2020-12-03 第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
繰り返しになって恐縮ではございますが、先ほど言いましたように、SPY7、単体の方ですね、我が国のSPY7単体での性能に関する試験につきましては、既にSPY7の取得に係る一般輸入調達契約に含まれておりますし、先ほど申しましたSPY7とベースライン9の連接試験につきましては、アショア本体の取得に係るFMS契約に含まれておりますということでございますが、実射試験についてはこの契約に含まれておらず、先ほど御答弁
繰り返しになって恐縮ではございますが、先ほど言いましたように、SPY7、単体の方ですね、我が国のSPY7単体での性能に関する試験につきましては、既にSPY7の取得に係る一般輸入調達契約に含まれておりますし、先ほど申しましたSPY7とベースライン9の連接試験につきましては、アショア本体の取得に係るFMS契約に含まれておりますということでございますが、実射試験についてはこの契約に含まれておらず、先ほど御答弁
これについて更にお伺いしますが、いろいろとFMS契約は条件がついているんですね。契約価格、期日は見積り、代金前払い、米国の方で自国の利益の関係で一方的に解約できるという契約で、我が国が主体的にコントロールできない部分がありまして、契約しても、いつ部品が入ってくるのか、納期までに交換パーツが来ないという理由で航空機なども飛べない状態。
どうか我が国も、経済安全保障でいろいろと部署もつくっておられると思いますけれども、装備品の価格を下げるためにも、FMS契約につきましては、各国と同様に、オフセット契約において、価格の交渉をして下げるとか、国内産業に部品をつくらせるとか、そういうことで交渉すべきだと思いますが、この点、どうなんでしょう。
LMSSRのレーダーそのものは、DCS、いわゆる一般輸入調達、これで調達することになりますけれども、この中にも、FMS契約によりまして、より機微な部分、これにつきましては、FMS契約、これによって調達するということでございますので、こうしたAESAのレーダーであっても調達は可能というふうに理解してございます。
今後、その機体が引き揚げられたときに日本にどの程度情報が開示されていくのかよく分かりませんが、FMS契約のときに、こういう墜落のような事故があったときにはどういうふうにするとかいう条項はあったんでしょうか。
○政府参考人(深山延暁君) 契約上の観点、FMS契約上の観点で申しますと、FMS契約上は事故の調査に関する規定というものはございません。
私、この一月に米国のシャナハン国防長官代行と日米防衛相会談をやったときに、かなりの時間を使って、このFMS契約の改善について話をさせていただきました。 民間出身のシャナハン代行は非常に御理解があって、必ずやる、改善について日本としっかり協議したいというふうに言っていただいていますので、今後とも、米側と緊密な連携を図って、精算の促進に努めてまいりたいと思います。
三、米国との間のFMS契約については、契約及び条件の見直し、納期等を米国政府の判断により変更可能な契約であることに鑑み、安定的な調達に資することが確認されない限り、本特別措置法の適用を厳に慎むこと。 四、FMS契約については、前払が前提のところ、契約履行後の精算手続が迅速に行われるよう米国に働きかけるとともに、縮減額等の支払実績の詳細を遅滞なく公表すること。
確かに、安全保障環境の変化を踏まえた防衛力の整備は必要ですが、対外有償軍事援助、いわゆるFMS契約は安倍政権下で五倍に膨らみ、予算は前年比で七一%増の七千億円に達しています。この防衛関係費増加の背景にトランプ大統領への配慮があることは明白です。財政事情を踏まえた政策の優先順位付けを欠き、国内防衛産業の競争力低下も招きかねない本予算には断固反対です。
このような状況であるにもかかわらずFMS契約を増大させていくことは、まさに税金の無駄遣いです。本法案は、国益を損なう極めて危険な法案です。賛成するわけにはいきません。 さて、安倍政権は、辺野古沖に土砂の投入を続けています。安倍総理は、軟弱地盤であること、改良工事が必要なこと、埋立工事の変更申請が必要であることを認めています。
○政府参考人(槌道明宏君) 現在、我が国のSSAシステムとアメリカの戦略軍のSSAシステムとを将来的に連接するために、その連接に係る技術的支援を得るためにFMS契約による役務を調達しているところでございます。
○白眞勲君 私が聞いているのは、FMS契約というのは、そういう予算が執行できないときのことも契約の中に書かれているのかということです、結果的には。それについてはどうなんですか。
○白眞勲君 例えば、それでは、アメリカとのFMS契約において、これ、場合によっては予算が通らないからキャンセルだという場合も、ではあり得るということでいいですね。
負担を認めれば、FMS契約であり、結局、アメリカの言い値になるのではありませんか。トランプ政権の言いなりで、地元住民の反対も無視して導入することは中止をすべきです。 以上、防衛大臣の答弁を求め、質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣岩屋毅君登壇、拍手〕
