2019-05-16 第198回国会 衆議院 本会議 第24号
そもそも、現在、BMD能力を付加したイージス艦八隻体制の整備を進めており、二〇二一年度ごろには日本を常時警戒する防護体制が強化されると防衛省は説明をしてきました。 しかし、陸上イージスは地上に固定されており、標的になりやすいことは当然な上、効果的に迎撃できる範囲も限られています。
そもそも、現在、BMD能力を付加したイージス艦八隻体制の整備を進めており、二〇二一年度ごろには日本を常時警戒する防護体制が強化されると防衛省は説明をしてきました。 しかし、陸上イージスは地上に固定されており、標的になりやすいことは当然な上、効果的に迎撃できる範囲も限られています。
なお、BMD能力の向上と同時に、自衛隊員の処遇の向上や充足率の向上を図っていく考えです。 自衛隊のサイバー人材の育成、確保及びサイバー部隊についてお尋ねがありました。 自衛隊のサイバー人材の育成、確保については、今年度から、サイバーの教育課程を拡充することとしているほか、高度な専門的知見を有する外部の人材を活用することとしています。
これによって日米間のBMD対処の連携強化が更に強化されることになるというふうに考えておりまして、不断にBMD能力の向上について検討を行い、米国とも緊密に連携をしてまいりたいというふうに考えております。
弾道ミサイル防衛について、政府は、SM3ミサイルによる迎撃については、「あたご」型イージス艦の二隻へのBMD能力の付与と、新たなイージス艦二隻の増勢を含めていわゆる八隻体制を取るとして、巨額の経費がこの間つぎ込まれてまいりました。ところが、昨年末の閣議決定でイージス・アショア二基の導入計画を決め、これによって日本列島をカバーできるんだと、こういう説明なんですね。
今委員御指摘のとおり、我が国のBMD能力を向上させるために、新規のBMDアセット、この導入を行うための事項要求を概算要求の中でさせていただいております。年末の予算要求までにはその内容を決定していきたいと考えてございますけれども、現在は、防衛省の方でその内容について検討しているというところでございます。
我が国の弾道ミサイル防衛システムにつきましては、先ほどお話がございましたように、BMD能力を有するイージス艦による上層での迎撃とPAC3での下層での迎撃、これを組み合わせた多層防衛ということになってございます。
そのための経費につきましては、現在、航空自衛隊が保有しておりますペトリオットシステムは、取得後、数回改修をすることによりBMD能力を付加しているものであることから、同じものを取得した場合の経費につきまして確たることを申し上げることは非常に困難でございますが、これまでの取得及び改修経費を単純に加えて計算するとすれば、高射群を一個ふやすという先生の御質問に対しまして幾らかかるかという点につきましては、約二千億程度必要
日米の役割分担に関して、米艦船の防護は、BMD能力を有するイージス艦に限らず、防空能力を有する護衛艦等により行うことが可能であり、必ずしも指摘のように対応すべきとは考えておりません。 米国より、米国のために憲法改正をして集団的自衛権を行使できるようにするよう求められたことはありません。
こういった弾道ミサイル対処能力の総合的な向上を図るため、現在、防衛大綱、中期防に基づいて、BMD能力を有するイージス艦の増勢、SM3ブロック2A、PAC3MSEといった能力向上型迎撃ミサイルの導入、さまざまな取り組みを行っていて、こういった取り組みは引き続き積極的に行ってまいります。
○国務大臣(中谷元君) 安全保障の分野におけるリバランスについて具体的に申し上げますと、米国は、二〇二〇年までの間に海空軍の六〇%、これをアジア太平洋地域に配備するという考えの下で、F22ステルス戦闘機、P8海上哨戒機、BMD能力搭載イージス艦といった最新鋭かつ高度な能力を有する装備などの展開配備、これを進めるほか、地理的に分散をし運用上強靱な米軍プレゼンスを地域全体として実現するために、日本、韓国
具体的には、二〇二〇年までに海空軍の六〇%をアジア太平洋地域に配備することといたしているほか、我が国との関係におきましても、F35、P8、オスプレイの新規の配備、それからまたXバンドレーダー、それからBMD能力搭載のイージス艦の追加の配備、またグローバルホークやF22のローテーションの展開など、最新鋭かつ高度な能力を配備しつつあるところでございます。
