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208件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-05-19 第204回国会 参議院 憲法審査会 第2号

南原繁貴族院議員日本社会党鈴木義男衆議院議員日本共産党野坂参衆議院議員などが、自衛権は認め、侵略戦争放棄とすべきではないかといった意見に対し、正当防衛国家防衛権による戦争を認めることは戦争を誘発する有害な考えだとして自衛権放棄を当然としたのは、当時の吉田茂首相でした。  

浅田均

2020-04-03 第201回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号

重徳委員 さらに、もう一つ厄介なことを言えば、最終的には、自衛隊自衛権発動につながり得るようなことも起こり得ると想定すれば、サイバー攻撃攻撃元がわかったとしても、更にやはり、防衛権、自衛権発動というのは、国際法上、国、国準と言われる国家又は国家に準ずる組織がその背後あるいは当事者である、にあるということがわからなければならない。

重徳和彦

2015-09-08 第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第17号

このように、集団的自衛権行使につきましては、それが密接な関係にある当該他国の要請を受けて行われることが示すとおり、直接的には当該他国を防衛することを目的とするものであり、他国防衛権あるいは他衛権という用語を使った方がその本質を端的に表すと考えるわけでございますが、この他国防衛権行使が間接的には自国の平和と安全の確保に寄与することがあり得るとしても、自国に対する武力攻撃を排除することを直接の目的とする

大森政輔

2015-08-26 第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第13号

政府特別補佐人横畠裕介君) 吉田総理は、憲法第九条について、昭和二十一年六月二十六日の衆議院会議において、戦争放棄に関する本案の規定は、直接には自衛権を否定してはおりませぬが、第九条第二項において一切の軍備と国の交戦権を認めない結果、自衛権発動としての戦争も、また交戦権放棄したものでありますなどと答弁し、また、同月二十八日の衆議院会議において、戦争放棄に関する憲法草案の条項におきまして、国家正当防衛権

横畠裕介

2015-07-30 第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第5号

これは、憲法ができる以前、国が持っている権利自然権としての自己防衛権だろうと思います。自然権として自己防衛権を持っている、侵略を排除する権利があると。そうであれば、そのための戦力、つまりは自衛隊を保有することだって憲法に違反しない。私もそう思います。  しかし、外国が攻撃を受けたところで、どう考えたって日本の独立が失われるわけではない。だから、自己保存権として戦力行使するわけではない。

前川清成

2015-06-11 第189回国会 衆議院 憲法審査会 第4号

国内法の正当防衛権と比較すれば、両者は不即不離の関係にあり、切り離して考えること自体が不自然ではないでしょうか。  さて、憲法解釈には、有権解釈私的解釈があります。有権解釈は、最高裁判決国会での議論の積み重ね、国会決議政府見解がそれに当てはまるでしょう。最も重要な意味を持つのは最高裁判決であることは、憲法八十一条が、憲法解釈についての最終判断を有するのは最高裁と記されているからであります。

古屋圭司

2014-06-06 第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号

すなわち、抑止効果というのは自然に出てくる自衛権であり、防衛権であるということも言えるんじゃないでしょうか。ヤブカの例を見たって逆にわかるわけです。  そして同時に、私が大阪から一緒に選出されていて、落選も一緒に苦労した左藤章先生が誰かに攻撃されたら私は守るけれども、私が攻撃されても左藤先生は守らないというんだったら、左藤家中山家の長年にわたる友情は破綻するわけですね。

中山泰秀

2014-03-13 第186回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

国家の正当防衛権これを普通自衛権というふうに私どもは考えてきたわけですけれども、これは十九世紀の頃から国際慣習法上認められていたと言われています。これは何かというと、自分の国が攻められたらそれを反撃する、そういう権利であります。それに対して集団的自衛権というのは、この国連憲章ができるまで誰も知らなかった概念なんですね。

阪田雅裕

2014-03-13 第186回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

ですから、これを二つ両方同じように自衛権といって議論をされるというのが一部の方々の特徴でもあるんですけれども個別的自衛権国家の正当防衛権といって認識されていたものは、国連憲章ができるまではですよ、不戦条約の頃までは少なくとも、自分自身の国が侵害をされた、武力攻撃を受けたという場合の自衛権しか国際法学上頭になかった。

阪田雅裕

2012-05-31 第180回国会 衆議院 憲法審査会 第6号

個別的自衛権は、さっきもちょっと言及がありましたが、個人でいえば正当防衛権に当たるような感じで考えていいのではないか。つまり、その国がやられたときはやり返すぞという形に持っていってこれはおかしくないんじゃないかな。  そこで、集団的自衛権はどう考えたらいいんだろう。これは、国家あるいは国家連合の契約に関係があるのではないか。

保利耕輔

2005-02-03 第162回国会 衆議院 憲法調査会 第1号

○園田(康)委員 憲法解釈という意味でいけば、私も、今何人かの委員の方からも御指摘があったように、集団的あるいは個別的自衛権というものは自然権の中にあって、正当防衛権の、刑法三十六条ですよね、その中の、人間が自然権として保有しているものと同等に、国家自然権として保有しているものであるというふうには私も理解もできますし、解釈もしております。  

