
先ほど私申し上げたとおり、最近では、例えば中国が、AP1000、これは最新型のPWRを三門一号機ということで運転開始をしておりますし、EPRというヨーロッパの最新型の炉型を、これは台山一号機ということで動かしております。 したがいまして、基数も中国は多いですし、それから最新のものも動かしてきている、こういった実態も踏まえながら対応を考えているということでございます。
そのうち、PWRが三百基、BWRが七十三基ございます。 こういったもののうち寿命が来たものについては適宜廃炉は進むと思いますけれども、アメリカなどでは、長寿命、つまり八十年使っていこうといったような動きもございますので、そういった動きも見据えながら、どれだけのものが廃炉に向かっていくかということは丁寧に見てまいりたいと思います。
現在、日本でいわゆる商業用の原発と呼ばれるものは、いわゆるBWR、PWRの二つになるのかなというふうに思っています。 一方で、例えば二〇五〇年のCO2削減目標を達成していく上では、前提なくいろんなイノベーションにチャレンジをしていかないととても達成はできません。そういった意味で、開発研究段階にあるような原子炉は、いわゆる今回の原発依存度低減の議論の具体的な対象には含めていません。
○江崎孝君 それでは、PWRの方ですけれども、既に稼働が進んでいる原子炉、今お話しされたと思うんですけれども、そこはもう既にフィルターが付いた状況で再稼働が許可されているんでしょうか、それともまだ五年間の猶予期間なんでしょうか。
技術的なものとして、加圧とBWR、PWRがどんなに違うのかということもよく御存じないと思いますし、もっと言えば、スリーマイル島の原子力発電所はPWRだったわけであります、加圧型だったわけでありますから。
その上で、PWR、BWR、それぞれの炉型の特徴を踏まえた要求の仕方をしております。 まず、BWRにつきまして、先生からウエットウエルベントとドライベントの御指摘がありましたけれども、BWRは炉心が溶けてしまうような事故のときに格納容器を守るまでの時間というものが極めて限られています。これは、BWRは格納容器の内容積がPWRに比べて極めて小さいことに主に起因をしております。
このザイオン原発は、二基のPWRから構成されていまして、一九七三年に一号機、七四年に二号機が運転を始めましたけれども、九七年に蒸気発生器からリークする事故が発生して、翌年、廃止措置に移行するということが決まりました。 当初、廃止措置を行う会社の方は三十年ぐらいの計画で始めたんですが、今行っておりますザイオンソリューションズという会社は、二〇一〇年から始めて今年度で終わると。
それは、やはり福島原発事故以降、原子力の再稼働、これ六年たっても、PWRについては大分進んでまいりましたけれども、BWRについては全然進んでいない。そういう中で、本当にこれ、日本自体が今後原子力政策どういうふうに進めていくんだろうか、それから、この核燃サイクルについても本当にどういうふうに進めていくのかという、この点について経済産業省の方から御説明をいただきたいと思います。
○青山繁晴君 今のお話は、山内先生にもお聞きした将来の在り方とも関わってとても大切な部分だと思うんですけど、おっしゃったとおり、今回、BWR、沸騰水型軽水炉が事故を起こして、加圧水型軽水炉、PWRを持っている会社はなかなか手放さないというのはそのとおりだと思うんですね。
日本では、沸騰水型軽水炉、いわゆるBWRが多く、東芝もBWRメーカーですが、世界の原子炉の七割は加圧水型軽水炉、PWRで、中国やロシアなど新興国も次々とPWRを採用しているので、世界に打って出るにはPWRへの対応が不可欠です。東芝がPWRメーカーであるウェスチングハウスを買収したのも、こうしたことを考慮したためであるとされています。
二〇一四年に閣議決定いたしました現行のエネルギー基本計画におきまして、先生御指摘の原発依存度の低減という部分で用いている原発という用語につきましては、これは商業用の原子炉、いわゆるPWRとかBWRを念頭に置いたものでございます。これには、先生御指摘の既に商業炉として運転実績のあるABWR、これは含まれてございます。
