2020-11-11 第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
我が国ではこれまで肉、卵を食べることにより鳥インフルエンザウイルスが人に感染した事例は報告されていませんとなっているんですけれども、食品安全委員会のホームページとかの言いぶりはもうちょっとはっきりしていて、感染する可能性はないと言っているんですよ。でも、農水省は、そういう事例は報告されていないと。同じ政府の中でも微妙に違うんですよ。
我が国ではこれまで肉、卵を食べることにより鳥インフルエンザウイルスが人に感染した事例は報告されていませんとなっているんですけれども、食品安全委員会のホームページとかの言いぶりはもうちょっとはっきりしていて、感染する可能性はないと言っているんですよ。でも、農水省は、そういう事例は報告されていないと。同じ政府の中でも微妙に違うんですよ。
食品安全委員会のところの細かな情報を見ますと、やはり、我が国の現状において家禽肉や卵を食べることにより人が鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないというふうにホームページ上で知らせて、それぞれの理由について書いております。
このため、病原体の侵入防止でありますとか消毒の徹底などを含めました飼養衛生管理基準の遵守によりまして、鳥インフルエンザウイルスの侵入防止を引き続き徹底してまいりたいと考えてございます。
委員御指摘のとおり、中国におきましては、H7N9鳥インフルエンザウイルスによります人への感染が、平成二十五年以降、千五百六十七人報告をされているところでございます。現時点では、なお持続的な人から人への感染というものは確認をされていないわけでございますけれども、今こういった状況にあるということでございます。
まさに持ち込めない鳥肉を持ち込まれた旅行者から没収いたしました鳥肉から鳥インフルエンザウイルスを分離できましたので、それに関しまして、ただいま感染実験を行っているところでございます。
また、持ち込まれた鳥肉が鳥インフルエンザに感染していたとした場合の考え方でございますけれども、今回、国内でも鳥インフルエンザは発生しておりますが、その際、食品安全委員会からは、ウイルスが人の細胞に入り込むための受容体は鳥の受容体とは異なること、あるいは、ウイルスは酸に弱く、胃酸で不活化されると考えられることから、鳥肉や鶏卵を食べることにより鳥インフルエンザウイルスが人に感染する可能性はないということで
現在、今回発見された鳥インフルエンザウイルスを活用して、鶏に対する感染実験等を動物検疫所などで実施しているところでございます。この科学的な検証結果を踏まえ、委員も御指摘ございました、より効果的な鳥インフルエンザの侵入防止策が講じられるよう、PDCAサイクルにより、調査ですとか検査をよりよいものにしていきたいと考えております。
高病原性鳥インフルエンザウイルスが鳥肉から分離をされた。 スーパーマーケットで売っている鳥肉から鳥インフルエンザになることはないですよという周知をこれまで政府としてやってきました。ところが、飛行機で持ち込まれた鳥肉から鳥インフルエンザウイルスが出てきたというのは、やはりこれまでの常識的な考え方からするとにわかには信じがたい話なんですが、これは一体どういう理由で持ち込まれたのか。
栃木県においても、今シーズン、オオタカ、オオハクチョウ、オシドリの野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出をされました。幸いにして、栃木県では家禽での発生は起きておりませんが、常にその危険が隣にあると認識をしています。全国的にも、今シーズンは野鳥の過去最多の発生件数が認められました。家禽においても各地で認められていると聞いておりますが、具体的な発生状況をまずお伺いしたいと思います。
○政府参考人(亀澤玲治君) 環境省では、毎年、冬鳥の渡来に合わせまして十月から翌年四月に全国の渡来地でふん便を採取し、また通年で、死亡野鳥等があれば検体を採取して鳥インフルエンザウイルスの保有状況を調査しております。
今シーズンは、御指摘のとおり、高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N6亜型が確認をされているところでございます。 具体的には、現在までに、家禽において七道県十件、野鳥等におきましては二十二都道府県二百十八件が確認されております。
農水省が、環境省から野鳥の検査等による低病原性鳥インフルエンザウイルスの検出に関する情報提供を受けた場合、必要に応じて都道府県、関係団体等に対する情報提供を迅速に実施をすること、実はこれが、情報提供が環境省からあったにもかかわらず、農水省から各都道府県に対してしっかりとした情報提供がなされていなかったというような指摘なんですけれども、やはりこういうことは、過去そういう指摘を受けたのであれば、しっかりと
その結果、全国七カ所から採取された計三百三十八検体について、鳥インフルエンザウイルスはいずれの検体からも確認されておりませんでした。その結果については、先日公表したところでございます。 我が国に渡り鳥が飛来するシーズンは春と秋が中心でございまして、現時点においては春の渡りのピークは終了しております。
