2021-04-27 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
今、世界が保護貿易といいますか保護主義に傾きつつある中で、自由貿易、RCEP、大きな成果があると思うんですが、これ、自由貿易の推進というのは日本が取るべき姿勢であるということには賛成しているんですが、だからといって、やみくもに関税撤廃すればよいというものではなくて、中国や韓国、インドネシア等の間で日本の輸出関心品目について関税撤廃を獲得したということ、これ立派だと思いますが、まずそれをどう評価しているかと
今、世界が保護貿易といいますか保護主義に傾きつつある中で、自由貿易、RCEP、大きな成果があると思うんですが、これ、自由貿易の推進というのは日本が取るべき姿勢であるということには賛成しているんですが、だからといって、やみくもに関税撤廃すればよいというものではなくて、中国や韓国、インドネシア等の間で日本の輸出関心品目について関税撤廃を獲得したということ、これ立派だと思いますが、まずそれをどう評価しているかと
これに対して、攻めにつきましては、我が国の関心品目である自動車部品や鉄鋼製品を含む工業製品について、対象国全体で九二%の品目の関税撤廃を実現いたしました。また、農林水産物、食品につきましても、我が国の輸出関心品目について関税撤廃を獲得しております。
工業品の関税撤廃率も比較的高くなっておりますけれども、右下の表にあるような形で、幾つかの国についてどのような工業製品を日本に対してこのRCEPの除外、関税撤廃から外しているかというところを見てみますと、鉄鋼やその製品、それから自動車、同部品等、やはり日本の輸出関心品目が少なからず含まれているということでございますので、この点についてはやや残念とやはり言わざるを得ないところもあるということでございます
特に、御指摘のように、中国、韓国とは初めての、マルチの場ではありますけれど、こういった協定になるということでありまして、このRCEP協定によりまして、中国、韓国については、我が国からの工業製品の輸出品目に占める無税品目の割合が最終的には、中国がこれまでの八%から八六%に、そして韓国は一九%から九二%に大幅上昇するほか、農林水産物・食品についても我が国の関心、輸出関心品目について関税撤廃を獲得したところであります
また、相手国の関税についても、初めてのEPAとなる中国及び韓国について、中国のホタテガイや韓国の菓子など、輸出関心品目で関税撤廃を確保したほか、インドネシアの牛肉など、過去のEPAを超える成果も確保しました。
これに対して、我が国の関心品目である自動車部品や鉄鋼品を含む工業製品については、対象国全体で九二%の品目の関税撤廃を実現しました。また、農林水産物・食品についても、我が国の輸出関心品目について関税撤廃を獲得しております。 このように、企業の利益を優先するために農林水産物を差し出したとの御指摘は全く当たりません。
加えて、RCEP、今、他の委員会でも議論しておりますけれども、RCEPの成果として農水省は、中国からは輸出関心品目の関税撤廃を獲得ということで、わあ、すごいなと思いましたけれども、実際、関税撤廃した品目はこれ輸出できるようになっているんでしょうか。なっていないですよね。
一方、日本から輸出するときの相手国側の関税でございますけれども、先生の御指摘があった初めてEPAとなる中国及び韓国について申し上げれば、中国のホタテガイ、それから韓国のお菓子類など、我が方の輸出関心品目で関税撤廃を確保しております。
これに対して、攻めに関しては、我が国の関心品目であります自動車部品や鉄鋼製品を含みます工業製品について、対象国全体で九二%の品目の完全撤廃を実現をいたしました。また、農林水産物、食品についても、我が国の輸出関心品目、日本酒であったりとか幾つか入ってきますが、こういった品目について完全撤廃を獲得しているところであります。
先生の今御質問のございました、RCEPにおける鉱工業品の関税分野におきます成果に関してでございますけれども、まず総論的に、我が国の関心品目でございます自動車部品、鉄鋼、化学、繊維素材等を含む鉱工業品につきまして、先ほど茂木外務大臣からも答弁ございましたけれども、対象十四か国全体に関しまして、九二%の品目の関税撤廃を獲得いたしました。
また、本協定では、巨大市場である中国へのホタテガイやパック御飯など我が国の輸出関心品目について関税撤廃が獲得されており、今後の輸出拡大が期待されます。しかし、今回関税撤廃を獲得した品目の中には、例えば、イチゴやブドウのように、中国が検疫条件を設定していないため、現状では輸出できない品目もあります。
我が国の農林水産物・食品の輸出拡大に向けましては、英国と粘り強く交渉しました結果、英国側の関税につきましては牛肉、茶、ブリ、ホタテガイなどの主要輸出関心品目につきまして、関税撤廃を獲得した日EU・EPAの内容を維持してございます。
また、我が国からの輸出については、牛肉、茶、水産物など主要な輸出関心品目で関税が撤廃されるなど、日EU・EPAと同じ内容が維持されており、本協定は日EU・EPAと同様に、我が国の輸出の取組を後押しする効果を持つものと考えております。
我が国からの輸出については、牛肉、茶など主要な輸出関心品目の関税の撤廃など、日EU・EPAの内容を維持することとなっております。(拍手) 〔国務大臣麻生太郎君登壇、拍手〕
