2021-06-02 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
今現実に起こっている、南アルプスを掘削し、トンネルを造るリニアの新幹線静岡工区、まさに静岡県が、大井川への流入が毎秒二トンも減るとして、JR東海に全量戻しを求めているわけであります。
今現実に起こっている、南アルプスを掘削し、トンネルを造るリニアの新幹線静岡工区、まさに静岡県が、大井川への流入が毎秒二トンも減るとして、JR東海に全量戻しを求めているわけであります。
リニア中央新幹線静岡工区につきましては、少しちょっと経緯を御説明させていただきますが、平成二十五年九月にJR東海から公告された環境影響評価準備書の中で、南アルプストンネルの掘削に伴いまして、止水対策を実施していない条件下で大井川の流量が最大で毎秒約二トン減少する旨が示されました。
○江口政府参考人 若干繰り返しになりますけれども、現在、工事が進んでいない、なかなか今静岡工区に進んでいないのは、地元の方で、水資源の利用につきまして非常に地元の方々が懸念しているという状況がございます。これに対して、やはり知事も地元の代表でございますので、そういった懸念をいろいろな場で伝えていると。
静岡県知事の権限ということでいきますと、南アルプストンネルの静岡工区は大井川の下を通過することになりますので、トンネル掘削に当たりましては、河川法に基づく河川管理者である静岡県の許可、これが必要となるものと承知しています。このため、事業主体であるJR東海は、今後、トンネル掘削を行うに際しましては静岡県に許可申請を行うことになるものと承知しております。
もう一つ、静岡工区につきましては、このリニア中央新幹線の早期実現という一つの柱と、また、建設工事に伴って水資源等自然環境への影響の回避、軽減、この二つのテーマを同時に進めるために、昨年四月、有識者会議を立ち上げさせていただきまして、これまで十一回開催をし、議論を重ねているところでございます。
また、続いて、静岡工区の対応について、令和二年四月以降、リニア中央新幹線静岡工区有識者会議が国土交通省において開催されておりますが、この有識者会議の今後の議論の進め方やJRと静岡との合意形成の見通しについてお聞きをしておきたいと思います。
この基本的な考え方は、先ほど申し上げました公共事業の直轄事業の事務処理要領に基づき対応することとしておりますが、一方で、静岡工区における補償期間につきましては、適切な対策を講じるため、あらかじめ限度を定めることはせず、三十年を超えることも含めて、機能回復や費用を負担させていただくことを考えているということを公表しているところでございます。
南アルプストンネル静岡工区につきましては、JR東海と地元自治体の相互理解に資するために、国土交通省において、先ほど御説明しましたとおり、有識者会議を立ち上げまして議論を進めており、JR東海が地元の方々に安心していただけるように説明を尽くすことが必要であると考えております。
このリニア中央新幹線静岡工区専門家会議での議論なり何らかのまとめなりを基に判断されるのか。それとも、環境省としてこの事業が環境に与える影響を調査をして、そして環境省としての見解を出すのか。それとも、静岡県もこれは別個専門家会議のようなものを行っておりまして、環境保全連絡会議というものをつくって調査をしております。この調査結果なども参考にされる予定はあるのか。
本事業が地下水に及ぼす影響などについては、国交省が設置したリニア中央新幹線静岡工区有識者会議において、現在、科学的、工学的な見地から検証が行われており、地下水位が三百メートル低下するとの資料もこの会議において示されたと承知をしています。
静岡工区におきましては、この早期実現とその建設工事に伴う水資源と自然環境への影響の回避、そして軽減を同時に進めるべく、国土交通省としても、本年四月に有識者会議を立ち上げまして、協議の促進に努めているところでございます。
リニア中央新幹線静岡工区有識者会議につきましては、本年一月、静岡県より、会議は透明であることとの要請がありまして、国土交通省から三月に、会議は原則として公開で行うこととする、報道関係者の傍聴可と回答し、透明性を確保することとしたところでございます。
静岡工区についてもう少し聞いていきたいと思うんですが、六月の二十六日の日に静岡県知事と今度JR東海の社長が懇談するということが報じられております。JR東海は、六月中にヤードの整備ができなかったら二〇二七年の開業は困難になるんだということをおっしゃっておられます。
○赤羽国務大臣 まず、今回、そもそも、このリニア中央新幹線の静岡工区につきまして、JR東海と静岡県という当事者同士が議論をされていて、なかなかかみ合っていない状況が見受けられたことから、昨年の秋ごろから国交省としても本格的に調整を開始するという段取りになりました。 そして、ちょっといろいろあったんですけれども、一月十七日に国交省から、専門家等の有識者から成る会議の設置を提案させていただきました。
一方、静岡工区につきましては、静岡県が……(本村委員「済みません、中立かどうかだけお願いします」と呼ぶ)はい。 このプロジェクトにおきまして、国土交通省は、全国新幹線鉄道整備法に基づきまして、工事実施計画を認可したという立場でございまして、工事が円滑に行われているかを常に注視し、必要に応じて助言、調整や指導を行う立場にあると認識をしております。
の会議に付した案件 ○理事補欠選任の件 ○政府参考人の出席要求に関する件 ○国土の整備、交通政策の推進等に関する調査 (高規格幹線道路の整備促進に関する件) (高速道路料金の在り方に関する件) (令和元年台風第十九号で被災した鉄道の復旧 に関する件) (気候変動に対応した治水対策の在り方に関す る件) (自動車への衝突被害軽減ブレーキの装備義務 化に関する件) (リニア中央新幹線静岡工区
御指摘の静岡工区につきましては、静岡県が権限を有する許認可の手続を進めるに当たりまして、水資源の確保や自然環境の保全等の観点から、JR東海と静岡県との間で協議が進められてきたところでございます。