2021-06-01 第204回国会 衆議院 環境委員会 第13号
農林水産省といたしましては、栄養塩類につきましては、栄養塩類が水産資源に及ぼす影響を解明するための調査研究と、海域の特性に応じた栄養塩類の管理方策の検討、それから、ノリの色落ち対策として行われる、冬の時期の下水処理場の管理運営を行っている海域におきまして、シミュレーション等による栄養塩類濃度の上昇などの海域に対する影響の調査、それから、ノリの養殖漁場などへの効果的な栄養塩類の供給のための、いわゆる餌
農林水産省といたしましては、栄養塩類につきましては、栄養塩類が水産資源に及ぼす影響を解明するための調査研究と、海域の特性に応じた栄養塩類の管理方策の検討、それから、ノリの色落ち対策として行われる、冬の時期の下水処理場の管理運営を行っている海域におきまして、シミュレーション等による栄養塩類濃度の上昇などの海域に対する影響の調査、それから、ノリの養殖漁場などへの効果的な栄養塩類の供給のための、いわゆる餌
サーモン養殖の振興に対する支援といたしましては、国産サーモンを増産するための技術開発として、ニジマスやサクラマス等について、一つは、この海水温が高くて養殖可能期間が短いという我が国のこの沿岸の養殖漁場の特徴を踏まえまして、海水馴致技術の高度化を図るということでございます。
において、何が何でも漁に出るのではなくて、この機会にいろんな将来の漁場を良くするための作業をしていただくことに皆さん方汗を流していただいた方がいいだろうということで、今回、漁船による漁場の耕うん、清掃については一隻当たり一日六万円程度、それから、藻場におけるウニ駆除、そういったものについてはお一人当たり一日一万円程度、それから、海水温の観測等による資源調査については一隻一日六万円程度、漁船による養殖漁場
水産庁といたしましては、北海道の意見も聞きまして、管理マニュアルに基づく養殖管理の充実、普及を後押しするため、養殖漁場の環境観測施設の拡充や、管理マニュアルに適合した養殖生産の実証等について国庫補助事業の活用を検討することによりまして、適切にこのへい死対策に対応することといたしたいと考えております。
ですから、空き漁場を正確に定義付けることは難しいんですけれども、かつて養殖漁場として利用されていたけれども現在利用されていない漁場というふうに考えますと、例えば平成二十五年の魚類養殖の施設面積と平成二十年の面積の差を取ってみますと、十三万七千平方メートルと減少が見られたということでございます。
漁場計画に関する第三の問題は、新水産政策では養殖漁場を積極的に新設することを打ち出していますが、それによって、地元漁業者から失われる、共同漁業権漁場が狭められてしまうことに対して何の補償策もなく、それが過度にわたらないような歯どめの措置や拒否権なども全く考慮されていないことです。 養殖は、あいている漁場ならどこでも始められるというものではありません。
したがって、今まで順調に養殖漁場が拡大してきたものが、企業に対しては全くそれを設定することはできないという状態になるはずです。 望まれていることはそういう状況ではないわけですから、したがって、法が通らないと不都合だ、これはどちら側にとっても、そうした意味での不都合だというような状況では全くない。
○加瀬参考人 今後も、一つの養殖漁場に対して幾つかの経営体から、私がやりたいという競願が出されるわけですね。そのときに県の方で漁場を適切、有効に使っているかどうかというのを判断できるのかということですが、新規に参入しようという経営体は、今まで経験がないから新規に参入なんですよね。
他方、養殖業の積立ぷらすでございますが、この加入要件につきましては、基本的に、生け込み数量や施設台数等の生産規模を一定程度削減し、水質、底質など養殖漁場の改善目標を含めた漁場改善計画を策定することになっているところでございます。
この養殖漁場における環境保全といわゆる魚の安全管理についてどのような方策を取っておられるのか、お尋ねをさせていただきたいと思います。
養殖漁場の環境改善を促進するために、持続的養殖生産確保という法律がございますが、この法律に基づきまして、漁協等が水質あるいは底質など養殖漁場の改善目標を立ててモニタリングを行うといった漁場改善計画を策定しているところでございます。
このため、ノリの色落ちが発生している瀬戸内海において、ノリ養殖に必要な栄養塩を供給するための手法を開発すべく、ノリ養殖漁場における栄養塩の散布ですとか、ノリ漁場周辺における海底耕うんによる底質からの栄養塩供給促進、あるいは下水処理場の処理緩和運転による栄養塩供給などの実証試験を支援しているところでございます。
また、漁業者や専門業者によります漁場の瓦れき撤去の取組を漁場復旧対策支援事業によりまして支援をいたしまして、三月二十六日現在で、定置漁場九百五十八か所のうち八百八十一か所、養殖漁場八百四か所のうち七百三十五か所の瓦れき撤去が完了しているところでございます。
より明示していくべき状況がこのように発生しているわけでございますので、大臣にお聞きしますが、より具体的に、代替となる養殖漁場の施設整備とか、赤潮の除去にかかわる措置、また被害水産業の、漁業者にとどまらず、その関係業者までの救済等をしっかり明示して、法律でもってその対応を図るようにしていくべきだ、そのように思いますが、いかがでしょうか。
これまでは、今話がありますとおりに、代替となるところの養殖漁場の施設の整備や赤潮の除去のための覆砂等の実証事業というものを実施したところでございますけれども、このような漁業被害者に対する支援や救済に関する規定をより具体的にすることになりますならば、赤潮被害対策を進めることになるものと考えておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生が申された持続的な養殖生産の確保を図るための基本方針ということにおきましても、養殖漁場におけるところの漁場環境改善のための目標というものを定めているところでございまして、また、水産庁からの要請によりまして、日本水産資源保護協会が、水産資源保護の観点から水域が保つべき水産用水基準を策定しておりまして、基本方針で定めていない項目については、この基準を参考にいたしているところでございます