我が国農林水産物・食品の輸出拡大に向け英国と粘り強く交渉した結果、英国側の関税については、牛肉、茶、水産物など主要な輸出関心品目について、関税撤廃を獲得した日EU・EPAの内容を維持しております。 この市場アクセスの改善を生かし、更なる対英輸出の拡大を図るためには、英国市場で求められるニーズや規制に対応し、マーケットインの発想で輸出に取り組むことが必要不可欠であります。
我が国からの輸出につきましては、牛肉、茶、水産物など主要な輸出関心品目の関税の撤廃など、日EU・EPAの内容を維持しており、輸出の取組を後押しするものと考えております。 また、我が国の消費者に対しては、例えばコーヒーやビスケットなど英国産の輸入食品について、日EU・EPAで得られた低税率が引き続き適用されることとなります。
その上で申し上げれば、RCEPにおきまして、我が国の関心品目であります自動車関連、鉄鋼を含め日本からの工業製品の輸出につきましては、十四カ国全体で約九二%の品目につきまして関税が撤廃されることが実現をしております。
また一方、相手国側の関税につきましては、初めてのEPAとなります中国及び韓国につきまして、中国のホタテガイですとか切り花、韓国のキャンディーですとか板チョコレートなど輸出関心品目で関税撤廃を確保しておるところであります。
また、我が国からの輸出については、牛肉、茶、水産物など主要な輸出関心品目の関税の撤廃や地理的表示の保護などの日・EU・EPAの内容を維持しており、英国市場に向けた我が国農林水産物の輸出促進に強力に取り組んでまいります。(拍手) ―――――――――――――
相互承認ができていない段階でそれぞれの国の関心品目十品目を挙げて、お互いに保護し合おうじゃないかと。こういうことによってそういういわゆる相互承認の雰囲気をつくっていく、さような取組があるんだと思うんです。
今回のTPP交渉において、我が国の輸出関心品目の大部分は、関税の即時撤廃もしくは一定の削減期間を経て撤廃となりました。しかし、関税は撤廃の方向が決定しても、現段階において、動植物検疫上の理由から、我が国から農畜産物が輸出できない国がございます。今後、この輸出には輸入国との協議を要する品目があるわけですが、具体的には米とか牛乳、さらにはチーズやリンゴなどがその対象となっております。
具体的な市場アクセスの改善の内容につきましては全て交渉の中で決定されていくものでありまして、現在、各国それぞれに異なる関心品目、事項について丁寧に対応して交渉しているところでございます。
○政府参考人(伊原純一君) 今委員御指摘のとおり、日・モンゴルEPAでは、我が国におけるエネルギー・鉱物資源分野の重要性に鑑みまして、物品の貿易の章で、エネルギー・鉱物資源を含む両国の関心品目に関し、両国が合意した物品について輸出入規制措置を導入する場合の情報提供に関する規定を設けております。
これらの分野に関連する規定として、まず、物品の貿易章に、WTO協定に整合的でない輸出入規制措置を設けてはならない旨規定した上で、エネルギー・鉱物資源を含む両国が合意する関心品目について輸出入規制措置を導入する場合の情報提供に関する規定が設けられました。これにより、エネルギー・鉱物資源に係る輸出入規制措置の安易な導入を抑止する効果が期待されております。
本協定の物品、貿易に係る章には、エネルギー・鉱物資源を含む両国の関心品目について輸出入規制措置を導入する場合に情報提供を行うよう努める、こういう規定が盛り込まれております。この規定によって、我が国によるエネルギー・鉱物資源の安定的な確保、輸入にどういう効果が、メリットがあるのかお尋ねします。 あわせて、先般、日豪EPAも当委員会で承認をしたところでございます。
実際に、オーストラリア市場へのアクセスは大幅に改善され、我が国の関心品目である自動車について、完成車輸出額の約七五%が即時関税撤廃、残りの完成車も三年目で関税が撤廃され、また、自動車部品についても主に三年目以内に関税が撤廃されます。
ただ、その上で申し上げますと、例えば、日豪EPAでは、物品の市場アクセスについて、我が方の関心品目であります自動車、自動車部品について、韓豪FTAと同水準の約束を得ております。
我が国の関心品目であります自動車分野において、韓国と同水準の譲歩を行うに当たっては、当該分野における影響を超えて、全体として自国内で理解が得られるか、こうした検証もあわせて、覚悟を持って決断がなされたのではないかなと推察するところであります。
ただいま御質問の日・EU・EPA交渉におけるワインの関税の取り扱いということでございますが、現在、御指摘のとおり、ワインを含む日・EUのそれぞれの関心品目及びそれに対する双方の対応につきましては、これまでのEU側とのやりとりの中でも緊密に議論を行ってきておりますし、今週行っている交渉の中でも議論されております。
○正木政府参考人 委員御指摘のような報道も承知しておりますが、繰り返しで大変恐縮でございますが、この日豪のEPA交渉におきましては、先ほど申し上げましたように、日本としては、自動車を含む鉱工業品の関税撤廃ということを主要な関心品目として踏まえて交渉しておりますし、引き続き、オーストラリア側と、双方にとって利益となる協定を実現すべく、早期妥結を目指して交渉しておる次第でございます。
日豪のEPA交渉におきましては、日本側の主な関心品目としましては、当然のことながら自動車を含みます先方の鉱工業品の関税撤廃でございます。また逆に、オーストラリア側の主な関心品目は、農産品の市場アクセスの改善でございます。 現在、これらの品目の扱いを含め、オーストラリア側と鋭意交渉しているところでございます。