2019-11-28 第200回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
日本側は、吉田茂首席全権のみでした。米軍の駐留のあり方について定めた日米行政協定は国会で一切審議されることなく取り決められ、日米地位協定もその内容をそのまま引き継いでいます。そのもとで、全土基地方式、基地の自由使用、日本側の裁判権の放棄など、米軍の特権が維持されてきたのです。 日米地位協定の解釈や米軍の運用について協議する日米合同委員会は、全くの密室の中で行われます。
日本側は、吉田茂首席全権のみでした。米軍の駐留のあり方について定めた日米行政協定は国会で一切審議されることなく取り決められ、日米地位協定もその内容をそのまま引き継いでいます。そのもとで、全土基地方式、基地の自由使用、日本側の裁判権の放棄など、米軍の特権が維持されてきたのです。 日米地位協定の解釈や米軍の運用について協議する日米合同委員会は、全くの密室の中で行われます。
満州国承認を非難する四十一カ国の各国代表を前にして国際連盟を脱退するという演説を行って、松岡洋右首席全権が最後に日本語でさようならという言葉を残して国際連盟の総会の議場を去ったのがやはりこの年。そして、ヒトラー・ドイツが軍備平等権を主張して国際連盟を脱退したのがやはりこの年の十月。
翌年の暮れ、鳩山首相を首席全権とする日ソ国交回復交渉団の中に、河野氏の秘書官として青年砂田の姿が登場するのであります。政治家としての大成のため、砂田家が配慮された周到な気配りと準備には感心せざるを得ません。 こうして、エリート教育を受けた若者として、先生は国会へ登場してくるのであります。
加えて来るべき四月には、ヤイターが農務省長官になって再び首席全権で乗り込むことが既に確定をいたしておる。そういうときに、我が国は毅然たる態度でという言葉を使っておっても、そういう片りんも見られない。今の外務大臣、だめだとは言わぬけれども、日本の農民に安心感と信頼感を与えるために、次の会議には農林水産大臣主軸の外交交渉であってしかるべきだと私は思うが、これについて外務省の見解を聞いておきたい。
「僕は三途の川を途中まで渡り、地獄のかまをのぞいたんだよ」という話に始まり、サンフランシスコ講和会議で吉田首席全権の巻紙に墨書の演説原稿がどうしても間に合わない、とっさに「この辺で一休みして日本代表の言い分をじっくりと聞いてもらいたい」とアチソン議長に休憩を申し出、事なきを得た苦労話、フルシチョフ首相との会談で「東京—モスクワの距離が遠いのは日本のせいではなく、貴国が大き過ぎるからだ。
昨年来の日ソ漁業交渉の経緯を見てみると、海洋漁業部長が首席全権みたいになって行っておる。それでいいのか。少なくとも水産庁長官が出かけると同時に、さらに農林大臣が乗り込んで国連を賭してやるべきではないかという意見を、本員は当時の委員会においても意見を申し述べておる。
たとえば同条約の調印に際しまして日本側の吉田茂首席全権が読み上げました受諾演説の草稿は事前にアメリカ側の点検を受けて、ダレス米国務長官顧問らが半分ぐらいは書き直したものであります。アメリカ代表のシーボルト——この人は元GHQ外交局長、対日理事会議長あるいは対日アメリカ政治顧問などの肩書きを持つ人ですけれども、その間の事情をここにございます「日本占領外交の回想」この本の中で次のように書いております。
その当時、重光副総理・外相が首席全権となって日ソ国交回復のため訪ソされることになった。その三、四日前に、私は院内の政府委員室で重光外相と二人きりでひざを交えて意見を交換いたしました。
それでは、昭和二十六年十月十九日、サンフランシスコ平和条約特別委員会で、当時の条約局長西村熊雄さんが、千島列島を放棄したということと、放棄した中に北千島と南千島が入るということを前提にしながら、ただし、両者は歴史的に事情が異なり、それはサンフランシスコ会議で吉田首席全権が説明したとおりであると説明をされたことであります。
それから、日清戦争の講和談判下関条約で、清国の首席全権李鴻章は、清国は台湾及び澎湖島に対してその宗主権を主張したこともなければ、統治権がそこに及んだこともない。台湾は化外の地である。化外は御承知のとおり、統治権の及ばないものである。それらの島々を日本が欲するならば、かってに領有することができる。すなわち、当時の台湾は通常の意味で清国の植民地でさえもなかった。
あるいはまた一九五一年九月七日にサンフランシスコの平和会議の際に、吉田茂首席全権の発言にも、これは固有の領土だということが言ってあるわけでございます。その点は一応了承するのでありますが、日本の固有の領土であるから放棄しなかったということは必ずしも言えないと思うのです。私は与党でありますから納得いたしますけれども、一般の国民に了承させようと努力する場合にはまことに困る。