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の津波によりまして養殖漁業への被害が本当に甚大な中におきまして、その再建については浮遊物や水質等の、今先生からお話のありました養殖漁場環境の悪化というものについては懸念をいたしているところでございまして、被災県が養殖漁場環境の調査を行うに当たりましては、国といたしましても県の試験研究機関と独立行政法人の水産総合研究センターの協力が円滑に行われるように連携強化を図ってまいりたいと
その際、資源管理や養殖漁場環境の改善を進めていくためには、国が一律に一方的に制度を押しつける、決めるのではなくて、民主党が推し進めている地域主権という考え方もあるわけでございますけれども、地域の多種多様な漁業の実態に合わせた形に配慮をしていく、地域の漁業者の努力を評価していく必要性があるのではないかというふうに思っております。
また、来年度予算でも新規養殖漁場の整備が中心となりますが、これも現在の窮状にこたえるものとはなっておりません。 連続する被害で漁業者の皆さんは資金繰りに行き詰まっております。これ以上借金を重ねることはできません。私どもは、それゆえに、漁協や町の要望を踏まえまして、そして県とも調整の上、被害額のうち共済が及ばない四割部分において国と県による補てんというものを要望しているところでございます。
あるいは、新規養殖漁場の整備、沈下式の生けすの整備、あるいは早期出荷のための人工種苗の開発、あるいはまた今後の赤潮被害回避のための措置などが入っております。さらには、赤潮の種、シストの分布状況の調査、またそれに基づく今後の防除措置などが柱として入れ込んであるわけであります。 この法案をどのように受けとめておられるか、大臣にお伺いいたします。
今回の被害を検証しますときに、沈下式の生けす、沈めるようになった生けすを、特に、被害が出にくい海域に新規養殖漁場を整備して、そこに持っていく、あるいは今ある生けすをそこに持っていく、曳航のための支援、これが効果的じゃないか。あるいは、シストの分布調査の必要性も対策として訴えてまいりました。今回の法案にもそれが要請をされているわけであります。
○小里委員 要は、新規養殖漁場をしっかりつくる、そこに沈下式の生けすをしっかり整備する、既存の生けすもそっちへ引っ張っていく費用も見ます、そしてまた、よく菌の存在状況を調べて、その濃いところには海底に覆砂をして押し込めますよ、そういうことでいいんですね。うなずかれましたので、答弁は要りません。 先ほど大臣から、人工種苗のお話が若干ありました。
しかしながら、この生けすの沈下と、比較的安全な新たな養殖漁場とを組み合わせていきますとかなり効果があるんじゃないか、そういった検証結果が出てきておるわけであります。また、これを我々は訴えてまいりました。 そこで、新規の養殖漁場の整備、あるいは沈下式の生けすの設置、既存の生けすの避難のための曳航支援など、これをしっかりと国が図っていかなければならない、そのように認識をしております。
そもそも、この全員加入制というのは何でこういう仕組みを取っているんだろうかということでございますが、これは、養殖の漁場というのは一つの湾とかある程度のまとまりがあった地域で養殖の漁場ができておりまして、漁船漁業はあっちこっちへ行って操業するんですが、養殖は集団で養殖漁場が形成されるということで、いったん事故が起こりますと、その地域の方々が大体同じような例えば魚病にかかっているとかいうことになりがち、
かなり前でございますけれども、えさ会社に管理をされて売り先も押さえられる、そして、えさ会社が作ったマニュアルどおりにえさを多投することを強いられる、養殖漁場、生けすが濁るので、ワクチン、薬等の投与が必要になっていく、そして、恥ずかしくてつらいことだけれども、奇形の魚も出てくる、こういうお話でございました。
この座礁船が撤去され、重油除去、これが完了しない限り、良好な漁場やノリなどの養殖漁場である海域に大きな被害をもたらすばかりでなく、海開きを間近に控えた新地町の釣師浜海水浴場にも風評による影響が出かねない、そんな状況にあるわけであります。地元にとって最大の関心事は、二次被害を引き起こす重油汚染であり、船体撤去であり、また漁業被害の補償であります。
農林水産省といたしましては、新しい水産基本計画に基づきまして、人工種苗の難しいクロマグロ等の養殖技術の開発、これが一つでございますし、魚粉の含有率が低い配合飼料の開発によるコストダウン、それから水産用医薬品の適正使用、防疫体制の整備による環境に優しい養殖生産を通じた安全性や品質面で消費者に信頼される養殖生産などを推進いたしますとともに、漁港漁場整備事業におきましては、消波施設の設置など生産性の高い養殖漁場
このような状況を踏まえながら、今後の養殖漁場の振興についてどのように考えられているのか、漁場の整備とかあるいは規模拡大、これは構造改革になりますかね、こういったようなことへの支援、どのようにお考えになっておられるのか、松岡大臣にお伺いをしたいと思います。
岡山県からの報告によりますと、昨年のダムの緊急放流が行われた後、ノリ養殖漁場の栄養分の濃度が上昇し、ノリの色合いにも回復が見られ、本年についても、昨年の結果を踏まえ、適時適切にダム放流等により河川水を利用して水産動植物の生育に適した栄養塩類の補給を図るため、緊急放流が行われたという連絡を受けております。