1993-10-22 第128回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
○政府委員(鶴岡俊彦君) 被災農家の飯米対策につきましては、基本的には一般消費者と同様、通常の小売店を通じて購入していただくようになるわけでございますけれども、今年については特に異例である、それから北海道、東北地域の特に太平洋岸については災害がひどくて飯米の確保に困っているというふうなこともありましたし、また農家に買いに行って米がないというようなこともあったようであります。
○政府委員(鶴岡俊彦君) 被災農家の飯米対策につきましては、基本的には一般消費者と同様、通常の小売店を通じて購入していただくようになるわけでございますけれども、今年については特に異例である、それから北海道、東北地域の特に太平洋岸については災害がひどくて飯米の確保に困っているというふうなこともありましたし、また農家に買いに行って米がないというようなこともあったようであります。
○山田説明員 被災農家の飯米対策についてお答え申し上げます。 今年の冷害によりまして被害が甚大で収穫が皆無または著しい減収といった農家につきましては、知事の要請に基づく特別売却を実施するということで現在対応しておりまして、いままでのところ、東北の青森、岩手、山形、福島の各県から特別の売却をやってくれるようにという要請が参っております。
飯米対策も早急に対処のできるような施策がぜひ必要だと思うんですけれども、どうでしょう。
○政府委員(松本作衞君) 被災農家の飯米対策につきましては、ただいまお話がございましたように、食糧庁といたしましても、早急に需要量を現在市町村と県を通じまして徴収をしておるところでございまして、それがまとまり次第、県、市町村のルートを通じて卸売価格によって代金を一年間猶予できるという前提で米の売り渡しをしてまいりたいということで、せっかく準備を進めているところでございますので、ただいまの御指摘もございますので
それから被災地から声の強かった飯米対策でありますとか種子対策でありますとか、さらには救農土木事業の早期実行でありますとか、もろもろの党の方からの御要請等も十分踏んまえまして、そうしてまあ天災融資法、激甚災の政令公布は十一月の十日から十五日の間ころをめどにして、五十一年のときよりも少しでも早く公布をしていくような処置もいまとらせておるところでございます。
○政府委員(松本作衞君) 規格外米の問題及び飯米対策に対してどれだけの金額が必要なのかということにつきましては、現在実態を把握しておる段階でございますので、金額としてはまだ明らかにはなっておりませんが、これらの財政負担につきましては、食糧管理特別会計の中で処理をするというふうに考えております。
その第一点でありますが、農家の飯米対策の問題でございます。これは五十一年の冷害のときにも天災融資法あるいは激甚災の発動、こうした諸対策が進められて、今回もまたそのような進め方がされる、金融対策については万全を期すということは、同僚の小里委員に対する答弁でも理解できるわけでありますけれども、私どもが現場に参りまして特に要望の強かったのは、この飯米の特別値引き売却の問題でございました。
私も農業共済金の早期支払いの問題、自作農資金やつなぎ資金などの融資の問題、救農土木事業の発注の問題、天災融資法の発動、激甚災害法の適用問題、さらに飯米対策、消費者、いわゆる食糧に関する物価安定の対策の問題、これを急がなければならぬということはもう同感でございまして、これは両大臣、よく十分にかつ早期にその対策を樹立していただきたい。このことは意見の形にかえておきたいと思います。
下北、さらには山形の上山の山手の方の部落に参りまして、九月いっぱい、十月半ばごろまでもう飯米なくなる人は手を挙げてごらんと、こう言いましたら、ほとんど全部が手を挙げておると、こういうことでございますので、この飯米対策につきましては、五十一年度にもやった経験がございますので、実は政府と、食糧庁と、県とよく相談をいたしまして、最も農家に便利な配給の仕方というものを考えて、しかもそれが結果的には普通の価格
この飯米対策ですらそれぞれの委員会で政府は型どおりの御答弁があるようですが、私はこの問題に対しては、われわれ法律をつくって朝鮮に三十年年賦で、外国の人にまでそういう長期で余った米を活用しておる状態の中において、国内のものに、しかも冷災害、いろいろな複雑な要素の中で災害をこうむって凶作にあっておると、自分がつくった米が食べられぬという悲惨な状態にあるのでございますから、今後営農を続け、あるいは希望を持