かように従来も正式のこうした回答を日本にもよこしており、また、ソ連にも米国としては出しておりまするし、また、御案内のように、サンフランシスコ会議のとき自体におきましても、この趣旨が、当時の米国の首席全権あるいはイギリスの首席全権等からの調印にあたっての演説等においても明らかになっており、また、日本の当時の吉田全権の演説にもこのことをいわば事実上明白にいたしておる経過もございまするので、いまのところ、
総理、外務並びに当時の首席全権であられた藤山経済企画庁長官の御見解を承りたい。 第三番目に、さきにもちょっと触れましたが、昨年四月七日、ジョンソン大統領がボルチモア市のジョンズホプキンズ大学における演説において発表した、東南アジア開発のために十億ドルを出資する用意がある旨のいわゆるジョンソン構想とこのアジア開発との関連についてお伺いをしたいのです。
これらを通じまして——ただ、しかし、いかなる会議に出ましても、首席全権としては、それらの困難を乗り切って日本誘致を達成しなければならないのでございますが、私も最大の努力をいたしましたけれども、結果を得られないことについては、私自身、自責の念を持っておる次第でございます。 なお、アメリカが二億ドル出すから、相当にこの機関をアメリカが牛耳るのではないかというような御質問の趣旨かと思います。
どうしてこういうような友好条約に反するようなことを平気で言うような人が、首席全権としていままで交渉に当たってきたのか、過去のことと言ってしまえばそれまでのものでございますが、非常に私は疑問に思うわけです。
そういう椎名外務大臣、個人的にも非常に力があり、りっぱな人だと思いますが、何せ、対朝鮮問題に関しては若干うまくないのじゃないか、個人的にも私思うのですが、その人をどうしてこの次には首席全権として大任を帯びて行かせなきゃならないのか。総理大臣としてその辺の御心境をお伺いしたいと思います。
あなたは日本の代表で、首席全権でいろいろな交渉をされておるのでしょう。ただ朴政権をささえるためにだけこんなことをやっておるのだったら、日本国民の膏血をしぼった金を持っていっても何にもならないのですよ。何か日本に利益がなかったら、そんなお恵みで金をあげるだけ日本も裕福ではあるまいと思うのだ。
首席全権です。三十八度線の南のほうの大韓民国との交渉をしておるわけです。北のほうの朝鮮に対してはどういうふうにお考えになっておられるかということを聞いておる。
高杉さんは首席全権であります。基本条約の仮調印をするというのに、なぜ高杉さんを連れていかぬのか。連れていかないところを見ると、さてはわが社会党がこの国会で追及したように、高杉発言をおそれたからではないのか。この点をはっきりしろと言いましたが、これもついにうやむやであります。 第四番目に私が聞いたのは、今後の日韓会談の見通し。
高杉氏は日韓交渉の首席全権ですよ。日韓の問題について特に基本条約の仮調印をする、そういう大事な時点に連れていかないなんというようなことはおかしいですよ。しかし、この問題はしばらくおいておきましょう。そこで、外務大臣、よく聞いておいてください。
今度あなたが十七日から行くとき、高杉首席全権を連れていかない。小坂外務大臣が行ったときには杉道助を連れていった。なぜ連れていかないか、連れていかないのは、こういうような韓国での高杉に対する反発が強いということを知っておるからじゃないですか。そういう問題について、外務大臣はどういうふうに考えておりますか。
一度尋ねますが、高杉発言なるものがもしほんとうに高杉の発言であったとしたならば、あなたはこういう人を首席全権として依然としてそのまま継続任務につかせるという所存でありますかどうか、その点をはっきりひとつ外務大臣の所見を承りたい。
首席全権員は総務、人事担当の南部理事でございます。これに全権を委任して団体交渉に当たることにいたしたわけでありまして、それは組合側においても了承済みで、両者交渉委員の名簿を交換して団体交渉に移ったわけでございます。しかるところ南部総務担当理事に対して、これを組合側において忌避したわけでございます。
この間、第二次鳩山内閣の経済企画庁長官、第二次岸内閣の通商産業大臣、科学技術庁長官を歴任し、そのすぐれた識見、力量をもって政策の実現に当たり、また、バンドンで開かれたアジア・アフリカ会議、シンガポールで開かれたコロンボ会議の日本政府代表、あるいは日比賠償の首席全権として活躍し、その他幾多の国際会議に出席し、すぐれた国際感覚をもって、アジアにおけるわが国の立場を海外に認識せしめるなど、国際親善のため、