2021-04-07 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
そこで何が話され、養鶏行政にどういう力が働いたのか。今に至るも明らかになっていません。 現金授受と同時に進行してきたのが、アニマルウェルフェアをめぐっての農水省OIE連絡協議会であります。 協議会の委員から、自分の意見が無視されている感じだったとの証言を受けて、私は予算委員会でこの問題を取り上げました。
そこで何が話され、養鶏行政にどういう力が働いたのか。今に至るも明らかになっていません。 現金授受と同時に進行してきたのが、アニマルウェルフェアをめぐっての農水省OIE連絡協議会であります。 協議会の委員から、自分の意見が無視されている感じだったとの証言を受けて、私は予算委員会でこの問題を取り上げました。
もう一つは、養鶏行政で何か話題になっていたのかどうかということを教えてください。
誠実にお答えるということですけれども、当日、本当に会合の席ではそういう先ほどの養鶏行政についてのお話等がございませんでしたので、懇親会の場だと思って私はそこにおりました。
それで、これは事実をちゃんと述べますけれども、養鶏行政について何か話があったということは全くなかったと記憶しております。
養鶏行政の不信がここから始まった。 そこで、今井政務次官、この系統、私はそこではっきり連結決算書を出したのです。この連結の全体をつかまえて、局長は、やみ増羽しているのに行っているはずがないと言っているんだけれども、現実に行っている。そこで、どのところがやみ増羽して、どのくらい安定基金が出ているかというところを明らかにしなければいけなくなったわけです。
魅力ある基金にして、それで養鶏農家をできるだけ多数参加させて、その中で農林省が生産調整を進めるということになればその調整の実効も上がるではないか、ということをたびたび主張してまいって、ようやく農林省も前向きにこの問題に取り組んだやさきにこの問題が出てくるということになれば、農家の人たちは行政に対して明らかに不信感を抱いて、それではもう生産調整にもなかなか協力はしがたいということになったら、日本の養鶏行政
こういう農家を大事にしないで、かりにも農外資本の跳梁にまかすようなことになったとしたら、それこそ農林省の養鶏行政はなきにひとしいと言わざるを得ないと私は思うのです。
ところが、それにこたえる畜産行政が、とりわけ養鶏行政に対しては非常に手ぬるかったし、他に比べて非常に落ち込みがひどい部門だというふうに私は考えてまいりました。早くから日本の養鶏は大きな曲がり角を幾つも曲がりながらやってきたし、今日さらに零細養鶏農家については、自転車操業的経営を余儀なくされて、非常な苦しみを味わってまいりましたのに、昨年はえさの問題によって決定的なダメージを受けた。
そういうように畜産局長がかわるごとに養鶏行政のあり方がぐらぐら変わるようでは、先ほど冒頭に申し上げましたように、農林省はほんとうに畜産行政について真剣に考えているのだろうかという疑問を持つのは当然だと私は思うのですよ。
政務次官のいまの答弁を聞いても、一つの養鶏行政の方向はきまったと思うのですよ。だから、そういった方向を踏まえて踏みはずさぬような今後の行政をやってもらいたいと思います。 それから、もう一つの、養鶏経営の安定をはかるために、値くずれがしたときに液卵公社が買いささえをするという問題ですが、現在の液卵公社の買い入れワクはどれくらいで、買い入れ価格はどれくらいの価格で買い入れておりますか。
○長谷川国務大臣 養鶏行政の上に立ちまして、卵価、これの格差を補正しよう、したがってただいまの二つの基金を誕生をさせることに私どもは決意をしまして、全販連のほうからもいろいろな苦情もありました。しかし、手を尽くすだけのことは尽くしてみました。その要求もまた可とするものであり、また妥当性があるというようなことで手をかけてみましたけれども、何としてもこれを聞き入れてもらうことができ得ない。
ただ、私どもとしても、需要に見合う安定的な鶏卵生産の増大をはかるということは、養鶏行政の中心的な問題の一つであろうと思いますので、農協系統組織による生産、出荷調整の機能と相待ちまして、今後方策を考えてまいりたい。