2019-06-18 第198回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
これはそもそも、専門職大学院については、高度専門職業人の養成に目的を特化した大学院としての教育の質を保証する観点から、教員組織についても学部等からの独立性を求め、専任教員が学部ですとか他の研究科の教員を兼務することを認めていなかったものなんですけれども、平成二十八年八月の中教審大学院部会のワーキンググループ取りまとめにおいて、こうした制約が学部との連携や学際連携の妨げになっているというような指摘がなされ
これはそもそも、専門職大学院については、高度専門職業人の養成に目的を特化した大学院としての教育の質を保証する観点から、教員組織についても学部等からの独立性を求め、専任教員が学部ですとか他の研究科の教員を兼務することを認めていなかったものなんですけれども、平成二十八年八月の中教審大学院部会のワーキンググループ取りまとめにおいて、こうした制約が学部との連携や学際連携の妨げになっているというような指摘がなされ
先達の背中を見ながら人と人との関わり合いの中で育つこと、そのような見えないカリキュラムも高度専門職業人教育にとって大切であると考えております。その教育の成果として、多くの優れた修了生が、国際関係を含めビジネスの最先端の分野、国や地方自治体などの公共的な分野、そして市民生活に密着した分野に至るまで、社会の様々な方面で活躍しております。
高度専門職業人の養成に目的を特化した課程である専門職大学院において、地域医療に関わる専門人材を養成している大学は現在はございません。 ただし、保健師につきましては、平成二十三年度から順次、専門職大学院ではなく、一般の大学院の修士課程レベルでの養成課程が設置されておりまして、養成が進められてきておるところでございます。
親御さんの高学歴化に伴って教師に対する尊敬の念が薄れているというような指摘もあるんですけれども、ただ、高度専門職業人として先生がいかにとうとい仕事をしているかということを、しっかりと待遇面も含めて我々が社会に訴えていく、伝えていくということが重要であると考えております。
元来、獣医学部を新設することは、社会的需要の観点から文部科学省が定員拡大を抑制しており、今治市が二〇〇七年から十五回にわたって構造改革特区を利用した獣医学部の新設を求めたにもかかわらず、文科省は、高度専門職業人たる獣医師の養成には、従前の高度専門職と同様、全国的見地から対応することが適切だとし、特区活用による獣医学部の新設は認めませんでした。
その上で、多くの方に教職を志していただけるように取り組むことが重要ですが、文科省としても、高度専門職業人としての教師の地位を確立し、教職の魅力を発信していくとともに、学校における働き方改革を進めることなどを通じて、教師が誇りを持って働くことのできる環境の整備に取り組んでまいりたいと考えております。
○政府参考人(信濃正範君) 専門職大学院は、大学院の中でもその目的を高度専門職業人の養成に特化した、そういうものとして平成十五年度に創設された制度でございます。 このうち、公衆衛生学、社会健康医学、医療経営・管理学分野の専門職大学院といいますのは、国立大学で三校、私立の大学で二校の合わせて五校設置されておりまして、平成三十年度の入学定員は合わせて百二十九名となっております。
これを受けて、文部科学省といたしましては、専門職大学院においても、社会との連携を強化し、高度専門職業人養成機能の一層の充実強化を図るため、専門職大学と同様に、専門性が求められる職業に関連する事業を行う者等の協力を得て教育課程の編成等を行う規定を設けることとしたところでございます。
また、今回の法案において、各任命権者が公立学校の教員等としての資質の向上に関する指標を策定することにより、教員が高度専門職業人としての地位を確立し、使命感や自信、誇りを持って指導に当たることが期待できること、同指標に関する協議会を設置し、大学等の関係者が参画することにより大学等とも一体となって優秀な教員の資質向上を図られることから、優秀な者を教員に引き付けるための対応を図っているところであります。
そして、大学院レベルでございますけれども、高度専門職業人養成という観点から、専門職大学院の制度の検証と見直しということに取り組んでいるところでございます。また、制度改正という側面からは、実践的な職業教育を担う新たな高等教育機関の制度化ということに向けた検討を進めているという状況でございます。
大学院の段階においては、高度専門職業人養成に特化した機関であるMBAを始めとする専門職大学院の果たすべき役割が大きいと考えており、現在、中教審において制度の検証と見直しを進めております。また、実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関を制度化することについて、現在、中教審に特別部会を設置し、具体的な検討を進めております。
また、委員の御指摘の中には、恐らく教員養成の課程をもっと充実化するために修士課程修了を原則としてはいいんじゃないかという思いもあると思うんですが、現在、文科省としましては、平成二十年度以降、高度専門職業人養成に特化した教職大学院が設置されております。
昨秋の日中韓首脳会談において合意された、質の保証を伴う大学間交流や高度専門職業人育成を推進するとともに、大学間の単位互換などの大学の国際化や、留学生の受入れと派遣の大幅な拡充、若手研究者の交流、国際共同研究の強化に取り組み、今後の東アジア交流やアジア太平洋協力を支える人材の育成と域内の共通課題の解決に長期的視野を持って貢献します。
昨秋の日中韓首脳会談において合意された、質の保証を伴う大学間交流や高度専門職業人育成を推進するとともに、大学間の単位互換などの大学の国際化や、留学生の受け入れと派遣の大幅な拡充、若手研究者の交流、国際共同研究の強化に取り組み、今後の東アジア交流やアジア太平洋協力を支える人材の育成と域内の共通課題の解決に長期的視野を持って貢献します。
大学によりましては、より大学院博士後期課程に中心を置いて研究者養成あるいは研究といったことに重点を置いている大学、そういったものもあろうと思っておりますし、あるいはまた、修士課程あるいは学部教育といったことにおきまして高度専門職業人の養成に重点を置いている大学、そういったものあろうと思っております。
大学等高等教育機関の教育研究の充実のため、基盤的経費である国立大学法人運営費交付金や施設整備費、私学助成費を措置するとともに、国公私立大学を通じた競争的な環境を整え、国際的に卓越した教育研究拠点の形成、地域振興の核となる大学連携の強化、高度専門職業人の養成、産学連携を通じた人材養成など、各大学等が持つ多様な機能に応じた支援を行います。
大学等高等教育機関の教育研究の充実のため、基盤的経費である国立大学法人運営費交付金や施設整備費、私学助成費を措置するとともに、国公私立大学を通じた競争的な環境を整え、国際的に卓越した教育研究拠点の形成、地域振興の核となる大学連携の強化、高度専門職業人の養成、産学連携を通じた人材養成など、各大学等が持つ多様な機能に応じた支援を行います。
各大学がこのような役割を十分果たせるよう、基盤的経費である国立大学法人運営費交付金や施設整備費、私学助成費を措置するとともに、国公私立大学を通じた競争的な環境を整え、世界最高水準の教育研究拠点の形成、地域振興の核となる大学間の戦略的な連携強化、大学教育の質の向上、高度専門職業人の養成、産学連携を通じた人材養成など、各大学が持つ多様な機能に応じた支援を行います。
各大学がこのような役割を十分に果たせるよう、基盤的経費である国立大学法人運営費交付金や施設整備費、私学助成費を措置するとともに、国公私立大学を通じた競争的な環境を整え、世界最高水準の教育研究拠点の形成、地域振興の核となる大学間の戦略的な連携強化、大学教育の質の向上、高度専門職業人の養成、産学連携を通じた人材養成など、各大学が持つ多様な機能に応じた支援を行います。
また、平成十五年四月には、高度専門職業人の養成のための専門職大学院制度を創設いたしました。また、十六年四月に国立大学を法人化し、合理化を図っているところでございます。