しかし、近年のFMS契約の急増や経営を圧迫するほどのコストカットによる利益率の減少に伴い、防衛関係部門から撤退する企業が後を絶ちません。過日は、国内建機大手企業が自衛隊の装甲車両に係る新規開発事業を断念するとの報道があり、関係者の間には激震が走りました。
米国との間のFMS契約、長期の国庫債務負担行為になじむのかを伺います。 本特措法においては四つの要件が付されていますが、これまでFMSの下で部品等について長期間にわたる契約を行ったことはありません。
○深山政府参考人 この長期契約法によってFMS契約の各条項というのは直ちに変わるわけではないだろう。FMS契約にいろいろな、例えば米側政府の都合とかいうのが内在しているのではないかという点につきましては、確かに、FMS契約はこれによって変わるわけではございません。
資料の五枚目を見てほしいんですが、これは、アメリカ国防総省が公表している資料をもとに、アメリカとFMS契約を行っている国をFMSの契約金額順に並べたものです。 二〇一〇年、日本は十三番目でした。それが、九位、八位、六位、五位、四位、三位、二〇一七年も三位と、年を追って順位が上がっているわけですね。この上、来年度予算は、二〇一七年予算に比べて倍近いFMS予算を計上しております。
しかも、これFMS契約ですよね。FMSというのは、もう既に契約した内容を前提にやっているんです。しかも、納期はアメリカが握っているわけですね。これを前倒しにしたことによって何か納入早まるんですか。
F35はアメリカ政府とのFMS契約によるものでありますが、これ、FMS契約というのはどういう条件になっているんでしょうか。
これはFMS契約ということですから、価格というのはどんどん高騰していく、よその国でつくったものを言い値で買う、いつできるかわからない、価格がどうなるかもわからないという調達の仕方は考え直すべきだ。
アメリカ空軍省とのFMS契約となっておりますF35ステルス戦闘機の試験飛行及びリージョナルデポの問題について質問をしたいというふうに思います。 愛知県豊山町にあります三菱重工小牧南工場では、ロッキード・マーチン社の下請工場として、F35ステルス戦闘機の最終組立て、検査を行っております。
○本村委員 アメリカ空軍省とのFMS契約の中で、アメリカ国防省が所有、管理する戦闘機が日本の施設と空域を使って試験飛行を行うというのは初めてのことでございます。 三菱重工小牧南工場で最終組立てをされたF35戦闘機の試験飛行のときは米軍機扱いということになりますけれども、もし事故が起きたときに、日本がアメリカ軍よりも先に、警察、消防、労働基準監督署環境部局、こういうところは調査できるんでしょうか。
○安倍内閣総理大臣 このFMS契約は、経済的な利益を目的とした装備品の販売ではなく、米国の安全保障政策の一環として、同盟諸国等に対して装備品を有償で提供するものであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) FMS契約は、経済的な利益を目的とした装備品のこれ販売ではなく、米国の安全保障政策の一環として同盟諸国等に対して装備品を有償で提供するものでありまして、こうした仕組みによって一般では調達できない軍事機密性の高い装備品や米国しか製造できない最新鋭の装備品を米国政府から調達できるわけでありまして、米国企業との豊富な契約実績を持つ米国政府が契約交渉を行うことや米国等との共同購入
ただ、その範囲が努力目標になってしまうような、あるいは本来大臣がきちんと議論していただければいいんですが、装備庁の長官、外局の長官が議論をされているそうですけれども、こういったFMS契約が逆に増加しているということは、個別具体のところにまで、細部に立ち入ることがなかなか難しい、FMS契約ですから。
○大野元裕君 FMS契約は、米国政府側からの提供そのもの、あるいは提供時期、さらにはスペアパーツの確保等が確保されていないというふうにこれまでも指摘をされている契約であります。
○大野元裕君 大臣、今お伺いになられたと思いますけれども、FMS契約は、ライフサイクルの一貫した管理、この対象に含まれるとお考えでしょうか。
次に、防衛大臣にFMS契約についてお伺いします。 衆議院の安全保障委員会で、大臣は、FMS契約も条件に合うならばこの法案の対象になる可能性があると答弁されています。
○大野元裕君 留意していただくのは当然ですけれども、ならば、FMS契約では、この②の安定的な調達ですけれども、部品等の供給は契約期間を通じ、あるいは長期間にわたりこれは担保されるんでしょうか、保証されるんでしょうか。
○大野元裕君 もう少し突っ込んだお答えを私は期待しましたが、ただ、いずれにしても、もし仮にこの議事録を国民の皆様がお読みになれば、FMS契約、きついかなとお思いになると思います。私は、これ、十年どころか五年でも果たして適切かどうかというのは若干やはり議論はあるところだと思います。