○山下芳生君 今ありましたように、現在、国民は、鳥インフルエンザウイルス感染症、マダニ媒介感染症、それから風疹の大流行など、新旧入り交じった感染症の脅威にさらされております。
さらに、一般に鳥インフルエンザウイルスを保有すると言われているカモ類でございますけれども、今の時期は、既に多くは繁殖地であるロシア等にもう渡去しているということで、今後中国から日本に渡ってくる、こういった可能性も非常に小さいのではないかというふうに考えております。 また、この季節に日本に渡ってくる渡り鳥、サギ類とかシギ・チドリ類というのがございます。
高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1に関するオランダと日本の研究論文二本につきまして、米国の国立衛生研究所、NIHの諮問機関、生物安全保障のための科学諮問委員会、これはNSABBと申します、の助言に基づきまして、米国政府が昨年十二月二十日に内容の一部の削除を求める勧告を科学ジャーナル及び研究者に対して行いました。
しかしながら、いわゆる新型インフルエンザ対策の観点からは、豚が人のインフルエンザウイルスやあるいは高病原性鳥インフルエンザウイルスなどに同時に感染をした場合には、豚の体内で新型インフルエンザウイルスが生じる可能性があると、このことはきちんと認識をしておりまして、一般的に農場段階におけます豚インフルエンザのサーベイランスということについては重要であると認識しております。
今年大きな話題となった東京大学医科学研究所の河岡教授チームらのH5N1鳥インフルエンザウイルスの論文公開差止め問題について経緯を説明してください。
現在確認されている高病原性の鳥インフルエンザウイルスについては、さまざまな株が存在します。青海株、それからベトナム、インドネシア株、さらには安徽株、さらにはまた、これから海外で発生も予測されるそういう新しい株。
このような鳥インフルエンザウイルスが変異すること等により、人から人へ効率よく感染する能力を獲得し、高い病原性の新型インフルエンザが発生することが懸念されていることから、現在、鳥インフルエンザH5N1の中から複数のウイルス株を選定し、プレパンデミックワクチンの製造、備蓄をしております。
さらに、北大で詳細検査をした結果、十五日に高病原性鳥インフルエンザウイルス強毒タイプが確認をされたというふうに承知をしております。
そういった意味では、本当に御地元と同じ御心配があるわけでありますけれども、私どもとしても、よりよい方法がないか、こういうことを探求するとともに、今後の対策ということで申し上げますと、乾燥、高温、日光に鳥インフルエンザウイルスが弱いということでありますから、これからの季節ということになりますけれども、水を抜いて数日程度日に当てて消毒の効果を上げていく、こういうことを一つ考えさせていただいているところであります
また、今先生御指摘の風評被害の防止ということでございますけれども、これは農林水産省におきまして、プレスリリース、ホームページなどを通じまして、鶏肉や鶏卵を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも通告されていないということを丁寧に説明いたしまして、消費者が不安を招かないよう努めているところでございます。
具体例といたしましては、昨年、鳥インフルエンザウイルスの遺伝子検査の実技研修を行いました、担当の方を集めて。そして、今年は五月一日に新型インフルエンザウイルス、このH1N1の方ですけれども、遺伝子検査、PCR検査キットを作成して配付いたしました。
今委員から御指摘のありましたとおり、本年四月に開催されました日本獣医学会の学術集会で、研究者から、国内の野生アライグマからH5N1亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスの抗体が検出されたという研究発表がなされたところでございます。
これまで政府は、新型インフルエンザウイルスは、鳥インフルエンザウイルスが鳥や人への感染を繰り返すうちに変異をして出現すると想定されていました。高病原性鳥インフルエンザは、鳥から人への感染が世界で既に三百三十三人、二百四名が亡くなっております。致死率も非常に高いです。
仮に、H5N1型の鳥インフルエンザウイルスが人—人感染した場合にも、同様に今回の教訓が十分に生きるものだというふうに考えておりまして、今回もしこの形が完全に終息した場合には、十分それを評価をして次の対策に備えたいと考えているところでございます。
これは、鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルスが人に来て、人に広がるぞということでずっと日本が開発してきたワクチンの行政は、本当にそれだけなのか、いつそこを判断すべきなのかで、過度にそこだけにとらわれたらやはり問題があろうということなど考えました。 またもう一つは、きょうもそうですが、各省庁間で本当に連携がとれているんだろうかということであります。 順次聞かせていただきます。
この一枚目でお示しいたしましたが、今、あえて言えば一番懸念されるのは、もちろん目下のH1N1のパンデミックもあるのですが、高病原性鳥インフルエンザウイルスが豚に証明された。私がこの点々で書いたルート、これがインドネシアから報告が上がっております。