1972-04-20 第68回国会 参議院 外務委員会 第7号
この条約は、西欧諸国の代表から構成された欧州関税同盟研究団による検討の結果、一九五〇年十二月にブラッセルで作成されたものでありまして、この条約の目的は、価額を課税標準として関税を課する場合の物品の価額の定義を定めることによりまして、税関における物品の評価方式の統一をはかり、もって関税交渉及び貿易統計の比較等を容易にすることにあります。
この条約は、西欧諸国の代表から構成された欧州関税同盟研究団による検討の結果、一九五〇年十二月にブラッセルで作成されたものでありまして、この条約の目的は、価額を課税標準として関税を課する場合の物品の価額の定義を定めることによりまして、税関における物品の評価方式の統一をはかり、もって関税交渉及び貿易統計の比較等を容易にすることにあります。
本条約は、一九五〇年十二月に、西欧十三カ国からなる欧州関税同盟研究団により作成されたもので、一九五三年に効力を生じております。近年におけるわが国の貿易活動の拡大及びこれに伴ってわが国の関税制度に対する諸外国の関心が高まっている事実にかんがみ、この条約に加入しようとするものであります。
一九四七年にブラッセルに設立されました欧州関税同盟研究団による検討の結果、一九五〇年に「関税協力理事会を設立する条約」「関税率表における物品の分類のための品目表に関する条約」及びこの条約の三条約が作成されました。わが国は、前二者の条約については、それぞれ一九六四年及び一九六六年にすでに加入いたしており、今回第三番目の条約に加入することとするものであります。
最後に、税関における物品の評価に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、この条約は、西欧諸国の代表から構成された欧州関税同盟研究団による検討の結果一九五〇年十二月にブラッセルで作成されたものでありまして、この条約の目的は、価額を課税標準として関税を課する場合の物品の価額の定義を定めることによりまして、税関における物品の評価方式の統一をはかり、もって関税交渉及び貿易統計の比較等を容易にすることにあります
○井上清一君 この条約の中に「ブラッセルで署名のために開放された欧州関税同盟研究団に関する議定書」と、こういうのが書いてありますが、この議定書はこの案の中に入っておりませんが、どういうことなんですか。ちょっと説明を承りたい。
○説明員(徳久茂君) いまの「欧州関税同盟研究団に関する議定書」でございますが、欧州関税同盟研究団と申しますのは、この現在御審議をお願いしております関税協力理事会ができます母体になったスタディー・グループでございます。その研究団の経費が、研究団自体がベルギーにございました関係もございまして、ベルギー政府がその事務局の費用を持っていた、負担していたわけでございます。
本条約は、関税の賦課、徴収等関税に関する技術的側面を国際的に統一し、通関手続を簡素化するため、国際協力理事会を設立することを目的として一九五〇年十二月に欧州関税同盟研究団加盟国により採択されたもので、一九五二年十一月に発効いたしております。 政府は、一九五三年以来この理事会にオブザーバーを出席させ、密接な接触を保ってまいりましたが、今回この条約に正式に加入することといたしたのであります。
この十四条にあるわけですけれども、欧州関税同盟研究団というものと、この理事会との関係がどういうふうになっているかを説明していただきたいと思います。十四条に書いてあることは、締約国は研究団に関する議定書の規定を受諾するとあるわけですけれども、この議定書はどういう内容であるかということを伺いたいと思います。
この関税協力審議会の母体といたしましては、第二次大戦後ブラッセルにおきまして欧州経済協力委員会の一部の構成国によって設立されました欧州関税同盟研究団がございます。この欧州関税同盟研究団と申しますのは、関税同盟成立の可能性を検討するために設立されたのでございまして、関税同盟に関する経済問題及び関税技術上の問題を研究いたしておりました機関でございます。
そこで、この第二次世界大戦後ブラッセルに創立せられました欧州関税同盟研究団によって各国共通のものを作りたいというので、一九五〇年に草案ができ、五五年から各国が採用するものができて、現在におきましてはおそらく、二、三十カ国、二十数カ国が採用していると存じます。従って、日本がこれによるということは、ガットの交渉等におきましても共通の税表でありまするがゆえに、非常に便利である。
次いで、一九五〇年にブラッセルで、ヨーロッパ関税同盟研究団が作りましたブラッセルの関税表というのがございます。この前者のジュネーブの関税品目表につきましては、現在これを世界で採用している国が十数カ国ございます。また、このブラッセルの品目表を採用いたしております国が約十八カ国ございます。