1969-11-10 第61回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第19号
あわせまして、特に一酸化炭素中毒患者の治療対策といたしまして、主要炭鉱地域にはぜひ高圧酸素治療室を設置していただきたい、このようにお願いする次第であります。
あわせまして、特に一酸化炭素中毒患者の治療対策といたしまして、主要炭鉱地域にはぜひ高圧酸素治療室を設置していただきたい、このようにお願いする次第であります。
(小林委員「けっこうです」と呼ぶ)一般的に、高圧酸素治療室と申しますのは、薬事法という法律がございまして、その上では医療用具と申しますか、それに該当する、これを業として製造するものは厚生大臣の承認が必要でございます。それで、医療機関における研究的な用途に充てられるために、医療機関側の指示によって製作をするような場合には、現行の薬事法では規制外になるわけでございます。
さらに四日には、東大付属病院におきまして、高圧酸素治療室において高圧酸素タンクの爆発事故が起こり、医師、患者を含めて四名の犠牲をまた出しておる。 これらの一連の暗い報道に大きなショックを受け、心を痛めたのは、あえて私一人ばかりでないと思います。
聞くところによれば、高圧酸素治療室の機械を製造する場合、厚生大臣の許可を必要とするが、機械そのものの基準はメーカーの責任にまかせた形であります。納入後は法律上の安全規程もなく、定期検査もなされていない。これが事実とするならば、担当大臣としての厚生大臣は、このような怠慢をどのように責任をとろうと思っておられるのでしょうか。
この鉄の肺は御承知のように持ち運びのできるものでございますが、それよりももっと完備いたしたものとして、九州労災病院に生体看視の各種の記録装置を備えました高圧酸素治療室というのが本年の六月に完成をいたしております。現に患者の治療にも当たっておるわけであります。この高圧酸素治療室は、本年中にさらに美唄の労災病院にも完成することとなっております。