あわせまして、プラントシミュレーターといったものも装備しておりまして、これで、BWR、PWRを含めまして、いろいろなシビアアクシデントの状況を再現できる装置なんかもございまして、そういったものを活用した研修なども行うといったことによりまして、おっしゃるように、検査官のレベルの引き上げといったものを図ってまいりたいと思っております。
PWRについては、九州や四国の原発が動いていますので、審査は委員長のもとで確立をした、当然、危険性があるものについてはしっかりチェックをするということになるわけですから。一方で、BWR、これは東京電力福島第一原発はBWRですから、大変な問題が起こった原発でもあるわけだけれども、この審査についてはまだ一つも終了していない。
ほかの、日本原電の東海二号炉とか女川とか、幾つか審査を進めていますが、今、BWRの事業者は、どちらかというと東京電力の状況を見ているようなところがありまして、なかなかPWRのときの事業者みたいに積極的に今審査対応がないというところがあります。それで、当然、そういう状況が来れば私どもとしても審査の体制をもっと強化してやろうとしていますが、今のところ、そういう状況にはありません。
PWRの場合は、先行的なプラントを決めて、それの審査のひな形をつくって、その後、PWRについてはかなり進んだというふうに認識しておりますが、先生御指摘のように、BWRについてはなかなか進まないというところがあります。
現在稼働中の五基、許可を受けた二基はいずれも加圧水型原子炉、PWRで、申請中のP型でまだ許可がおりていないものは、私の地元にある北海道の泊の一—三号機など少数になっております。
特に、PWRとBWRの中で、BWRは柏崎について集中審査をされるということで今集中審査ということを御指摘をされたと思うんですが、ただこの基準地震動というのは、いずれにせよそれぞれのサイトにおいての基準地震動を決定していくということですから、そもそも集中してやればいいという話ではないのではないかと。
最後に、廃炉についてですが、徐々に徐々に進んできておるというふうに聞いておりますけれども、廃炉については、伊方一号機が廃炉をされて、これはPWRですけれども、地元からは、これも廃炉についての研究拠点として使っていくんだ、そういう声が上がっているというふうに承知をいたしております。
適合審査は、PWRが三チーム、BWRが一チーム、それに加えて地震、津波の評価チームで行っていると承知しておりますけれども、今後の二十六基の発電所や二十の核燃料施設の審査を行っていく上で、どう考えてもこの審査体制の充実を行っていくことが急務だというふうに私は考えるわけであります。
そこで、当初、田中委員長は、適合性審査については半年程度で終了するとの見解を示されておられましたけれども、現在、国内の四十三基の原発のうち二十五基、PWRが十五基、BWRが十基、十一社の会社から審査の申請がありますが、これまでに再稼働に至ったのは九州電力の川内原発一号機のみでございまして、全体的に審査が大きくおくれているのではないかなという印象を持っています。
川内原発PWRの燃料一体から最大で何ベクレルのセシウム137の放出があり得るんですかね。知っているか知らないか。知っていたらその後続けていただいて結構です。知らなかったらそこでおやめください。お願いします。
また、電源開発の大間原発は十二月の十六日、そして加圧水型の軽水炉、PWRでは関西電力の高浜原発三、四号機、十二月二十五日に申請が提出されていると承知をしております。 猶予期限である二〇一八年の七月までは、残るところあと三年です。新規制基準が原子力規制委員会の規則やその解釈として定められており、一年もたってから定められた審査ガイドですけれども、そこに記された基準は性能規定です。
そんな状況の中で、現状では、いわゆるPWR原子炉、これについては、新規制基準に適合すると規制委員会が判断した原発は現在五基です。一方、国内炉の半数近くを占めるBWR、これがどうかといいますと、規制庁の事務方にお尋ねいたしますが、いわゆるPWRよりも古い、旧式の炉が多いBWR、これは審査基準をクリアした原発は現在何基でしょうか。