1972-04-05 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号
蕨変電所の送電線が断線いたしまして、信号高圧が停電いたしました際、第七一一C電車のATSに警報の表示——これはベルが鳴動いたしまして、赤色灯が点灯いたします一がありました。その際、当該電車の運転士は、ATSの警報の表示に対して確認ボタンを取り扱ったわけでございますが、警報のベルの鳴動がやまなかった。これは、停電に際してのATSの機能といたしましては正常でございます。
蕨変電所の送電線が断線いたしまして、信号高圧が停電いたしました際、第七一一C電車のATSに警報の表示——これはベルが鳴動いたしまして、赤色灯が点灯いたします一がありました。その際、当該電車の運転士は、ATSの警報の表示に対して確認ボタンを取り扱ったわけでございますが、警報のベルの鳴動がやまなかった。これは、停電に際してのATSの機能といたしましては正常でございます。
○瀬谷英行君 この事故の報告書ですけれども運転局三月二十八日、それから運輸省三月三十日、両方とも「第七一一C電車運転士が船橋駅上り場内信号機の停止信号を冒進したためと思われるが、詳細調査中である。」と書いてある。結局、運輸省のは、運転局のをそのまま、まる写ししてあるわけです。その「冒進」したことによる——両方ともこういう事実を書いてある。
ただいままでの調査によりますと、先行の第六一一C電車は、船橋駅に二分おくれで到着し、客扱い中であり、後続の第七一一C電車は一分おくれで船橋駅上り場内信号機の停止信号によるATSの警報表示を受け、確認扱いを行なったが、警報が鳴りやまないため確認扱いを繰り返すほか、電源スイッチの操作等をしているうち、制動時期を失し、先行電車の十ないし十五メートル地点で非常ブレーキをかけたが及ばず、十五ないし二十キロの速度
○国務大臣(村上義一君) 一昨十八日午前七時四十五分頃、日暮里駅の鶯谷駅寄りの跨線橋の山手線側の突当りの羽目板の下部が破損いたしまして、このため旅客十数名が線路上に転落されたその瞬間に、東神奈川発大宮行の第六五四C電車が進入いたしましたために、即死三名、入院後死亡四名、重傷五名、軽傷一名、合計十三名の死傷者を生じたという惨事を発生いたしましたことは、誠に遺憾に考えておるところでありまして、電車進入後