2021-06-07 第204回国会 参議院 決算委員会 第9号
○内閣総理大臣(菅義偉君) ワクチンについては、集団免疫効果を有するかどうか、現時点にはこれは明らかになっておりません。おりませんが、発症予防、重症化予防の効果が期待されており、まさに感染症対策の切り札である、このように認識をしています。 このため、まずは七月末までに高齢者への接種を終えるべく、接種の加速化を推進しています。
○内閣総理大臣(菅義偉君) ワクチンについては、集団免疫効果を有するかどうか、現時点にはこれは明らかになっておりません。おりませんが、発症予防、重症化予防の効果が期待されており、まさに感染症対策の切り札である、このように認識をしています。 このため、まずは七月末までに高齢者への接種を終えるべく、接種の加速化を推進しています。
なお、今回のワクチンの集団免疫効果については、現時点では明らかになっていないと承知しています。 この感染拡大を食い止めるため、対策を徹底するとともに、感染対策の決め手となるワクチンについて、希望する全ての方々への速やかな接種が進むよう、先頭に立って全力を尽くすことが私の責任であると考えており、引き続き政府を挙げて対応してまいります。
一方で、感染予防効果や集団免疫効果は現時点では明らかではございません。 今回のワクチン接種の目的は、新型コロナウイルス感染症による死亡者それから重症者の発生をできる限り減らして、結果として新型コロナウイルス感染症の蔓延防止を図るということでございます。
恐らく、これは五番目の風邪のコロナウイルスになっていくというのは一つ大事な方向性だというふうに思うし、そのためには、先ほどの集団免疫効果等々があって、何年か何年かした先には風邪のようになっていく、そういうふうなこともあるのかもしれません。
いわゆる集団免疫効果というところにつながってくると思うんですけれども、一般的に言われているのは、その集団の中の五〇%前後が免疫を持つ、ワクチンで免疫を持つのか、あるいは自然感染で免疫を持つのか、それが五〇%に達するとそれ自体で感染していない人も守られていくというような、そういうふうな効果が出てくるというふうに考えられていると思います。
そしてまた、現在開発されていますワクチンについては、国際的には発症予防、重症化予防の効果が期待されており、集団免疫効果を有するかどうか、現時点においては明らかになっておりませんが、国民の皆さん自らの判断でワクチンをまずは接種していただく、そのことが大事だというふうに思っています。
○参考人(坂元昇君) 私は専門家ではありませんが、直近の論文等を読むと、集団免疫効果というのはどうやって決まるかというと、一引く一の分母に再生産率を入れてそれでその差を見るということの計算式と同時に、ワクチンのそこに有効率というものを勘案して計算するという直近の論文が幾つか出ておりますと、見ますと、今回のモデルナとファイザーの九〇%という有効率というものを余り想定していなかったようで、どうも五〇程度
なお、現在開発されているワクチンが集団免疫効果を有するかどうかというのは現時点では明らかになっていないので、集団免疫の獲得を目指すための接種者数の目標というものは設定しておりません。
オーストラリア、アメリカ、スコットランド、スウェーデン、イングランド、ワクチンを接種した人の前がん病変が有意に減少しているとの結果が出ていますし、ワクチンには集団免疫効果というものも期待できるために、HPV感染率が有意に低下しているという結果もあります。 しかも、世界十七か国では、性別を問わない接種制度、つまり男性にも接種する制度ができているんです。
さらに、米国CDCは、子宮頸がん予防ワクチンを導入した前後を比較して、ワクチンを接種していない人を含めた母集団を調査して、二つのワクチンに該当するHPV感染率が五六%減少したとの研究結果を発表し、HPVワクチンが集団免疫効果の高いワクチンであること、そして接種率の更なる向上が重要だということも発表いたしました。
○三原じゅん子君 現在、二類に位置付けられている季節性のインフルエンザワクチンについても、集団免疫効果があるという研究結果が明らかになっておりますので、二類の季節性インフルエンザで対象となっている、高齢者ですけれども、集団免疫効果が期待できる、だから国の政策として全国民を対象とすべきだと私は思っております。
集団免疫効果については、これをそう明確に示すデータが現在のところまだ確立をされていないわけでありますが、それぞれ予防接種を受けた個人の方についての発症の予防あるいは重症化の防止ということは科学的に証明をされておりますので、そういう段階でございますので、今後とも予防接種の率を上げていく、こういう努力を私どもとしてはさらに進めてまいりたい、こういうふうに考えております。
○伊藤説明員 集団免疫効果につきましては今申し上げたとおりでございますが、また、インフルエンザ流行防止に関する研究班の研究報告書の中で、インフルエンザのワクチンの効果について子細な検討を行っていただいております。その結果、インフルエンザワクチンは、受けた人たちに対しては発症防止効果、それから重症化防止効果等、いわゆる受けた個人に対する効果が十分認められる、そのような結論が出されております。
集団免疫効果のことにつきましては、一般的に申し上げまして、集団に対して一定以上の割合の人々が予防接種により免疫を与えられたときには、ウイルスの伝播が制約されまして、二次的な効果として予防接種を受けない者も罹患を免れる、このようなことを集団免疫効果と言っておるわけでございます。
○伊藤説明員 集団免疫効果につきまして、インフルエンザ流行防止に関する研究班の中で実は検討していただいたわけでございます。その結果、集団免疫効果があるという研究結果は、先ほど申し上げましたようにアメリカのモンド博士のものが唯一のものでございます。またそれと逆に、集団免疫効果がないということを証明した研究もまたないというのも事実でございます。
ただし、集団免疫効果については確実に判断できるほどの十分な研究データはないという結論でございます。 ワクチン接種に従事しているお医者さんの御意見といたしましては、市町村の責任で実施し、正しい健康教育により自主的な協力を得る方がよいというお考えを持っておるお医者さんが非常に多いということでございます。
そこでお尋ねをしたいのですけれども、その報告書の中に集団免疫効果について、報告書には、「集団免疫効果について確実に判断できるほどの十分な研究データはない」とあるわけですが、これはアメリカのモントら、一九七〇年の研究しかないということと理解してよろしいのでしょうか。つまり研究データはほとんどない。このモントの研究たった一つしかないと理解してよろしいのでしょうか。
○糸久八重子君 そうしますと、昨年まで集団接種が行われてきておりますが、この接種については集団免疫効果があったと主張できる根拠は全くないということになると思いますが、この点はいかがですか。
○政府委員(仲村英一君) 集団免疫効果の実際上の学問的な定義いかんにもよるかと思いますけれども、今まで研究班がおっしゃっておりますように、私どもといたしましても、予防接種の集団免疫効果を確実に判断できる研究は存在しないということになろうかと思います。