1966-10-19 第52回国会 衆議院 決算委員会 第5号
この間、一ぺん参考人に出ていただこうと思った世耕弘一さんと青木斌という人が協力して、安田の四万五千カラットは摘発して無事に取り戻したのです。そのほかにも、この人はたくさんやった。三井銀行の魔法びんの中のもこの人じゃないかと思うのですけれども、ともかくも、その報奨法によって二十一億ぐらいの金を請求する要請状を書いているところがあります。
この間、一ぺん参考人に出ていただこうと思った世耕弘一さんと青木斌という人が協力して、安田の四万五千カラットは摘発して無事に取り戻したのです。そのほかにも、この人はたくさんやった。三井銀行の魔法びんの中のもこの人じゃないかと思うのですけれども、ともかくも、その報奨法によって二十一億ぐらいの金を請求する要請状を書いているところがあります。
それで、たとえばダイヤモンド事件で青木斌という人が死ぬ事件があるのですけれど、これは決算でこの間もやったことなんですけれど、そのダイヤモンド事件で殺された青木という人、この人の裁判をやることになっていたのは大槻さんという検事さん、ところが大槻さんがかぜをひいたそうで、かぜをひいたというだけのことで、これは違った人がやっている。
それは、おそらくいま日銀にある十六万一千カラットの全量じゃないかと思われるのですけれども、これを摘発した人が消された、こう一般に言われているのですけれども、その青木斌という人の問題なんです。
そのことで何か御存じのことがありますか、青木斌という人の大阪拘置所における死亡についてのことでございます。
○津田政府委員 昨年の六月二日、当委員会におきまして、ただいまの青木斌という名前が出ましたが、その人のことにつきまして御質問があり、説明員が御答弁を申し上げたという事実につきましては、当時の速記録によりまして承知いたしております。
したがいまして、その記録を精読いたしまして、できるだけのお答えを申し上げたいというふうにして準備をしてまいったわけでございますが、それによりますと、要点は、青木斌さんは昭和三十一年の五月の十四日に東京都の渋谷区の自宅で、大阪地検から出張してまいりました職員に逮捕されたようでございます。そしてその逮捕の容疑は恐喝でございまして、百万円以上の恐喝をしたという容疑で逮捕になったわけでございます。
ところで、ただいま御指摘の青木斌さんが昭和三十一年五月十四日に拘置されて、それから数日後に今度は死体となってその御家族に返されたということ、これは御家族の御心情を考えますと、まことに察するに余りがあるのでございます。ところで、事案は検察庁あるいは拘置所の取り扱いに関するものでございまして、これにつきましては法務省内部でも、刑事局あるいは矯正局で直接担当しておるのでございます。
それでダイヤを発見して、当時鳩山内閣総理大臣に請求しようとした青木斌という人の奥さんが、近く当局にこのことの陳情を出す手はずになっております。前後の事情はその書類で明らかになると思います。
(理財局長) 石田 正君 大蔵事務官 (銀行局長) 河野 通一君 委員外の出席者 議 員 世耕 弘一君 議 員 井上 知治君 議 員 森山 欽司君 大蔵事務官 (理財局管理課 長) 横山 正臣君 参 考 人 青木 斌