1987-08-27 第109回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
ペトリオットは必ずしも高空用と言わず、低いところから高いところまでカバーできるミサイルでありますから高空用ミサイルと言うのが果たして適切かどうかということは、ペトリオットを導入した段階で議論をいたしまして、当時の国防会議事務局等とも論議をして、ホークというものがまだ現存し、それと比べて高空まで用いられるものということで、そのままでよかろうということで名前は変えませんでした。
ペトリオットは必ずしも高空用と言わず、低いところから高いところまでカバーできるミサイルでありますから高空用ミサイルと言うのが果たして適切かどうかということは、ペトリオットを導入した段階で議論をいたしまして、当時の国防会議事務局等とも論議をして、ホークというものがまだ現存し、それと比べて高空まで用いられるものということで、そのままでよかろうということで名前は変えませんでした。
〔船田委員長代理退席、委員長着席〕 そのほか、全く兵力といいますか防衛力に変動のない場合であっても、例えば現在高空用の対空ミサイル・ナイキというのは航空自衛隊が運用しております。一方、低空用のホークというのは陸上自衛隊が運用しているわけです。
○本岡昭次君 最後にお伺いしますが、従来の防空体制は、低空用のものとしてホーク、そして高空用のものとしてナイキということで対応してきたわけで、今度新しくパトリオットあるいはフェニックス、そうした新しいミサイルを導入をする。
さらに、「ナイキJのような高空用ミサイルは、発射にミスがあると、弾体が周辺に舞落ちる危険がある。国土が狭く、地形の複雑な日本では、安全な距離をとる余裕がない」こうした点をおっしゃっておられるわけです。
軍事力を増強するだけで、複雑な世界情勢に対処していけるだろうか」とこの国防計画の問題点を指摘されておりますが、さらに「ナイキJのような高空用、ミサイルは、発射にミスがあると、弾体が周辺に舞落ちる危険がある。国土が狭く、地形の複雑な日本では、安全な距離をとる余裕がない」このようにおっしゃっておるわけですね。