2003-05-13 第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第3号
一般の、例えば小売店なども二千人や三千人の顧客名簿等を持っておりますので、形式的な線を引かざるを得ないということは御理解いただきたいと思います。
一般の、例えば小売店なども二千人や三千人の顧客名簿等を持っておりますので、形式的な線を引かざるを得ないということは御理解いただきたいと思います。
そして、顧客名簿等の入手、使用基準についてはどのように考えているのか、あわせてお伺いいたします。
具体的には、企業が財・サービスの生産、販売、研究開発等の事業活動を行っていく上で、例えば費用の節約とか経営効率の改善等に役立つものであるわけでございまして、さらに申し上げれば、設計図、製法あるいは研究データについてのいろいろの技術上の情報、営業上の情報としてはマニュアルとか顧客名簿等で、ここのところを私どもは、表現は違いましたが実態は全く同じであると、このように考えておるわけでございます。
それから営業上のノウハウにつきましては、顧客名簿等、営業上のいろいろのコストをかけた情報、これらが今後競争の活発化あるいは顧客ニーズをきめ細かく把握する、さらには新規分野へも進出するというようなことなどを理由として、業種別には金融業、サービス業を中心に対象の約六割の企業がこの営業上の秘密のノウハウ等についての重要性を強く認識をいたしておりますし、やはり八割の企業が今後ますます高まるものと回答をしております