我が国の関係におきましても、F35戦闘機、P8哨戒機、オスプレイの新規配備、それからXバンドレーダー、BMD能力搭載型のイージス艦の追加配置、そして、グローバルホークやF22戦闘機のローテーション展開などの、最新鋭かつ高度な能力を配備しつつあるところでございます。
現在、弾道ミサイルに対して日米が共同で対処をしている場合に、横須賀に展開している米軍のBMD能力搭載のイージス艦等は自衛隊と協力して弾道ミサイルの発射の早期探知やミサイルの迎撃に当たるということになります。
それに加えて、防空能力とBMD能力を両立したいわゆるIAMD、統合防空ミサイル防衛機能を有するイージス艦は、BMD対処中においても自艦を防護する能力が向上するものと承知をしておりまして、このIAMD機能は、最新鋭のイージスシステムであるベースライン9の搭載を前提にしているものと承知をいたしております。
○中谷国務大臣 今、事例として、原子力発電所に対してミサイルの攻撃があった、どうするのかということでありますが、だから一層ミサイル防衛をしっかりしておかなければならないということでありまして、現在横須賀には米国のBMD能力搭載イージス艦を五隻配備しているところですけれども、弾道ミサイルに対して日米が共同で対処する場合に、これらのイージス艦は自衛隊と協力して弾道ミサイル発射の早期探知やミサイル迎撃を行
このため、平素から米国の早期警戒情報を初めとする必要な情報の共有を行っているほか、米国は嘉手納飛行場などにペトリオットPAC3、車力通信所と経ケ岬通信所にTPY2レーダーをそれぞれ配備するとともに、横須賀にBMD能力搭載のイージス艦五隻を展開しているところでありまして、日米協力の強化と我が国の弾道ミサイル防衛システムとが相まってミサイル脅威への抑止力、対処力を高めているところでございます。
弾道ミサイルにおきましては、日米共同で対処する場合に、横須賀に展開いたしておりますBMD能力搭載のイージス艦等は、自衛隊と協力して弾道ミサイル発射の早期探知またミサイルの迎撃に当たることとなります。このため、米国の艦船が攻撃を受けた場合に弾道ミサイルへの日米共同対処の実効性を損なうということが明らかになるために、これを排除する必要があると考えております。
○神風大臣政務官 防衛省の宇宙関連事業といたしましては、平成二十四年度予算では、イージス艦のBMD能力の付加を含むBMD関連、また、Xバンド衛星通信中継機能等の整備運営事業を含む衛星通信の利用及び商用画像衛星の利用等といった事業を計画しているところでございます。
したがいまして、Xバンドレーダーが日米のBMD能力の強化に寄与している、また、これに対する地元の協力が不可欠であるということは十分に認識しておりますから、御指摘の点につきまして、今後検討してまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
それから、将来展望でございますけれども、将来脅威に対しまして、防衛庁といたしましては、将来の脅威や関連技術動向を踏まえまして、BMD能力の向上に不断の努力をするということでその意向を示しているというぐあいに聞いております。
今申し上げましたように、十六年度からは、まず、イージス艦へのBMD能力を付与、これは一隻でございます。それから、ペトリオットPAC3への転換、これは四個ユニットでありますけれども、十六年度から整備を開始する、こういうことになっております。ペトリオットPAC3一個ユニットが、平成十八年度末に、第一高射群、この第一高射群というのは入間でありますけれども、入間は決まっております。
弾道ミサイル技術の拡散、向上等にかんがみれば将来に備える必要がもう絶対的にあるわけでございまして、このために我々としましては日米共同技術研究などを通じてBMD能力の向上に継続的に取り組んでいきたい、このように思っているところでございます。
もう一・八倍に跳ね上がるというのは大変なことだと思いますが、この予算を続けると同時に二隻のイージス艦を建造中で、BMD能力を支援する技術の取得のための予算をこれまでもずっと約束してきているというふうに指摘をしております。