そういうこれからの飯米対策等についても、これはやはりしかるべき措置をしてもらいたいと思うのですが、その点についての調査その他はできておるでしょうか。
ですから、北海道としては、飼料対策は、むしろ農家の飯米対策よりも重要な問題になってきておるわけですが、これに対しては従来農林省としても特にこうやったというような積極的な前例はないわけでして、わずかに政府手持米の払い下げとか、そういうようなことが行なわれましたけれども、今回の災害対策として、飼料対策はぜひ政府としても講ずべきであると思いますが、これに対するお考えがあれば伺いたい。
ただいまの御質問の被害農家の飯米対策でございますが、私の方が現在実施しております手続は、地方庁からの申請に基づきまして、現地の食糧事務所から、その所要量を地方の知事さんに売却をいたします。知事さんは、市町村長を通じまして、それぞれの農家に最も低い経費で行きわたるように配慮をしていただくということで、売却手続をとっております。
また、十一月一日の新米穀年度以降における米穀生産農家に対する飯米対策につきましては、従来の災害の例に準じまして、知事を通ずる米穀の特別売却及び延納の措置を講ずる予定であります。その他の県、すなわち青森ほか二十都県でありますが、これらの都県に関しましては、各食糧事務所長あてに飯米及び買い入れ関係等につきまして今後起り得るべき問題点を照会しており、その回答を待って検討することにいたしております。
○渡部説明員 今年の飯米対策は値引き販売ということは考えておらないので、普通の消費者価格でお売りする、こういうのであります。ただし一年間の代金延納、それから今の場合ちょうど該当するのでありますが、二十八年に生産者価格でやるということにしたのは法律があったじゃないか、これは必ずしも立法事項でないけれども、政策として打ち出すために法律を出したのであります。そういう問題があるのじゃないかと思います。
それからなお事柄といたしまして、早急に飯米対策をどうするかというような性格の問題でもございます。ただ問題は、北海道で要望しておりますることは、従来の災害の場合に、一般的に措置をいたしておりましたことと、それからもう少し広く深い措置をとってくれという要望があるわけであります。それをいれまして、今の金額を出しております。で、この点をどうするかということにつきましては。
しかしながら、その影響が非常に深刻であって、その対策としても、単に技術的な面でなく、たとえば飯米対策、あるいは来年の種子の問題、あるいは金融、あるいは救農土木事業というような、早急な対策を必要とする点があるということに相なりましたので、実は農林経済局長を班長といたしまして、これに二、三名の課長クラスをおのおのの専門に応じまして班を組織いたしまして、目下北海道現地を調査いたしておりまして、帰って参り次第
樹勢回復用肥料購入費の補助 四、被害農家に対する保温折衷苗しろ補助 五、花卉類の種苗購入資金に対する融資の措置 六、昭和三十二年度種子確保に対する補助 七、災害復旧事業の早期着工と長期資金融通 八、自作農創設維持資金のワクの拡大 九、被害林道の早期復旧 十、被害桑園に対する薬剤散布費用及び一部改植桑苗代の助成 十一、三十一年産米の売渡数量の減額補正についての特別措置 十二、転落農家等に対する飯米対策
その他飯米対策等は、現在のところまだ各府県からの報告がまとまったものになっておりません。あまり要求が実はございませんが、北海道の一部につきましては御要求があるように聞いておりますので、それぞれ措置をいたしたいと考えております。 大体以上のような状況でございます。
飯米対策として、政府手持ち米麦の安売り及び二十八年冷害分の延納措置の速急な実施を望まれております。 次に国有林野事業、救農土木事業、臨時救農施設事業に対する現地の要望はまことに熱烈なものがあります。
そういうことを一方にしておきながら、わずか今度の冷害対策に十億のはした金を盛つて、それを種子確保対策、飯米対策の経費として組んでおられるようでありますが、一体それが何の意味を持つでありましよう。われわれは政府の誠意を疑わざるを得ません。いろいろ御尽力になつたでありましようが、今私が指摘した点は事実の認識の上に立つてであります。
農林省においてはすでに飯米対策として、従来供出農家であつたものが供出することもできなくして飯米を買わねばならぬというものに対しては、無利息、無担保において来年の食いつき時までの間延納を許して、そうしてしかも二合七勺のほかに一合特配するということのあたたかい含みをもつてやることになつている。これを思いますと、飲米の必要をさらに痛切に感ずるのが山間部の林野庁関係、この方面が深刻に来ている。