2019-05-23 第198回国会 参議院 環境委員会 第7号
それから、先ほどお話ありましたミズゴケ、県のレッドリストに指定されている高層湿原ミズゴケ群落などの植物もあると。まさに自然の宝庫なわけであります。 私も現地行ってお話を伺いましたけれども、諏訪湖の漁業協同組合の方も大変強い懸念をされているということでありました。この地域の食文化を支えてきたのが諏訪湖でありますけれども、平成二十八年のときに魚類の大量死が発生したことがあります。
それから、先ほどお話ありましたミズゴケ、県のレッドリストに指定されている高層湿原ミズゴケ群落などの植物もあると。まさに自然の宝庫なわけであります。 私も現地行ってお話を伺いましたけれども、諏訪湖の漁業協同組合の方も大変強い懸念をされているということでありました。この地域の食文化を支えてきたのが諏訪湖でありますけれども、平成二十八年のときに魚類の大量死が発生したことがあります。
また、標高が一千六百六十メートルの尾瀬沼や、あるいは一千四百メートルの尾瀬ケ原は本州最大の高層湿原でありますし、国立公園の中でも多様で美しい自然と希少な生態系を有しておりまして、そういった意味では動植物が生育する環境としては極めて整っているわけでありますし、さらに学術価値の高い自然の宝庫であることは周知の事実でありますけれども、こういったある意味ではユニークな特異な湿原でありまして、日本の自然保護の
日光国立公園の尾瀬地域は、福島、新潟、群馬の三県の県境に位置し、本州最大の高層湿原である尾瀬ケ原を初め、尾瀬沼やそれを見おろす燧ケ岳、雪解け後のミズバショウや夏のニッコウキスゲ、秋の紅葉などの美しい自然景観が人々に深い感銘を与えており、年間五十万人近くの人が訪れる、まさに我が国を代表する自然景観を有する地域です。
千八百メーター付近というのは特別地域で、そのすぐ下には黒菱平という高層湿原があります。県の天然記念物にも指定をされています。
この中にはヨシやスゲを中心とします低層湿原あるいはミズゴケを主とします高層湿原など発達段階のいろいろ異なります湿原の植生がまず見られるという特徴がございますし、動物で見ますと、例えば哺乳動物であれば九科二十四種、鳥類なら三十八科百六十四種、昆虫で言えば千百四十二種というように大変たくさんいろんな種類の生物の確認がされておりまして、多様で豊かな生態系を有する貴重な地域であるというふうに私ども評価いたしております
本州最大の高層湿原というようなことでも注目され、そういったことも国立公園であるゆえんであるわけでございますけれども、さらに、その景観だけでなくて、研究あるいは教育の場としても非常に大事でございますので、御案内のように、核心部については特別保護地区に指定するというような形で保護を図ってまいりましたが、四十年代以降非常に利用者がふえ、さらには、ただいま御指摘のとおり、最近私どもはセンサーで調査していますけれども
その地域には実は七万年の歴史を持つ逆谷地という地名の高層湿原があるわけであります。尾瀬でもたかだか数万年でありますが、七万年の蓄積を持つ高層湿原があるわけですね。またその地域はお隣の牟礼村という小さな村の水道の水源地帯でもある。
今答弁されましたように、これは「5 水資源の確保および水質汚染の防止」、その中の「(3)制天然記念物踊場高層湿原および既設水源等の水量および水質に影響を与えた場合は直ちに工事を中止するとともに、乙および丙」、県と市「の指示に従うこと。」とあるのですね。要するに水量、水質に影響を与えた場合は工事を中止するというのですね。しかし、影響を与えた場合はもうこの植生はつぶれるのですよ。
Dというのは、砂丘それから湿地とか高山「等の特殊な立地に特有な植物群落または個体群で、その群落の特徴が典型的なもの」というふうに記載がされておりまして、この霧ケ峰の高層湿原はこのBとDに該当するということで、今答弁がありましたような調査がなされているようでありますが、その一九七八年の調査の内容の中にこういうことが書いてあります。