園田康博

2004-11-18 第161回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第2号

個別的自衛権は、例えば、個人の正当防衛権になぞらえたり、あるいは国際法上の当然の権利として正当化されたりしますが、何よりも憲法上明文がないことが、立憲的な解釈上、重大な問題であります。  ともあれ、従来の政府解釈は、曲がりなりにも、禁止されていないから可能であるといった乱暴な考え方はとりませんでした。その限りでは、立憲主義の一線を守る姿勢があったというふうに見ることもできます。

村田尚紀

2004-11-18 第161回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第2号

したがって、私は、そのような国際社会において、そういう秩序を守るための制度がない限りにおいては、やはり、個人個人生命、財産あるいは名誉を守ることがあるのと同じように、国家国家自衛権というか防衛権が当然あるべきだと思うし、そして、憲法第九条があったからベトナムに行かなかったのではなくて、それは、過去の歴史的関係とか、あるいは、そのときの国際状況などによって行かなかったのであって、今も憲法九条はあるんだけれども

ペマ・ギャルポ

2004-11-18 第161回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第2号

一つは、いわゆる個人の正当防衛権があるように国家にもそういう権利がある、こういう解釈でしたけれども、これは例えとして非常に問題があるわけでありまして、きょうのお話の中でもありましたように、要するに、人権の主体は個人、自然人でありまして、国家ではないわけでありますから、個人個人になぞらえてそのような例えを持ってくるのはいかがなものかと。

村田尚紀

2004-05-12 第159回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第1号

辻委員 申しわけありません、時間が余りなくなってしまいましたので、恐らく、きょう冒頭で山崎公述人がおっしゃられたように、本来の国家として、あるべき自己生存権というか自己防衛権とか、そういう意味では、自衛権とか戦力の保持とか、そういうようなところに今憲法が条項的に矛盾を来している、そこを問題にされているのかなというふうに私は思うわけであります。  

辻惠

2004-05-12 第159回国会 参議院 憲法調査会 第7号

まあ一番今度の我々の世界でいえば正当防衛権であるとか緊急避難権であるとかというのは、そういった問題と関連しているというふうにも言われているわけですが、こういった生存権といったような自然権に対して憲法がある程度の制約を加えるような憲法はそもそも成り立つのかどうか、その辺の関係をどのように憲法学者先生方は御認識なのか、まず三先生、短くて結構ですから教えていただきたいと思います。

山崎力

2004-02-09 第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号

山崎力君 今回の私ども議論の中で一部出てきたんですが、これは集団的自衛権の問題との絡みなんですが、政府見解では、集団的自衛権は認められているけれども行使できないのだと、こういう解釈のようでございますが、日本国憲法の、私ももう三十年以上前、学生時代習った記憶で、それ以来大してあれがないんですけれども、九条の場合のあれを、文言をそのまま読みますと、国家としての正当防衛権を否定する内容ではないのかなと

山崎力

2004-02-09 第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号

池田幹幸君 小田中参考人、あと二点ほどお伺いしたかったんですけれども、時間が非常に短くなりましたので簡単に伺いたいと思うんですが、御専門のお立場からの正当防衛権の話伺いました。時間がないから繰り返しませんけれども、全くそのとおりだと思うんです。  

池田幹幸

2004-02-09 第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号

参考人小田中聰樹君) 正当防衛権はあると思います。しかし、それは軍事による、軍事力による正当防衛ということについては、憲法九条は軍事力を持たないというふうに言っているわけですから、これは否定されているものだというふうに考えます。

小田中聰樹

2004-01-29 第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号

ですから、任務の遂行のために持っていった装備を使うというのは、私は、個人としての正当防衛権行使ではなくて、まさに組織としての、組織体としての武器使用になりますから、これは武力行使に当たるというふうに思います。  それと、先ほど言いました政府考え方は狭いというのは、これは、兵たん活動なんかも含めて私は武力行使というふうに考えております。

小沢隆一

2003-12-15 第158回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号

それから、集団で正当防衛権を使うことはあるのかというお尋ねでございますが、武器使用の場合には、それは個人でございます。しかしながら、その場に上官がありますときは、それぞれ個々がばらばらに勝手な判断で撃つということになりますと、かえって不測の事態を招きかねないわけでございまして、上官が現場にあるときは上官の指揮に従う、しかし、それは個人が行うというような法的性質を何ら変更するものではございません。

石破茂

2003-12-15 第158回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号

照屋委員 実定法上の正当防衛論というのは、まさに、あらかじめ予想するんじゃなくして、その時点において、自分生命、身体に対する急迫不正の侵害が起こった、こういうことでなければ、自分の命を守るために、安全を守るために正当防衛権行使できないんですよ。それを、あらかじめ予想して、それに備える武器を持っていくなんというのは、私は、論理矛盾だというふうに思います。  

照屋寛徳