2021-03-22 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
こうした砂浜の侵食が進むと沿岸の浸水リスクが高まることから、侵食への対策として、波の勢いを弱める人工リーフや離岸堤の整備、港湾や河川などに堆積した土砂を活用した養浜などの対策を進めていく必要があります。
こうした砂浜の侵食が進むと沿岸の浸水リスクが高まることから、侵食への対策として、波の勢いを弱める人工リーフや離岸堤の整備、港湾や河川などに堆積した土砂を活用した養浜などの対策を進めていく必要があります。
侵食を受けた区間においては、現在はまだ波の高い状況が続いていることから、天候が落ち着く三月上旬以降に養浜を行いまして、遅くとも四月中旬までになぎさドライブウェイの開通を目指すと聞いております。 千里浜海岸については、石川県によって専門家や地元関係者とともに侵食対策等の検討を行います千里浜再生プロジェクト委員会が設置されまして、平成二十三年から継続的に議論が行われてきております。
また、安倍川については、急流と大量の土砂流出に伴い生じている、下流部の土砂堆積や海岸侵食などの課題を総合的、一体的に解決するため、総合土砂管理計画を作成しており、これに基づき、静岡県とも連携しながら、河道掘削により発生した土砂を引き続き清水海岸等の養浜に有効活用してまいります。
安倍川の河川対策として、堤防の強化や、水制、低水護岸等の侵食対策の推進、洪水の流下能力確保のための河道掘削について、五か年加速化対策でどのような進捗が図られるのか、また、掘削土砂の海岸養浜等への有効活用が重要であると考えますが、水管理・国土保全局長より答弁を求めます。
そのため、海岸管理者である石川県が、継続的に養浜による対策を行うとともに、平成二十年度からは、これに加えて人工リーフの整備など、対策を行っているところでございます。
このような掘削によりまして発生する土砂につきましては、まずは河川の事業の中で例えば堤防の整備に流用するといったことのほか、道路の盛土や海岸の養浜であったり、あるいは土地区画整理事業などほかの公共事業との調整によりまして有効に活用すると、こういった再利用を原則としているところでございます。
現在もダムにたまった堆砂を処理するために様々な方法が講じられていますけれども、その中で、天竜川の砂れきの一部はたしか遠州灘海岸の養浜にも使われているかと思いましたけれども、この川砂を活用して浜名湖の再生を進めていただくことはできますでしょうか。
このため、離岸堤の設置や養浜などの取組を行っているところでございます。 天竜川でも課題とされているような土砂移動に関する様々な課題を解決するために、今後とも関係機関と連携、調整を図りながら、ダムにおける堆砂対策、海岸侵食対策を含めまして、山地から海岸まで一貫した総合的な土砂管理に寄与する施策に取り組んでまいりたいと考えております。
さらに、現在、静岡県において天竜川の掘削土砂を活用した養浜などを右岸、左岸で実施しております。 国土交通省としては、引き続き、防災・安全交付金や天竜川の掘削土砂の提供により、静岡県が実施する海岸侵食対策に対して支援を行ってまいります。
今、六例紹介していただきましたけれども、ちょうど二月の報道で岩手県の根浜海岸、浪板海岸の方も紹介されていましたが、平成三十二年度、復興・創生期間内ということから考えて逆算すると、今調査をしているというのは非常に遅いのではないかというふうに思いますけれども、と言っていてもしようがありませんので、しっかりと平成三十二年度の復興・創生集中期間の間に養浜事業が終わるのか、そういう見通し等を聞かせていただければ
これはやはり人工的にしっかりと手を入れながら養浜をしていかなければいけないものでありますから、大臣の方からも強い決意をお聞かせ願えればと思いますが、いかがでしょうか。
被災地において、津波及び地盤沈下により消失した砂浜の再生につきましては、再生可能性の調査、そして砂を蓄積していきます養浜等に対して、復興交付金により支援している事例がございます。
ここは、安倍川における砂利の採取というのがございまして、海岸侵食によって消失の危機に瀕した、そういうことから、国交省もいろいろと御努力いただいて、砂浜の保全や、三保の松原にふさわしい景観を残すために、ヘッドランド工法であるとか養浜などの対策を行っていただいたわけでございます。
埋め立てと並んで、自然海岸線の風景に影響を与えているのが海岸事業の中の養浜というものであります。私も、初めて海岸事業の養浜というものを勉強してわかったわけですが、これはどんな事業ですか。そして、海浜事業の養浜は、今沖縄ではどのようになっているんでしょうか。その実績を示していただきたいと思います。
ただ、今の、養浜で砂を入れかえるわけですよ。砂を入れかえたら、そこには、この砂はどこから持ってくるかといえば、海の底から持ってきたりするわけですね。生き物の種類が違うわけですよ、海岸線の砂浜と海の中の砂浜が。それが沖縄本島をぐるりと三十五カ所取り囲んでいる。あのきれいな砂浜はきらきら光っているけれども、実は入れかえられた砂になっているんですね。
その大きな概念の中で、人工的に砂浜の造成を行うというものを、浜を養うと書いて養浜事業、これはもう先生よく御存じのことでございまして恐縮でございますけれども、一応前提としてお話し申し上げました。
そして、海岸管理者の県が養浜事業をしていただきました。この砂はどこから持ってきたかといいますと、先ほど申し上げた太東漁港。そして、片貝漁港は逆に港の中に砂がたまってしまいます。 どうして浜ができるか。これは、大臣もよく御存じだと思います。両わきの砂が削れて横に入っていく。それがまた沖に入っていく。それが、港ができたおかげで砂の供給がなくなってしまった。