湿原の中には高層湿原、低層湿原、それから中間的な湿原があると言われていますが、ここは高層湿原で非常に価値のあるところだ}特に、問題になっております踊場湿原は、一つの湿原でありながらそこの中に高層湿原と低層湿原が併存しておる、そういう面でも非常に貴重なところであると言われておるわけですが、簡単で結構ですが、高層湿原と低層湿原の定義等についてお答えできますか。
また、八幡平一帯の植生は、ブナやダケカンバ、アオモリトドマツ等の群落が広く分布し、その間の沼や湿原には高層湿原群落もあります。利用者数は年々増加の傾向にあり、平成元年は五百九十万人以上の人がこの地を訪れたとのことです。
暖帯には珍しくミズゴケ高層湿原の発達した浮島と水生植物が存在して、変わった名前の草が生えているわけですね。ホロムイソウ、ミツガシワ、アカヤバネゴケ、ミズグモ、ハナダカマガリモンヒメハナアブなどの氷河期から生き続けてきた貴重な生物が残存している。
世界にも珍しい高層湿原ですか、非常に貴重な動植物あるいは景観があるわけですね。国立公園の特別保護地区とか言うそうですが、私もあそこが好きで、もう三十年来ずっと、毎年とはいきませんけれども行っておりますが、最近私は、最初行ったころより湿原が少し枯れてきておるような気がする。環境庁長官もどうぞ頭に置いておいてください。枯れてきていますよ。
具体的に、特別保護地区はどのような規制と申しますか仕組みになっているかという点につきまして端的に申し上げますと、一般に景観、特にこの尾瀬の場合は、いわゆる景色だけではなくて高層湿原の生態ということも含めてと御理解いただいてよろしいと思いますが、それを維持するために必要があるからそのような指定が昭和二十八年以来なされているわけでございますが、この区域内では、例えば車とか馬に乗って人が乗り入れることももちろんできません
○上田耕一郎君 お読みになったこの朝日の記事にも、日光の戦場ケ原は有数の高層湿原だったんだが、国道が通って乾燥してしまって高層湿原特有の生態系は姿を消したということが書かれていて、大丈夫だと思ってやっても、やっぱり非常に微妙な自然を一度壊したら取り返しがつかなくなる。
私どもが自然保護の運動を始めましたのは、昭和二十四年、尾瀬ヶ原が水力電気の貯水池になるということから、日本に残されましたる高層湿原を保護したいという運動でございます。次には昭和二十六年に、阿寒国立公園の雌阿寒岳の噴火口の硫黄採掘問題が起こりました。だんだんこれらの問題が起こりましたが、私どもの自然保護運動の当初の目標は、国立公園の中のすぐれたる景観を保護するということでございました。
○島本委員 この中には生物学上でも貴重な高層湿原地帯があり、限られた水源と天然記念物の保護上からも、開発による枯渇や汚染がひいては湿原の絶滅にもつながるおそれがある、こう学者によって指摘されている点がありますが、これはもう本来ならば自然環境保全法、これができた場合にはこのままに置かれない個所です。
現在その問題につきましては、私ども地元の方から、特にそこの茅野市あるいは諏訪市の水源地帯であるというようなことから、その水を守るということ、及び先ほどお話に出ました国定公園内の特別保護地区でございます踊場高層湿原の自然というもの、これを破壊するおそれがある、こういうような陳情がございまして、私ども長野県に対しましてその件について、現在長野県の見解というものを求めておるところでございます。
世界に類を見ない高層湿原と静かな湖、高山植物の群落は多くの人々から愛されました。特に尾瀬−只見国際観光ルートが問題になっておりますが、新潟、福島県境に完成した奥只見ダムから尾瀬を経由して群馬県沼田市に通じる観光自動車道路のことでございます。
次に、厚生省の国立公園関係の方にお尋ねしたいのですが、御承知のように、尾瀬が原は大規模な高層湿原として世界的なものであります。きわめて特色のある地形と地質と貴重な動植物の生息と、学術上、観光上の重要な資源であり、すでに昭和二十八年特別保護地区となり、昭和三十一年には鉱区禁止地区となり、昭和三十一年には天然記念物の指定があり、昭和三十五年には特別天然記念物に指定をされておるところであります。