2019-02-28 第198回国会 衆議院 予算委員会 第14号
このCVオスプレイは、特殊作戦用で、過酷な訓練を行うということで、MVオスプレイよりも重大事故率は高くなっております。十万飛行時間当たり、最新のものでは五・八四。昨年度もAクラスの重大事故が二回も起きております。もともと、米軍側の調達予定は五十数機しかないわけですからね。それが年間二回も重大事故を起こしているというのは大変なことだと思います。
このCVオスプレイは、特殊作戦用で、過酷な訓練を行うということで、MVオスプレイよりも重大事故率は高くなっております。十万飛行時間当たり、最新のものでは五・八四。昨年度もAクラスの重大事故が二回も起きております。もともと、米軍側の調達予定は五十数機しかないわけですからね。それが年間二回も重大事故を起こしているというのは大変なことだと思います。
さらに、伊江島では、飛行甲板を再現してオスプレイの離発着訓練用の施設もつくられ、MVオスプレイについては訓練が始まっております。 大臣、今後、CVオスプレイの沖縄での訓練が常態化していくということじゃないですか。こんなことを認めるんですか。
ところが、昨年公表されたMVオスプレイの事故率は三・二四、一・七倍になりました。海兵隊の平均も上回っています。もともとオスプレイを日本に配備した初めの口実は成り立たなくなっているわけですよね。 ちょっと、CVはそれに比べてもっと事故が多いと思いますが、防衛省、来ていただきました。
それで、CVオスプレイがMVオスプレイよりも事故率が高い原因、防衛省は六年前にちゃんと言っているんですよね。 防衛省のパンフレット、ありますよ、MVオスプレイの事故率についてと。ここに出てきますよ。MVはCVに比べて事故率が低い、CVはなぜ高いのか、書いています。特殊作戦という独特の任務所要のため、より過酷な条件下で訓練を実施と書いてあるじゃないですか。
しかし、同じ資料の第六章六・五、周波数では、皆さんのお手元の資料、一番最初のページでございますが、CH53とMVオスプレイの飛行に伴う低周波について比較し、オスプレイは圧迫感や振動感による不安、不快感に関わる心理的影響の基準を一部の地域で超えており、窓ガラスなどがたがた振動する物的影響では、二十ヘルツ帯で全地域が基準を超えています。評価しているのは飛行中のオスプレイからかなり離れた場所であります。
MVオスプレイを配備するときに調べたときの話なわけですよ。そのときに、同じ資料で、過酷な任務だから事故率は高いんだと言っているわけですよ。この認識がどう変わったのか、何でこれが変わったのかと聞いているわけですよ。何の説明にもなっていないじゃないですか。