ただ、これは県の今までの事業を否定するわけでも何でもないんですが、この南九十九里の養浜計画をつくっていただきました。これについては、ヘッドランドによるというのが基本的にあるようです。今、政務官のお話がありましたように、地元の方々は、今のやり方よりも別のやり方があるんじゃないかと。 海外へいろいろ行かれている方がいらっしゃいます。この一宮海岸は、サーフィンでは世界的に有名なポイントでもあります。
現在、海岸管理者であります千葉県と地元の一宮町におきまして、一宮の魅力ある海岸づくり会議を設置いただきまして、学識経験者や海岸利用者等の御意見を幅広く聞いていただきながら、海岸侵食対策としてのヘッドランド整備や養浜事業を行っていただいている。これは、社会資本整備総合交付金を御活用いただいてこの事業を行っているというふうに伺っているところでございます。
それを三十万にして、十万足りない、下の方で五万つくるというような話をしているわけだけれども、だって、養浜というんでしょう、浜を養うというんですよね。それもさっぱり流れてしまって全然役に立たないという現実があります。 ですから、本当の意味で、これはやはり、緊急に事態を打開するための本格的な再検討をする必要があると思うんです。
○加藤修一君 海岸の侵食の一方で、九十九里浜の片貝漁港などでは、港内に土砂が堆積して漁港の航行が非常に危険な状態にあるからやはりその砂をどこかへ持っていかなければいけない、そのしゅんせつした土砂は沖合に投棄する、そういうふうになっているわけでありますけれども、投棄するだけではなく、やはり養浜などによりますサンドリサイクルとかサンドバイパスですか、そういった方法をすべきだと思いますけれども、その取組の
○政府参考人(日比文男君) 養浜事業につきましても、天然の海岸と同じように一定の条件に当たりますれば災害復旧の対象になるということでございます。
○加藤修一君 確認いたしますけれども、例えば百メーター海岸が内奥に削り取られてしまったという場合、これは排他的経済水域の関係を含めて考えてまいりますと、それが百メーター下がるという話で、狭くなってしまうという話に当然なるわけでありますけれども、いわゆる養浜事業に関しては復旧させるという話になるわけでありますから、国益を損することには当然ならないという話に当然なってくるわけでありまして、そういった意味
○魚住裕一郎君 その際、是非、全部海岸線をコンクリート固めにしないで、とにかく養浜というんでしょうかね、砂浜が回復するように、サーファーだって本当にけがしてもしようがないし、カキの養殖場になってもしようがないですし、そんなふうな工夫を是非お願いをしたいなというふうに思っております。
この間、海岸線の後退が急速に進んだために、安倍川から供給される土砂が砂浜を回復する効果を発現するまでの措置として、安倍川に堆積した土砂による養浜対策や、養浜した土砂を安定化させるためのヘッドランドの整備等を緊急的に実施してきたものです。 この際、三保の海岸は富士山を望む景勝地であることから、海岸侵食対策の計画に当たりましては、景観に配慮した施設計画とすべく、有識者による検討を行いました。
そこで、安倍川に堆積した土砂を掘削して海岸に人工的に搬入する養浜対策や、養浜した土砂を安定化させるためのヘッドランドの整備等を平成元年度から実施してまいりました。これにより、現在では砂浜はほぼ安定しており、一部を除いて約百二十メートルの砂浜が維持されている状況でございます。
このために、昭和五十五年に骨材採取等を目的とする土砂採取を禁止したところでございますけれども、これだけではなかなか回復ができないということから、安倍川から供給される土砂が砂浜を回復する効果を発揮するまでの間の措置として、安倍川に堆積した土砂を海岸に人工的に搬入する養浜対策、またヘッドランド等の整備を実施してきました。
このため、国の直轄の海岸事業といたしましては、昭和五十二年から新潟海岸におきまして、また昭和六十一年からは新潟港海岸におきまして、海岸保全事業に着手いたしまして、これまでに離岸堤、ヘッドランド、また人工リーフ等の整備のほか、養浜工を実施しまして効果を上げているというふうに考えているところでございます。
今の御質問ですが、平成十五年の四月に、沖縄県知事が、海岸法第二条の三に基づいて、高潮そして侵食などの対策を講ずるための計画であります琉球諸島沿岸海岸保全基本計画というのを、市町村とそして地域住民の意見を十分聴取した上で策定されたわけでございまして、この計画に基づいて、海岸侵食を防護するために、必要に応じて、養浜工そして突堤工などの海岸保全施設の整備を行っているところでございます。
ですから、養浜ということもこれはちょっと考えていかないと、波が直接来るという形になってきている。だんだん浜がやせてきて、直接波が押し寄せるようになってきておりましたと、こういうお声もありました。
そのために、堤防の改良と養浜による海浜の回復とを組み合わせた、いわゆる面的防護方式と呼んでおりますが、この侵食対策を平成十二年度から着手しております。ただ、全体計画のうち優先度の高い南側区域から事業を始めていますが、まだ進捗率が一割ちょっとという状況にございます。
○田中政府参考人 これまで海岸事業、例えば水産基盤整備事業におきましては、事業コストの縮減を図りつつ海岸の侵食対策に資する観点から、漁港等のしゅんせつ土砂を活用して、侵食海岸への、養浜といいますか、埋め戻すというようなことをやってきたところでございます。