2021-04-02 第204回国会 衆議院 環境委員会 第4号
環境省としては、そういったことを、気候変動の適応策の検討は重要だと考えていますので、平成三十年度に国立公園等の保護区における気候変動への適応策検討の手引きという手引を取りまとめていて、気候変動に対するレジリエンスの高い健全な生態系の保全と回復を図るという観点から、引き続き、鹿対策や外来種の駆除、こういった取組を進めていきます。
環境省としては、そういったことを、気候変動の適応策の検討は重要だと考えていますので、平成三十年度に国立公園等の保護区における気候変動への適応策検討の手引きという手引を取りまとめていて、気候変動に対するレジリエンスの高い健全な生態系の保全と回復を図るという観点から、引き続き、鹿対策や外来種の駆除、こういった取組を進めていきます。
また、関係機関等との連携でございますが、環境省におきましては、平成二十一年に、関東森林管理局を始めとする関係機関、自治体等が参加する尾瀬国立公園シカ対策協議会を設置いたしまして、尾瀬国立公園シカ対策方針を策定し、鹿対策の強化に取り組んでございます。 尾瀬国立公園におきまして、そこにおけます貴重な生態系を保護するため、引き続き、関係機関と連携して対策を強化してまいりたいと考えております。
鹿対策に一ヘクタール当たりまた百万円を追加すると、そういう形のことを日本は今やれる財政状況にあるのかというようなことでございます。 それから、次、公益的機能重視。 これは、もうとにかく、国有林野の伐採ルールにのっとり、一か所当たりの皆伐面積の上限を五ヘクタールとし、尾根や渓流沿い等には保残帯を設置すること等を遵守させます。
皆伐の問題なんですけれども、先ほど五ヘクタールでは大き過ぎるのではないか、あるいは三ヘクタール以上ないと効率的な作業ができないとかいろんな話があるわけですけれども、皆伐してしまうと、鹿、獣害ですね、再造林で植林したときに鹿の餌場になってしまって、その鹿対策をしなければいけないということは泉先生のレジュメにも書いてありますし、また環境団体からも具体的な例を挙げてそういう心配が寄せられております。
意見交換会の後、ラムサール条約湿地である奥日光の湿原・小田代原に向かい、鹿の侵入防止柵の設置状況など、国立公園特別保護地区内における鹿対策の取り組みを視察しました。
現在、三十七府県で導入されております超過課税による取り組み内容ですけれども、府県の事情に応じて異なりますものの、平均的な姿といたしましては、約五割が森林整備に充てられ、残りの五割は、森林環境教育あるいは鹿対策、木材の利用促進、都市緑化などの幅広い対策に充てられているというふうに承知をしております。
また、JR東海におかれましては、鹿対策として、先頭車両に衝撃緩和用のバンパーを採用したというふうな報道もございました。 これらの鳥獣等の対策費もばかにならない額じゃないかというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。青柳参考人に伺いたいと思います。
そういった意味で、先生のおっしゃったように、鹿の食害により表土が露出すると山の保水力がなくなり土壌が流出することから、鹿対策は、この対策については、生態系保全の観点に加え、国土の保全という、今おっしゃったように重要な課題であると私たちは認識をしております。 屋久島では、鹿の食害による土壌の流出や希少植物の採食が確認されております。
せんだっての委員会審議でも、鹿対策として、イノシシ対策でもあるんですが、オオカミの再導入ということを検討したらどうだという意見が委員の中でもございました。 アメリカのイエローストーン公園で成功しているということもあります。「オオカミが日本を救う!」という本が二、三カ月前にも出版されたようですけれども、そういう意見もなかなか根強いものがあると思いますが、環境省は極めて慎重姿勢なんです。
平成二十六年度予算におきましては、狩猟免許取得促進に向けたセミナーや自治体職員を対象とした研修会等を開催するほか、鳥獣の管理に関する最新の知見、技術の収集及び普及、国立公園等における鹿対策の促進などを行うため六億五千万円を計上し、鳥獣被害対策に取り組んでいるところでございます。 また、平成二十五年度補正予算におきましても、ニホンジカなどの地域別の生息数の推定を行っているところでございます。
続きまして、鳥獣被害のうちの鹿対策についてもお聞きしたいと思います。 鹿の被害は全国的に増えているんですけれども、北海道でも生息数は高くて、鳥獣被害で六十三・六億円のうちエゾシカによる被害は五十八・七億円なので、ほとんど鹿の被害です。エゾシカは天敵となるオオカミが絶滅をして暖冬で雪が少ないために自然死の率が減っていると。
また、尾瀬国立公園シカ対策協議会でございますが、これは、尾瀬国立公園全体での鹿対策について、関係する国、県、市町村などが情報を共有し、調査や捕獲などを連携して推進する場として開催しております。
この点、環境省においても、国立公園における鹿対策事業として、前年度比約四倍の一億七千万円もの予算計上をされ、鹿対策という部分に力を入れているということが見てとれるわけであります。 私の地元、尾瀬に国立公園があるわけでありますけれども、鹿による深刻な被害が発生しており、地元の新聞等においてもこういう鳥獣被害が、特に鹿の被害が取り上げられております。
加えまして、今年度から、鳥獣保護管理強化総合対策事業を創設をいたしまして、その中で、鳥獣保護管理に係る人材の育成、地域ぐるみでの捕獲推進のモデル事業、そして国立公園におけます鹿対策の促進、こういったことについて抜本的な強化を図ったところでございます。 今後、関係省庁そして自治体と連携を強めて、効果的な対策の実施を進めてまいりたいというふうに考えております。
こういった取組を更に確実なものとしていくために、人材の育成、地域ぐるみの捕獲のモデル事業の実施、国立公園における鹿対策の促進、こういった取組を抜本的に強化することが必要というふうに考えまして、そのために平成二十四年度日本再生重点化措置要望におきまして、新たに二十億円の要望を計上させていただいているところです。